ロキシー・ミグルディア

登録日:2024/07/12 Fri 01ː35:00
更新日:2024/11/20 Wed 13:10:18
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私は今、初めてわかった

大切なことは、言葉ではなかったのだと


ロキシー・ミグルディアは、ライトノベル『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』の登場人物。

CV:小原好美(アニメ版)・広橋涼(ドラマCD版)

●目次


【概要】

無職転生』の主人公ルーデウス・グレイラットの事実上の師匠*1で主要人物の一人かつヒロインの一人。

外見こそ人族と言っても違和感ない容姿だが、『ミグルド族』という魔大陸に集落がある魔族の一族出身で物語開始時は水聖級魔術師(後に水王級魔術師に昇格)と凄腕の魔術師でもある。

容姿は一般的な魔法使いの帽子を被り青い髪を三つ編みにしており、ジト目で眠たげな表情をしている14~15歳の小柄な美少女と言える容姿。だが甲龍歴373年生まれで、実年齢は初登場時(アニメ第1期第1話の時点)で37歳*2と、実はルーデウスの父パウロ・グレイラット(甲龍歴388年生)や母・ゼニス・グレイラット(甲龍歴390年生)より一回り以上年上のれっきとした成人女性。*3

尚、スピンオフ作品『ロキシーだって本気です』では主人公を務める。


【人物・性格】

礼儀正しく勤勉な努力家だが、初対面のグレイラット夫妻に対して「子供の才能に舞い上がったバカ親」と小声(のつもり)でボロカスに言ったり、後の生徒の一人となるパックスに対しても(本人の授業態度もあり)辛辣な対応をするなど、シニカルな一面も持ち合わせており、決して聖人君主な人物という訳ではない。

魔術師としての実力も吟遊詩人の歌になる程優秀だが、おだてられると調子に乗りやすい。
加えて即断即決の考え方を持っている為か間が悪いことも少なくなく*4ドジッ子な一面もある。

一見無愛想な人物だが認めた相手や恩を受けた相手には誠心誠意尽くす、面倒見が良く義理堅い性格の持ち主。

前述の通り、成人しているとはいえ種族ではまだ年頃なので、俗な欲求や異性への好みは有る。
種族柄成長しても幼く見える容姿や光の加減によっては緑にも見える青髪*5にはコンプレックスがあり、実際少なからず苦労もした模様。

冒険者時代はダンジョンに出会いを求めて迷宮に入り浸っており、『男らしく背がスラッと高くて、でもまだ子どもっぽい表情をする青年迷宮の奥底で偶然助けられるんです。そしてそのまま力を合わせていくうちに互いに恋が芽生えて、迷宮を脱出したところで…(アニメ原文ママ)』という夢物語が理想らしい。

2年に渡って住み込みで幼少期のルーデウスの家庭教師を務めたことでグレイラット家からは家族同然に受け入れられており、ロキシー自身も魔族の自分を偏見なく受け入れて家族のように接してくれた、グレイラット家やルーデウスへの思い入れは強い。

またかなり甘党でもある。


【戦闘能力】

水・氷系統の魔術を得意とする水王級*6魔術師。
一人で冒険者をやっていた時代が長いことから戦闘経験も豊富で、強大な魔物を相手にしても冷静な対応や状況判断を下すことができる優秀な魔術師。
教職の仕事をしていたことからも知識も豊富で古代の魔物などにも詳しい。

剣士が強いこの世界では実は主人公のルーデウス以外では意外と貴重な単体戦闘能力の高い魔術師*7
一時期はダンジョン攻略を専門としていた冒険者で、土魔術で守りを固め、氷魔術で前衛の魔物を足止めし後衛の魔物を一掃する戦法を得意とする。
魔力量もそこらの魔術師よりは断然多い上、無詠唱魔術こそ使えないが短縮詠唱魔術の精度も高い。
総じてS級冒険者の魔術師であるタルハンドをして「魔術師としては規格外」と称される程。
ただし対人戦経験はそれほど多くなく、どちらかといえば魔物相手の戦闘を得意としている。

実力的にはシルフィエットと同じくらいと聖級剣士クラス*8の強さである。迷宮で再会した時点で単純な戦闘能力ではルーデウスと大きな差ができており、後に戦闘面では足手纏いとされる場面もある。

また戦闘には関係ないがミグルド族には『念話』というテレパシーのような能力が備わっており、この能力を用いてミグルド族は意思疎通を図るため基本会話をすることがない。
しかし彼女はこの念話を生まれつき使うことができない為、幼少期は周りと意思疎通が取れず孤独な日々を過ごしており、これが出奔の大きな理由になる。


【来歴】

以下、スピンオフ作品『ロキシーだって本気です』、アニメ第1期~第2期終了までのネタバレ。

誕生~出奔~リカリス愚連隊解散~魔法大学入学~卒業

甲龍暦373年にミグルド族の父、ロイン・ミグルディアと母、ロカリー・ミグルディアの一人娘として誕生する。両親からは確かな愛情を受けていたものの幼少期は前述の通り念話が使えなかったため、孤独な幼少期を過ごしていた。
ある日ミグルド族の集落を訪れた人族の魔術師ブラッディーカントに魔術や外の世界のことを教えて貰ったことで、魔術師としての道を歩んでいくことになり、外の世界に興味を抱いていく。
前述の通り念話が使えなせいで故郷では疎外感を抱いていたことが大きな理由となり、ミグルド族の里を家出同然で早々出奔し冒険者になった。

冒険者となったロキシーはノコパラ*9やブレイズ*10に勧誘され、リーダーのデール(ハーケンディール)、ノコパラ、ブレイズ、ロキシーの4人でリカリス愚連隊を結成する。しかしある日、リーダーのデールが戦死したことによりパーティーは解散する事となった。

パーティー解散後は魔大陸を出て数年間冒険者として活動した後、中央大陸でブラッディーカントと再会し、ラノア魔法大学への紹介状を貰ったことでラノア魔法大学に入学。水聖級魔術師のジーナス・ハルファスに師事しロキシー自身も水聖級魔術師になる。

しかしジーナスとは当時お互い自己顕示欲の強い性格だった為、最終的にほぼ喧嘩別れのような形で袂を分かつことになる。
魔法大学卒業後は行くあてもなく放浪していたが、グレイラット夫妻が出した家庭教師募集の求人を見て、主人公ルーデウス・グレイラットの家庭教師として雇われることになる。


グレイラット家での日々

無職転生アニメ本編はここから開始する。

主人公・ルーデウスが3歳になった甲龍暦410年に息子の家庭教師としてグレイラット夫妻に雇われ、家庭教師としてグレイラット家を訪問し、当初はルーデウスの事を『ちょっと成長が早いだけで子供に才能があると思い込んじゃうバカ親の息子』とシニカルな目で見ていたが、ルーデウスが詠唱無しで魔術を扱えるのを知って衝撃を受け、『コレは鍛えがいがありそうですね』と考えを改める。

そんな感じでグレイラット家の面々をシニカルな目で見ていたロキシーも、魔族の自分を偏見なく受け入れて盛大な歓迎会まで開いてくれたグレイラット家の面々に心を開いていき、グレイラット邸に住み込みで2年間過ごしていくうちに、ロキシー自身もブエナ村に馴染んでいく。

やがて飲み込みの早いルーデウスに教えられることがなくなり、卒業試験と称して外に連れ出そうとする。実はこの時ルーデウスは前世のトラウマで外出に怯えていたのだが、ロキシーはそうとは知らないまま優しく彼を馬に乗せ、無事外に連れ出すことに成功する。
自分自身にも前世の誰にも出来なかった長年のトラウマから解放してくれたことで、ルーデウスはロキシーに対して絶大な恩義と尊敬を抱くことになり、神のごとく崇めるようになる。(それはもう盗んだパンツを御神体として生涯大事にしたり、キャストオフ可能な土人形を作ったりしてしまう程)

卒業試験後、ルーデウスを水聖級魔術師として認定し、ブエナ村を後にしてグレイラット家と別れた。


シーローン王国での日々~捜索パーティー結成

ブエナ村を後にしたロキシーは各地を旅しながら、前述の通り出会いを求めて迷宮探索に精を出す。しかし幼すぎる容姿のせいでなかなか目標は達成できないまま、気が付けばシーローン王国有数のダンジョンを単独制覇すると言う偉業を成し遂げる。
前述の偉業により同王国の宮廷魔術師兼第七王子のパックスの家庭教師として迎えられる。
…が、ルーデウスと比べて魔術の腕でも大きく劣る上に胸を揉むなどセクハラ行為を続けるパックスに対して、ロキシー自身は呆れながらも対応していたものの、内心ではパックスのだらしなさに呆れており、そうしたロキシーの内心を察したパックスは授業をサボるようになり、ロキシーもサボる事を放置するなどやる気をなくしていった。
その後はルーデウスのために手の込んだ魔神語のテキストを作ったりと、パックスの家庭教師にもかかわらずルーデウスとの文通の方を重視している有様であった。
もっともルーデウスはこの時にロキシーからテキストを受け取ったことで魔神語を習得することができ、これが後の魔大陸転移の際に大きく役立つことになる。
ちなみにこの時期に水聖級魔術師から水王級魔術師へとランクアップしている。

パックスの家庭教師に嫌気がさしていたと同時期にフィットア領転移事件が発生したことで、家庭教師を退職しシーローン王国を出奔することになる。
出奔後、グレイラット一家の安否を確認するためにフィットア領の難民キャンプを訪れ、パウロとノルンの無事を確認した後、かつて世話になったグレイラット一家捜索には、やぶさかではないと一家捜索を決意。
パウロのかつての冒険者仲間である長耳族の女戦士、エリナリーゼと炭鉱族の老魔術師、タルハンドに出会いグレイラット一家捜索という目的が一致した為、3人でグレイラット一家捜索パーティーを組むことになる。


グレイラット一家捜索~魔界大帝キシリカとの出会い

グレイラット一家捜索の為、パーティーを結成した3人は魔大陸に上陸しウェンポートの町に辿り着く。実はこの時にルーデウス率いるデットエンドとすれ違っているのだが、遭遇出来たのはこの時点では面識がないエリスとルイジェルドの二人だけで、肝心のルーデウスとはすれ違ってしまうことになる。

魔大陸を北上しリカリスの町に辿り着き、かつての仲間であるノコパラと再会したことでロキシー自身もリカリスの町から遠くない位置にある故郷に足を踏み入れ、出奔以来となる両親と再会したことで、両親からは確かに愛情を受けていたことを実感するのであった。
その際に両親からルーデウスがかつてミグルド族の村に来たことを知らされたことで、やっとルーデウスとすれ違ったことに気づき、またルーデウスが無事だとわかったことでゼニス、リーリャ、アイシャの3人を探すことを決める。

その後は魔大陸北西の町のクラスマで魔界大帝キシリカ・キシリスに出会い、一文無しのキシリカの窮地を救ったことでキシリカに恩を売る形となる。
その褒美としてキシリカの魔眼によりリーリャとアイシャの無事も確認し、ゼニスがベガリット大陸にいるという重要な情報を得ることに成功する。

そのゼニスに関する情報をパウロに伝えるためにタルハンドと共にミリシオンに向かうのであった。ちなみにエリナリーゼはルーデウスにこの情報を伝えるため中央大陸に向かうことになった為、ここで3人パーティーは解散することとなる。


ここまでがアニメ第一期である。


ベガリット大陸上陸~アニメ第二期終了

パウロ達と合流後、ベガリット大陸に上陸し、ゼニスが囚われている迷宮都市ラパン近くの転移の迷宮攻略にパウロ、タルハンド、ギースらと共に挑むことになる。
迷宮攻略は危険度S級の迷宮であることもあり大苦戦し、道中で転移罠を踏んでしまったことでパウロら仲間達と離れ離れになってしまい、一人無限ループ部屋に迷い込むことになる。

そこで魔物と対峙しながら1ヶ月近くも無補給で生き延びる羽目になってしまい、食料や魔力も尽き、魔物に襲われ力尽きる寸前、間一髪壁をブチ破って現れた青年に助けられる。
その青年はロキシーが前述の通り思い描いていた理想の若い人族の男性そのものであり、ロキシーはその青年に一目惚れするのであった。

その青年こそかつての愛弟子で成長した16歳のルーデウス・グレイラットであり、作中時間で11年ぶりに再会することになる。
なおロキシーの居場所が分かったのは『神の気を感じた』という非常にアバウトな理由。

ルーデウスに助けられた後休養を取り体力を回復したロキシーは改めてルーデウス、パウロらとゼニス捜索のため迷宮攻略に挑む。
ちなみにこの時点ではルーデウスが既婚者であることを知らなかったため、ルーデウスを完全に異性として意識していたロキシーは迷宮探索のデートの誘いなどをして猛アタックしていた。*11

やがて迷宮の最深部に辿り着き、一行は遂に巨大な魔力結晶に囚われたゼニスを発見することになるが、そこには迷宮の守護者である魔石多頭竜(マナタイトヒュドラ)の姿もあった。
ヒュドラとの戦いはまさに死闘で、ルーデウスとパウロの連携を軸に着実にヒュドラにダメージを与えていくことに成功するが、撃破一歩手前の所で一瞬気が逸れてしまったルーデウスをパウロが庇ったことで命を落としてしまう。
救出されたゼニスも言葉と記憶を失っており、ほぼ廃人のような状態であった。

この事実にルーデウスは完全に心を折られてしまう。
他のパーティメンバーはルーデウスが独り立ちした後に出会っているため、いずれ一人で立ち直ると楽観視していたが、幼少期の頃の脆さを知るロキシーはこのままルーデウスが立ち直れないのではないかと考え、ある決断に至る。

+ ロキシーの決断
『ルディが気に病むことはありません。私はルディが弱っているところにつけ込んだだけです。私がやったことなのです。』
『本来なら私みたいなのを相手にしてくれないのは分かっています。』

『その…言い訳を聞いてもらってもいいですか?』

『…ダメだとは思っていたんです。』
『エリナリーゼさんやギースさんもルディなら自力で立ち直るって言ってました。』
『けど、ブエナ村で暮らしていた頃を思い出して…』
『いや…勿論ルディには愛する人がいるって聞きましたし、きっとルディが落ち込んでもその人が立ち直らせてくれるんでしょう。』
『でも…その人はここに居ないじゃないですか。なら誰かが助けてあげないとってそう思うじゃないですか。』
『でもエリナリーゼさんもギースさんも放っておくつもりで、リーリャさんはゼニスさんに付きっきりで手が離せなくて…』
『じゃあ私がするしかって思うじゃないですか。』
だって仕方ないじゃないですか。好きなんですもん…

ロキシーが慰めてくれたことでルーデウスもなんとか立ち直り、ルーデウス自身もロキシーへの想いを自覚していたことと、エリナリーゼからの提案もありシルフィに次ぐ2番目の妻として娶る決意をする。

シャリーアに帰還後、家族に事情を説明。
ルーデウスの妹で、その場で唯一の一夫一妻を信条とするミリス教徒であるノルンからは当初猛反対されるが、肝心の第1夫人であるシルフィがロキシーの心情を察していた事と、結婚してから隙あらば襲われていた都合でそもそもルーデウスの下半身事情を最初から信用していなかったこともあり、快諾。
ロキシーも正式にルーデウスの妻としてグレイラット家の一員になり、ルーデウスとシルフィの娘ルーシー誕生を共に見届けるのであった。

ロキシーなりのケジメとして、出産までは正式に結婚しないこと、あくまでもシルフィを正妻とし、一歩引いた立場を心掛けるようになる。
*12


ここまでがアニメ第二期である。


【人間関係】

魔術の弟子で一番弟子。お互いの人生に大きな影響を与えた人物同士であり、ロキシーも当初はルーデウスをただの子供と侮っていたが、自分より魔術の才能に恵まれてもそれに奢らず謙虚に努力し続ける勤勉なルーデウスが自分を純粋に慕ってくれているのを見て、ルーデウスに対する感情は大切な一番弟子という認識に変わっていく。
ルーデウスからも過去のトラウマから解放してくれた大恩人として絶大な尊敬と恩義を抱くことになり、彼女の使用済みパンツを御神体としたロキシー教を創始してしまう程。
やがて成長したルーデウスに、迷宮で力尽きる寸前で助けられたことで一目惚れし、以後異性として意識するようになる。
ルーデウスも迷宮の死闘を経た後はロキシーに対する想いを自覚することになり、エリナリーぜからの後押しもあり第二夫人とする決意を固める。
ロキシー自身も幼少期のルーデウスを知っている数少ない人物なので周囲から優秀と思われることが多いルーデウスの弱さを理解している数少ない人物の一人である。

余談だが、幼少期に『僕は師匠の事、好きですよ?』とルーデウスが茶化した時、ロキシーは『あと10年経って考えが変わらなかったら、もう一度言って下さい』と軽くあしらっていたが、その約10年後にルーデウスから告白されている。


ルーデウスの両親でロキシーにとっては雇い主。グレイラット夫妻の求人募集を見たことで、ルーデウスの家庭教師となり、パウロとゼニスが魔族の自分を実の娘のように偏見なく受け入れてくれたことにロキシーは感激し、ロキシー自身がグレイラット家を第二の家族と思うほどの情を抱くようになった。
また、密かにグレイラット夫妻の夜の情事を覗き見てそれをオカズに一人でシていたりと、グレイラット夫妻には憧れにも似た感情を抱いていた様子。
フィットア領転移事件発生後は迷いなくグレイラット一家捜索に最後まで尽力し、後に息子のルーデウスと結ばれたことで義父と義母の関係となった。


  • ロイン・ミグルディアロカリー・ミグルディア
実の両親。念話が使えず村で疎外感を感じていたロキシーだったが、ロインとロカリーは念話が使えないロキシーを見捨てることは決してせず、娘に配慮して魔神語の勉強を真剣にするなど無償の愛をロキシーに確かに与えていた。
しかしロキシーがその事に初めて気づくのは成人してグレイラット家捜索のためにミグルド族の村に立ち寄った時である。


  • エリナリーゼ・ドラゴンロード厳しき大峰のタルハンド
フィットア領転移事件発生後にグレイラット一家捜索という共通の目的があったことで3人パーティーを組んだ旅仲間。ロキシー自身もエリナリーゼの男癖の悪さには呆れつつも共に過ごしていくうちに強固な信頼関係を互いに築いていく。タルハンドとも最後までグレイラット一家捜索のため行動を共にするなど関係は良好。


  • ブラッディーカント
人族の魔術師でロキシーが魔術師になるきっかけになった人物で、彼女との出会いによりロキシーが外の世界に興味を抱いていくことになる。


  • ノコパラ
リカリス愚連隊というパーティを結成していたかつての旅仲間で、馬のような容姿の魔族のシーフ。金にがめついノコパラに呆れながらも、再会時に酒場で一緒に飲むなど関係は悪くない。彼との再会が故郷に再び足を踏み入れるきっかけとなった。



  • パックス・シーローン
ブエナ村出奔後にシーローン王国にて彼の家庭教師として雇われることなったが、ルーデウスと比較して魔術の腕や授業態度で格段に劣るパックスに対してはあまり良い感情がなく、それを察したパックスは早々やる気をなくし授業をサボるようになったので、適当にあしらうなど塩対応をすることが多かった。
転移事件を機に出奔してからもパックスはロキシーに対して執着しており、彼女を連れ戻す為、転移事件でロキシーのツテを求めて来たリーリャとアイシャを軟禁して人質にする暴挙を働いたが、数年後ルーデウスとザノバに粛正され、国外留学という名の追放処分を受けてしまう。


【余談】

  • ルーデウスがアニメで実際に作ったロキシー人形は現実にフィギュアとしてコトブキヤから発売されている。しかも原作と同じく着脱式で、胸を隠す腕が服の裏側に隠れる形で、ホクロの位置まで完璧に再現されている模様。

また、コラボとして純米吟醸の『露祈酔(ろきすぃ)』なる日本酒が着物がはだけたロキシー専用ラベル付きで販売されたりした。
これらのトチ狂った所業により、絶対ルーデウスが監修してるだろとの専らの噂。




追記・修正は家庭教師の女性の下着を盗んでそれを御神体としない方にお願いします。

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最終更新:2024年11月20日 13:10

*1 ロキシー自身は師匠と仲違いした経験から師匠とは呼ばないようにルーデウスに言っている。

*2 偶然にもルーデウスの前世の年齢を含めると同い年。

*3 尤も無職転生の世界では15歳で成人なので、見た目でも一応成人には見えるはずである。また、ミグルド族の寿命は200歳程度なので、人族に換算すると20歳くらいだと言われている。

*4 例としてシーローン王国を出奔した直後に転移事件に巻き込まれたリーリャ&アイシャが尋ねてくる。ウェンポートでルーデウスが不在の時にエリスやルイジェルドとすれ違う等。

*5 過去の戦争で人族にも魔族にも甚大な被害をもたらしたスペルド族の髪が緑色なためこの世界では緑髪は差別対象。単なる偏見だけでなく呪いも絡む結構深刻な差別文化。

*6 技量の順番は神級>帝級>王級>聖級>上級>中級>下級

*7 戦争で魔術が発達した関係で魔術師は戦争などで大規模な魔術で戦局を変えるなど、集団戦が得意。

*8 神級>帝級>王級>聖級>上級>中級>初級の順に強い。

*9 アニメ1期11話でルーデウスを脅したがルイジェルドに警告を受けた馬のような容姿の魔族の男

*10 アニメ1期11話で赤喰大蛇(レッドフードコブラ)により命を落とした豚のような容姿の魔族の男

*11 この時のロキシーの年齢は50歳。

*12 結婚後の名前はロキシー・ミグルディア・グレイラットとなり、ミグルディア姓はミドルネームの『M』に省略される。