登録日:2023/11/06 (月) 21:48:32
更新日:2024/07/20 Sat 05:20:09
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ここではゲームアプリ『
モンスターストライク』に登場する、同名の戦艦をモデルにしたモンスターについて説明する。
概要
モンストにおける割と初期のイベント「モンスト・ウォーズ」にて実装されたプレミアムガチャの☆5モンスターである。
元ネタはアメリカ海軍の未成戦艦「モンタナ級」。ほとんどのスペックがあの
大和と互角であり、当時アメリカが計画していた中では最強クラスであったとされている。
当時流行していた
戦艦擬人化ゲームよろしく、同名の戦艦を擬人化した女性キャラクターであり、全体的にボーイッシュで自信家な性格。髪の色は紫、目は青緑色である。
形態および性能
進化前「ボルチモア」
No |
352 |
実装日 |
2014/2/4 |
種族 |
ユニオン |
属性 |
闇 |
撃種 |
反射 |
戦型 |
バランス |
アビリティ |
魔王キラーL |
(ゲージ) |
- |
パラメータ |
Lv最大 |
タス値 |
最大総計 |
HP |
11358 |
+2460 |
13818 |
ATK |
17638 |
+1960 |
19598 |
SPD |
216.10 |
+48.96 |
265.06 |
ストライクショット |
効果(要約) |
ターン |
ただの巡洋艦じゃないぜ! |
スピード・パワーアップ&ビットンブレイカー |
18 |
友情コンボ |
内容 |
最大威力 |
ホーミング12 |
12発の属性弾が弱っている敵を狙い撃ち |
3075x12 |
最初期の姿。名前の元ネタは「ボルチモア級」重巡洋艦であり、このころはまだ戦艦ではない。
髪型は
ツーサイドアップ、進化前ということで容姿はまだ子供っぽさが残っている。軍帽はまだかぶっていない。
最初からアビリティに魔王キラーLを持っている上、進化前でありながらも攻撃力が高いので、当時のノーマルクエスト中盤までは十分戦力になった。
ストライクショットはスピードとパワーがアップの上「ビットン」に大ダメージを与えられる所謂「
ビットンブレイカー」を得るもの。ターンは重いが、当初一部の☆4キャラしか持たなかったビットンブレイカーを限定的ながら発動できる。
進化「モンタナ」
※性能は2017/12/19の上方修正後のもの
No |
353 |
実装日 |
2014/2/4 |
種族 |
ユニオン |
属性 |
闇 |
撃種 |
反射 |
戦型 |
バランス |
アビリティ |
魔人キラーEL 魔王キラーEL |
(ゲージ) |
- |
ラックスキル |
シールド |
パラメータ |
Lv最大 |
タス値 |
最大総計 |
HP |
17964 |
+3900 |
21864 |
ATK |
28032 |
+4310 |
32342 |
SPD |
246.30 |
+48.96 |
295.26 |
ストライクショット |
効果(要約) |
ターン |
私の超火力を喰らえ! |
スピード・パワーアップ&ビットンブレイカー |
18 |
友情コンボ |
内容 |
最大威力 |
超強ホーミング8 |
強力な8発の属性弾が弱っている敵を狙い撃ち |
10981x8 |
第一の進化系。全体的に進化前より少し大人っぽくなった。髪は一本結びになり、このころから軍帽を被るようになっている。軍帽の色は紺。
アビリティとストライクショットは進化前からほぼ据え置き。ただキラー対象に魔人が追加され、元からそこそこ高かったステータスも更に底上げされており、攻撃力に関してはバランス型でありながらパワー型に匹敵する。ギミックなしのクエストでは割となんとかなってしまうが、代償としてアンチアビリティが全くないためギミックが一つでも出ると途端に厳しくなってしまう。
神化「超弩級艦砲 モンタナ」
※性能は2017/12/19の上方修正後のもの
No |
1154 |
実装日 |
2015/2/23 |
種族 |
ユニオン |
属性 |
闇 |
撃種 |
反射/ゲージ |
戦型 |
バランス |
アビリティ |
カウンターキラー |
(ゲージ) |
アンチワープ 底力 |
ラックスキル |
シールド |
パラメータ |
Lv最大 |
タス値 |
最大総計 |
HP |
18449 |
+4200 |
22649 |
ATK |
21792 |
+3175 |
24967 |
SPD |
264.97 |
+39.95 |
304.92 |
ストライクショット |
効果(要約) |
ターン |
弩級火力の大砲発射! |
スピード・パワーアップ&殴り毎にレーザー攻撃 |
24 |
友情コンボ |
内容 |
最大威力 |
ホーミング18 |
18発の属性弾が弱っている敵を狙い撃ち |
3294x18 |
爆破拡散弾 |
16方向に爆破拡散弾を乱れ打ち |
12875x16 |
進化から一呼吸おいて実装されたもう一つの強化形態。砲門がこれでもかと増えており、進化と比べてより砲撃戦に特化したような形態となっている。髪型は
ツインテールとなり、軍服の上から赤紫のコート&軍帽と進化形態よりも凛々しい容姿となった。何気にスカートも無地からチェック柄になっている。
こちらはアンチワープによってある程度ギミック対応力がついた代わりに攻撃力が平均的なバランス型のそれに落ち着いたせいで結果として火力は大幅ダウン。特に上方修正前はストライクショットが狙った方向にレーザーを撃つだけだったりサブ友情が反射レーザーだったりで、レーザーバリア相手には全くと言っていい程火力が出せないという有様だった。
上方修正ではカウンターキラーと底力を獲得、サブ友情が爆破拡散弾に変化。等級は下がったものの種族をある程度選ばなくてよくなったこととHP半分以下で進化と同じくらいの火力が出せるようになった。さらにストライクショットも全く動かなかった修正前から敵に触れる毎にレーザーで追撃するものに変化。結果的に総じて使いやすさは向上した…はいいものの、このころはすでに大多数の☆5キャラの獣神化が実装されていたこともあり…
獣神化「完撃の超弩級乙女 モンタナ」
「世界に轟く弩級の極み……」
「私の本気を見せてやる!」
No |
7318 |
実装日 |
2023/10/6 |
種族 |
ユニオン |
属性 |
闇 |
撃種 |
反射/ゲージ |
戦型 |
バランス |
アビリティ |
超マインスイーパー カウンターキラー 魔人キラーM 魔王キラーM |
(ゲージ) |
超アンチワープ アンチブロック SSターン短縮 |
ラックスキル |
ガイド |
パラメータ |
Lv120 |
タス値 |
最大総計 |
HP |
20167 |
+4900 |
25067 |
ATK |
23913 |
+4310 |
28223 |
SPD |
301.70 |
+48.96 |
350.66 |
ストライクショット |
効果(要約) |
ターン |
超弩級!ギガンティック・バトルファイア |
チェイン遅延貫通弾 |
22+8 |
友情コンボ |
内容 |
最大威力 |
超絶貫通ホーミング12 |
超強力な12発の貫通属性弾がランダムで敵を攻撃 |
25705x12 |
ランページウォールボム |
周囲に6発の敵を貫通し壁で爆発する弾で攻撃 |
112500x6 |
2023/9/30~2023/10/01で開催された「10th Anniversary Party」にて「ついに」発表された獣神化形態。特徴的だった左右の連装砲が大口径の3連装1セットに統合されたのを始めとして各艤装がさらに大型化。本人も進化・神化よりさらに大人びた外見となり、余裕の笑みを浮かべた凛々しいビジュアルとなっている。赤紫のコートはそのままに、軍帽は白になった。
対魔人・魔王特化の進化と、カウンターキラー+反ワープの神化のアビリティが統合され、そこに超マインスイーパーとアンチブロックが加えられ3ギミックに対応できるようになったことで、汎用性が大幅強化。
魔人・魔王キラーは等級こそMに下がっているもののカウンターキラーと合わせれば実質ELと同等、カウンターキラーだけでも多くの種族に打点がいく。
友情コンボの一つとして、かねてより所持していたホーミングが超絶貫通版にパワーアップ。サブには広範囲の雑魚掃討や友情誘発に使えるおまけに戦艦の砲撃のイメージによく合うランページウォールボムを獲得し、非常に使いやすくなった。
SSは轟絶ディヴィジョンや鐘馗の持つチェイン遅延貫通弾。狙った方向から壁で4回(2段階目は6回)跳ね返りながら敵を攻撃するもので、さらに撃ち抜いた敵の数に応じて最大5ターンも遅延させる事ができる。見た目こそむちゃ細いレーザーのようなものとクッソしょぼいが威力は最大8倍であり複数回当てればかなりのダメージを叩き出せる。APFSDSでも使ってるのか?
ターンは22+8と重いがSSターン短縮があるため、味方に触れられるよううまく立ち回れば早めに溜まってくれる。
主な関連キャラ
モンストウォーズ(Ⅰ)
チャーチル ネルソン コルセア ソードフィッシュ
同時にガチャに実装された同期たち。それぞれがアメリカ・
イギリスの実在兵器の擬人化である。
ことコルセアに至ってはモンタナよりも一足も先に獣神化を果たしている(
一足どころじゃないが…)。
グナイゼナウ ティーガーⅠ シュトゥーカ 紀伊 UボートⅩⅩⅠ型
クエストで降臨するボスキャラ達。紀伊を除いてドイツ由来であること、種族が全員「アクシス」であることから、第二次世界大戦における枢軸国群の実在兵器がモデルであると思われる。イタリアはどうしたとか言わない。
全クエストにわたり重力バリアとダメージウォールが両立している上、本体と独立した「装甲」を有しており、貫通タイプやレーザー等の貫通攻撃持ちでないとまともなダメージを与えられず、実装当時の難易度は全体的に高めであった。
類似能力
ローザ
花ノ国より来たる薔薇の精。獣神化改は同アンチアビに回復Mを持つため、被ダメージの高いクエストでもHPが安定する。コネクト条件が妖精以外2体と発動しやすいため、後述の不可思議戦では回復役としても役立つ。
まどまぎコラボからの盾の魔法少女。同アンチアビリティ+アンチ減速壁に遅延SSを持った競合相手でもある。友情コンボのユナイトブリッツに癖がある点とキラーを持たない点が差別化のポイントか。
深淵の「調律者」 アビス
獣神祭限定。深淵の魔王をその身に宿す少女。
同アンチアビリティに光属性キラーを持った貫通タイプ。友情の攻スピアップで直殴りの効率を上げられるため、組み合わせれば反射・貫通併用推奨クエ以外でも幅広い活躍が見込める。
モンタナと同じ遅延貫通弾SSを持つ者たち。特に鐘馗はモンタナと同じく2段階目で6回反射・倍率8倍と非常に高火力を誇る。
適正クエスト
不可思議
禁忌の獄・深淵踏破時に稀に出現するEXステージにて待ち受ける、第六の秘ノ獄ノ鬼。
滝夜叉姫、刹那、そしてボスの不可思議と、おあつらえとばかりに魔人や魔王が頻繁に出てくるために
ぶっちゃけ最適性。
その上、全体的に敵が多数出現するためSSの格好のカモにできる。
フェムト
爆絶級、呪眼の怪物に憑かれた孤独な少年。
特化対象の敵はいないが、カウンターキラーが発動すれば超AWと合わせて殴り火力を強化できる。
こちらも敵が多いので、いざという時はSSの餌食に。
余談
長き雌伏の時
獣神化実装の日付を見る通り、割と初期からいたにもかかわらずなかなか獣神化が実装されなかったことで、(主に悪い意味で)注目されていたモンスターであった。
2015年に獣神化が始まってから順次多くのモンスターが獣神化していく中で一向に彼女の名が挙げられることがなく、しまいには割と後期・それも恒常ガチャから進化・神化の分岐が廃止され獣神化一辺倒になる寸前のキャラにまで追い抜かれる始末。
2017年には一応の上方修正がなされたものの、この時には並大抵のキャラの獣神化が完了しており、他キャラに大きく水をあけられてしまっていた中では(アンチアビリティの乏しさもあって)焼け石に水であった。
2019年には獣神化改が始まり、何体かのキャラの獣神化改が実装されていく中もモンタナの獣神化の情報についてはやはり全く音沙汰なしで、またしても周りのキャラにどんどん置いて行かれる有様。そんな状況が続く中、もうずっと獣神化はされないのではないか…という懸念も出て来ていた。
しかし来たる10周年記念の日、そんな一部ユーザーの不安を払拭するかのように「ついに」獣神化が発表され、後に最後の獣神化として実装された。初登場からこの獣神化までに要した期間は
であった。
2015/10/28の獣神化実装から数えても、実に
の期間を要した。
そして10周年を迎え、モンタナの獣神化がめでたく実装された少し後のインタビューにて、彼女の獣神化がここまで遅れてしまった理由が初めて語られた。
まず、第一の原因として挙げたのが、まさかの…
である。
本来は図鑑番号が近いキャラと同時に獣神化を発表する予定であったが、そこでこのスケジュールミスを犯してしまったことで最初の発表タイミングを逃してしまったとのこと。
獣神化全体のスケジュールは前もって決められている関係上スケジュールをずらすこともできず、当時の獣神化発表が特別なものだったことでついでの発表も避けたかったということで、そのまま玉突き事故めいて延期が生まれてしまった。
そしてモンタナのスケジュールだけを個別に再設定しようとしていたのだが、そこで第二の原因
に繋がる問題に直面することになる。
というのも、この時すでにかなり日数が立っていたせいで多数のユーザーからの期待が高まりすぎていたこともあって、当初設計されていた性能ではそんなユーザーの期待に添うことができないと判断されてのことであった。
そうして再設計・再延期が決まったころには上記の状況もあって、
「ここまで来たら最後にしないとダメだろう」
「それならばもういっそ特別な存在にしてしまおう」
というムードが既に漂っていたようで、2年ほど前(すなわち8年目くらい?)には最終的にスケジュールにねじ込む事を諦めて最後に回すという方針が決まったとの事であった。
謎の優遇
何度も言う通り、長年待ち望まれていたモンタナの獣神化が「ついに」発表された際には、YoutubeチャンネルやX(旧Twitter)等SNSのタイムラインが歓喜の嵐に包まれたのは言うまでもない。公式でも「ついに」と強調するあたり、ずっと待たせ過ぎていたという認識はあったようである。
そして彼女を最後に全プレミアムガチャキャラ(コラボ除く)の獣神化実装が完遂されたという意味では、「獣神化」という一つのコンテンツに有終の美を飾った功労者ともいえるであろう。
それだけではなく、今までの反動からか以下のような面で謎と言わんばかりの優遇を受けている。
・恒常キャラに有るまじき「7アビリティ」
恒常ガチャキャラの獣神化はゲージ無しで最大4つ、ゲージ込みでも多くて6つ程度であり、7つ以上持っているのは一部限定キャラかコラボキャラ程度であった。そんな中での7アビリティは恒常キャラとしては前代未聞である。
・「発表の際」に専用のPVが流れる
イベントで獣神化が発表される際に専用PVが流れるのは大抵は限定キャラであり、恒常キャラの場合は後に改めて専用PVが公開される程度であった。それを考えても、恒常キャラでありながら発表の時点で専用PVが出されたのは現状モンタナくらいである。
・「モンストア」にてグッズが発売
公式グッズオンラインストア「モンストア」にて、獣神化を記念したグッズが発売された。内容はクッションinブランケット、メタルキーホルダー、スマホリング、パスケース、アクリルスタンドの5種類。
特にアクリルスタンドはペン立てにもなっており、ペンを挿せば砲門が増加したようにも見えるという粋な仕様となっている。
追記・修正は獣神化を実装からずっと待ち望んでいた人がお願いします。
- 流石に獣神化改も最後に実装されたりしないよな...? -- 名無しさん (2023-11-09 19:44:12)
- 専用PVの定義がイマイチはっきりしてないから的外れな意見かもしれないけど、イベントで発表される獣神化キャラは大抵専用のPVが流れてるんだけどね。アーサーみたいに別格の扱いを受けているのもいるし。 -- 名無しさん (2024-01-04 23:05:20)
- 流石に獣神化改は…と言いたいけど、獣神化実装が一番最後である以上、後ろから数えた方が早い実装にはなるだろうね -- 名無しさん (2024-07-20 05:20:09)
最終更新:2024年07月20日 05:20