アットウィキロゴ

キュアバーン(遊戯王OCG)

登録日:2009/07/24 Fri 20:52:23
更新日:2026/05/12 Tue 01:44:55
所要時間:約 4 分で読めます





【キュアバーン】とは、『遊戯王OCG』におけるデッキコンセプトの一種。


概要

その名の通り、自身のライフを回復(キュア)しながら《ビッグバンガール》の効果ダメージ(バーン)で相手ライフを削っていくデッキである。
決してプリキュアの仲間ではないし、大魔王バーンとも一切関係無い。
遊戯王OCGのバーン系デッキとしては古参中の古参で【ロックバーン】より誕生が早く、中・長期戦型デッキの草分けとも言われる。

基本的には、永続的にライフを回復し続けるカードを展開し、その大量のライフにものを言わせてライフコストを必要とするカードで相手をロックし、ガールを守りながらバーンを行って勝利するという流れ。
ただし必ずしもバーン一辺倒というわけではなく、後述のカードらによってビートを織り交ぜてゆくことも可能である。
というか新しめのカードを挿すとどうしてもそうなるのでコンセプト崩壊しがちで危険。

利点としては、大量のライフを必要とする《神の宣告》や《銀幕の鏡壁》などを使用していてもあまり苦にならないという事だろう。
上手く展開出来れば毎ターン2000以上は余裕で回復出来るので、ライフコストは無限に払えると言っても過言では無い。
また、《神の宣告》と《ギャクタン》なども3積みすることが出来るので、パーミッションのようなプレイングも可能である。

なお、このデッキには、他にも隠された利点として「女性型モンスターが多い」というところがある。
主軸となる《ビッグバンガール》を始め、《白魔導士ピケル》・《プリンセス人魚》・《踊る妖精》etc……と、とても目の保養となるデッキである。


デッキ内容

主役

このデッキの主軸となるカード。彼女が居ないと始まらない。
炎族サーチカードの《篝火》は勿論、《UFOタートル》や《召喚僧サモンプリースト》などを用いていち早くフィールドに出せるようにしたい。
コンボが必要な割にバーンは500ポイントと一見少ないように思えるが、回数制限が無い上に回復した回数だけバーンするので、うまくハマればとてつもない火力を生み出すことができる。


ライフ回復効果

  • 黄金の天道虫(ゴールデン・レディバグ)
自分ターン中、手札のこのカードを相手に公開し続けることを条件に500ポイント回復する。
フィールドを圧迫しないのが利点。

墓地に存在する限り毎ターン200ポイント回復する。
複数体いれば効果は重複するので、このカードが墓地に3枚あればガールの効果がその都度3回発動することになる。
《黄金の天道虫》と同じくフィールドを圧迫しないので非常に優秀だが、上級モンスターなのでやや扱いにくい点がネック。
終末の騎士》や《おろかな埋葬》、または手札交換などを用いて素早く墓地に落とそう。

相手の手札の枚数×500ポイント回復する起動効果を持つ。
フィールドに出さなければならないが、かなりの量を回復できる。
問題点は気持ち悪いことぐらいか……

スタンバイフェイズ時にライフを自分のフィールド上に存在するモンスターの数×400ポイントも回復してくれる優秀なロリ。
リビングデッドの呼び声》蘇生からの《地獄の暴走召喚》で一気に場に並べれば、場に他のカードもあった場合、なんと6000も回復してくれる。

  • 踊る妖精(ダンシングフェアリー)
守備表示になると毎ターン1000ポイント回復する。
攻撃力も1700とそこそこあるので、時にはアタッカーにもなりうる。
効果にタイムラグがあるのがネック。

相手がモンスターを特殊召喚する度にその攻撃力分だけライフを回復できる夢のような手札誘発
普通のデッキでは使い勝手が悪いが、このデッキでは最高の働きをする。
16回特殊召喚すれば相手は死ぬ…のだが、それだけ展開していればさすがに《ビッグバンガール》が持たないだろう。

  • 《魂吸収》
カードが除外される度に1枚につき500ポイント回復する永続魔法。
《ビッグバンガール》との相性も最高だが、除外ギミックを取り入れなければならなくなるので構築が複雑化するのが欠点。

  • 《魔法吸収》
お互いが魔法カードを発動する度に500LP回復できる永続魔法。
《ビッグバンガール》と組み合わせる事で、あらゆる魔法カードが500ダメージを与えるバーンカードと化す。

  • 《神の恵み》
ドローする度に500ポイント回復する永続罠。
除去される恐れもあるが、回復カードの中ではクセがなく使い易い。

ダメージを受けるとその数値分回復して更にサンヴァインモンスターを展開できるモンスターたち。
《聖蔓の癒し手》を特殊召喚できれば更に回復して大幅にダメージを見込める。


増えたライフを活かすカード

ライフを2000払うことで攻撃力を3000上げることができる。
レベル、攻撃力が低いのでロックの影からちくちく殴ったり、バーンデッキの天敵《マテリアルドラゴン》を戦闘で破壊できる。
ライフコストには困らないデッキなので活躍してくれる。

ライフ回復に専念すれば10000を超えることも可能なので、一気に大逆転することもできる。
ただしライフが100になるのでちょっとしたことで死亡する。
特に球体形や不死鳥を使わない場合、このカードが活躍できる可能性のあるデッキはこれと【アロマ】ぐらいだろう。
ただしライバルが……(下記参照)

  • 《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》
ライフ差を打点に変えるシンクロモンスター。
S素材の縛りから光属性チューナーを採用する必要があるものの、このデッキではしばしば冗談のような数値の攻撃力を叩き出せるので狙う価値は十分にある。
自己再生効果のライフコストも大した問題にはならないだろう。

自分のLPが9000以上の時、2000ライフを払って2枚ドローできる通常魔法。
うまく回れば複数回の発動もでき強力だが、このデッキは割とライフコストを払ったりするので意外と腐ることも多いので枚数は調整しよう。

  • 《銀幕の鏡壁(ミラーウォール)
相手攻撃モンスターの攻撃力を半分にする永続罠。
毎ターン2000LPという莫大なライフコストが必要だが、これと《生命吸収装置》と組み合わせることでロックとバーンが同時行える。
フィールドを圧迫するのが痛い。

  • 《スクリーン・オブ・レッド》・《光の護封壁》
相手からの攻撃をすべてシャットアウトする強力なカード。
莫大なライフコストもこのデッキならほとんど気にならない。

  • 神の宣告》・《神の警告》・《神の通告》
《神の宣告》はライフ半分なのでこのデッキであっても若干痛いが、除去を防げるので是非採用したい。
残りの2枚は気軽に使っていけるだろう。

強力な反面通常のデッキだと腐ってしまうこともあるが、このデッキでは比較的安定して効果の発動を狙えるだろう。
元々EXデッキに頼り切るタイプのデッキではないので、それなりのスロットを融合モンスターに割ける点でも相性抜群である。
ロックカードに《ナチュル・エクストリオ》を混ぜてより盤石な布陣を敷いたり、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》でバーンを高速化させたりと応用性も高い。
もちろん、定番の《サイバー・ツイン・ドラゴン》《サイバー・エンド・ドラゴン》で一気に攻め込むのもアリ。
2014年7月に無制限化されたので採用できるようになった…のだが、やっぱり暴れたので2023年7月に禁止カードへ逆戻り。
2025年現在、コンピュータゲームを含めて公式リミットレギュレーションのある全媒体で採用できなくなってしまっている。

仮に2,3体を蘇生させたとしても大した痛手にはならないだろう。
バトルフェイス不可のデメリットも基本的にロックバーンデッキなので気にならない。
これでリリースを確保してラーを(ry
…という動きもできたのだが、【未界域】を筆頭に墓地肥やしを得意とするテーマが増えた事から禁止カードへと指定された。


その他

  • 《プロミネンス・ドラゴン》
他に炎族モンスターが居ると攻撃対象にされなくなる効果、エンドフェイズ時に500ダメージを与える効果を持つ。
《ビッグバンガール》と一緒に立てれば勝手にバーンしてくれる上、自身も炎族なので《篝火》でサーチ可能。
《銀幕の鏡壁》発動下では、《青眼の白龍》に狙われても相打ちになる。

どちらもランク4のエクシーズモンスター。前者はバーン効果、後者は直接攻撃効果を持つ。
とどめの一撃用にEXデッキに入れておくと便利。

  • 《ヘルフレイムバンシー》
炎族なら何でもサーチできる効果を持つ、《篝火》内蔵のランク4エクシーズモンスター。
現在は《篝火》が制限カードとなっているので、こちらも投入しておくと良いだろう。

  • 《マジック・キャンセラー》
ロックの罠カードが増えたことによって、より採用しやすくなった。
全ての魔法カードを無効にする能力は非常に強力。








だがしかし、時代が変われば主役も変わる。

こちらのカードを見ていただきたい。


エクシーズ・効果モンスター
ランク2/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
闇属性レベル2モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「No.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):「No.」カードを装備しているこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、自分のLPが回復した時に発動できる。
その数値分だけこのカードの攻撃力をアップし、その数値分だけ相手にダメージを与える。

【キュアバーン】は変わったのだ。
《ビッグバンガール》を主役として何回も回復するバーンから、《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》を主役とした一度の大量回復で終わらせる1キルへ。

詳細はあちらの項目を参照のこと。




追記・修正・回復お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年05月12日 01:44