エレ・ハンム(聖戦士ダンバイン)

登録日:2024/10/17 Thu 22:25:00
更新日:2025/04/28 Mon 22:59:22
所要時間:約3分で読めます






概要

エレ・ハンムは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。
やや立ち位置が特殊な人物である。

本名:エレ・ハンム
性別:女
国籍:ミの国→ラウの国
年齢:13歳
出身地:ミの国
所属:ミの国→ラウの国
搭乗機:ゴラオン
声優:佐々木るん

略歴


インパクトの強い髪型をした少女。
父はミの国の国王ピネガン・ハンム。
母パットフットはラウの国王フォイゾンの娘で、ピネガンと駆け落ちして生まれたのがエレ、実はミの国の王女。

動乱が起きなければ、祖父フォイゾンに睨まれながらも、ミの国の王女として生きたはずの立場である。

父はドレイクとの戦いで戦死。
母と祖父はジェリル・クチビによって殺された。
祖父の死後、ラウの国を継ぎ、ゴラオンに乗り反ドレイク連合の指導者として戦う。
本来ならフォイゾンの子供が後を継いで戦うべきなんだろうけど、全員戦死したのかな?

ショウが最初の浮上から帰還出来た理由はエレの霊力によってであり、意図的ではないにせよオーラロードを開けるだけの力を持っていたことから、コモンの中でも高いオーラ力を有していたようである。

地上に浮上して地上人トルストール・チェシレンコに想いを寄せたが、黒騎士に殺され彼の死に泣く。
ショウやマーベルの叱咤激励で立ち直り、陣頭に立つ。
エレの特徴は「霊力」を持ち、直近の未来に起こることを感じ、予言すること。←「仲間がいる
現代なら「巫女」さんみたいな立ち位置。

オーラマシンが黒い影を呼ぶと見做しながら、そのオーラマシンがなければ戦いに勝てない事に、自縛自縄に陥る。

エレ自らが積極的に作戦の指揮を執るとき、その結末は芳しいものではなかった。

元々、国を背負うべく帝王学を学んだ訳でもなければ、軍を指揮するべく英才教育を学んだ訳でもなく、「霊力」を高めるべく隠者の様な生活をしていた少女に、周りの人々が期待をし過ぎだったのかも知れない。

フォイゾン王の親族や重臣達もエイブ以外、タータラ城攻防戦やカラカラの谷の攻防戦で戦死してしまい、本来なら相続する事が無いミの国の王女たるエレがラウの国の代表として全てを背負う歪な形になってしまった。


戦いを繰り返すことで疲労し、浸漬されるにつれて、ゴラオンもまた「悪意」を増大させる磁場の一角となっていた。

ここに至り、悪意を振り撒くことも、それを抑えようとすることも、力のベクトルが異なるだけだと理解した。

エレがその身に受けた最大の「悪意」の持ち主こそ、「黒騎士」バーン・バニングスであった。
最終決戦では、黒騎士の悪しきオーラを命懸けで吸収し、そのハイパー化を阻止。
ショウ達には
「リムル・ルフトに母親殺しをさせないように」
と言い残して力尽き、13歳という若さで死亡した。
なお、膨大なオーラを吸収した衝撃によるものなのか、この際に服が弾け飛び全裸になった。
エレの苦悶の表情と絶叫によってトラウマにもなりかねない迫真のシーンである。

外部作品

スパロボではゴラオンのパイロットとして登場。
本来の艦長はエイブだが、彼が精神コマンド要員として存在するのは『IMPACT』『BX』だけで案外少ない。それでもグラン・ガラン艦長のカワッセより存在感はあるのだが…。
スパロボでは作品によって、ルート選択でシーラのグラン・ガランかエレのゴラオンを選ぶ事になる。
『第4次』ではシーラがフェラリオ付きなのに対して、エレはニー・ギブン、キーン・キッス、リムル・ルフトなどが付いてくる。
しかし、3人ともハイパーオーラ斬りを使うのに必要な聖戦士技能を持っておらず、これだけ人数が入ってきても回せる機体はボチューン等の貧弱なABが関の山。
精神コマンド要員の頭数を確保できるシーラと比較するとこの点ではメリットが薄いと言わざるを得ないが、ゴラオンには広範囲マップ兵器である「オーラノバ砲」があり、雑魚の殲滅や幸運を絡めての資金調達などより直接的に戦闘面で貢献できる。
『F』『BX』では2人同時に仲間に出来る。
旧シリーズ時代より他者に掛けられる精神コマンドがはるかに充実した『BX』ではゴラオンの強みを活かしやすい。
更にトルストールがまさかの登場&生存でサブパイロット化するので、スパロボ史上最強のゴラオンと言っても過言ではない。

パチンコ版のエレの髪型は髪をリボンで縛った変則のツインテールみたいな感じでかわいい。




追記、修正はエレをエースにした方がお願いします。

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最終更新:2025年04月28日 22:59