登録日:2024/05/13 Mon 21:23:44
更新日:2025/01/13 Mon 07:05:06
所要時間:約 5 分で読めます
CV:田中完
【概要】
漫画が本格的に
デュエル・マスターズ(TCG)を扱い始めてから登場。
十字のような髪型とビン底眼鏡が特徴的なギャグ漫画の登場人物みたいな外見だが、これでも
超凄腕の名医にして科学者、そしてデュエリスト。
常に耳かきをしているなどとぼけた性格だが命の扱いに関しては真摯であり、
バベルとの戦いでは回想だけに留まっているが壮絶な過去を思い返している。
【活躍】
無印
勝舞がジョージに勝利した直後に初登場。
謎の機械に乗り、修行から勝手に抜け出したジョージを「タコなぐりマシーン」でボコボコにするという衝撃的な初登場だった。
※ジョージの年齢はこの時点で1歳10か月です。
ジョージへのおしおきに加え、ミミやれく太にもイタズラを加える様を見てキレた勝舞に対し真のデュエルを始める。
圧倒的な腕前で勝舞を圧倒する。
そしてあろうことか…
ダイレクトアタックを敢行、勝舞を殺害してしまう。
即座に手術を行い傷は完治させるものの、勝舞はこれを機にデュエマそのものへの忌避感を覚え、しばらくカードすらロクに触れない状態になってしまった。
その後は白凰とミミ、そして復活した勝舞を弟子に加え、ジョージと共にデュエルの修行を施す。
満を持して始まったバトルアリーナではしばらく観客に徹していたが、
牛次郎が白凰に瀕死の重傷を負わせた際には彼の「責めないでやって欲しい」という伝言を捻じ曲げ
と勝舞に伝える。
本誌掲載時だと「殺せ」とぶっちゃけていたのだが、後に語られる生死への価値観とのすり合わせか単行本掲載時に上記のように変更された。既に勝舞は殺している為それでもポリシーには反しているのだが真のデュエルの危険性を教える為には致し方なし
その後は白凰の治療に専念し、
ザキラ達が幽を迎えに来た際にはNACと共に臨戦態勢を取り、あのザキラに「撤退だ、相手が悪い」と言わしめた。
撤退後、ザキラから記憶を奪われ幼児退行した白凰を、幽とバケツマン共々自宅に住まわせていたが、留守を狙ってやって来たキルミーとジェイソンにまんまと白凰を奪われてしまった。
ザキラと勝舞の初の決闘では、ザキラに勝利が殺された証人として扱われており、駆け付けた時には苦々しい表情を見せた。
アニメ「チャージ」ではこのくだりが掘り下げられており、三年前の世界大会でガルドに参加者が皆殺しにさせられた=地球上にザキラより強いデュエリストがいなくなった為、ザキラを倒せるデュエリストを育成すべく勝舞達を育成してきたことが語られている。
最後は勝舞とれく太を飛行機に載せて飛び立ち、「我々には希望があるのだから、希望が……。」と独白していた。
FE
それまでも滅茶苦茶な修行をさせていたはずだがこれ以上勝舞の修行の為に心を鬼にすることが出来ず、彼をゼウスの待つスペインの決闘神殿に送り出す。
それ以降は専らサポートに回っていたが、エジプトで勝舞を迎えに再登場。
ガルドがデュエルマスターを三人確保したところでジェドと共にUFOに細工を施し、墜落させたばかりかデュエルマスターを3人総取りで保護する事に成功する。
そればかりかジェドの仲間の孤児たちの為に1000人を収容でき、彼らが暮らしていけるだけの畑や水もある「ルートハウス」を建造するなど当時デュエマの漫画自体の打ち切りが決まった為かデウス・エクス・マキナっぷりを見せつけた。
日本に帰ってからはザキラに呪いをかけられていたデュエルマスター達の治療に当たっていたが、バベルの強襲を受け、誓いを破って久しぶりに真のデュエルを始める。
しかしバベルが「闇眼」を使っているのがわかると一転して劣勢に。
やむを得ず神のカードを使おうとするが、バベルが死の国を生き延びる為に闇眼を手に入れたように、自らも人を救う為に医者になったとギリギリまで投了を勧める。
この時の自分が勝つのが前提で話すバベルへの諭し方はたまに語り草になる。
最終的にデュエルマスターを守る為、意を決してゲキとメツをリンクさせ、その圧倒的な力でバベルに勝利。
ダイレクトアタックしてしまう…と思いきや、勝舞と《
ボルメテウス・武者・ドラゴン》が割って入った事で未遂に終わった。
この時の神が発した光でホワイトの洗脳が解け白凰に戻る契機となったり、バベルとのデュエルの直前に勝舞にかつて白凰と共に作ったデッキを託したりと、最終的にはサポーターに落ち着いた。
外伝では先代デュエルマスターであるヤエサルの主治医をしており、老衰に苦しむ彼と共に三年前のザキラと勝利のデュエルに立ち会っていた事が明かされた。
ジョージがデュエルマスターに目覚めた時には彼に母親と離れて暮らす事を提案、本編開始までの間、二人で修行に明け暮れる事になる。
その後
打ち切りを取り消しされて始まったSXでは序盤で
アダムの素性を勝舞達に伝えてフェードアウトした。
アニメ「
VS」ではルシファーが手術を受けに行った「つぎはぎだらけの天才医」として登場。
ブラックジャックよろしく顔がつぎはぎだらけになっていたのでもしかしたら別人かもしれないが…。
序盤から登場。
シティバトルでは耳かきの豆知識についてプレイヤーに熱弁するなど変人のようだが、メインストーリーでは技術畑なのが扱いやすいのか機械の扱いに長けた裏方として出ずっぱり。
キリコのボディも彼とカイトの共同制作。
メインストーリーでは
イズモと相対した際に、当時の最新弾でシークレットカードとしてゲキメツが再録されたのに合わせてか久々に神を見せんとしていた。
この時の相手はイズモが従える人造の神である
オラクリオンだったため、「
本当の神を見たことがあるか?」とアレンジされていた。
【使用デッキ】
勝舞との初戦では
パラサイトワームや
キマイラを中心とした闇単色と思われるデッキを使用。
《腐食虫スワンプワーム》による除去、《ギガベロス》等のファッティ、《
ギガルゴン》によるクリーチャー回収も織り交ぜた当時の単色デッキにしてはかなり実戦的な構築。
バベル戦では青黒赤のゲキメツデッキを使用、《
暴走機械オーバースキル》を利用したライブラリーアウト戦術や《死劇人形ピエール》による耐久戦法も織り交ぜいた。
デュエプレでは基本的に三色デッキを使用。
ゴッドの実装前は環境で活躍したカードが多めに投入されており、それ以外にもかなり実戦的なデッキを使用することが多い。
【余談】
《相撲 Dr.ウンリュウ》は
ヒーローズ・カードに彼の姿が描かれており、腹の辺りの意匠も彼の顔に酷似している。
追記・修正は神を揃えてからお願いします。
- 最初悪役かと思ってたらまさかの師匠枠とは思わなかったな… -- 名無しさん (2024-05-13 22:59:22)
- ガルドですらDr.ルートだけは警戒していたから頼もしかった -- 名無しさん (2024-05-13 23:07:19)
- クソ強いのに無印の最後の方でD・E・F?に足止めくらってたような -- 名無しさん (2024-05-13 23:13:56)
- 今の気持ちを聞かれたときの勝舞の返答は「今度は負けない」じゃなかったっけ?これも単行本だと修正されてる? -- 名無しさん (2024-05-13 23:54:05)
- 今明かされる悲しい過去という盛大な負けフラグを立てておきながら、神という名の販促の加護でそれをへし折った稀有な師匠キャラ -- 名無しさん (2024-05-14 01:15:16)
- アニメ版での最初の勝舞戦で使ったデッキがサバイバーデッキに変更されてたね -- 名無しさん (2024-05-14 08:56:06)
- 主人公を「死ね」と言って速攻で殺した人物にして、色々と過激な発言が目立つキャラ。でもミミちゃんのあのエンジェルコスを準備していた限りムッツリスケベなのかもしれない(笑) -- 名無しさん (2024-05-14 12:14:19)
- 初登場時の勝舞戦の絶望感はヤバかった。そこから味方になるとは思わなかった -- 名無しさん (2024-05-14 16:18:20)
- ザキラすら恐れさせる実力者だから、実はガルドの先代Yの称号持ちだったんじゃないかな。ザキラと同格のヤエサル様もY称号持ちにされてたし。でもそれだとゼウスの立場が(汗) -- 名無しさん (2024-05-16 15:24:48)
- 勝舞を追い詰めるけど主人公補正で逆転されるんだろうなぁ→あっさり叩き潰しました。 Vがルートを倒して勝舞陣営の宿敵になる展開だろうなぁ→普通に勝ちました。 なんなんだこのフラグクラッシャーは… -- 名無しさん (2024-05-25 23:39:46)
最終更新:2025年01月13日 07:05