リヴィジラ

登録日:2024/08/14 Wed 16:22:03
更新日:2025/04/25 Fri 12:39:05
所要時間:約 3 分で読めます




推奨BGM:ウルトラマンアークのテーマ(UA_M-1)



子どもたちの憧れ・恐竜博士が星元市へやって来た。

え?博士は以前、所長の先生だったの!?

巨大な化石と湖の謎を追って、いま科学の心がスパークする!

次回、ウルトラマンアーク!


(とうげ)(うみ)


走れ、ユウマ!





リヴィジラとは、特撮番組「ウルトラマンアーク」に登場した怪獣である。



【データ】

別名:巨鯨水獣(きょげいすいじゅう)
身長:56m
体重:56000t
出身地:大光峠トンネル
スーツアクター:高橋舜
デザイナー:河本けもん


【概要】



太古の昔、大光峠一帯が海だったころに生息していた怪獣。
クジラのような姿をした怪獣で、前足は短い鰭のようになっており、大きな口を持つ。
頭部には複数の目のような発光体があるが、本来の目は左右に飛び出した突起の先端にあり、まるでシュモクザメを思わせる。
また、体の各所にはフジツボのような突起が存在する。

本来は化石が発掘される程の古代生物だが、現代まで生き延びた個体も存在する。

性格は凶暴で縄張り意識も強く、巣穴に近づいた者を容赦なく攻撃する。


【能力】



頭頂部や背中に存在する噴射口から体内で生成した塩化ナトリウムを噴射する能力を持つ。

その濃度は凄まじく、自身の巣穴付近では35%を記録するほどで、死海にように自分以外の生物は生息できない環境にしてしまう。*1これは同時に外敵に対する防衛にもなる。

存在するだけで環境に影響を及ぼす怪獣だが、リヴィジラにしてみればあくまで生活環境を整えるためのもので、悪意があるわけではない。

主な攻撃は泳ぎながらの体当たりや大きな口を使った噛み付き、水棲ながら地中を移動することもできる。
また、塩化ナトリウムを噴射して煙幕代わりにし、姿をくらますこともできる。
加えて自身はクジラ譲りの超音波で相手の位置を判別して攻撃するなど、高い知能も併せ持っている。


【活躍】



第5話「峠の海」に登場。
大光峠山中の工事現場からリヴィジラの化石が発掘され、専門家の牧野博士がリヴィジラと名付け調査を開始。

だがその夜、地下から水が噴き出し一晩で湖が出来上がり現場は水没、だがその水は塩分を含んでおり実質海が出来上がっていた。

この事態にSKIPも調査を開始、避難が解除されるギリギリまで調査を続け、ユーが湖底に潜ると巨大な目が光る。



それは、化石にならず現代まで生き延びていたリヴィジラの生き残りだった。




リヴィジラは目覚め生活圏を広げるべく活動を開始。
ここでユウマはウルトラマンアークに変身、湖底でリヴィジラと対峙。

だがリヴィジラのホームグラウンドである水中ではアークは押され気味であり、更には煙幕まで張り一方的に攻撃される。

ここでアークは想像力を解き放つアークトリッキーテクニックにより一計を思いつく。
まずアークギガバリヤーを作りそれをアークエクサスラッシュで三分割、これらを組み合わせスクリュー状にして煙幕を晴らす、更には超音波頼りで視力の悪いリヴィジラはこのスクリューをアークだと誤認、その隙にアークはその辺の大木でリヴィジラの噴射口を塞ぎ、これ以上塩を出せなくした。(この時、アークは笑っているような仕草を見せた。)


最後はアークファイナライズを口内に叩き込まれ、破裂するように爆散した。


その後、塩分濃度も低下し湖も枯れ、環境への影響もなくなるのだった。



【余談】



  • 名前の由来は古代に生息していたマッコウクジラの仲間「リヴィアタン・メルビレイ」から。




  • リヴィジラが目を開くシーンは、「ウルトラQ」等でよく使用されていたSEが使用されている。



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最終更新:2025年04月25日 12:39

*1 ちなみに自然界の海水は約3%ほど