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ビッグバンガール(遊戯王OCG)

登録日:2009/07/26 Sun 20:58:58
更新日:2026/04/10 Fri 18:15:43
所要時間:約 2 分で読めます





《ビッグバンガール》とは、『遊戯王OCG』に存在するカード。

《ビッグバンガール/Fire Princess》

効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1300/守1500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のライフポイントが回復する度に、相手ライフに500ポイントダメージを与える。



概要

第2期第5弾パック「Spell of Mask -仮面の呪縛-」で初登場した効果モンスター。

自分のライフポイントが回復するたびに相手に500ダメージを与える」という唯一無二の効果を持つ。
自分が回復するごとに《ファイヤー・ボール》を飛ばしてくれるのはなかなか良く、今も彼女を中心に様々なコンボが考えられている。

ただし、《ホーリー・エルフの祝福》などで一度に大量に回復しても、与えるダメージは500止まり*1
ビッグバンアターック!!」とか「バーニングビッグバン!!」とかのような大火力を出すのは不可能。
名前に反して慎ましい火力しか出せないお姫様なのだ。

そのため彼女の効果をうまく使うなら、1ターン中に回復系の効果を複数使い、「回復量」よりも「回復回数」を稼ぐ必要がある。
(もっとも、仮に回復量依存だと禁止カードまっしぐらなのは間違いないが…)
現代のOCGでよく見かける「同名1ターン1回」などの回数制限は一切無いので、複数フィールドに並べればダメージを倍増させる事も可能。
レベル4なので《召喚僧サモンプリースト》でも呼び出せる。

彼女を主体とし、回復しつつダメージを与えるデッキが【キュアバーン】である。
お友達……もとい相性の良いカードはそちらの項目をどうぞ。

そしてイラストも美しい
赤いローブを纏って振り返る姿はいかにも凛としているが、どこか炎のような儚さも思わせる佇まいである。
それらしい杖も持っているので、イラストだけを見て(《砂の魔女》同様に)魔法使い族と勘違いした方も多いのではないだろうか。

ちなみに英語版の名前は「Fire Princess」。
ビッグバンの要素は微塵も無いが、「Big Bang」という名称自体が元々はマイナスイメージを孕んでいたというのを考慮しての事かもしれない*2
何よりプリンセス……良い響きである。


現状の評価

……しかし、いかんせん除去耐性を一切持たない一昔前のカードなのがネック。ノーコストで出せるモンスターに除去耐性なんてある方が本来おかしいのだが。
大昔は《平和の使者》や《レベル制限B地区》、《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》など、いわゆるロックパーツを駆使して守ってあげることもそれなりにできたのだが、展開も除去もすっかり高速化しきった現環境では召喚時の効果か何かでおまけ感覚で消し飛ばされる。

そもそも、「レベル」自体持たないエクシーズ・リンクモンスター≒上記カード群でロックが困難なモンスターが大量に出てきた現代OCGでは、「1体のモンスターを長時間維持する」デッキコンセプトそのものがかなり強烈に否定されてしまっている。
やるなら最低でも破壊耐性+対象耐性くらいは欲しいところだが、なんとこの娘は無耐性。どうしろと。

ループコンボからの1キルに活路を見出したいところだが、今のところそんな悪さが可能なお友達も見つかっていない。見つかった瞬間即座に監獄行きだろうし
魔鍾洞》が現役だった頃は相手を完全に行動不能にしてからチクチク削っていく……辺りが現状彼女を活かす戦略のベターだったが、上述の通り彼女の貧弱さがかなりのネック。
何より、ロックを掛けられるならもっと楽に早く勝てるカードが他にいくらでもある点がどうにもできない。

ただ、あらゆる要素でインフレ極まっている遊戯王OCGだが、破壊などの除去手段に比べて回復だけはインフレが妙に遅い。
回復効果は直接的な勝利に繋がらず、下手するとゲーム時間を長引かせるだけなのでどんなTCGでもそれ自体は自然な流れなのだが、こと遊戯王に限っては「下手に回復を強化すると彼女周りが大爆発する可能性を危惧している」という見方も出来る。

とは言え、【アロマ】のようにライフ回復を運用の主体とするカード群も後世に追加されており、秘めたポテンシャルは決して低くない。
現に、第12期以降は汎用ランク4の《ヘルフレイムバンシー》やサーチ魔法《篝火》といった強力な種族サポートカードが登場しており、これまで不遇気味だった炎族そのものを大きく後押しする動きが訪れている。
彼女の飛躍を目指し、今もどこかで忠臣の決闘者がコンボを考えているだろう。
……回数制限のないバーン効果で自分もろとも環境を消し飛ばす事がないよう祈るばかりである。


アニメでの活躍

DM』オリジナルの「KCトーナメント編」で、ベッキーことレベッカ・ホプキンスが使用。
天使の施し》により《堕天使マリー》を墓地に送り、さらに《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》によるロックバーン戦術を披露した。




ビッグバンガール「私を3枚フィールドに立てた状態でバーンしながら、追記・修正してみなさい」

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最終更新:2026年04月10日 18:15

*1 もっとも、《ホーリー・エルフの祝福》については、古い裁定では「モンスターの数」に応じて回復処理が発生したため、このカードだけで大ダメージを与える事ができた。

*2 同様に、通常モンスターの《ビッグバンドラゴン》も英語名は「Twin-Headed Fire Dragon」と、ビッグバンの要素が無くなっている。