登録日:2023/03/13 Mon 21:10:24
更新日:2025/01/11 Sat 17:20:48
所要時間:約 42 分で読める……とさ
宇宙の片隅の惑星・チキュー。
5つの王国が治めるこの星に、巨大な危機が迫っている!
これは、平和を守る王達の物語。
そして、王になる男の物語である。
王様戦隊!キングオージャー!!
今より貴様を、捻り潰す!!
画像出典:王様戦隊キングオージャー 第19話『王様戦隊キングオージャー』より、(2023年7月9日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG
作品キャッチコピーは「5人の王様 組めたら無敵!!」。
【概要】
シリーズ前作の『ドンブラザーズ』や前々作の『
機界戦隊ゼンカイジャー』が他に類を見ない独自要素を多く採用していたのに対し、本作は従来のフォーマットを踏襲したスーツデザインが採用され、情報公開時は「久しぶりに王道戦隊が帰ってきた」と話題になった。
「王様」戦隊だけに。
……が、もちろん「普通の戦隊」で終わるはずはなく、新機軸・異色要素もかなり積極的に投入されている。ぶっちゃけゼンカイ脳とドンブラ中毒を連続で浴びせられた後なら、大抵のものは王道に見えるかもしれないが
テーマは
「5人のメンバーが団結して戦う」こと。
「何を当然のことを?」とツッコまれそうだが、そうは言っても本作のヒーローは
1人1人が国のリーダーにして最強であるプライドの高い王様達。
文化も考え方もまったく違うため当然すんなりまとまるはずもなく、いかにして団結していくかが見所のひとつ。
そのため、コミカルな描写こそ散見されるものの、
基本のシナリオは「危機的状況に私腹を肥そうとする人間サイドの悪役」「主人公が反逆者として祖国を追われる」など、かなりシリアス。
コミカルなエピソード自体は多いが、明るい話の中にもシリアスな展開を挿入しており、これまで大半の作品で盛り込まれていた完全なギャグ回は一切存在しない。
おかげで「ライダー終盤のシリアス回の余韻を戦隊のギャグ回がぶち壊す」という、近年のお約束が無事回避された
また、これまでのシリーズ以上に世界観の構築に力を入れており、
「チキュー」という架空のファンタジー世界を舞台としている。
間違っても「チーキュ」ではない
過去作の多くが現実世界の
日本を舞台としており、他シリーズと明確に隔絶した世界観とされていた『
宇宙戦隊キュウレンジャー』でさえも「未来のチキュウ」として現実世界の延長線のように描いていたのに対し、本作では
完全オリジナルの世界観で物語が展開されるのが大きな特徴。
この点に関し、全ての国を3Dで制作した上で背景に投影する技術で、
ファンタジーでありながらリアルさを持った世界を描き出している。
第1話放送時には、予算が心配されるほど豪華なCG・爆発が使用されており、早々に話題になった。
ただ、一番制作費のかかりそうな背景部分については事前に設備投資された最新の合成設備で撮影されており、既に1年分が用意されているため、実際にはそこまでかかっていないとのこと。
むしろ
モブすらファンタジー風の衣装を用意しなければならない都合上、服などの小道具部分の方が心配だが……
ちなみにチキューには
日本語も
英語も、果ては数字といったものさえ一切存在せず、
「チキュー語」という独特の言語を使用しているという設定のため、それらを考える原稿部(画に映る文字関連を作るスタッフ)の苦心がうかがえる。
……小道具や看板に時々漢字やアルファベットが書いてあるって? あれは文字のように見える
図形・模様です(公式ブログにて断言)。
また、2023年8月27日の第26話が「第一部最終回」と位置付けられ、その次回からは2年後を舞台とした新章がスタート。
シリーズとしては
……と、このように本作も実際の所
かなり挑戦的な作風で、「王道のヒーロー要素」と「戦隊としての異色要素」を織り交ぜた、『ドンブラザーズ』とはまた違った意味で先が読めないシナリオに注目が集まり、前作の出演者の一人である
富永勇也氏は『ドンブラザーズ』と本作について
とコメントした。諦めが早い。
こうして最終話まで終わってみれば、挑戦的な作風と合わせて結果としてドンブラザーズと概ね同レベルで超変化球な戦隊として1年間を無事駆け抜け、スーパー戦隊シリーズの歴史に爪痕を残していった。
前作に引き続きAmazon Primeビデオで見逃し配信が実施されている他、戦隊シリーズでは初となるTVer及びAbemaでの見逃し配信も実施されている。
これで関西のお友達は甲子園で苦労しなくて済むぞ!
それに歩調を合わせるかのように、放送中の『
仮面ライダーギーツ』も25話から同様に見逃し配信が開始された。
【あらすじ】
バグナラク編(第1話~第26話)
2000年前、5人の英雄と守護神キングオージャーによってバグナラクが打倒された。
英雄達は王となり、シュゴッドと共に国を築き上げ、世界は平和な日々を送っていた。
そして現代、5つの国の王達は予言に記されたバグナラク復活に備え、同盟を締結するためゴッドクワガタを擁するシュゴッダムに集った。
しかし、シュゴッダム国王ラクレスの野心を見抜いたンコソパ王ヤンマ・ガストにより同盟は締結されずに終わる。
そこに遂に復活したバグナラクが襲撃してきた。
襲撃に巻き込まれた青年ギラは、王鎧武装した王達によって助けられるが、そこにラクレスの姿は無かった。
ギラは王城でラクレスに人々を護るよう懇願するが、彼は自分が他の国を支配するためなら国民の犠牲を顧みないという真意を語る。
その言葉に対し、ギラは邪悪の王を名乗って反旗を翻す。
ギラの言葉に反応したオージャカリバーから放たれた光によってゴッドクワガタは覚醒し、ギラはクワガタオージャーへと王鎧武装を果たす。
見事敵を撃破したギラだったが、シュゴッダムの反逆者として指名手配される身になってしまい……?
今ここに、平和を守る王達と、いつか王になる男の物語が幕を開ける──!
宇蟲王編(第27話~最終話)
宇宙の片隅の惑星・チキュー。
6つの王国が治めるこの星に、巨大な危機が迫っている!
これは、平和を守る王達の物語。
そして、反逆の戦士達の物語である。
2000年にも及ぶ人類とバグナラクの争いが終結し、6つの国がチキューを治めるようになってから2年。
突如「宇蟲王」ダグデド・ドゥジャルダンと、その配下である「宇蟲五道化」の襲撃を受けたチキューは滅亡の危機を迎える。
王達は必死に立ち向かうも、人知を超えた力を操るダグデド達に翻弄されてしまう。
民や家臣の心身を弄ばれ、時に国そのものすらも乗っ取られ、かつてない危機に見舞われる中、明らかになるギラやハスティー家の秘密……
残酷な現実に打ちひしがれながらも、ギラ達は必死に戦い続ける。
今ここに、平和を守る王達と、反逆の戦士達の物語が幕を開ける──!
【登場人物】
■王様戦隊キングオージャー
本作に登場する戦隊。
しかし本作ではロボの名前が「キングオージャー」であって、戦隊の呼称は「王様戦隊」という形で公式に区別されている。
だからなのか、第10話まで本編中で変身後のコードネームを名乗る描写は無く、団結する気も現状さらさらないため「王様戦隊」としての名乗りも長らく上げなかった。
最初で最後の全員名乗りを最終回でようやくやった前作のことを思えばどうということはないが
そして第19話。シュゴッダムがバグナラクに占拠されるという緊急事態に対し、国境と利害を超えた組織を結成。
正式名称は「五王国異様事案対策用戦略救命部隊」、通称は守護神の名に由来する「王様戦隊キングオージャー」として正式に名乗りを上げるのだった。
ちなみに「異様」は「いよう」ではなく「ことさま」と読む。
演:酒井大成
演:渡辺碧斗
最先端テクノロジーを誇るIT大国「ンコソパ」の王総長。
名前の由来は「オニヤンマ」とその学名「アノトガステール・シーボルディ」から。
演:村上愛花
医療と芸術の国「イシャバーナ」の女王。
名前の由来はハナカマキリの別名「ランカマキリ」とその学名「ヒメノパス・コロナタス」から。
演:平川結月
永久凍土に閉ざされた中立国
「ゴッカン」の王兼国際裁判所最高裁判長。
名前の由来は蝶の一種「ルリタテハ」と、その学名「カニスカ・カナケー」から。
詳細は
該当項目で。
- 『豊穣の王殿様』カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー
演:佳久創
農業大国
「トウフ」の王殿。
名前の由来は「カブラハバチ」とチャイロスズメバチの学名「ヴェスパ・ディボウスキ」から。
- 『狭間の王様』ジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノス
演:池田匡志
「時代遅れの語り部」を自称する、2000年前に歴史から抹消された
6人目の英雄とバグナラクの女性の間に生まれた者。
実は
第1話から登場していたナレーターの正体。
それまでナレーションの締めセリフになっていた「これは、平和を守る王達の物語。そして、王になる男の物語である」という項目冒頭のセリフは、
「平和を守る王達の物語。そして(邪悪の)王になる男(ギラ)の物語」……と思わせておいて、
実は
「平和を守る王達の物語。そして(これから6人目の)王になる男(ジェラミー)の物語」と言っていたことが発覚した際には視聴者の度肝を抜いた。
■シュゴッダム
テーマソング:INFERNO
「すべての始まり」である五大国最強の力を有する軍事大国。
王城は機械樹と共に聳える
「コーカサスカブト城」。
見るからに変形して動きそうと言うか本当に変形して動いた
街並みは歯車やパイプが随所に目立つ
スチームパンクな雰囲気。工業で栄えており、街中では「デミシュゴッド」と呼ばれる小型の昆虫型機械生命体が国民の生活を補助。
画面描写を見る限りでは、荷物や仲間の運搬を担当するチョウ型やセミ型、
タクシーのように背中に人を乗せる
ダンゴムシ型、脚にブラシを装備した道路掃除用のクモ型、空飛ぶ照明の役目を果たすホタル型のデミシュゴッドが確認できる。
軍事を司るため数多の兵士も有し、緊急時には他国への防衛出動も執り行う。
しかし繁栄の一方で貧富の差が激しく、兵士が庶民に対し横暴に振る舞うなど世情は不安定な様子。
またラクレスがなまじ政治手腕や弁舌に優れているせいか、民衆もラクレスの言を一切疑わない思考停止気味な様子が散見される。
加えて「五大国のリーダーシップを執っている」と言えば聞こえは良いが、同盟調印式における現国王ラクレス・ハスティーと他の四王とのやり取りからもうかがえる通り、実質的にはその武力を盾にして他国に優位に振る舞っているのが実情である。
そしてラクレスが「バグナラク侵攻の混乱を利用してチキューを武力で統一する」という野望を露わにし、同時にギラがそれに対し反逆。
さらに五王国同盟からの離脱と実質的な四国への宣戦布告を口にしたことで、バグナラクに次ぐ事実上の第三勢力と化すというある種前代未聞の展開となった。
三大守護神に関する動向をバグナラクが嗅ぎ付けるのがあまりに早過ぎるため、王室に内通者がいるのではという疑惑があるが……?
国章はクワガタと二振りの剣。
地理的にはオーストラリア大陸に相当するが、そちらに比べてかなり肥大化しており、ムー大陸のようにも見える。
少なくともストーリー冒頭の時点では明確な悪役ということもあり、実在の国家になぞらえるのを避けたのかもしれない。
ほぼアリアハン。
国名の由来は「守護神」と「キングダム」。
王家の名「ハスティー」は2023年8月12日に脚本担当の高野氏のTwitterスペースにて最古の昆虫化石
リニオグナサ・ハースティ(rhyniognatha hirsti)が由来と明かされた。
頭部と顎の化石しか発見されていないため分類が依然はっきりしておらず、ある学者はカゲロウではないかと言い、また別の学者は
ムカデかゲジではないかと言う。
今後の研究結果が待たれる。
またリニオグナサ(rhyniognatha)の読みを変えた「ライニオグナサ」の響きからも分かる通り、この昆虫化石は初代国王ライニオール・ハスティーの由来でもある。
演:矢野聖人
シュゴッダムの現国王。
国民からは絶大な人気を誇り信頼されている……が、それは表の顔に過ぎず、その本性は
「民は道具。私が国だ」と称する冷酷にして傲慢な独裁者。
自国の巨大な軍事力を以てチキュー統一を狙っており、
そのためなら国民の犠牲も厭わない主義。
名前の由来は「
ヘラクレスオオカブト」から。
演:森岡豊
ラクレスの側近その1。
細身の中年男性で、絶対的な権力を握るラクレスの右腕としてシュゴッダムを支えてきた忠臣。
他を寄せ付けない鋭い眼光と威圧感を持ち、護衛としても戦士としてもシュゴッダムの「武」を司る。
自他に厳しくラクレスへの忠義も深いが、同時に彼の行動に陳言する慎重な振る舞いも見られる。
ちなみに息子がいる妻帯者でもあり、かなりの親バカという一面も。また、大学に入るのに一浪し、シュゴッダムの近衛兵になるのに2年もかかった苦労人でもある。
第21話でラクレスが生死不明になったのを機に様々なコスプレをしながら各国へ転職活動をするが、一周回った末にシュゴッダムに戻り、ギラに仕えることになる。
名前の由来は恐らく「ドウガネブイブイ」から。
第25話にてガーディアンヘラクレスのパイロットに選ばれる。
演:福澤重文
ラクレスの側近その2。
太めの中年男性で、常に穏やかかつ物腰柔らか。にこやかな笑顔が特徴的なシュゴッダムの「智」を司る左腕。
名前の由来は恐らく「キボシマルウンカ」から。
テントウムシに似た昆虫だが実際はカメムシの仲間であり、一種の擬態と考えられている。
他のシュゴッダム国民が皆甲虫を名前の由来としていることを踏まえると、どこか浮いたネーミングだが……?
さらに言うと「顎を手の甲で撫でる仕草がバグナラクの宰相カメジムと似ている」という意見もある。
その正体は
カメジムが化けていた偽物。
コーカサスカブト城内やその関係各所しか知らないはずの情報がバグナラクにも共有されていたのも、
全てはボシマールに扮したカメジムが組織に横流ししていたからである。
なお、本物のボシマールは
本編開始前に既にバグナラクの手にかかって帰らぬ人となっていた。
本来の人柄は分からずじまいだったが、ラクレスの回想から察するに、少なくとも彼から慕われるだけの人物だった様子。
第43話にて生前の姿が描かれた。
レインボージュルリラにより苦しむ幼いギラを庇い、兵士に化けて侵入したカメジムに立ち向かう果敢な人物だった事が判明した。
第49話にてデボニカの導きにより、ハーカバーカから参戦。相棒のドゥーガ、そしてラクレスと17年越しの共闘を果たす。
演じる福澤氏は『スーパーフーロータイム』のCMでお馴染みである。
演:中村獅童
シュゴッダムの先々代国王で、ラクレスとギラの父親。
ダグデドへの反逆の機会をうかがっており、その過程でギラを身籠った妻を喪うという憂き目に遭いながらも奮闘したが、それをダグデドに見抜かれてしまい、カメジムとグローディとの激戦の末に死亡した。
ギラを対ダグデド用の兵器にしようとする非情さを見せたが、本来は家族思いで王族としての責任感も強い人物だった模様。
演じた中村氏は、映画『アドベンチャー・ヘブン』にてライニオール役を演じていた。
演:星乃あんな
シュゴッダム城下町の児童養護園で暮らす少女。ギラ達からは
「コガ姉」と呼ばれて慕われている。
ヒーローごっこには付き合いこそすれど、あまり乗り気ではないのか終始
棒読み。
もっとも演者もまだまだ新人なので素の演技が上手いかと言われると…
バグナラク侵攻の際に瀕死の重傷を負うがヒメノの治療で一命を取り留め、反逆者となったギラを庇っている。
名前の由来は恐らく「コガネムシ」から。
第25話にてゴッドアントにブーンの付き添いとして同乗する。
Vシネクスト『王様戦隊キングオージャーvsドンブラザーズ』には、シュゴッダム関係者では唯一未登場。
演:木曾源
シュゴッダム城下町の児童養護園で暮らす少年。
ギラとはいつもヒーローごっこで遊ぶ仲で、コガネ同様にギラを庇っている。
名前の由来は恐らく「カナブン」から。
第25話にてゴッドアントのパイロットに選ばれる。
演:八木光太郎
シュゴッダムの民。
ふくよかな体格の男性。シュゴッダムの声がでかい代表市民(by東映公式サイト)
「王子」としてシュゴッダムに帰還したギラを真っ先に称えて胴上げするも、その後「邪悪の王」としてラクレスに宣戦布告するとあっという間に手のひらを返した。
その後もラクレスを絶対視していたが、彼の本性が露わになった時は自作のプラカードを叩き割りながら憤慨しまたもギラ派になる。
しかし、34話ではギラ達が半年間不在だった隙をダグデドに懐柔され、他の国民共々欲にまみれた傲慢な人物に変貌してしまった。
その尻の軽さ故、ラクレスのサクラと疑われていた時期もあったが、彼自身はあくまで単に声がデカいだけの人間くさい一市民である。
ろくに確かめもせずに勝手に決めつけて無責任に大声を張り上げる様は、まさに我々視聴者の姿そのものである。
ただサナギムの襲来から周囲の人を庇う姿を見せたり、コーカサスカブト城を動かすための歯車探しでは持ち前の声のデカさを活かして他の人々に状況を伝えたり、バグナラクの王に即位したジェラミーの挨拶には複雑な表情こそ見せたが迫害せずに最後まで清聴したりするなど、決して悪人ではない事もうかがえる。
第48話にて王様戦隊の避難計画ゼロに反旗を翻すラクレス達の前に立ちはだかり、王の証を奪おうとするが、そこに傷だらけのゴローゲが現れる。
実はその傷だらけのゴローゲこそが本物で、王の証を奪おうとしたゴローゲはカメジムが化けた偽者。更にブーンから声が大きいからという理由で本物だと認められ、カメジムの成り代わりを暴くきっかけとなった。
もし避難計画ゼロが決行されていたら、ゴッドコーカサスカブトに避難していたチキュー全人類が正体を現したカメジムに皆殺しにされていた事は想像に難くない。
第42話のラクレスの回想において、ゴローゲの扇動が意図せぬ所でダグデド打倒計画を手助けしていた事から、結果として彼の大声がチキュー全人類を救う事となった。
加えて成り代わり直前にカメジムにボコられただろうに、よく生き延びたものである。
名前の由来は恐らく「ゲンゴロウ」から。
初登場時は竹箒を握っていたが、東映公式サイトによれば「漫画『天才バカボン』に登場する
レレレのおじさんのイメージ」とのこと。
その大袈裟すぎるリアクションと、画面内の事態をわかりやすく大声で説明してくれることから「演技過剰デブ」「シュゴッダムのデブ」「実況民」といったあだ名が付く等、30分前の眼鏡と併せて視聴者からカルト的な人気を集めている。
演:冨手麻妙
スピンオフ『ラクレス王の秘密』に登場。
シュゴッダム王立研究所の女性研究者。大の甘党らしく、仕事中はキャンディーをよくかじっている。
ラクレスの命でオージャカリバーZEROとキングオージャーZEROの修復作業を任されており、作業完了後は機密保持の為に処刑される立場だった。
それでも本人は知っていながら文句ひとつ言わず受け入れ、ラクレスに「骨は拾ってくださいね」と頼み込み、ラクレスもそれを躊躇わず了承するなど両者の信頼は強かったことがうかがえる。
しかし、シデジームに殺害され、その遺体を取り込まれて知識と頭脳を利用されるという無惨な末路を遂げてしまった。
名前の由来は「べダリアテントウ」から。
柑橘類の害虫であるイセリアカイガラムシに対する生物農薬として有名なテントウムシで、バグナラク対策の研究者にはある意味打って付けのネーミング。
演:川野快晴
『ラクレス王の秘密』に登場。
べダリアの助手を務める青年研究者。
後にTV本編にも登場し、ヒメノの荒療治を受けながらキングコーカサスカブトの復活の手助けをした。
名前の由来は恐らく「コフキカブト」もしくは「コフキコガネ」から。
第25話にてゴッドコーカサスカブトのパイロットに選ばれる。
映画『アドベンチャー・ヘブン』に登場した、映画の実質的なヒロイン。
ギラ達と共に養護園で暮らしていた人物で、ギラよりも年長者にも拘わらずぐーたらに暮らしていたが、その正体はハスティー家に仕える家系の出にして、死者の国「ハーカバーカ」へ出入りする力を持った一族の末裔。
ギラの戴冠式の最中に現れ、シュゴッダム国王の義務である「真実の歴史」を見せるべく、王様戦隊の面々をハーカバーカに招き入れるが……?
名前の由来は恐らく、世界最古の昆虫「ストルディエラ・デボニカ」から。
■ンコソパ
テーマソング:Try & Fight
国王ヤンマ・ガストがアグレッシブに治める、ITテクノロジーが発達した技術大国。
国策として国内外の通信環境やデータ設備のサポート、システムやソフトの開発などをしており、あらゆるテクノロジーを世界中に輸出。
そして総長……もとい国王たるヤンマがそれらのテクノロジーを管理している。
絶対に頭に「ウ」を付けてはいけない。
■イシャバーナ
テーマソング:World Is Mine!
女王ヒメノ・ランが華やかに治める、花々が咲き乱れる芸術と医療が特色の絢爛な海洋国家。
景観美に加えて優れた医療技術を擁しており、国内外問わず多くの人々を救っている。また、
貴族階級の存在が明らかになっている。
■ゴッカン
テーマソング:Ignorantia juris nocet
不動の国王リタ・カニスカが治める、名前通り極寒の雪山地帯に築かれた永世中立国。
王城は豪雪の山脈に閉ざされた、巨大な天秤が上に聳え立つ「ザイバーン城」。
城は国境を跨ぐ罪を犯した国際犯罪者を裁く国際裁判所の役割を担い、城内はそのまま裁判所・刑務所も兼任する。
気候は常に氷点下であり、吹雪が休むことなく吹き荒れている。そんな環境の過酷さもあって、交通の便も罪人や物資を搬送する輸送機の発着以外ほぼ無いらしい。
その様はリタをして「招かれざる者は入れず、捕らえた者は逃がさない最果ての牢獄」と称されている。
当初は他国に馴染めなかったはぐれ者や、身寄りのない孤独な者など、様々なバックボーンを持つ者たちが集う多様性の国……という触れ込みだったが、実態は国民のほぼ全員が裁判・懲罰のために各国から連行され収監された国際犯罪者達や元罪人で構成されている。
言うなれば国自体が犯罪者を社会から隔離する刑務所兼流刑地であり、そんな事情もあって大多数の国民がリタを嫌っている。
もっとも、彼らも罪人として裁かれた身である以上、ほぼ逆恨みも同然なのだが。
反面まともに信用に値する国民も少ないのか、裁判においては被告人の聞き取り調査といった情報収集も女王であるリタとモルフォーニャの2人だけで行っており、半ばワンオペ業務のようなブラック業務状態になっている。
それ以外では、王の側近が次期国王になる風習がある。
国章は蝶と雪の結晶。
地理的には北米大陸に相当。
国名の由来は「極寒」だが、「監獄」とも掛かっているかもしれない。
演:長谷川かすみ
リタの側近にして次期国王候補。
メガネを掛けたアンニュイな雰囲気の女性。仕事は出来るだけしたくない主義だが、いざという時はリタの裁判のための情報収集をこなす有能。
主君にして直属の上司であるリタの事を呼び捨てにして気安く接しており、彼女にとっても気を許せる数少ない相手。
その一方で「恨むなら私じゃなくてリタを恨んでくださいね~」と獄中のギラや囚人達に対してヘラヘラと笑いかけていたりもしており底の読めない人物と思われたが、本心としては他の側近達の例に漏れずリタに絶対の忠誠を誓う忠臣であった。
第25話にてゴッドホッパーのパイロットに選ばれる。
名前の由来は「モルフォチョウ」から。
東映公式サイトの解説によれば、当初のデザインではメガネをかけていなかったが、メガネ屋で働いていた経験もある長谷川氏が
オーディションでメガネ愛を熱く語った事が切っ掛けでメガネキャラになったとのこと。
メガネ愛は制作陣をも動かすのだ。
同氏のメガネにかける熱量は相当なもので、採用後も衣装合わせで複数パターンのメガネを持参したとか。なお衣装デザインはリタのデザインとして応募されたものを転用。
ちなみに長谷川氏はリタ役の平川氏より9歳も年上。
演:吉井怜
ゴッカンの前女王兼裁判官。
当時5歳だったリタを側近として取り立て、その後自分の後任に指名した人物。
つまりリタとは血のつながりはないが、彼女を娘のように可愛がっていた様子。
15年前の神の怒りの直後、夫のシロンに殺されたとのことだが、実際は人が起こした災害である神の怒りの「真犯人」を突き止めていた。
……のだが、その真犯人は”法では裁けない”者であり、ゴッカンの絶対中立を守るべく、彼女はゴッカンに伝わる秘術「氷の封印」を以て真犯人共々封印することにした。
第2部ではカメジムとミノンガンにより真犯人と共に封印を破られ、そのまま再封印も間に合わずカメジムの手で殺害されてしまう。その亡骸は真犯人に操られ、イシャバーナを凍らせようとした。
第49話にて、デボニカがハーカバーカから呼び寄せた援軍の一人として、王様戦隊に加勢。
満身創痍のリタを「働き過ぎだ」と遠回しながらも労い、彼女のオージャカリバーを借りてパピヨンオージャーに変身した。
イロキとは面識があったらしく、お互いに「後継者が不甲斐ないと苦労するな」と軽口を言い合っていた。
名前の由来は恐らく「カラスアゲハ」から。
演じる吉井氏はかつて深夜特撮『仮面天使ロゼッタ』で主人公を演じ、東映でも過去に『
仮面ライダードライブ』に出演していたが、
スーパー戦隊シリーズには本作が初出演となる。
残念ながら旦那さんと出演時期は被らなかった。
演:飯田基祐
カーラスの夫にしてイシャバーナ出身の元医者。
15年前に妻のカーラスを毒殺した容疑で、当時10歳だったリタから終身刑を言い渡された。
また、カーラスの遺体が発見できないこともあって1年ごと供述調書が行われているが、犯行の動機に関しては「長い間生活していて愛が憎しみに変わった」という曖昧な返事しかせず、遺体の場所も頑として口にしなかった。
だが、実はカーラスと共に神の怒りの真犯人を隠す工作を働いており、毒殺に使ったとされる毒はヒメノの両親を殺害したのにも使われたゴッドスコーピオンの毒と判明したことで真実を告白。
それに伴い、無罪判決で出所し、同時にカーラスを探す旅に出た。
しかし第2部ではカメジムにカーラスの元へと案内させられた上、用済みとして殺害されてしまった。
名前の由来は恐らく「モンシロチョウ」から。
演じた飯田氏も吉井氏同様に『ドライブ』に
出演していた。
■トウフ
テーマソング:宴じゃオージャー!
王殿カグラギ・ディボウスキが賑やかに治める、自然豊かでのどかな農業大国。
王城は棚田に囲まれ山のように巨大なホログラム風の屏風を背に聳え立つ、無数の羽釜を塔のように積み重ねたような造形の「タキタテ城」。
座布団やちゃぶ台など城内の調度品は何故かやたらと巨大。
為政者の称号が唯一「王」ではなく「王殿」であるなど和風な雰囲気を醸し出しており、国民の気質も全体的に勤勉で温和。
食料自給率100%を誇り、世界中に食料を輸出することから
「チキューの台所」とも呼ばれている。
輸出するなら100%じゃ足りなくない?
城下町周辺は様々な作物を実らせる田畑がまるで蜂の巣のように広がり、人間の民の他
カタツムリやクモ型のデミシュゴッドが農作業を手伝っている様子が見られる。
だが、裏を返せば
万が一この国が無くなるとチキュー全土が深刻な食糧危機に陥ってしまうことも意味している。
実際、15年前の神の怒りでは多くの田畑が荒らされて食糧危機が起こった上に、当時の王殿・イロキが残された食糧すらも独占したことで酷い飢饉が発生。カグラギがイロキを討ったことがクロダの口から語られている。
トウフにいるデミシュゴッド達も、神の怒りを切っ掛けに王殿になったカグラギがシュゴッダムとの契約によって優先的に貸し出されている物である。
統治者であるカグラギが国の存続の為には手段を選ばないことからも、この地を治めることが如何に重責な行為なのかが窺い知れる。
また農業が盛んなだけあって食文化も充実しており、特にカグラギが作った名物の
豆腐鍋は、ヤンマはともかくヒメノさえも作法を忘れて奪い合い、セバスチャンに至っては
一口で卒倒してしまう程に美味い。
なお、ギラは生野菜のほうが気に入った模様。シュゴッダムでは新鮮な野菜はなかなか食べられないのかも知れない。
国章は蜂と稲。
地理的にはユーラシア大陸とアフリカ大陸に相当し、五国の中で最も国土が広い。
国名の由来は「豆腐」。
演:加村真美
カグラギの妹で、クロダ曰く「カグラギにとっては目の中に入れても痛くない」ほど兄から溺愛されている。
上記のデミシュゴッドの貸し出しの対価として、「ラクレスの婚約者候補」という名目で現在はコーカサスカブト城にて半ば
人質として軟禁状態にある。
カグラギがラクレスには露骨にへりくだって接しているのも、彼女の身の安全を憂うが故であり、元々病弱な体質ということもあって常に心配されているが、
当の本人はそんな兄の心労をよそに
ラクレスに夢中かつ、彼と結婚する事も嫌がるどころか嬉々として受け入れており、ひょんなことからその様子を見に来たカグラギを卒倒させてしまった。
……のだが、実際は
兄と同じくトウフを守るためならその身を捧げることも厭わぬ女傑。
ラクレスに対する態度も、全てはトウフにシュゴッダムの危害が加わらないようにする為の演技である。
名前の由来は「スズメバチ」から。
なお上述したように、苗字の「ディボウスキ」はチャイロスズメバチの学名であり、チャイロスズメバチは他のハチの女王を殺して巣を乗っ取り、残された働きバチに自分の子供を育てさせる習性を持つことで有名。
今のところはラクレスに危害を加えようという素振りは見せていないものの、それ以外はまさに由来通りの行動をしていることになる。
ラクレスが決闘裁判で敗死した後は、トウフに帰ってきた模様。
第25話にてガーディアンシケイダーのパイロットに選ばれる。
密かに生き延びていたラクレスと結託して正式に彼の妃の座に就くと、そのままトウフを裏切ってシュゴッダムの王妃となり、ラクレスと共にダグデドの軍門に下った。
一見するとトウフを守るための一計に思えたラクレスへの露骨な懐きようだが、どうやらラクレスへの好意そのものは本当だったらしい。
しかし、そんな自分の気持ちを押し殺してトウフを守ろうとした彼女が、何故母国を売り飛ばすような行動に走ったのだろうか……?
実は、ラクレスの真意をいち早く知らされており、その上で彼と協力してダグデド打倒の為に攻略方法を探っていたのだった。
そして、ラクレスの真意が王達に知られてからは、名実ともにその妻として、家事や身支度といった方面でラクレスを甲斐甲斐しく支えるようになる。
カグラギに仕える、正体不明な謎の黒子達。
言葉は一切話さず、ビジュアルも歌舞伎や人形浄瑠璃の黒子そのままだが、全頭巾の顔を覆う布には一人一人異なる表情の顔が白く塗装されているのが特徴。
城内では数多くの黒子達が忙しなく動いているためポジションは使用人の職業に近い。
戦闘力に関してはいささか不安であり、カグラギが戦場に立つ際には彼らを下がらせるよう命令している。
カグラギに仕える黒子の中でも最側近と言える黒子。
頭巾の柄はスマイルマークで、彼だけは白ではなくオレンジ色で顔が描かれている。
毎度カグラギがトウフを出国する際には、補佐役としてついて回っている模様。
キングオージャーを巡るギラ争奪戦の際に名前が判明した。
ギラも感嘆するほどにいい声の持ち主。あだ名は「クロっち」(Byシオカラ)。
他の国に来訪する際にもデズナラク8世に打ちのめされても全頭巾は一切外さない主義。
顔を隠す姿勢は徹底しており、ンコソパ風の変装をした際もわざわざオレンジの顔をペイントした溶接マスク風の覆面を別途用立てていたほど。
名前の由来は「黒子」の他に、クロスズメバチも含まれると思われる。
第25話にてゴッドカブトのパイロットに選ばれる。
演:雛形あきこ
トウフの先代王殿。
神の怒りによって起きた飢饉の際、残った食糧を独占したために民達の怒りを買い、カグラギを筆頭とした反乱によって討たれた。
その後、映画『アドベンチャーヘブン』にて死者の国・ハーカバーカに送られている事が判明。
燃え盛るヤキタテ城タキタテ城に足を踏み入れたカグラギに対し「お前はいずれ国民を裏切る」と呪詛のような言葉を投げかけていたが……?
元々カグラギとは師弟のような関係であり、稲作のやり方などを教えながらいずれ彼に王殿の座を譲ろうと考えていた。
その矢先に神の怒りが勃発し国が混乱する中、さらにグローディ・ロイコディウムが備蓄の米に毒を混入させていた事を知る。
間違っても毒入りの米を民に配るわけには行かない。さりとてこの事実を公にすれば、「チキューの台所」としてのトウフの地位は間違いなく失墜する。
板挟みになった彼女が取った唯一の道が「食料を独占した暴君」として自らカグラギに討たれるというものだったのだ。
その後、第49話にてデボニカがハーカーバーカから呼び寄せた援軍の一人として、ダグデドとの最終決戦に参戦。
深手を負ったカグラギを相変わらず「愚図」と呼んで冗談半分に扱き下ろしながらも、「死後の憂さ晴らしができる」として、一時的に拝借したオージャカリバーでハチオージャーに変身した。
一時的とは言え、これによりスーパー戦隊の歴史上初の女性ブラックが登場する事となった。
どうやらカーラスとは面識があった模様。
名前の由来はキイロスズメバチから。
演じる雛形氏は、本作にてグローディを演じる
天野浩成氏と夫婦である。
本作の第1部における敵組織。
『奈落王』デズナラク8世が禍々しく治める異形の民の国。
2000年前に5人の英雄とキングオージャーによって打倒されたが、地底で戦力を増強した現代になって地上に再び出現、人類を駆逐して自分達が地上の覇権を握ろうと目論む。
王城は地下深くに存在する殺風景な洞窟。
デズナラク政権崩壊後の第2部ではジェラミーを新たな王に据え、チキュー第6の王国「狭間の国バグナラク」として再スタート。
王城もゴッカンの山間部に建てられた地下神殿に移動した。
詳細は個別項目を参照。
第2部から登場した新たなる敵勢力。
『宇蟲王』ダグデド・ドゥジャルダンと、彼に仕える怪物の集団
『宇蟲五道化』で構成される。
「部屋(宇宙)に増えすぎた星と命を整理する」という名目の元数多の星々を身勝手に滅ぼしてきたが、バグナラクとの戦いが終わり平和になった2年後のチキューに突如襲来。
狭間の国バグナラクをいとも簡単に滅亡に追いやるとそのままシュゴッタムに出現し、ギラの挑発に乗ったことで「余さず、こぼさず、命一粒残さず、片付けてやる」と人類の抹殺を決定した。
詳細は個別項目を参照。
■その他登場人物
演: 川名輪太郎
『
獣電戦隊キョウリュウジャー』が活躍する地球に現れた、次代の強き竜の者にして
「この星のキングになる男」。
ダグデドを追って空蝉丸と共に宇宙に旅立った『キング』こと
桐生ダイゴが未来から引き連れた青年で、立風館ソウジを師匠に持つ。
生身でも巨大ゾーリ魔を叩き切れる勇猛さを持っているが、そのブレイブさゆえにガブリカリバーが折れてしまうほど。
折れたぁ!?
その後、ガブリカリバーを改修され「邪悪の王」として相手になるギラに勝利し、そのブレイブが認められキングキョウリュウレッドにチェンジが可能となった。
【王様戦隊の装備/メカ】
You are the KING! You are the, You are the KING!
今作の
変身アイテムにしてメインウェポン。
ヤンマ・ガストが開発した王者にしか扱えない剣で、木製のような柄と鍔に5人のモチーフである昆虫を象った装飾があるのが特徴。
この装飾はレバーやスイッチになっており、各メンバーの装飾を動かすと変身開始。その後、トンボ→カマキリ→パピヨン→ハチ→クワガタの順で操作すると
王鎧武装ができる。
王鎧武装後、メンバーの該当するレバー/スイッチを三回操作することで必殺の「オージャフィニッシュ」が発動する。
なおシュゴッドを呼び出す際は、上記とは逆にクワガタ→ハチ→パピヨン→カマキリ→トンボの順に操作する。
王鎧武装時にはまず変身者がシュゴッドソウルを模した琥珀色のバリアーに包まれ、続いて琥珀に向かって突進するシュゴッドからエネルギー体が分離し、琥珀を攻撃、破壊。それと同時に中から武装完了した変身者が出現する。
なお上記のプロセスでシュゴッド本体の飛来を前提としている都合上、対応するシュゴッドが
駆け付ける事ができない程遠くにいる場合などは王鎧武装を行えないが、劇中では
何故かギラだけは場所に関わらず変身可能な事が描写されている。
攻撃と防御を両立する
多変形シールド。
状況に合わせて昆虫の特性を取り入れた剣、銃、鎌、弓、爪の5モードへ変形し、それに加えてオージャカリバーの柄頭を連結させた薙刀モードも存在。
スマートフォン型のバックルと、オージャーカリバーとクモノスキーホルダーの収納ホルダーが付いたベルト。
キングズホットラインは実際にスマートフォンとして使用可能で、専用アプリを使えば厳重なセキュリティによる保護の下で王様同士の秘匿通話も行える優れもの。
劇中での初使用時にいきなりハッキングされたのは内緒。
Guys Go!
スパイダークモノス!!
システム音声: 超学生
スパイダークモノスの変身アイテム兼専用武器である短剣。
元々は6人目の英雄だった父からジェラミーが受け継いだもので、蜘蛛型の仮面の状態で力を封じられていた。
金色の「チェンジクモノスキー」を柄の鍵穴に差し込んで王鎧武装し、さらに3回捻ることで必殺の「ダンシングキング」を発動させる。
また、相手にダメージを受けたと錯覚させる「フェイク」も可能。
スパイダークモノス専用の殺虫剤スプレー銃。
紫の「ヴェノミックスクモノスキー」を差し込むことで起動、様々な種類の毒弾を発射し、さらにキーを3回捻ることで必殺の「ハイドロヴェノム」を発動させる。
クモノスレイヤー同様こちらも特殊ホログラムを利用した「フェイク」が可能で、煙幕状のスクリーンで使用者の身を隠すのにも使える。
元々はジェラミーの母・ネフィラがゴッドタランチュラを基に作った武器で、ジェラミー自身も「お袋の形見」として大切にしている。
そのため、ヤンマに悪戯に使われた際は普段の飄々とした態度もかなぐり捨てて激昂していた。自分もヤンマの思い出の品のパソコンに放火するドッキリやったのに
クモノスレイヤーとヴェノミックスシューター起動に用いる鍵型アイテム。
- 王鎧武装やゴッドタランチュラ召喚に用いる「チェンジクモノスキー」
- ヴェノミックスシューターの技の発動に用いる「ヴェノミックスクモノスキー」
- ガーディアンウェポン召喚に用いる「シュゴッドクモノスキー」
の3本が現在確認されている。
Lord of the,Lord of the,Lord of the SHUGOD!
システム音声: 谷山紀章
オオクワガタオージャーの変身アイテム型兼専用武器で、オージャカリバーの基となった剣。
2000年前のシュゴッダム国王から代々受け継がれてきた王剣で、ハスティー家の者にしか使えない。
オージャカリバーと異なりレバー部分がクワガタ部のみで、刀身も金色というように所々が異なっている。
レバーを2回引くことで王鎧武装、さらにレバーを3回操作することで必殺の「ロードフィニッシュ」が発動する。
さらに、シュゴッド召喚も可能で、強制的にキングオージャーに合体させることも可能。
You are! I am! We are the, We are the! KING! KING-OHGER!!
システム音声: 谷山紀章
クワガタオージャー/オオクワガタオージャーの強化変身アイテムで、ハスティー家に代々伝わる『始祖の王冠』。
五色の宝玉が施された金色の王冠には「すべてのシュゴッドを束ねる力」が宿っているらしく、ギラもおぼろげながら幼少期にラクレスに見せられたことがあるらしい。
赤い宝玉を押し、「王鎧武装、始祖光来」のコードを言いながら頭に被ることで発動。
クワガタオージャー/オオクワガタオージャーの全身に金色の鎧・ゴールドクワガタアーマーが装着され、より王様っぷりが増す強化形態キングクワガタオージャー/キングオオクワガタオージャーに変身させる。
オージャクラウンと同じくハスティー家に代々伝わる真紅の
長槍で、その血統たるものにしか振るうことができない。
オージャクラウンともどもシュゴッダムの王座の左端に隠されていたが、ディボウスキ兄妹
の恥を捨てた一世一代の猿芝居によってその隠しどころが暴かれ、ラクレスからギラの手に渡る。
そのままの状態でも使えなくはないが、オージャクラウンをセットすることでその真価が発揮。
オージャクラウンをシリンダーの様に回すことで各シュゴッドの力が発動。槍先からシュゴッド状のエネルギー波が放たれ、相手を打ちのめす。
ガブリンチョ!
You are the KING! You are the KING! You are the KING!
システム音声: 谷山紀章、千葉繁
キングキョウリュウレッドの変身アイテムにして、惑星チキューと地球の技術のハイブリッド的武具。
プリンスが折ったガブリカリバーをヤンマが改造、さらにギラとの決闘に勝利したプリンスの勇気を認めたゴッドクワガタの魂が
獣電池に宿ることで使用可能となった。
ゴッドクワガタ獣電池をブレイブインし、シリンダーにセットすることで待機音声が鳴り、サンバを踊り鍔の上部のポンプをスライドし真上に掲げることでキョウリュウチェンジ。
さらに、変身後の状態でポンプを三回スライドしトリガーを引くことで、
「キング!バモラ・ムーチョ!」の音声と共に必殺の剣戟が繰り出される。
かつて5人の英雄と共にバグナラクと戦った昆虫型の機械生命体。
オージャカリバーを介してコントロールすることが出来る。それぞれに自我の中核である「シュゴッドソウル」を宿しており、これを失うと石化して動かなくなる。
詳細は該当項目にて。
10体のシュゴッドが合体したチキューの守護神たる巨大王者ロボ。
人型に変形したゴッドクワガタを素体に、ゴッドトンボが翼と武器、ゴッドカマキリが右足、ゴッドパピヨンが頭部と武器の一部、ゴッドハチが左足、
2体のゴッドテントウが両腕、2体のゴッドクモが胸と腰、ゴッドアントが武器の一部となって合体完了する。
詳細は該当項目にて。
タランチュラナイト
ジェラミーのシュゴッド・ゴッドタランチュラが変形した巨大騎士ロボ。
クモという特性を生かしたトリッキーな動きと右腕の大砲「タランチュラバスター」による糸攻撃で戦場を縦横無尽に駆け回る。
両肩の「タランチュラアーム」も使用、鉤爪のように敵を突き刺す。
キングコーカサスカブト
シュゴッダムのシンボルであるコーカサスカブト城が変形した超巨大ロボ。220.0mを誇るその巨体は、キングオージャーをはるかに上回る。
三大守護神&ゴッドタランチュラのシュゴッドソウルを取り込み超巨大化したダイゴーグとの戦いでついに初陣、大地を揺るがしながら激闘に勝利した。
一撃で粉砕されない限り
自己修復する特性を持っており、専用のガーディアンズウェポン・ガーディアンヘラクレスが変形した
手斧・ヘラクレスアックスを振り下ろす必殺の「キングコーカサスカブトフィニッシュ」であらゆる敵を両断する。
シュゴッダム王家の正統たる血統の者がオージャクラウンランスを台座に突き刺すことで起動するが、2000年という永き沈黙期間は修復不可能な状態に至っていた。
かろうじてシュゴッドらのエネルギーを分け与えることで再起動には成功するが、逆に場内の歯車すべてがボロボロこぼれ落ちる事態になってしまう。
そこでギラは全シュゴッダム国民に新たな歯車を持ってくるように指示。ヤンマらンコソパの技術解析とジェラミーの部品輸送により修復が完了した。
【放送済みエピソード】
話数 |
サブタイトル |
登場した敵 |
脚本 |
監督 |
第1部 |
第1話 |
我は王なり |
ダンジーム |
高野水登 |
上堀内佳寿也 |
第2話 |
誰がための王 |
ボダルジーム |
第3話 |
我がままを捧ぐ |
フンジーム |
第4話 |
殿のオモテなし |
タニジーム |
第5話 |
冬の王来たる |
ジゴクジーム |
第6話 |
王子の帰還 |
- |
山口恭平 |
第7話 |
神の怒り |
グンダジーム |
第8話 |
王と王子の決闘裁判 |
ゲロウジーム |
第9話 |
ギラ逃走中 |
- |
加藤弘之 |
第10話 |
伝説の守護神 |
デズダンジーム デズボダルジーム デズフンジーム デズタニジーム デズジゴクジーム ナガバジーム |
第11話 |
怪奇!クモ仮面の男 |
ナガバジーム |
第12話 |
6人目の王様 |
- |
上堀内佳寿也 |
第13話 |
怒りのスパイダー |
ゲロウジーム |
茶谷和行 |
第14話 |
もっふんといっしょ |
アメンジーム |
山口恭平 |
第15話 |
スズメにお見舞い |
バエジーム |
第16話 |
10才の裁判長 |
ヲゲラジーム |
第17話 |
王は逃げない |
ゲンジボダルジーム キングオージャーZERO |
加藤弘之 |
第18話 |
始まりの王冠 |
キングオオクワガタオージャー/ラクレス・ハスティー |
第19話 |
王様戦隊キングオージャー |
ダイヤモンドダンジーム |
第20話 |
王と王の決闘 |
オオクワガタオージャー/ラクレス・ハスティー |
山口恭平 |
第21話 |
突き進め王道を |
‐ |
第22話 |
シュゴッド大集合 |
イラガジーム |
茶谷和行 |
第23話 |
シュゴッダムの動く城 |
ダイゴーグ |
第24話 |
狭間の王VS奈落の王 |
ザリガジーム |
加藤弘之 |
第25話 |
王と民の戦い |
デズナラク8世 カメジム |
第26話 |
新王国の誕生 |
第2部 |
第27話 |
宇蟲王の到来 |
‐ |
高野水登 |
上堀内佳寿也 |
第28話 |
シャッフル・キングス! |
第29話 |
王様失格 |
第30話 |
凍てつく天秤 |
中澤祥次郎 |
第31話 |
二千年の愛 |
ネフィラ・イドモナラク・ネ(ゾンビ) |
第32話 |
遭遇!キョウリュウ! |
デーボ・センキング 兜武神デーボス |
金子香緒里 (脚本監修:高野水登) |
坂本浩一 |
第33話 |
シューゴー!キングとキョウリュウ!! |
兜武神デーボス |
第34話 |
シュゴ仮面の逆襲 |
キンバエジーム |
高野水登 |
加藤弘之 |
第35話 |
泣くなスカポンタヌキ |
- |
第36話 |
ヒメノのお見合い大作戦 |
第37話 |
イロキの乱 |
上堀内佳寿也 |
第38話 |
不動のアイドルデビュー |
第39話 |
ンコソパ頂上決戦 |
ゴーマ・ローザリア |
第40話 |
我は王で王子なり |
イラガジーム(ゾンビ) ザリガジーム(ゾンビ) |
加藤弘之 |
第41話 |
宇宙を救う時 |
オオクワガタオージャー/ラクレス・ハスティー ダイゴーグ(ゾンビ) |
第42話 |
ラクレス王の秘密 |
ダグデド・ドゥジャルダン |
茶谷和行 |
第43話 |
覇王の大罪 |
‐ |
第44話 |
王の証!真の六王国同盟 |
ヒルビル・リッチ |
第45話 |
王を継ぐ者たち |
ミノンガン・モウズ |
加藤弘之 |
第46話 |
命の美しさを知れ |
グローディ・ロイコディウム ゾンビ怪ジーム軍団 |
第47話 |
神を黙らせろ |
第48話 |
さらば、親愛なる民よ |
ダグデド・ドゥジャルダン カメジム・ウンカ 再生怪ジーム軍団 グローディ・ロイコディウム ゴーマ・ローザリア(再生) ヒルビル・リッチ(再生) ミノンガン・モウズ(再生) |
上堀内佳寿也 |
第49話 |
王はここにいる |
最終話 |
俺様たちが世界を支配する |
【映画】
- 映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン
初の劇場映画作品。2023年7月28日公開。
同時上映は『
映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』。
時系列としては第23話のエンディングの戴冠式の狭間の出来事。
ほぼ全編LEDウォールを使用したため、
ロケ地撮影していないのが大きなポイント。
中村獅童と
まま雛形あきこ、さらに
専業声優である佐倉綾音が顔出しでゲスト出演することで話題になった。
Vシネクスト作品。2024年4月26日に期間限定で上映。
前作『ドンブラザーズ』とのクロスオーバー作品。
監督は加藤弘之、脚本は高野水登が担当。
Vシネクスト作品。『VSドンブラザーズ』と二本立てで上映。
『キョウリュウジャー』とのクロスオーバー作品で、『キョウリュウジャー』からオリジナルキャストが全員出演する。
TV本編第32話・第33話と同じく、監督は坂本浩一、脚本は金子香緒里が担当。
【スピンオフ】
東映特撮YouTube Officialにて配信。全3話。
ラクレス・ハスティーが主役を務めるスピンオフ作品。監督は茶谷和行、脚本は川滿佐和子が担当。
2023年4月23日に第1話、6月4日に第2話、7月17日に最終話が配信された。
時系列はTV本編の第2話と第3話の間にあたる(最終話ラストにて明言)。
本作の
劇中劇であるショートアニメ。2023年6月4日から東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信開始。
脚本はテレビシリーズと同じく高野水登が担当。
ついでに主題歌「もっふんのうた」の作詞・作曲を手掛けた。
2024年11月10日にTTFCにて配信。TVシリーズの後日談を描く。
プリンスや空蝉丸に加え、
ドギー・クルーガーと
鳳ツルギ、
リキとドリンが客演する。また、後ろ姿でだが、
ある人物も登場している。
『
ギンガマン』と『
オーレンジャー』、『デカレンジャー』の敵をモチーフにした敵キャラクターが登場するなど他作品のクロスオーバーも多め。
監督は坂本浩一、脚本は金子香緒里が担当。
TTFC、及び各種webコミックサービスで配信。
リタ・カニスカが主役を務めるスピンオフの漫画作品で、物語序盤の展開をリタの視点から追うというもの。
【楽曲】
第1話・第2話では挿入歌として使用。第3話からオープニング映像が使用され、第13話からジェラミーが追加。第28話からは、一部の映像が第2部ver.に差し変わった。
タイトルはおろか、歌詞中ですら「キングオージャー」に類する言葉は一切出てこない(「キング」と「王者」はあるが)。『
キュウレンジャー』の前例があるが、あちらはコーラスとして歌詞に入っていたため、さらに先鋭的と言える。
やたらと凝ったクレジット表記や映像演出など、映像の雰囲気は
最近の深夜アニメのOPとして見せられても違和感がない。
前述した作品内の扱いが関係あるかはわからないが、ヒーローを演じる俳優陣の役名表記は変身前のみとなっている。また、OP映像の無い回では俳優の演じる役柄が表記されない一部の一般ドラマに近い試みが導入されている。
また、
シリーズロゴを表示するようになってから24年目で初めて『スーパー戦隊シリーズ』のロゴ表記がオープニングから外された。
『
騎士竜戦隊リュウソウジャー』から続いていたOPもしくはEDのダンス要素は無い……どころか、
エンディングテーマ自体が無い。
ただ、日本コロムビアの公式YouTubeチャンネルにて、メンバー5人による「全力キングをキングが全力でおどってみた」動画が公開されている。
前作のダンスが概ね高難易度でスタイリッシュだったのから、踊りやすさを重視したかなりシンプルなものに変わっている。
第21話では敵も味方も踊るスペシャルバージョンが公開された。
ギーツも踊るぞ!
追記・修正は王様を名乗ってからお願いします。
- 自分は今作楽しんだ側なんだけど、販促絡み等の不可解な動きは「CGに力入れすぎて第一部で予算が尽きたから」説を推したい。頑なに巨大戦やらなかったのも、第二部に単発怪人が出ないのも、コラボ後の急展開も終盤の駆け足気味な描写も、「怪人やロボが出せなくなるほど予算が尽きてシナリオ変更を余儀なくされた」と考えると全部辻褄が合うんだよね(しかも放送初期に公式が「CGは一年分作ってあるので予算は大丈夫」って言っちゃったから、迂闊に弁明できない状況なのではないかと) -- (名無しさん) 2024-02-27 15:15:52
- ↑今日TTFCで公開された完結記念座談会によると「バーチャルプロダクションとライブ合成で巨大戦をやるとなると佛田監督のチームくらいにしか撮れないし、通常の巨大戦を本編チームでやりつつ要所で佛田監督に入ってもらう従来のシステムだと今年はかえって手間がかかるから巨大戦を前半に集中せざるを得なかった」とのこと。まぁそういう事情なら諦めもつかんでもないけど… -- (名無しさん) 2024-02-27 15:50:25
- ↑ありがとう(長々と書いといて思いっきり違ってたの恥ずかしい…)しかしそういう事情があったとなると当面はCG世界の戦隊やらないだろうから、結果的に後年から見ても異色な作品として語り継がれそう -- (名無しさん) 2024-02-27 18:09:47
- ああ、とうとうマスクオフのシーンが一切無かった…↑の方で書いたカマキリのマスクオフは勘違いだったわ…スーツが結構カッコいいしヒロインのスーツにもスカートが無いからマスクオフのシーンがあればよかったのになぁ… -- (名無しさん) 2024-02-27 18:47:12
- 売上が前年より悪かったのは事実だとして売上だけを取り上げて「キングオージャーは何もかもが失敗だ!」みたいに言ってるの見るとうーん?ってなる -- (名無しさん) 2024-02-28 14:39:42
- メインライターの人は結構若い世代の人らしいんだけど、なんか、「若い頃に学生運動とかが好きだったインテリの人が作った話」という印象。一歩間違えたら、スノッブで嫌味ったらしい話になっていた可能性もあっただろうけど、製作陣に「なんとかして子供も楽しめるような話にしないと」という配慮の気持ちがあったのと、出演した俳優の皆さんの演技力やイメージのおかげでそうならずに済んだ。 -- (名無しさん) 2024-03-03 11:20:45
- 映像技術に感けた作品と言う印象を受ける。 -- (名無しさん) 2024-03-03 16:56:07
- むしろ売上は決算見る限り前年より上がってんだがどこから悪いって話が出るんだ? -- (名無しさん) 2024-03-04 05:02:11
- ↑失敬決算的に売上は下がってたわ通年での結果が出てないだけで。もっともバンダイ側の販売戦略や価格高騰もあるし話の良し悪しとは別の話ではあるが -- (名無しさん) 2024-03-04 05:27:06
- 読解力の無いアンチが叩いてるの見ると頭に来ますよ! -- (名無しさん) 2024-03-12 15:48:51
- ボシマールの最後の台詞がアドリブってのは驚いたけどドゥーガの表情も明らかに「ボシマールの最後の言葉を聞いた」感じに変化してるんだけどまさかあれもアドリブって事?アドリブにアドリブで対応して名シーンを作るとか役者さん達ってすごいを通し越してもうバケモンだろ -- (名無しさん) 2024-03-16 11:37:44
- ↑×2 批判意見を全て読解力のないアンチって一括りにするのは逆に作品の評価に傷をつけるから止めた方がいいよ -- (名無しさん) 2024-03-23 00:49:31
- スパロボ参戦希望ってタグつけたの誰よ。個人の願望をタグにするな。 -- (名無しさん) 2024-05-03 11:17:19
- ↑2「批判意見は全部がアンチ」とは言ってなくね? -- (名無しさん) 2024-05-28 00:59:33
- グリーンバックの都合上仕方ないんだけどやっぱ緑の戦士欲しかったかな…せっかく昆虫モチーフなんだから一番似合いそうな色なのに -- (名無しさん) 2024-07-30 10:35:24
- ↑ カマキリだったら緑だし、ハチは黄色だろ!と放送中ずっと思ってた。 -- (名無しさん) 2024-07-30 10:43:02
- ↑黄色いカマキリも黒いハチも実在するよ。特に前者は幸運を呼ぶ縁起のいい虫とされてるし -- (名無しさん) 2024-07-30 11:51:03
- 蜂のモチーフはスズメバチだし、スズメバチは黒のアクセントが強いし、黄色よりも黒のほうが似合う -- (名無しさん) 2024-07-30 12:05:24
- 今更DVD借りて追っかけてるんだけど「オウガイブソウ」なの?フルーツ群雄闊歩に触れられてないなと思ったけど「ガイム」読みじゃなかったんだね -- (名無しさん) 2024-08-18 21:46:07
- ↑アニヲタwikiの中ですらって意味でな -- (名無しさん) 2024-08-18 22:10:04
- 正直本作にマスクオフのシーンが変身シーンにすら無かったのは残念だったな…それ故に次回作のブンブンジャーの変身シーンが神々しく感じた -- (名無しさん) 2024-08-31 17:24:35
- 殺すとか死とか物騒な言葉を積極的に使ってたな。 -- (名無しさん) 2024-10-08 19:23:32
- 自分を型破りと思ってる型無 -- (名無しさん) 2024-10-25 19:05:20
- togetterで販促データを綿密にまとめた人がいるんだけど、売り上げ爆死はデマ(最終的にロボ以外も含めてドンブラ並みに売り上げた)で、ふたばでカルト化したアンチによるデマが色々炙り出されてたのでもっと周知されてほしい -- (名無しさん) 2024-11-09 13:11:36
- ↑月刊トイジャーナルで「ウルトラとライダーの好調に対して戦隊は苦しい状況」って明言されてたそうだが。あとアルターやギアで安価な商品を数売ってたドンブラと高額商品中心のキングオじゃ金額だけでの比較は成立せんぞ。実際翌年の売り上げ計画も下方修正されてるし -- (名無しさん) 2024-11-09 13:38:01
- 売上売上うっざ -- (名無しさん) 2024-11-11 07:26:25
- 仮にも変身ヒーロー番組なのに変身解いて超能力使った方が強いって流石にどうなんや… -- (名無しさん) 2024-11-21 17:57:21
- 雰囲気作りにはなってたと思うけど、衣装とCGに予算食い過ぎて怪人のスーツやロボ戦のセットに予算回せなかったんじゃないか感が拭えない -- (名無しさん) 2024-12-21 22:44:57
- 少なくとも「神作」タグはないわ。ロボの扱いの悪さと後半のカタルシス不足は擁護出来ない -- (名無しさん) 2024-12-22 06:08:09
- 売上で叩いて金額で比較できないと言うとよくわからなくなってしまう… -- (名無しさん) 2024-12-22 07:56:50
最終更新:2025年01月11日 17:20