ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

登録日:2015/07/20 (月) 00:16:45
更新日:2025/04/09 Wed 17:47:16
所要時間:約 20 分で読めます




『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』とは、大森藤ノによるライトノベル作品である。レーベルはGA文庫。
イラストはおっぱいに定評のあるヤスダスズヒト
2023年6月時点で累計発行部数1500万部を突破している。


概要

元々は小説投稿サイト「Arcadia」並びに「小説家になろう」にて投稿されていた作品で、第4回GA文庫大賞で「大賞」を受賞した。
タイトルで勘違いされやすいが内容は王道のファンタジーバトルストーリー。
夢と野望に満ちたダンジョン、そこで繰り広げられる取り返しのつかない損失も起きる厳しい戦い、その中での主人公の出会いと成長を描いている。
タイトルとのギャップから実際読んで見てびっくりする人も多い。
元々、タイトルは「ファミリア・ミィス」とする予定だったのが商業出版の際に現在のタイトルに変更されたのだとか。
2014年1月から外伝の『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』が刊行されている。こちらのイラストは、はいむらきよたかが担当。名前に「ソード」が入っている影響で他社の人気ライトノベルの関連作品と間違える人がいたとかいないとか…

2015年4-6月期にアニメ化された。全13話+OVA1話。
2017年4月に外伝ソード・オラトリアが放送。
2019年7月より第2期が放送。全12話+OVA1話。
2020年7月より第3期が放送開始だったが、コロナウイルスの影響によりスケジュールが大幅に遅れ2020年10月に延期になった。全12話+OVA1話。
2022年7月より第4期前半「新章 迷宮編」が放送。全11話。
2023年1月より第4期後半「深章 厄災編」が放送全11話。
2024年10月より第5期「豊穣の女神篇」が放送、しかし2回放送延期をしたことで11話で放送中断、2025年春で完結。

アプリゲーム『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか メモリア・フレーゼ(略称はダンメモ)』が2017年6月19日より配信。
原作者完全監修の内容で「ギャグ4、シリアス3、原作で描かれていない部分3」のバランスで構成されており、全編録り下ろしフルボイスとなっている。
特に周年イベントの力の入れようは半端なく、1周年、4周年は作者公式のIFの物語、2周年、3周年、5周年は本編と明確に繋がる過去の物語が配信される。
1周年イベント『グランド・デイ』では、三大クエストの一角である『陸の王者ベヒーモス』の亜種との戦い。
2周年イベント『アルゴノゥト』では、原作でちょくちょく話に出てくる英雄アルゴノゥトの真実。
3周年イベント『アストレア・レコード』では、かつて最強と謳われた【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の眷属の初登場と、本編より先にベルの両親の詳細が判明。
4周年イベント『アエデス・ウェスタ』では、作者曰く『劇場版オリオンの矢』の完結編と言うべきストーリー。
5周年イベント『ナイツ・オブ・フィアナ』では、かつて存在した小人族の英雄『フィアナ騎士団』を主役とした物語。
6周年イベントは、ダンまちの中でも最大級の戦い、外伝ソードオラトリア12巻のエニュオとの最終決戦『狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)』が配信される。

このように非常に豪華な内容となっている上に、本編と明確に繋がる設定が次々出てくるため、ゲームでやって大丈夫なのかというツッコミもある。
ちなみにストーリーも年々長くなっており、『アストレア・レコード』以降は前編・中編・後編合わせて計10時間越えが当たり前となった。大森先生頑張りすぎ。
2022年に『アストレア・レコード』、2023年に『アルゴノゥト』が書籍化が決定。この2作品は主人公ベルのルーツが判明する物語でもあり、この二つの物語を知ってると本編の面白さが格段に上がる。
6周年イベント『狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)』を以て『メモリア・フレーゼ』で新規オリジナルストーリーなどの更新が完結することが決まった。
そして2024年6月にサービス終了となったが、クラウドファンディングによって一部ストーリーが収録されたメモリアルアプリとして現在オフライン版が配信中。


ストーリー

迷宮都市オラリオ――『ダンジョン』と通商される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望が全て息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出逢った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」
「はいっ! 僕は強くなります!」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。


これは、少年が歩み、女神が記す、



――【眷属の物語(ファミリア・ミィス)】――



用語


【迷宮都市オラリオ】
物語の舞台となる、世界で唯一の『ダンジョン』の上に建造された都市。
無限に生まれるモンスターから獲得できる魔石を狙って多くの冒険者が集い、
それを面白がる神々が多数存在する事で世界でも類を見ないほどの超人達が複数存在する「世界で最も熱い都市」。


ダンジョン
オラリオの地下に存在する、モンスターが産まれてくる地下迷宮であり、下部の階層に潜れば潜るほど広くなり、モンスターも強力になっていく。
12階層までが上層、13階層から24階層までを中層、25階層から36階層が下層、37階層から下の階層を深層と呼ばれる。
ダンジョンの秘密を神々は知っているみたいだが何故か隠しており、ダンジョンの最下層までたどり着いたものは誰もいない。


【神】
1000年前に天界より降り立った超越存在(デウスデア)。
元々は天界の住人だったが、無限の時をダラダラ生きる事に飽きた神々は下界に興味を抱き、
「下界に暮らす子供達と同じ地位と力で彼らの視点に立つ」というゲームを始めた。
そのため、下界では神の力を使うことは禁じられている。

その結果、下界の娯楽は神々を大いに興奮させ、多くの神が下界に永住することを決め、『神の恩恵(ファルナ)』を与える存在として信仰されることに。
しかし、退屈が嫌で飛び出してきた連中ばっかりなため、基本的に自分の娯楽が最優先の人格破綻者が多く、
オラリオには神様によるどうしようもないオチが待ち受けている話、略して「神話」が数多く語られている。
地上での暮らしぶりも様々で、上手いこと強力な子供達を引き抜いて左うちわで生活している者もいれば、
持ち前の技術を活かして特殊なファミリアを運営している者、完全に趣味に没頭している者、
ニート生活を満喫していたら居候先の友人がキレて追い出され、バイトして生活費を稼ぐ羽目になっている者など様々。

天界では死後の魂を導く役割を担う。
要は閻魔大王みたいなことをしているわけだが、生前の行いはほぼ関係がない。
神に気に入られればどんな悪党であれ厚遇されるし、どんな善人でも気に入られなければその時の神の気分で罰を課されることもある。
ちなみに現在は多くの神が地上に降りてしまったため人手が不足しているらしく、天界に残る神は必死こいて仕事をするあまり相当に殺気立っているとか。


【ファミリア】
神によって組織される派閥。眷属とも言う。
個々のファミリアは主である神の名を冠して【○○・ファミリア】と呼ばれ、ファミリアの主である神は「主神」と呼ばれる。
下界では神の力の使用を禁じられている神々が、自分の娯楽に没頭するため、『神の恩恵』と引換えに組織しているギルドのようなもの。
冒険者によって構成される探索系、鍛冶師によって構成される鍛冶師系、
農業を営む農耕系、回復薬等を販売する医療系等、主神によって様々な種類が存在する。


【神の恩恵(ファルナ)】
神々が人間に与える恩恵。授かった時点で常人離れした身体能力が得られる。
神々によると、外部から与えられた神の力ではなく、個人の中に眠っている可能性を引き出すための『促進剤』にすぎないとの事。
言ってしまえば潜在能力を覚醒させる力。


【冒険者】
『神の恩恵』を授かり、ダンジョンに潜って生計を立てる者たちの総称。
Lv.1の冒険者を下級冒険者、Lv.2以上の冒険者を上級冒険者と区分され、そこからLv.2の冒険者は第三級冒険者、Lv.3とLv.4が第二級冒険者、Lv.5以上の冒険者を第一級冒険者と呼ばれる。
レベルを上げるのは命がけのため、多くの冒険者が集うオラリオでも大半が下級冒険者である。
現時点の最高峰の冒険者はLv.7だが、かつてはLv.8やLv.9の冒険者が存在した。


【ステイタス】
『神の恩恵(ファルナ)』によって引き出されるその人間の可能性。
基本アビリティ、発展アビリティ、魔法、スキル、そして総合的階位を示すレベルから構成され、
神は眷属の経験した事象である【経験値(エクセリア)】を抜き出し、
それを【神聖文字(ヒエログリフ)】として眷属の体に刻み込むことでその経験値を具現化させる。
まあ要するにポイントによる能力値の増大だと思えばいい。

レベルはその者のランクを示す数値。
何かしらの偉業(自分より強いモンスターや冒険者を倒す、死地や危地を乗り越えるなど)を為し、より上位の経験値を得て壁を突破することで初めてランクアップが可能になり、心身が劇的に進化する。
基本的に上位のレベルの存在に下位の者は単独では絶対に敵わないとされている。
レベルを上げるほどランクアップが困難になっていき、才能や覚悟が足りない者たちはLv.3・Lv.4当たりで打ち止めとなる。

基本アビリティは「力」、「耐久」、「器用」、「敏捷」、「魔力」の五項目からなる基礎能力。
一般的には0~999の数字とI~Sの等級によって示される。
経験値の内容によって上昇率は異なり、例えば攻撃を行えば「力」が、防御を行えば「耐久」がより上昇する。
生まれ持った肉体の資質によってアビリティの適性と上限が決まっており、冒険者の最終ステイタスは大抵がCかD、良くてBに落ち着く。アビリティの最高評価のSまで上り詰めるものは全くと言っていいほどいない。

発展アビリティは、何かしらの特性を指す。
アビリティの発現はランクアップ時で、経験値の内容によって発現するアビリティも変わってくる。
多くのモンスターを狩ることで発現する「狩人」、鍛冶スキルを引き上げる「鍛冶」などが存在する。

魔法は超常現象を引き起こす力。この世界では魔法を使えるか否かは種族によって決まっているが、神の恩恵によってどんな種族でも魔法の使用は可能になっている。
ただし、発現するかどうかは別問題。発現しないまま終わる者も少なくない。
魔導書を使用することで強制的に魔法を発現させることも出来るが、値段がバカ高いので普通は無理。

スキルは神の恩恵を得た者が発現させる固有の能力。
発現自体が希な特殊能力であり、発現者の特定の行動や基本アビリティ、魔法などを補正・強化する。
中には他に類を見ない特殊な効果を持ったレアスキルも存在し、それが知られた日には一躍注目の的&神の玩具コースが確定する。


『神の恩恵』の性質上、比較的安全な単純作業の繰り返しでは基礎アビリティを伸ばす事はできても永遠にランクアップには至らない*1
その為、「冒険者は冒険するな(探索は安全を最優先しろ)」の鉄則から反する無謀な行為が必要となる。
また、授けた主神の恣意でもお気に入りの冒険者のレベルを引き上げるようなことは出来ない。


【人造迷宮クノッソス】
1000年前、ダンジョンに魅入られた奇人ダイダロスとその子孫たちによってオラリオの地下に造られた迷宮。
広さはオラリオに匹敵し、深さはダンジョンの18階層まで到達するがこれでもまだ3割程度しか完成していない。
悪辣集団『闇派閥』の本拠地でもあり、このクノッソスが切っ掛けに多くの悲劇が生まれている。
外伝『ソード・オラトリア』《都市の破壊者》編の最後の戦いの舞台。


【三大冒険者依頼】
古代にダンジョンから地上へ進出した強力な三体のモンスターである「陸の王者ベヒーモス」、「海の覇王リヴァイアサン」、「黒竜」の討伐が依頼内容で最強の冒険者が揃うオラリオには、この三体を討伐する責務と資格がある。ベヒーモスとリヴァイアサンは15年以上前に【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】により討伐されたが、黒竜は未だ討伐されておらず下界の悲願である。


登場人物


ヘスティア・ファミリア】
女神ヘスティアを主神とするファミリア。
最初は新米冒険者一人とロリ神という零細ファミリアだったが、ベルの急速な成長と活躍によって徐々に仲間を増やし、評判を上げてきている。
戦争遊戯で一躍有名となり多数の入団希望者が訪れたが、主神の莫大なローンの前に波が引くように去っていったため今でもあまり生活に余裕がない。
基本的に団長のベルが個人的に関係を得た人物を連れてきて神ヘスティアがそれを認知するという形で団員を受け入れているため、ベルの意識が届く範囲でしか人が増えていない。
現在はLv.5に至ったベルにLv.6となったリューの加入、他団員も全員がLv.2の上級冒険者と少数ながら実力者揃いの一団となっており、少数精鋭派閥という立ち位置となっている。

CV.松岡禎丞
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.1→Lv.5
発展アビリティ:《幸運》《耐異常》《逃走》《連攻》
魔法:《ファイアボルト》
スキル:《憧憬一途(リアリス・フレーゼ)》《英雄願望(アルゴノゥト)》《闘牛本能(オックス・スレイヤー)》《美惑炎抗(ヴィナディース・テヴェレ)
武器:《ヘスティア・ナイフ》《牛若丸》《牛若丸弐式》《白幻》《ゴライアス・マフラー》
二つ名:【リトル・ルーキー】→【白兎の脚(ラビット・フット)】→【獅兎の光(レグルス・アルネ)

本作の主人公。【ヘスティア・ファミリア】団長。
育ての親であった祖父を亡くし、祖父が読み聞かせてくれていた英雄譚への憧れ、そして「男ならハーレム目指さなきゃな!」という教えに伴って運命の出会いを求めてオラリオにやって来た白髪の少年。
当初はただの新米だったがアイズとの出会いをきっかけに彼女に一目惚れし、スキル『憧憬一途』を発現させ急速に成長を始め、過去の記録を大幅に塗り替えるランクアップを達成し「世界最速兎(レコードホルダー)」として一躍注目の的となる。
ただ、本人はそのスキルの存在を知らない。
善良かつ純粋な性格から良くも悪くも人を惹きつけ多くの女性から好意を持たれているが、本人はアイズ一筋な上に鈍感なため気付いていない。

CV.水瀬いのり
性別:女 / 人種:女神

黒髪ツインテールボクっ娘ロリ巨乳な女神。
最近になって下界に降りてきた女神で、神友であるヘファイストスの下でニート生活を送っていたが、その有様にキレたヘファイストスによって追い出され、バイト暮らしをする事に。
そんな中でオラリオに来たばかりのベルと出会い、彼を眷属としてファミリアを結成した。
最近はベルの稼ぎが増えているため生活に余裕はあるが、ヘファイストスに頼み込んで作ってもらったヘスティア・ナイフの35年ローンがあるためただ働きさせられている。
ちなみにベルが『憧憬一途』の存在を知らないのは彼女が隠しているため。
レアスキルである『憧憬一途』の存在が他の神に知られれば絶対にトラブルになるという事と、アイズへの懸想が原動力になっている事が面白くないという事が理由。比率で言うと1:9。
怠け癖があるがいわゆるダ女神ではなく、ベルが連れてきた仲間を見極め、家族として道を指し示す厳しさと寛容さを兼ね備える。
人の善性を引き出す事を得意としており、ベルとの相性は最高。

そしてヘスティアを語る上で欠かせないのが「例の紐」の存在である。
二の腕と胸の下を通して体を一周するように身に付けており、
これによって彼女の豊満な胸が強調されるだけではなく、腕を動かせば胸がこうグイッとなる。
そのインパクトに某イラストサイトには大量のイラストが投下された。

  • リリルカ・アーデ
CV.内田真礼
職業:サポーター / 性別:女 / 人種:小人族(パルゥム)
ステイタス:Lv.1→Lv.2
発展アビリティ:《耐異常》
魔法:《シンダー・エラ》
スキル:《縁下力持(アーテル・アシスト)》《指揮想呼(コマンド・コール)
武器:《リトル・バリスタ》《スキウルス・ウォールナット》《栗火》
二つ名:【小人の大師(リトル・マーシャル)

ヘスティア・ファミリア】所属のサポーター。通称リリ。
元々は【ソーマ・ファミリア】の一員で、虐げられる日々を送り冒険者への嫌悪感を持っていたが、ベルによって救われ彼に好意を抱いている。
当初は神ソーマがリリに興味を持っていなかったため退団を許されずにいたが、戦争遊戯の際に正式に【ヘスティア・ファミリア】に改宗した。
ちなみに小人族なためベルからは妹のように思われているが、ベルより年上。
身体が小さいのと主神その他がバケモンなせいで目立たないがプロポーションもしっかり成人女性、バストもちゃんと標準以上に有る。
入団後は借金まみれの主神に代わり、ファミリアの財布を握っている。
冷静な現実主義者として一番シビアで安全な方針を最初に発言する、【ヘスティア・ファミリア】の議長役。
だが沈着冷静が強みであるが故に、とりあえず異常事態(イレギュラー)を持って帰ってくるのが売りのベルとの相性はある意味最悪。
前線戦闘の資質は乏しいが頭の回転の速さはファミリア随一で、後に指揮官としてパーティーの力になることを決める。
外伝「ソード・オラトリア」の穢れた精霊戦ではその頭脳の力を限界突破で発揮する。
遠征から帰還後、念願のLv2になった。

  • ヴェルフ・クロッゾ
CV.細谷佳正
職業:鍛冶師 / 性別:男 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.1→Lv.2
発展アビリティ:《鍛冶》
魔法:《ウィル・オ・ウィスプ》
スキル:《魔剣血統(クロッゾ・ブラッド)》《炎化創火(ベリタス・バーン)
武器:《大刀》《無名─三代目》《始高─煌月》
二つ名:【不冷(イグニス)

ヘスティア・ファミリア】所属の鍛冶師。
魔剣鍛冶の第一人者とも言われるクロッゾ家の出身であり、現在一族の中で魔剣を作成できる唯一の人間。
しかし本人は鍛冶師としての信念によって魔剣を嫌悪しており、家を飛び出してオラリオに来た。
元は【ヘファイストス・ファミリア】に所属しており、神ヘファイストスからもその才能に目をかけられていたが、団員からのやっかみと、ネーミングセンスの残念さによって中々日の目を見られずにいた。
そんな中ベルと出会い、初めての固定客として専属契約を結び、彼との冒険の中で自分の中の壁を乗り越えLv.2に達する。
そして戦争遊戯の際に窮地に陥る友のために【ヘファイストス・ファミリア】を退団し、正式に【ヘスティア・ファミリア】に入団した。
ヴェルフによって作られる魔剣は、Lv.4~6相当の長文詠唱魔法を即時発動させる事が可能。
遠征にて窮地に襲われ、その状況を打破するため誰も造った事のない砕けぬ魔剣《始高─煌月》の制作に成功する。
主神を除けばファミリアで一番安定したメンタルの持ち主で、とにかくすっ飛ばされてしまうベル、沈着冷静が売りゆえに異常事態に揺れやすいリリを後ろから支える【ヘスティア・ファミリア】の長兄。

  • ヤマト・命
CV.赤崎千夏
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.2
発展アビリティ:《耐異常》
魔法:《フツノミタマ》
スキル:《八咫黒烏(ヤタノクロガラス)(》《八咫白烏(ヤタノシロガラス)
武器:《残雪》《地残》《虎鉄》《春霰》《赤夜》
二つ名:【絶✝影(ぜつえい)

ヘスティア・ファミリア】所属の冒険者。
元々は【タケミカヅチ・ファミリア】の団員だが、自分達のせいでベル達を窮地に陥らせてしまったことがあり、その事に負い目を感じていたがベルに許された事で盟友となる。
そして戦争遊戯の際、窮地に陥る友のために【タケミカヅチ・ファミリア】から1年という期間を条件に改宗した。
無類の温泉好きで、彼女の要望により【ヘスティア・ファミリア】の浴場は極東風デザインの大浴場となった。
タケミカヅチに好意を抱いているので、【ヘスティア・ファミリア】内の女性の中で唯一ベルとフラグを立てない。
遠征後はアビリティが大幅に上昇しついでに新しいスキルも発現可能となったが、「自爆系のやばそうなのが発現しそうだった」という主神ヘスティアの判断で出さなかった。

  • サンジョウノ・春姫
CV.千管春香
職業:娼婦(見習い) → 世話係兼冒険者/ 性別:女 / 人種:狐人(ルナール)
ステイタス:Lv.1→Lv.2
発展アビリティ:《魔道》
魔法:《ウチデノコヅチ》《ココノエ》
スキル:《妖想狐術(ミクズメノホウ)
武器:《桜舞》《翠嵐》
二つ名:【六光金主(りっこうきんしゅ)

ヘスティア・ファミリア】所属の冒険者。
エルフや精霊と並ぶ魔法種族である狐人の少女であり、一時的にランクアップを施す階位昇華(レベルブースト)の魔法『ウチデノコヅチ』を使用できる。
元々は極東の貴族であり、命や桜花達【タケミカヅチ・ファミリア】の面々とは幼馴染であり友人だったが、ある出来事がきっかけで家を勘当され、その後オラリオに売り飛ばされた。
巡り巡って【イシュタル・ファミリア】に買われて娼婦となり、御伽噺や英雄譚のように英雄に救われる事を望みながらも、英雄の破滅の象徴である娼婦である自分に救われる資格はないと諦めていた。
しかしベルによって救出され、イシュタルがフレイヤによって天界に強制送還された事で【イシュタル・ファミリア】が消滅し、【ヘスティア・ファミリア】に所属する事となる。
出撃しない時は大きなしっぽをふさふささせながら【ヘスティア・ファミリア】のホームを保持するメイドさんをやっている。
娼婦身分ではあったものの、男の鎖骨を見ただけで卒倒するほどウブ。かつ、別の役目が見込まれていたため、「仕事」をした事がなく未だ生娘。
ただし知識だけは半端に入っているため、「自分は愛妾さんでもいいので」とか言い出したりと思考と発言はピンク色だったりする。
遠征前に複数の人間を同時にランクアップできるようになる魔法『ココノエ』を習得し、遠征の中で高速詠唱を習得するなど妖術師として力を増す。
遠征帰還後すでにLv.2にランクアップ可能な域に達していたものの、超修羅場の経験はあるが「普通にダンジョンで戦った経験」が少なすぎる事と、へっぽこすぎて下手に力を与えるのが危なっかしいからという理由で、戦いの立ち回りを学ぶためLv.1に据え置き保留していたが、【フレイヤ・ファミリア】との派閥大戦を前に戦力強化のためランクアップを果たした。

CV.早見沙織
職業:酒場店員・冒険者 / 性別:女 / 人種:エルフ
ステイタス:Lv.4→Lv.6
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《魔防》《魔道》《連攻》
スキル:《妖精星唄(フェアリー・セレナード)》《精神装填(マインド・ロード)》《疾風奮迅(エアロ・マナ)》《正義継承(アストラエ・ヴァルマス)
魔法:《ルミノス・ウィンド》《ノア・ヒール》《アストレア・レコード》
武器:《アルヴス・ルミナ》《小太刀・双葉》 《アルヴィス・ユースティティア》
二つ名:【疾風(しっぷう)

【ヘスティア・ファミリア】所属の冒険者兼、【豊穣の女主人】の臨時店員。
かつては【アストレア・ファミリア】に所属しており、オラリオの治安維持に尽力していたが、敵対派閥から闇討ちを受けて自身を残しファミリアは全滅。
リューはその報復として闇討ちを実行したファミリアの者やそれに協力した者を血祭りにあげ、ギルドのブラックリストに載ってしまっていたため、身を隠し冒険者を引退することとなる。
そして力尽きて倒れたところをシルに救われ、『豊穣の女主人』に身を置くことになった。
ベルの事は他の店員と同じくシルの将来の伴侶として認識しているが、彼女自身もベルを意識して行くようになり、深層でベルと共に過酷な戦いを挑み、仲間を失ったトラウマを癒し自分を救ってくれた彼に完全に好意を抱くようになる。
【フレイヤ・ファミリア】との派閥大戦が決定した際、決意を決めアストレアと再会してステイタスの更新を実行。
この時Lv.4の身で多くの偉業を成し遂げてきた影響により、僅か数日でLv.6へ昇格。
下界初の連続ランクアップという事例を成し遂げ、派閥大戦にて多大な貢献を果たした。
勝利後、再び冒険者として歩むことを決意しベルに【ヘスティア・ファミリア】入団を希望。
ヘスティア達からも快く受け入れられ、ギルドも貴重な人材故黙秘はするが、名前と身分は偽るようにと条件に出された事で、Lv.6の謎の新人冒険者『リュー・クラネル』『リュー・アストレア』という訳の分からない肩書きと隠す気ゼロの名前を掲げ、正式に【ヘスティア・ファミリア】へ改宗を果たす。


【ロキ・ファミリア】
女神ロキを主神とするファミリア。
高レベルな冒険者を多数抱えた最強ファミリアの一角。
仲間との団結力を重視したファミリアで、「組織の力」とダンジョン攻略能力は名実共にトップクラス。
外伝ソード・オラトリアでは主人公であるアイズを含め、【ロキ・ファミリア】の面々が活躍し、最強ファミリアの一角としての実力を遺憾なく発揮している。
団員数も多いため、漫画版を含めるとネームドキャラの数は作中最多だが、同時に騒動の規模も本編以上のものが多く、下位団員の中から容赦なく戦死者が出てしまう事もある。
最強ファミリアであることや迷宮攻略の最先端にいるファミリアという事もあり、ぶっちゃけ本編主人公達以上にダンジョンしている。


CV.大西沙織
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.5→Lv.6
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《剣士》《精癒》
魔法:《エアリエル》
スキル:《復讐姫(アベンジャー)
武器:《デスペレート》
二つ名:【剣姫(けんき)

【ロキ・ファミリア】の中核を担うオラリオ最強の女剣士。「ソード・オラトリア」では主人公を務める。
神々からの人気も絶大で、「俺たちの嫁」とか呼ばれているが、ロキが睨みを利かせているため、直接的な干渉は受けていない。
弱冠8歳でかつての最短記録と同じ期間でLv.2へのランクアップを果たした天才であり、その剣技は最早並の武器では耐えられない領域に達している。
作中の本編2巻と外伝2巻にて、強力な力を持つボスモンスター的存在である階層主『ウダイオス』をほぼ単身撃破しLv.6へと至っている。
ベルの想い人。本人もベルを気に入っているが、あくまで兎を思わせる純朴さを気に入っているだけなのでまだ恋愛には遠い。
とはいえ話が進むにつれて距離が縮まっており、クノッソスの最終決戦ではベルの存在がアイズを救う結果に繋がり、都市競技祭典(オラリオビアード)勃発前の特訓では、彼に対する感情の大きさが彼女の心理描写が載っている外伝15巻とその特典SSにて詳細に書かれている。

  • ロキ
CV.久保ユリカ
性別:女 / 人種:女神

エセ関西弁を喋る女神。
かつては暇潰しに他の神に殺し合いを仕掛けるような危険な存在だったが、現在は丸くなってただの酒好きでセクハラ好きなオッサンのような性格になっている。
基本いい加減で威厳の欠片も無いものの、神々屈指のトリックスターとして知られ、油断ならない存在として恐れられてもいる。
普段の言動から団員達からは全く尊敬されていないものの、必要な時は神としての意見やアドバイスを送り子供たちを見守っているため、互いの信頼度は高い。
ロキ無乳とあだ名されるほどの貧乳で、巨乳のヘスティアをとにかく敵視している。
しかし取っ組み合いの喧嘩になると揺れまくる胸に耐えられなくなり、毎度涙目になって逃走する。

  • フィン・ディムナ
CV.田村睦心
職業:冒険者 / 性別:男 / 種族:小人族(パルゥム)
ステイタス:Lv.6→Lv.7
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《魔防》《先制》《速攻》
魔法:《ヘル・フィネガス》《ティル・ナ・ノーグ》
スキル:《小人真諦(パルゥム・スピリット)》《勇猛勇心(ノーブル・ブレイブ)》《騎心一槍(ディア・フィアナ)》《指揮戦声(コマンド・ハウル)》《軍長勲章(アル・マクミーナ)
武器:《フォルティア・スピア》《スピア・ローラン》
二つ名:【勇者(ブレイバー)

【ロキ・ファミリア】の団長を務める小人族の男。見た目は少年だがアラフォー。
「危険を教えてくれる親指」を持ち、自身が先陣に立ち鼓舞する事で、仲間の士気を高める天才。究極の煽りスキルの持ち主。
小人族冒険者の最高位であり、小人族の地位を高める旗頭として大勢の声望と人気を維持する英雄イメージの守護者
「結果の事を何も考えず、信じた道をすっ飛ぶだけ」という逆英雄像の担い手であるベル・クラネルの鏡合わせで、ベルには特別の興味と敬意を感じている。
圧倒的実力とショタい容姿で、オラリオの女性冒険者からは1、2を争う人気を誇る。
外伝主人公所属ファミリアの団長という立場もあり、ソード・オラトリアやメモリア・フレーゼでは1エピソードで主役を張ることも多い。
クノッソス最終決戦後、ついに現下界最高位であるLv.7にリヴェリア、ガレスと共にランクアップを果たす。

  • リヴェリア・リヨス・アールヴ
CV.種田梨沙川澄綾子
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ハイエルフ
ステイタス:Lv.6→Lv.7
発展アビリティ:《魔導》《治療》《耐異常》《魔防》《精癒》
魔法:《ウィン・フィンブルヴェトル》《レア・ラーヴァテイン》《ヴァース・ヴィンドヘイム》《リヴ・イルシオ》《ヴェール・ブレス》《ヴィア・シルへイム》《フィル・エルディス》《ルナ・アルディス》《ヴァン・アルヘイム》
スキル:《妖精王唱(フェアリー・アンセム)》《妖精王印(アールブ・レギナ)
武器:《マグナ・アルヴス》
二つ名:【九魔姫(ナイン・ヘル)

【ロキ・ファミリア】副団長。エルフの王族であるハイエルフの女性であり、世界中のエルフ達から尊敬の念を向けられている。
迷宮都市最強の魔導師でもあり、最大でも3つしか魔法を発現しないと言われている作中で、自身の持つ攻撃・防御・回復、3種類の魔法を『詠唱連結』によって詠唱文の長さを変化させ3段階の階位、都合九種の魔法を操ることが可能であり、それらの魔法を使いこなす事から上記の二つ名で呼ばれている。
ファミリアの母親的存在とロキから時折からかわれるものの、面倒見の良さなどからあながち間違ってはいない。
特にアイズに対しては文字通り母親と言える感情を向けており、アイズにとっても幼少期の経験から、心から信頼を寄せられている相手となっている。
見た目は麗しい女性だが実は年齢は100歳間近ヒューマンの年齢に換算すると9年前の時点で既に行き遅れに片足突っ込んでるとか。
クノッソス最終決戦後、現下界最高位であるLv.7にフィン、ガレスと共にランクアップを果たす。

  • ガレス・ランドロック
CV.乃村健次
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:ドワーフ
ステイタス:Lv.6→Lv.7
発展アビリティ:《拳打》《魔防》《耐異常》《破砕》《堅守》
魔法:《アースレイド》
スキル:《力精豪拳(ドヴェルグ・エンハンス)》《地剛兜(アルディーガレア)
武器:《グランドアックス》
二つ名:【重傑(エルガルム)

【ロキ・ファミリア】の団員。都市でも1、2を争う屈強な肉体の持ち主であるドワーフの老兵。
フィン、リヴェリアと共にオラリオに来る前から共に旅をしてきたファミリア最古参の1人。
ドワーフらしく豪快な性格と戦い方を得意とするが、一方で状況を見極める冷静さや他人に気遣いを見せる紳士っぷりをみせるなど、老け顔ながら中身は中々のイケおじである。
クノッソス最終決戦後、現下界最高位であるLv.7にフィン、リヴェリアと共にランクアップを果たす。実は最初のクノッソス戦でランクアップ可能な活躍をしたのだが話の都合で見送られた。

  • ベート・ローガ
CV.岡本信彦
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:狼人(ウェアウルフ)
ステイタス:Lv.5→Lv.6
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《拳打》《魔防》
魔法:《ハティ》
スキル《月下狼哮(ウールブヘジン)》《孤狼疾駆(フェンリスヴォルフ)》《双狼追駆(ソルマーニ)
武器:《フロスヴィルト》《デュアル・ローラン》
二つ名:【灰狼(フェンリス)】→【凶狼(ヴァナルガンド)

【ロキ・ファミリア】の団員。好戦的な性格をした狼人の男。
とにかく雑魚が嫌いと言って憚らず、ベルの事も散々に扱き下ろしていた。
しかしベルがミノタウロスを単独で撃破するのを目撃し、怒りや羞恥心が混ざった複雑な感情を持つようになる。
その後もベルに対し威圧的な態度を崩さないが、男としてベルの行動には共感できる部分が多いらしく、なんやかんやとベルの心理を理解している。
彼が弱者に対して暴言を吐く理由は、外伝8巻で判明する。
59階層への遠征帰還後Lv.6にランクアップを果たす。

  • ティオナ・ヒリュテ
CV.村川梨衣
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:アマゾネス
ステイタス:Lv.5→Lv.6
発展アビリティ:《拳打》《潜水》《耐異常》《破砕》
スキル:《狂化招乱(バーサーク)》《大熱闘(インテンスヒート)
武器:《ウルガ》《ブレード・ローラン》
二つ名:【大切断(アマゾン)

【ロキ・ファミリア】の団員。アマゾネス姉妹の妹。
姉とは似ても似つかぬど貧乳。なんでも「全部持って行かれた」そうな。
魔法は一切使えない完全なるパワーファイター。しょっちゅう装備を壊してくるため、懇意にしている【ゴブニュ・ファミリア】からは「壊し屋(クラッシャー)」と呼ばれ恐れられている。
英雄譚『アルゴノゥト』の大ファンであり、幼少期その物語を知って救われた過去を持つ。
ベルがミノタウロスを単独で撃破するのを目撃し、その姿が自身を救ってくれた英通像と重なり、以来ベルを「アルゴノゥト君」と呼んで気に入り彼のファンを自称するようになる。
59階層への遠征帰還後Lv.6にランクアップを果たす。
姉と共に外伝6巻でメインを務め、彼女たちの過去が明らかになる。

  • ティオネ・ヒリュテ
CV.高橋未奈美
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:アマゾネス
ステイタス:Lv.5→Lv.6
発展アビリティ:《拳打》《潜水》《耐異常》《治力》
魔法:《リスト・イオルム》
スキル:《憤化招乱(バーサーク)》《大反攻(バックドラフト)
武器:《ゾルアス》《フィルカ》《ハルバード・ローラン》
二つ名:【怒蛇(ヨルムンガンド)

【ロキ・ファミリア】の団員。アマゾネス姉妹の姉。
冷静沈着なように見えるが、アマゾネスらしい荒々しさも持ち合わせており、一度キレると手がつけられなくなる。
フィンに惚れているが、フィンは小人族の再興のために同種族の嫁を探しており、アマゾネスである彼女は小人族の子供を産むことが出来ないため今のところ脈はない。
59階層への遠征帰還後Lv.6にランクアップを果たす。
妹と共に外伝6巻でメインを務め、彼女たちの過去が明らかになる。

  • レフィーヤ・ウィリディス
CV.木村珠莉
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:エルフ
ステイタス:Lv.3→Lv.4
発展アビリティ:《魔導》《耐異常》 《魔防》
魔法:《アルクス・レイ》《ヒュゼレイド・ファラーリカ》《エルフ・リング》
スキル:《妖精追奏(フェアリー・カノン)》《二重追奏(ダブル・カノン)
武器:《森のティアードロップ》《シルバー・バレッタ》《双杖のフェアリーダスト》《ティアーペイン》《光と炎の舞衣(コンチュルタート)》《マギウス・バングル》
二つ名:【千の妖精(サウザンド・エルフ)

【ロキ・ファミリア】の団員。外伝ではメインキャラの一人でありアイズに並ぶもう一人の主人公的存在。一方で本編での出番はほぼ皆無。
彼女の二つ名の由来でもある、エルフの魔法に限り詠唱及び効果を完全把握すれば使用出来るという前代未聞のレア魔法の持ち主。
本人の魔力も凄まじいため、ファミリア内ではいずれ中核を成す逸材として期待されている。
アイズに憧れを抱いており、彼女に目をかけられているベルを一方的にライバル視している。
59階層への遠征帰還後Lv.4にランクアップ可能となったが、魔力のアビリティ強化のためクノッソス最終決戦まで保留にしていた。
クノッソス最終決戦での過酷な戦いと別れを経て心身共に変わることを決意し、後衛魔導士から前衛でも戦える魔法剣士になるべく特訓を開始。
現在劇的な変化と成長を遂げているが、ベルへの態度は相変わらず。



【フレイヤ・ファミリア】
美の女神・フレイヤを主神とするファミリア。
【ロキ・ファミリア】と並び、迷宮都市二大巨頭とも言われる最強ファミリアの一角。
主要な眷属たちは皆「女神の寵愛を競い合うライバル」であり、ファミリアの中でも激しい戦いを繰り広げることで自らの「個の力」を高めあう修羅の巷と化している。
一方で、フレイヤを大事にするあまり彼女の事になると眷属通り越してかなり過保護な保護者になってしまう面もあったり。
オラリオ史上最大となる戦争遊戯(ウォーゲーム)、派閥大戦にて【ヘスティア・ファミリア】含む47の派閥を相手に圧倒的な力で蹂躙していくが、激戦の末敗北。
ファミリアは解体されることとなる。
表向きは解散となったが、フレイヤはシルとしてオラリオに残り、オッタル達はフレイヤ以外の眷属にならないため、【ヘスティア・ファミリア】の『従属神』兼傘下というという形となった。
現在男性団員は【ヘスティア・ファミリア】ホームの護衛。女性団員は『豊穣の女主人』で店員としてこき使われ働いている。

  • フレイヤ
CV.日笠陽子
性別:女 / 人種:女神

天界でも随一の美貌を持つ美の神。その美貌は神の力を使う必要すらなく人間を魅了し、籠絡する。
なお「神としての魅了の権能」は本気で使ったら神も人も等しく特殊な耐性持ちでない限りねじ伏せる程に強大であり、本人も眷属や伴侶探しの際はそれを使わずに相手を口説くようにしている。
オラリオの男神の多くとも関係を持っており、色々と便宜を図らせている。
【フレイヤ・ファミリア】は彼女がその魂の色を気に入って魅了の権能を使わずに(状況によっては周りに対しては使った事はあるが)自分に惚れさせた人員で構成されており、全員がフレイヤを信奉している。
現在は今までに見たこともないほどに透き通った色をした魂を持つベルに執着しており、その魂をより輝かせるための試練をぶつけている。
その試練は下手すれば死ぬレベルだが、もしベルが死んでしまったら天界まで追いかけてその魂を拾い上げるつもりらしい。
当然ベルがそこまで執着されている事をファミリアの構成員は面白く思っておらず、大なり小なり嫉妬の念を抱いている。

  • オッタル
CV.小柳良寛
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:猪人(ボアズ)
ステイタス:Lv.7
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《魔防》《破砕》《剛身》
魔法:《ヒルディス・ヴィーニ》
スキル:《戦猪招来(ヴァナ・アルカンチュール)》《我戦我在(ストルトス・オッタル)
武器:《黒大剣・覇黒の剣》
二つ名:【猛者(おうじゃ)

【フレイヤ・ファミリア】団長。物語開始時点にてオラリオ唯一のLv.7であり、『頂点』と呼ばれる都市最強の冒険者
幼い頃フレイヤに拾われ彼女に名前や居場所を与えられた過去を持ち、敬愛する女神の為に都市最強になった現在でも日々鍛錬を続けている。
フレイヤの命令でベルへの試練やフォローを任される事も多く、ある意味に於いてベルの冒険者としてのルーツとも言える人物でもある。
絵に描いたような武人で口数も少なく表情も基本崩さないが、自由奔放で色々トラブルの尽きない女神、我が強すぎて言う事を聞かないどころか隙あらば命を狙ってくる幹部達、ファミリア改善に手を付けない彼に逐一苦情を入れる部下に日々頭を悩まされ(最後のはオッタルが悪い)内面苦労している。
都市最強の肩書きに偽りなく、その実力は人類としては間違いなく作中最強
ステイタスはほぼ最高値に達しており、スキルによって『獣化』する事で実質Lv.8クラスの力を発揮することが可能。
派閥大戦にて『頂点』としての実力を遺憾なく発揮し、ベル達の壁として立ちはだかった。
強すぎたせいで作者も倒し方が思い浮かばず、18巻執筆に2年近く掛かってしまった。

  • アレン・フローメル
CV.八代拓
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:猫人(キャットピープル)
ステイタス:Lv.6
魔法:《グラリネーゼ・フローメル》
武器:《銀の長槍》
二つ名:【女神の戦車(ヴァナ・フレイア)

【フレイヤ・ファミリア】副団長。都市最速の異名を持つ冒険者。
ファミリアの中でも一際凶暴な性格で、誰に対しても常に高圧的な態度を崩さず、場合によっては忠誠を誓っている主神フレイヤに対しても怒りの感情を向ける。
そういった人物の為、【ロキ・ファミリア】の不良担当ベートとは当然の如く相性最悪。
ただ20代半ばながら身長は162Cと低身長。10歳近く年下のベルやアイズより低い。
本人も相当気にしている様で、指摘した場合問答無用でひき殺されザシュっ
『豊穣の女主人』の店員アーニャとは実の兄妹だが、強さを追い求める自身の足枷になる邪魔な存在として見限り、『愚図』として忌み嫌っている。

  • ヘディン・セルランド
CV.島崎信長
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:エルフ
ステイタス:Lv.6
発展アビリティ:《魔道》《耐異常》《魔防》《精癒》《雷破》
魔法:《カウルス・ヒルド》《ヴァリアン・ヒルド》《ラウルス・ヒルド》
スキル:《聖女血統(ヒルド・ブラッド)》《妖精聖唱(フェアリー・ヒルドル)》《戦界白精(ディウ・ヒャズニング)》《雷精光魔(ソルバトス・エオ)
武器:《ディザリア》
二つ名:【白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)

【フレイヤ・ファミリア】幹部のエルフ。
知略に長けたファミリアの頭脳的存在。
ヘグニとはファミリア入団前からの腐れ縁で、現在は共に『白黒の騎士』として知られている。
フィンが10回中4回は負けると言わしめる指揮能力に加え、魔力総量、魔法射程距離もオラリオ随一とられる実力者。
敬愛する主神であるフレイヤ以外には基本辛辣で、特に無能や下種な相手には容赦なく罵詈雑言を浴びせ、制裁を加える。
一方で有能な人間はしっかり評価し、特に無能から脱却しようと努力する者や認めた者に対して面倒見がよく、率先して手助けをすることも。そしてやはり容赦なく罵詈雑言を浴びせ、時に制裁を加える
女神祭にてとある思惑を秘めベルに単独で接触。女神祭では女性に対するリードの作法を、箱庭では戦闘力を向上させるため、彼を徹底的に鍛え上げた。
それらの苛烈な特訓以降、ベルからは『師匠(マスター)』と呼ばれ、恐れ慕われる事となる。

  • ヘグニ・ラグナール
CV.小林裕介
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:ダークエルフ
ステイタス:Lv.6
発展アビリティ:《狩人》《魔道》《剣士》《耐異常》《閃斬》
魔法:《ダインスレイヴ》《バーン・ダイン》《ラース・ダイン》
スキル:《妖精漆唱(フェアリー・ノクターン)》《戦界黒精(ヴァウ・ヒャズニング)》《闇剣王舞(ダークイン)
武器:《ヴィクティム・アビス》
二つ名:【黒妖の魔剣(ダインスレイヴ)

【フレイヤ・ファミリア】幹部のダークエルフ。
魔法種族でありながら白兵戦に特化した戦闘能力を持つ、エルフの中でも異端の実力者。
ヘディンとはファミリア入団前からの因縁の相手であり、今は仲間であるもののいつか決着をつけると互いに誓っている好敵手。
性格は無慈悲且つ冷酷。どんな相手であろうと臆さず向かい合い、如何なる者も容赦なく斬り捨てる殺戮と蹂躙の『闇の戦王』、……という人格を自分の魔法で造り出すことの出来る中二ネクラ口下手コミュ障挙動不審メンタルクソ雑魚残念エルフ
だたこの素の性格故、他幹部達と比べれば他派閥の人間といざこざになる事は殆どない。
そして中身はともかく確かな実力と、その比較的マシな部類という立ち位置からヘディンに売られる形で、【ロキ・ファミリア】の60階層遠征部隊に同行する羽目に…。

  • ガリバー兄弟
CV.市川太一
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:小人族(パルゥム)
ステイタス:Lv.5
武器:《槍》《大鎚》《大斧》《大剣》
二つ名:【炎金の四戦士(ブリンガル)

【フレイヤ・ファミリア】幹部の四つ子兄弟の小人族。
名前は上から順にアルフリッグドヴァリンベーリンググレール
フィン同様、最弱種族と言われる小人族ながら、高い戦闘能力と『無限の連携』と称される戦術で第一級冒険者まで上り詰めた実力者兄弟。
普段の生活においては比較的常識人の長男アルフリッグが弟たちに雑に扱われ、色々と苦労している。
他団員の例に漏れずフレイヤを崇拝しているが、彼らの場合過去のとある出来事で贖罪に近い感情も抱いており、フレイヤの心意を察しながらも女神を悲しませたくないという信念のもと、派閥大戦にて瀕死の重傷を負いながらも最後まで戦い抜こうとした。

  • ヘルン
CV.白石晴香
職業:女神の付き人 / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.2
発展アビリティ:《神器》
魔法:《ヴァナ・セイズ》
スキル:《偽神憲章(デア・カルタ)》《美惑灰光(ヴァナディース・スュール)
武器:《兎殺しのナイフ》《兎狩りの逆脚(ラビット・カース)
二つ名:無し

【フレイヤ・ファミリア】団員。
あまり表には顔を出さず、侍従頭としてフレイヤの身の回りの世話を任されることを許されている謎の多き女性。
フレイヤの要望で二つ名を与えられておらず、その存在を知る人間からは『名のなき女神の遣い(ネームレス)』という渾名で呼ばれている。
とある理由でベルに対し愛憎入り混じった凄まじい感情を抱いており、掌編1や『ダンフル』で読める彼に対する激重感情がぶち撒けられた長文台詞は必見の価値あり。
原作16巻から始まる『シル編』のキーパーソンであり、彼女の行動を切っ掛けにオラリオ中が巻き込まれる大きな事件へと発展していく。


【ヘファイストス・ファミリア】
鍛冶の神・ヘファイストスを主神とするファミリア。
鍛冶師のファミリアであり、迷宮都市の中でも最高級のブランドとして名高い。

  • ヘファイストス
CV.寺崎裕香
性別:女 / 人種:女神

天界で神匠と謳われた鍛冶の神。ヘスティアの神友でもある。
以前、下界に降りてきたヘスティアを居候させていたが、あまりにだらけた生活を送っていたヘスティアにブチキれ、追い出した。
とはいえなんやんや彼女には甘く、【ヘスティア・ファミリア】の最初のホーム、『隠し部屋付きの廃教会』を提供してくれたのも彼女である。
ヴェルフから想いを寄せられており、「貴女に認められる武器を作れたら、付き合ってほしい」と懇願され、それを受け入れる。
以降何かと団長の椿に惚気話をして、彼女を辟易させているとの事。仕舞には酒に酔ってヘスティアと惚気話合戦をしたことで他の神にまで知れ渡り、ヴェルフの二つ名が決定してしまう羽目に


【ミアハ・ファミリア】
医療の神・ミアハを主神とするファミリア。
回復薬などの販売を専門としている。
元々は中堅所のファミリアだったが、莫大な借金を抱えてしまい、零細ファミリアとなってしまっている。

  • ミアハ
CV.古川慎
性別:男 / 人種:男神

長髪の美青年の姿をした男神。
ヘスティアとは零細ファミリア仲間として仲良くやっている。
大手医療ファミリアの主神ディアンケヒトとはライバル関係ながら、現在は借金の関係であまり言い返せない立場。
神々の中でもかなりの善良神ながら、お人好し過ぎてファミリアの資金が火の車な状況なのにポーションなどを無料で配ってしまう事があり、ナァーザから度々注意されている。

  • ナァーザ・エリスイス
CV.葉山いくみ
職業:薬師・元冒険者 / 性別:女 / 人種:犬人(シアンスロープ)
ステイタス:Lv.2→3
発展アビリティ:《調合》
魔法:《ダルヴ・ダオル》
武器:《弓》
二つ名:【医神の忠犬(ミーヤル・ハウンド)

【ミアハ・ファミリア】団長。
元々は冒険者だったが、ある時瀕死の重傷を負った上に右腕をモンスターに食われた。
この時ミアハがファミリアの全財産をはたいて彼女の義手を用意し、それ以来彼に感謝と好意の念を抱いている。
事件のトラウマでモンスターと戦うことが出来なくなり、冒険者を廃業して薬師として生計を立てていたが困窮が止まらず、新米冒険者だったベルに詐欺まがいの行為をしていた。
その悪事は露見するが特に追求する事もなく、更に事情を知って新薬の素材調達まで手伝ってくれたベル達にそれまでの行いを謝罪し感謝した。
薬師としての実力は本物で色々と新商品を開発しており、現在はダンジョンに潜れない代わりにそれらの薬を提供、時には対人での戦闘でベル達のサポートを行っている。
派閥大戦勝利後、Lv.3へランクアップを果たす。

  • ダフネ・ラウロス
CV.小若和郁那
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.2→Lv.3
発展アビリティ:《耐異常》
魔法:《ラウミュール》
スキル:《鉛矢受難(エリオス・バスシオン)》《月桂輪廻(ラウルス・リース)
武器:《フェンサー・ローリイット》
二つ名:【月桂の遁走者(ラウルス・フーガ)

【ミアハ・ファミリア】団員。
元【アポロン・ファミリア】団員で隊の指揮などを任される立場におり、カサンドラとは親友の間柄。
元々アポロンにウンザリしていたこともあり、戦争遊戯敗北後は団員勧誘をしていた【ヘスティア・ファミリア】入団も検討していたが、莫大な借金ファミリアと知ったためカサンドラを連れ【ミアハ・ファミリア】へと改宗した。
以降ベル達とは交友ファミリアとして付き合いを続け、派閥連合での遠征や派閥大戦にて力を貸しており、特に指揮の経験者という事から指揮官の道を目指す事となったリリを指導する事になる。
連合での遠征帰還後、Lv.3へランクアップを果たす。

  • カサンドラ・イリオン
CV.真野あゆみ
職業:冒険者・ヒーラー / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.2→Lv.3
発展アビリティ:《治療》
魔法:《ソールライト》《キュア・エフィアルティス》
スキル:《謳え悲劇世界の女王(ファイブ・ディメンション・トロイア)
武器:《神聖のクリスタルロッド》《兎のお守り》
二つ名:【悲観者(ミラビリス)

【ミアハ・ファミリア】団員。
元【アポロン・ファミリア】団員でダフネとは当時からの親友関係。
予知夢を見る事の出来る能力を持っているが、何かしらの効力があるのか誰からも信じてもらえずにいる中、唯一『幸運』のアビリティによる加護で理解を示してくれるベルに好意を抱くようになる。
その事から戦争遊戯敗北後は【ヘスティア・ファミリア】への入団の希望していたが、借金ファミリアという事を知ったダフネに強引に連れられ【ミアハ・ファミリア】へと改宗する事に。
派閥連合による下層遠征に参加し仲間と数々の難関に挑んでいく中、連合全員が無残な死を遂げる残酷な夢を見てしまい一人奔走することとなる。
連合での遠征帰還後、Lv.3へランクアップを果たす。


【タケミカヅチ・ファミリア】
故郷の孤児たちを養うための資金を稼ぐため、極東という島国からはるばるオラリオにやってきた少数ファミリア。
団員は最高でもLv.2だが、武神タケミカヅチの教えによりあらゆる武術、武具の扱いに長けた者たちが集まっている。

  • タケミカヅチ
CV.間島淳司
性別: 男/ 人種:男神

弥生時代風の恰好をした男神。
ヘスティアとは天界時代からの神友で、現在は別々の露店でジャガ丸君売りのバイトをしている間柄。
かなりの朴念仁で女性からの好意に鈍感。
下界に降りてきた事で身体能力は並の人間ながら、武神としての技と技術で恩恵を持つ下界の子供と対峙することが可能であり、本人曰く「第二級冒険者(Lv.3~Lv.4)までなら20人、第一級冒険者(Lv.5以上)なら1人は投げられる」との事。
アプリ『ダンクロ』では相撲という形式ながらなんとオッタルとも対峙し、彼を投げ飛ばした。

  • カシマ・桜花
CV.興津和幸
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.2
武器:《皇剛》
二つ名:【武神男児(マスラタケオ)

【タケミカヅチ・ファミリア】団長。
幼少期にタケミカヅチの元で命や千草達と家族同然に過ごし、彼女達の兄的存在としてファミリアを引っ張っている。
仲間の命を第一に考えており、その為なら時として冷徹な判断も下せるタイプで、危機的状況を打開するためベル達のパーティーにモンスターを押し付け窮地に立たせてしまった事がある。
後にベル達救助チームに参加し、『黒いゴライアス』出現時に共に戦ったことで蟠りも解消。
以降は【ヘスティア・ファミリア】と盟友関係になった事で度々ファミリアを連れ彼らに助力しており、派閥遠征や派閥大戦にも参加している。
眷属は神に似るの典型で、タケミカヅチ同様の超朴念仁。

  • ヒタチ・千草
CV.井口裕香
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.1→Lv.2
発展アビリティ:《耐異常》
武器:《黒兎馬》
二つ名:【比翼少女】

【タケミカヅチ・ファミリア】団員。
メカクレで引っ込み思案な少女。
戦いには向かない性格ながら桜花、命に次ぐ実力を持ち、弓の扱いに長けている。
桜花に好意を持っているのだが、本人の奥手な性格と相手の鈍感さ故進展は無し。
【イシュタル・ファミリア】抗争時にランクアップを果たす。
中の人はアニメ1期~3期のOPを担当。


【ヘルメス・ファミリア】
ヘルメスを主神とするファミリア。
団員のランクはレベル2止まりとされているが、実際は申請していないだけで高位の冒険者を何人か抱えている。
外伝『ソード・オラトリア』でも度々活躍している。

  • ヘルメス
CV.斉藤壮馬
性別:男 / 人種:神

とにかく捉えどころが無い事で有名な男神。
普段は情報収集の為に各地を巡っており、滅多にオラリオにはいない。
ベルの育ての親であるゼウスと知り合いであり、彼の活躍を実際に見たことで【ゼウス・ファミリア】が遺した最後の英雄(ラスト・ヒーロー)として高く評価し、時に試練と称して厄介ごとに巻き込もうとする。
当初はベルの意思など考えず、彼の名声を上げるために残酷な選択を選ばせようともしていたが、異端児の一件で『神の思惑さえ凌駕する者こそが真の英雄になりうる』という事を痛感し、それ以降は基本見守るスタンスを貫いている。
決して善神とは言い難いが頼りにはなる神物で、彼の策略でオラリオ全体の危機を回避出来たことも何度かある。

  • アスフィ・アル・アンドロメダ
CV.茅野愛衣
職業:冒険者・魔道具作成者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン
ステイタス:Lv.4
発展アビリティ:《神秘》《調合》《彫金》
魔法:《カロフ・アルゴール》
二つ名:【万能者(ペルセウス)】。

【ヘルメス・ファミリア】団長。
作成した道具に様々な特殊効果を付与する発展アビリティ《神秘》を保有する稀代の魔道具作成者(アイテムメイカー)。
とある国の姫だったらしく、ヘルメスとはそこで知り合った模様。
ペルセウスの名の通り、そのアイテムには飛行魔道具『飛翔靴(タラリア)』や装備した者を完全なる透明状態にする『漆黒兜(ハデス・ヘッド)』などがある。
ヘルメスからほぼ全ての雑務を押し付けられている苦労人で、リューやアイシャと共に行動する事になって以降、心労は増す一方。
7年前の暗黒期には『77時間連続労働』などもさせられており、現在も有能故に死んだ魚のような目をしながら周りに酷使され続けている。
最近ようやく休暇をもらえたらしい。よかったね。ただし帰ってきて早々働かされる羽目に…

  • アイシャ・ベルカ
CV.渡辺明乃
職業:戦闘娼婦・冒険者 / 性別:女/ 人種:アマゾネス
ステイタス:Lv.3→4
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《拳打》
魔法:《ヘル・カイオス》
武器:《大朴刀・ザーガ》

【ヘルメス・ファミリア】団員だが、ヘルメスの策略で書類上では別のファミリアに所属している事になっている。
元【イシュタル・ファミリア】の幹部であり、主神や団長が色々問題のある人物であったため、実質ファミリアのまとめ役として部下達から慕われていた。
強力な能力を持つが故に狙われ続ける定めの春姫を気にかけており、彼女を守り通せる男か見極めるためベルと対峙し、敗北。
彼に春姫を託すことを決め、以降冒険者としての実力や経験値の高さからベル達の頼もしい助っ人として度々活躍してくれている。ついでにベルを男としても気に入ったため、隙あらば食べてしまおうと狙っている
【イシュタル・ファミリア】壊滅後はベルや春姫もいるという事で【ヘスティア・ファミリア】入団を希望していたが、豪胆で色欲に忠実過ぎる性格からヘスティアに弾かれてしまい、結果本人に都合がいいという理由で【ヘルメス・ファミリア】へ改宗する。
ベルへの敗北後自身を鍛え直しランクアップも果たしており、戦闘技術も相まってランクアップの日が浅いながらLv.4の中でも上位の戦闘能力を持ち、実力の近いリューやアスフィとは共に活躍することも多い。


【ディオニュソス・ファミリア】
外伝『ソード・オラトリア』に登場する中規模派閥。
団員が無残な死を遂げたため、犯人を捕まえるべく【ロキ・ファミリア】と共闘を申し出る。

  • ディオニュソス
CV.松風雅也
性別:男 / 人種:男神
貴族風の出で立ちをした紳士的な男神。
ワインに目がなくファミリアの酒蔵に大量に保持している。
ヘスティア達オリンポスの神々とは同郷人で、天界時代からの顔見知り。
今でこそ善神として下界の人々に知られているが、天界ではロキ同様に神々を殺し合わせようとするなど物騒な神だったらしく、当時を知るヘスティアは彼の事を「怖い」と評していた。
自身の眷属を殺した極彩色のモンスターの謎を探り仇を取るため、ロキに協力を打診。
次第に『都市の破壊者(エニュオ)』なる謎の存在が裏で糸を引いてることを突き止め、最終的に自身を含むファミリア総出で決着を付けるべくクノッソス攻略戦に参加する。

  • フィルヴィス・シャリア
CV.金元寿子
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:エルフ
ステイタス:Lv.3
魔法:《ディオ・テュルソス》《ディオ・グレイル》
スキル:《妖精哀唱(フェアリー・シーニア)
武器:《ティアーペイン》《護手のホワイトポーチ》
二つ名:【白巫女(マイナデス)

【ディオニュソス・ファミリア】団長。
多種族に肌を触れさせないとされるエルフの中でも、同族すら拒絶を示すほど排他的な女性。
5年前に起きた『27階層の悪夢』と呼ばれる事件の数少ない生存者だが、それ以降フィルヴィスとパーティを組むと彼女以外が必ず命を落としてしまう事から、二つ名以外でも『死妖精(パンシー)』という忌み名で呼ばれ、ファミリア内でも孤立してしまっていた。
ディオニュソスの命令で【ロキ・ファミリア】と共に行動する事となるが、その中でレフィーヤと親しくなり、時に主神の命令を無視してでも彼女を守ろうとするなど特別な存在となる。
そしてレフィーヤにとっても特別な存在として、後に大きな影響を与える人物でもある。
「ダンメモ」のイベントでは何かと酷い仕打ちを受けている
更に別世界では生活力0の陰キャになっている

【豊穣の女主人】
ベル行き着けの酒場。
【フレイヤ・ファミリア】の先代トップだった女将を筆頭に訳ありの実力者が多く集っており、Lv.2の冒険者程度なら軽くぶちのめせる。


  • シル・フローヴァ
CV.石上静香
職業:酒場店員 / 性別:女 / 人種:ヒューマン

【豊穣の女主人】の店員。
偶然ベルと出会って以来、昼食の弁当を用意するのが日課になっておりベルに好意を抱いている。
ベルは他の店員達から彼女の将来の婿として認識されている。
「たまたま」重要なアイテムを手に入れ、それを「都合良く」ベルに持たせて彼の窮地を結果的に救っている事が多い。



【ギルド】
迷宮都市オラリオの管理機関。
神ウラノスを長としているが、あくまでも中立であるとして職員に『神の恩恵』は与えていない。


  • エイナ・チュール
CV.戸松遥
職業:ギルド職員 / 性別:女 / 人種:ハーフ・エルフ

【ギルド】の受付嬢兼冒険者アドバイザー。ベルの担当者でもある。
ベルを弟のように気にかけており、凄まじい勢いで成長し、それと同じくらいトラブルにも巻き込まれやすいベルに頭を痛めている。
冒険者達の憧れの的であるが、本人はちょっと頼りないくらいの男性が好みらしい。要するにベルは好みど真ん中。最近ベルの泣き顔で堕ちた

  • ウラノス
CV.大川透
性別:男 / 人種:男神

【ギルド】の主神。
1000年前に地上に降臨した最古の神の一人であり、ダンジョンを塞ぐ事が出来たのは彼の尽力が大きいと言う。
現在はダンジョンのモンスター達が地上に現れないように祈祷を捧げているとされているが……。

  • フェルズ
CV.小松未可子
性別:? / 人種:?
ステイタス:Lv.4
魔法:《ディア・パナケイア》《ディア・オルフェウス》

『神秘』のアビリティを極めて永遠の命を生み出す『賢者の石』を作り出した「賢者」。
永遠の命を手に入れたが肉体は既に腐り落ちており、フードの下は文字通り骸骨の為、たまたま見られた一部のギルド職員からは『幽霊(ゴースト)』という名で噂されている。
ウラノスの右腕で、異端児(ゼノス)との連絡役や裏の仕事を引き受けている。
蘇生魔法という理を捻じ曲げる魔法を有しているものの、800年間一度も成功したことが無かったが、ウィーネに使用して初めて成功した。
彼?が居なければ、死んだウィーネの復活は無かった。


【学区】
世界中から子供を募って優秀な人材を育てることを目的とした世界中を回る移動型教育機関。
正式名称は『海上学術機関特区』で、その名の通り海を移動する巨大な学校。
人材のスカウト以外にも、世界中で起こっているモンスター被害の問題を解決するため教師や生徒が戦闘を行うこともあり、結果高レベルの実力者が多数所属する強力な組織でもある。
オラリオと違い神の眷属の集団は【ファミリア】ではなく【クラス】と呼称している。

  • レオン・ヴァーテンベルク
職業:教師 / 性別:男 / 人種:ドワーフ
ステイタス:Lv.7
発展アビリティ:《拳打》《耐異常》《破砕》《閃斬》《覇撃》
魔法:《ブレイズ・オブ・ラウンド》
スキル:《力精手甲(ドヴェルグ・ガントレット)》《反逆異端(ドヴェルグ・リベリオン)
武器:《覇竜の大壊剣》
二つ名:【ナイト・オブ・ナイト】

【バルドル・クラス】団長で教師筆頭。
オッタルに並ぶLv.7の実力者で、彼と互角に渡り合える存在。
見た目はヒューマンだが、ハーフ・ドワーフの両親から生まれた影響でドワーフの性質を持つれっきとしたドワーフ。
オラリオ外での活躍から『現代の英雄』と評され、『最後の英雄』にもっとも近いとされている英雄候補。
かつてはオラリオで活躍しており、当時最強と座に君臨していた【ゼウス・ファミリア】、【ヘラ・ファミリア】からの理不審な洗礼を浴びながら、彼らを越えるべく挑み続けていた。
オッタルやフィン達とは当時からの腐れ縁。
【ゼウス、ヘラ・ファミリア】が黒竜に敗北後、彼らが使用していた『残光』という技が黒竜を倒すのに必須と考え、その絶技を託せる人間を探すため、そして自身も『残光』を極めるために教師になる道を選んだ。
今でこそ教師や騎士というイメージに相応しい人格者だが、かつては特殊な生を受けた故に偏見や迫害を受けた影響で非常に荒れており、しょっちゅう問題は起こすわ主神の足元に唾を飛ばすわリヴェリアを生娘ババア呼びするわと、その不良っぷりから『悪童』と呼ばれるほど粗暴な人物だった。

  • ニイナ・チェール
職業:学生・ヒーラー / 性別:女 / 人種:ハーフ・エルフ
ステイタス:Lv.2
発展アビリティ:《魔道》
スキル《妖精守唱(フェアリー・クレイドル)》《妖精傍印(アールヴ・ミニステル)
魔法:《マギア・クリス》《ラグリエル・クリスヘイム》
武器:《アンミスティルの杖》《マジックブリンガーMK-4 烈風》

【バルドル・クラス】在籍の『第三小隊』の隊長を務める学生。
ギルドのアドバイザーであるエイナの実の妹。
姉同様に秀才でスパルタ気味に面倒見の良がよく、明るい性格から周りからも親しまれている。
しかし内面では「尖り過ぎているパーティメンバーをまとめられない悩み」、「自身より優秀な姉への劣等感」、「周りと違い何かになりたいという『夢』を持つことが出来ない」などの苦悩を抱えていた。
そんな中、とある理由で転入生ラピ・フレミッシュという兎人に変装したベルが小隊に加入。
ダンジョン実習で当たり前だが驚くほど活躍し、自分の悩みを聞き入れ導いてくれる彼に感銘を受け、最終的に正体がバレてしまうが「ベルの隣で沢山の景色を見たい」という夢を持つ事になり、冒険者を目指すこととなった。様は姉同様ベルに堕ちた
現在【ヘスティア・ファミリア】入団を希望中。


【その他】

CV.斧アツシ
性別:男 / 人種:男神
ベルの育ての親である神。ベルに英雄譚を語り聞かせた、ベルにとっての英雄。
1000年前から15年前に至るまで、オラリオに【ヘラ・ファミリア】と共に最強のファミリアとして君臨した【ゼウス・ファミリア】の主神。
しかし15年前「黒竜」の討伐に失敗し、ファミリアは壊滅。対立していたロキとフレイヤによって都市から追い出された。
ちなみにベルは彼が死んだと思っているが、実際はやむを得ない事情で姿をくらませただけらしい。

  • レヴィス
CV.大原さやか
性別:女 / 人種:怪人
『穢れた精霊』と呼ばれる何かを守護する謎の女。
体内に魔石を持つ、モンスターと人間の人間の混合種(ハイブリッド)である怪人(クリーチャー)。
アイズを『アリア』と呼び、付け狙っている。
モンスター同様魔石を食べることで自身を強化し、恐ろしい成長速度を誇る。
クノッソス最終戦にてアイズと一騎打ちをし、激戦の末敗北。
結局彼女は何者なのか、様々な謎を残したまま退場することとなったが…?

CV.松岡禎丞
性別:男 / 人種:ヒューマン

作中に存在する童話『アルゴノゥト』の主人公にして、神が降臨する1000年前より昔に実在した人物。
その容姿はベルと瓜二つだが、中身は女好きでお調子者とベルと正反対。
童話では喜劇として面白可笑しく描かれているが、実際にはとある信念のもと世界に希望を齎そうと多くの苦難を仲間と共に乗り越えて影響を与えてきた『始まりの英雄』。
『ダンメモ』にて彼が活躍する物語がイベントとして実装され、後に書籍化もされることとなる。

主なモンスター

  • ミノタウロス
主に15階層で出現するLv.2相当のモンスターで、驚異度もトップクラスの三つ星(Lv.3にも匹敵する程)。
中層最強とも言われている為(中層自体は24階層まで)、Lv.1の冒険者がソロで討伐する事は本来あり得ない。

  • ゴライアス
迷宮の弧王(モンスターレックス)と呼ばれている中層17階層の階層主で、総身7メートルにも達する灰褐色の巨人でLv.4相当。
ゴライアスに限らず、階層主は一度討伐されると、一ヶ月ほどはリポップしない。

  • 漆黒のゴライアス
安全地帯の18階にイレギュラーでポップした、全身を黒く染め上げたゴライアス。
『神』の存在を感じ取ったダンジョンが直接産んだ為、17階層のゴライアスよりもレベルが上でLv.5相当。
通常のゴライアスにはない再生能力を持っており、頭を吹き飛ばされても再生する。

  • ウダイオス
迷宮の弧王(モンスターレックス)と呼ばれている深層37階層の階層主で、全身を漆黒に染め上げた骸王。
ただし、下半身は地面に埋まっている為、直接の移動は出来ない模様。かわりに地中から射程の長いスパイク攻撃を放つ。
Lv.6相当だが、アイズはLv.5の時にほぼ単身で討伐を果たした。

  • 黒竜
三大冒険者依頼の最後のモンスター。おそらく本作のラスボス
英雄譚の最後を飾る暴虐の竜王であり、史上最強と謳われた英雄アルバートが己の命と引き替えに片目を潰して、オラリオから退けたとされており、古から「隻眼の竜」の名で伝わる生きる伝説の怪物。
本編にはまだ登場していないが、かつて黒竜に戦いを挑み敗れた【ゼウス・ファミリア】の団長がLv.8、【ヘラ・ファミリア】の団長がLv.9、両ファミリアの幹部達でLv.7だった事が後に判明。
この両ファミリアが総力を挙げても勝てなかった事から、最低でもLv.10以上の力を持っていることが推測される正真正銘最強のモンスター。


異端児(ゼノス)

強い憧憬を持っていたモンスター達が生まれ変わり、高い知性と人間と変わらぬ心を持つようになった異端のモンスター達。

  • ウィーネ
CV.日高里菜
性別:♀ 種族:竜(ヴィーヴル) 

ベルが初めて出会った異端児。一時期、【ヘスティア・ファミリア】で保護されていた。
【イケロス・ファミリア】の襲撃によって、ベルの目の前で額の紅石を抜き取られて暴走してしまう。
そして、そのまま地上のオラリオへ出てしまい・・・

  • リド
CV.水中雅章
性別:♂ 種族:蜥蜴人(リザードマン)

最初期からのメンバーで、異端児の事実上のリーダー。
実力は第一級冒険者に匹敵し、ベルを「ベルっち」と呼んでおり、人間への理解も深い。

  • レイ
CV.高田憂希
性別:♀ 種族:歌人鳥(セイレーン)

異端児の最初期からのメンバー。美しい歌声で歌い、片言で人の言葉を話す。
穏健派で人間への理解も深い。

  • グロス
性別:♂ 種族:石竜(ガーゴイル)
異端児の最初期からのメンバー。
あまり人間を信用していない。

CV.杉崎亮
性別:♂ 種族:黒い猛牛(ミノタウロス)

異端児の中で最強の実力を持ち、【ロキ・ファミリア】の幹部複数人を相手に互角に戦える。
Lv.7相当の能力を持ち、作中でも最強クラスの戦闘力を持つ。
正体は、ベルがLv.1の時に倒した片角のミノタウロスがベルともう一度戦いたいという願いから異端児として生まれ変わった存在。 
ベルとは互いに認め合う好敵手であり、彼とベルの勝負は作中の中でも屈指の名勝負




その他

ダンまちの4コマがヤングガンガンで連載されていたが、そのタイトルが
「そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか」…作品の根幹をタイトルから否定してかかりやがった
と思ったが、作者がちょぼらうにょぽみなのである意味平常運転である。
ちなみに、2ndシーズンのタイトルは「どう考えてもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか」
いいぞもっとやれw




追記・修正はファミリアに参加してからお願いします。



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最終更新:2025年04月09日 17:47

*1 積み重ねではなく、苦境や困難を打破した経験が必要となる