ショウ・ザマ(聖戦士ダンバイン)

登録日:2024/10/08 Tue 05:35:00
更新日:2025/03/03 Mon 16:07:51
所要時間:約 15 分で読めます






落ちろよぉぉぉっ!!


概要

ショウ・ザマは『聖戦士ダンバイン』の主人公。
顎の×印が特徴。
日本人の高校生だったが、異世界バイストン・ウェルに召喚され、「聖戦士」=機動兵器オーラ・バトラーの操縦者に選ばれてしまう。

本名:座間(ざま) (しょう)
性別:男
国籍:日本
生年:1965年生まれ。作中では高校生
出身地:東京都武蔵野市東吉祥寺(第17話より)
趣味:モトクロス
特技:空手(段位があるかは不明)、大型自動二輪
所属:ルフト家→ギブン家
搭乗機:ダンバイン(1話〜29話)、ビルバイン(29話〜最終話)
声優:中原茂

略歴

前史

元々は平和な日本に住む裕福な家庭の高校生。
高校生ながら大型二輪免許を取得し、大型高級ツアラー「HONDA・ゴールドウイング・アスペンケード」を日常の愛用バイクとしている。

父・シュンカは若い秘書を連れて、黒塗りの乗用車を保持し、その運転手も見られる事から、会社の経営者といった風情。
母・チヨは名の知れた教育評論家ながら、息子の教育よりも自らの地位と名誉のために生きている、良く言えばキャリアウーマンの先駆者。
互いに地位を高める事に執着し、家庭を顧みない反動で、ショウは愛情を金と物欲で埋め合わせる経済的に恵まれた家庭で育った。
現代なら上級国民と呼ばれる類。

自分のためだけに生きる両親を見て、ショウは自分のために生きると決意し、将来の夢をモトクロスレーサーに定めて邁進していたが、モトクロス仲間からはその立場を妬まれ、嫌がらせを受ける事が多かった。
モトクロスサーキットからの帰路、仲間からの嫌がらせを避けるためにアスペンケードで前方の車を飛び越そうとした所、突然オーラ・ロードが開き、海と大地のはざまにある異世界「バイストン・ウェル」へと召喚されてしまう。

バイストン・ウェルへ

召喚後、「アの国」の地方領主ドレイク・ルフトの館「ラース・ワウ」に、同じく地上より召喚されたトッド・ギネス、トカマク・ロブスキーと共に聖戦士として迎えられ、騎士バーン・バニングス指導の下、オーラ・バトラー「ダンバイン」の操縦者となる。
最初の出会いではバーンにいきなり襲い掛かり、カウンターを喰らって気絶、左眼にアザを作っていた。

ショウ「これは夢かもしんないし……」
トッド「これが夢かよ。え、日本人野郎(ジャップ)?」

ダンバインの飛行訓練中、「敵」と教えられたギブン家に襲撃され交戦。
相手方の聖戦士で同じ地上人のマーベル・フローズンに
「善悪の見境も無しにドレイクに手を貸すバカな男。この世界の事、アの国の事がわかってドレイクに手を貸しているの?」
と言われてしまう。
そして、バイストン・ウェルの空を見上げるショウが
「いったいここはどこなんだ……」
と呟く場面で第1話は終わる。

第2話でドレイクのやり方に疑問を抱き始め、
続く第3話でドレイクの娘リムルに会い地上に帰る方法を訊いてみたが、
「オーラロードはシルキー・マウしか開けないし、月が満ちて彼女がその気にならなければ無理」
と言われ、地上界と全く勝手が違う事を痛感。
いきなり呼び出され、聖戦士などと祭り上げられたと思ったら、初陣でいきなり敵に糾弾され、帰る術も不確かという状況に
「全てが一方的なんだな……」
と自嘲する。

やがてリムルを連れダンバインでラース・ワウを脱出後、ギブン家に帰順し、ギブン家の長男ニーが指揮するオーラ・シップゼラーナに身を寄せると、フェラリオの住む水の国での体験から将来オーラマシンが地上界にまで侵攻する可能性を悟り、ドレイクの野望と対峙するのだった。

ショウとは異なりそのままルフト家の禄を食む道を選んだトッドや、様々な確執の末、一方的に激しく憎まれる羽目になったバーンとはライバル同士となり、幾度となく剣を交えた。

地上へ

第14話でドレイクがアの国の国王フラオン・エルフとその居城・エルフ城に下克上したため、ゼラーナもエルフ城攻防戦に参戦。
バーン「どこから出てきたかしらんが、フラオン王が守るに値しない人物だということを、知らんのか、地上人」
ショウ「アの国盗りをたくらむ者の手先が、何を言うか!」
後でショウも第16話でフラオン王の無能さに匙を投げるシーンがある
ドレイク「ワシの気持ちが分かったかね?」
チャム 「私が王様の方がマシじゃない?」

第15話でエルフ城の救援作戦に成功するも、バーンとガラリアの連携によりダンバインの左足と武装を破壊され戦闘不能にされてしまう。
無事帰還するも自分を責め、敵の繰り出す新型オーラマシンにいずれ()られるのではないかと弱音を漏らし、さらなる力を求めてしまう。
そんな彼を仲間たちは心配し励まし、一人で戦っているわけではないと優しい言葉をかけるのだった。
なお、この回から本人の強い希望もありチャムがショウと一緒にオーラバトラーに同乗する。

第16話でガラリアのバストールと再戦。
「一撃で仕留めてみせる!」と息巻くが、ショウの攻撃はバーン以上にオーラ力を高めたガラリアに避けられ、しかもオーラ力の高まりからオーラ・ロードを開いてしまい、ショウとガラリアは図らずも地上界へ戻る事になった……。

念願の地上界に戻ったショウは両親と久方振りに再会。
しかし、謎の失踪を遂げた息子が謎の物体(ダンバイン)に乗って謎の生物(チャム)連れて現れたという突拍子もない状況のため
父シュンカから偽物と断じられ追い出されてしまい、
日本政府にはショウをコピーした宇宙人か何かだと疑われ、抵抗するわけにもいかず投降、尋問を受けるはめに。
政府による尋問中継を見ていたモトクロス仲間の方が、修羅場をくぐり抜けたショウの成長を認め、理解していた。

この時のショウは地上で(厳密にはガラリアのせいで)30万人もの犠牲を生んでしまっており、自分たちがショウを本人と認めれば必然的に保護者監督責任で民事訴訟や損害賠償請求の対応をしなければならず、自らの築き上げた地位も台無しになってしまうと危惧した母チヨには「あなたは宇宙人なのよ!」と自分の存在を否定され、あまつさえ(チヨが自衛隊から奪った)銃まで向けられてしまう。

知っていたこととはいえ、この期に及んでも自分のキャリアのことしか頭にないチヨにショウは絶望。
さらには話を聞かないガラリアや家族を人質に取る日本政府に追い詰められ、あえて自分は宇宙人であると名乗って逃げ去った。

「聞こえるか、隊長さん!俺は宇宙人だ。ショウ・ザマの身体を借りている宇宙人だ!」
「俺はカシオペア座の第28惑星系の人間だ!あの人たちはまったく関係ない!聞こえているか!?」

途中からはショウを信じて接していたシュンカは、息子が自分たちを気遣ったその意図を理解したものの、
チヨは夫にそれを諭されてもなお口をついて出るのは自分の今後の心配ばかりだった。

あれだけ帰りたがっていた地上に拒絶されてしまったショウは、ガラリアに呼びかけ一緒にバイストン・ウェルへ戻ろうと試みるが、ガラリアは爆死。ショウだけが取り残された。

再びバイストン・ウェルへ

その後ショウはエレ・ハンムの霊力ですぐバイストン・ウェルに戻ることができた。
そしてラウの国へ行き、フォイゾン王から聖戦士と認められる。
クリスタルの森でドレイク軍に襲われるゼラーナを助けるべく到着、オーラ斬りを初披露する。

ショウはトッドとの戦いの最中、遠く離れた嵐の国に飛ばされてしまい、そこでナの国の女王シーラ・ラパーナと出会うと、シーラを連れ強獣の徘徊する嵐の国から脱出を果たす。

第29話で、ドレイク軍旗艦ウィル・ウィプスに奇襲を掛ける直前、ショウはマーベルに「死んだって後悔はしないさ。こうして、好きになれそうな人に出会えたんだからさ」と打ち明ける。
マーベルは「好きにはなってくれないの?」と返すが、ショウは「俺は、マーベルには相応しい男じゃないんじゃないかってさ。そう思うから、まだ…」と後ろ向きな返答。
そんなマーベルはショウを受け入れ、唇でお互いの愛を確かめ合う。
以降、マーベルとは相思相愛でありながら、互いに恋愛関係にあるという明確な意志を示さず行動で愛情を表すようになった。

そして始まったウィル・ウィプス攻防戦。
フォイゾン王が戦死、アレン、ジェリル、トッドを同時に相手にしていたショウのダンバインは、オーラ・コンバーターを損傷しゼラーナクルーから指摘されていた勤続疲労により戦闘不能になってしまう。
絶体絶命のショウの前に、見た事のない鳥のような何かが飛来する。
それこそはシーラ女王の贈り物、新型可変オーラ・バトラー「ビルバインだった。
これ以降、ショウはビルバインを自らの専用機とし、それまでの愛機ダンバインはマーベルに譲る。

ビルバインの初陣相手はアレンのビランビー。
「オーラ力は生体エネルギーだ!人それぞれに、オーラ力の色があるんだ!それをお前は、自分の欲望のために使った!!」
と断罪し、スパロボで糞ほど見るカットインで真一文字にアレンを討ち取るのだった。

その後、第30話でフェラリオの長であるジャコバ・アオンにバイストン・ウェルから機械を排除してほしいと頼まれ、快く受け入れるが、ジャコバは
「バイストン・ウェルさえ救われれば後は知らん」
という奴だった。
ジャコバの意思を第31話で再会したシーラに伝えると
「建造中のグラン・ガラン、ビルバインを作った事もいけませんか?」
「あなたはビルバインを使っている。この矛盾をどう説明しますか?」
と尋ねられ、それに対するショウの答えは
「毒には毒を以て制する。その上で、バイストン・ウェルのオーラマシンの全てを棄てるのです」

そう聞いたシーラは
「最後の戦いでグラン・ガランも沈めてくれるのか?」
と満足そうな笑顔で答える。ショウは
「それが、バイストン・ウェルの意志であるのならば…」
と覚悟を決めるのであった。

しかし、バイストン・ウェルに機械と戦乱が溢れ混沌の時代が訪れると、ジャコバはバイストン・ウェルの未来を憂い、ショウとの約束を破り、ショウの守りたかった地上に全てを押し付けてしまう。

ジャコバ「消えよ!このバイストン・ウェルより!」

再び地上へ

戦いの舞台は地上界に移り、ショウは「ナの国」「ラウの国」連合軍の聖戦士として、獅子奮迅の活躍をする。
因みに2度目の地上で最初に出会ったのは黒騎士と化したバーン・バニングスのズワァースである。ショウ「よりによってコイツかよ(泣)」
第34話ではクの国の赤い三騎士と対峙、苦戦を強いられたが、これを退けた。
チャム「大丈夫なの?」
ショウ「スパロボでアムロさんから対策を学んだ!」
第37話の台詞回し、ジェリルの
「最後だよ、ショウ・ザマ!」
ショウの
「南無三!!!」
チャムの
「やらせないよ!!」
までの一連の流れは、パチンコ版の復活演出の元ネタだったりする。
ジェリル「ショウ、貴様はあたしのおおおおおおお!!」
ハイパー化したジェリル・クチビを倒した事で、「ハイパー化」と「憎しみのオーラ力」の本質に気づく。
ショウ「よく分からないんだ。ただ、ジェリルはオーラ力を制御出来なくて死んでいった。自分一人でな」
ニー「そうすると、俺たちだって自分のオーラ力を制御し損なえば……」
キーン「自滅が待ってるのね……」
ショウ「憎しみと怒りと奢りの心が、オーラ力を異常に増大させてしまうんだ」

チャムに「ショウもああなってしまうの?」と泣きつかれ、自分は制御してみせると答えてみせる。

第43話で
「どけ!マーベルが危ないんだ!」
とマーベルを守りたいという強い想いによって2人目のハイパー化(他のハイパー化と異なり、オーラ力だけが光輝く巨大ビルバインを形作る)を果たす。
そしてトッドとの最後の対決では、
「いい夢を見させてもらった」
とうそぶきながらも母の名を叫び散っていった彼の最期を目の当たりにして
「これが、いい夢でたまるかよ……!!」
と、悔しさをにじませた。
ショウと母親の関係に比べたら、トッドの親子関係は幸せだけど
ショウは最後までトッドの本心を理解しなかった。
彼は争いを
「バイストン・ウェルで終わらせるだけで良かったんだ!」
と作中で明言している。ショウと同じなのだ。
争いを速やかに終わらせる為にドレイク側に味方して、バイストン・ウェルの統一を手伝っていたに過ぎず、ショウこそKYなんだよ、と愚痴の一つもこぼしたくなる話。
ショウが血にまみれた剣を振り回しながら正義や平和を説いても誰も話を聞かず、自分を付け狙う相手が絶えない事にここで気付く。
トッドはショウとの戦いを楽しんでる節もあったが、ショウにとっては不本意すぎる結末だった。剣を振りかざしてもその数だけ相手は反撃にくるだけだと気づく。
悲しい事に、ショウを含めバイストン・ウェルの住人たちは地上に居場所がなく、皆がショウやトッドの様に無理やり連れて来られて居場所もなく戦わされた地上人の立場になった。
この辺りから、ドレイクが最終的に地上の覇権を目指すのに対して、シーラはあくまでも機械を排除する事にこだわる。

ショウの最期

最終的にハイパー化に対してチャムに聞かれると
「どうするって言ったって、俺にはハイパーは出来ない。ハイパー化は悪しきオーラ力を太平洋上に残して、地上人を迷わせるんだ」
とハイパー化を否定するが、第48話で黒騎士のハイパーガラバと戦い、
自身のハイパー化を抑えながら全力で戦っていても歯がたたない
と、自縄自縛に陥る。

ビルバインの機体色が夜間迷彩色に塗り替えられ、最終決戦でショット・ウェポンのスプリガンとミュージィ・ポーのブブリィをマーベルと協力して撃破。
しかし、黒騎士の操るガラバの一撃でマーベルが戦死する。
黒騎士との決着の直前、これまで共に戦い続けた相棒のチャム・ファウはビルバインから脱出。
そして黒騎士との最終決戦。
ショウの
「貴様は…!その怨念で、何を手に入れた!」
問いかけにバーンは、
「力と、狡猾さだ…!さすれば、勝つ!」
とショウとの戦いから得た答えを出すと、
「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!」

それが、戦乱の中で多くの憎しみを見てきたショウが辿りついた答えだった。

「シーラ・ラパーナ……浄化を!」

かくしてショウは黒騎士と刺し違え消滅。残存していたすべてのオーラマシンはシーラのオーラ力でバイストン・ウェルへの帰還を果たす。

生き残ったチャムは地上界に取り残された。
彼女は自分を救助した原子力空母の乗組員に知りうる限りの経緯を語り、やがていずこかへ姿を消してしまった……というナレーションで、物語は終わる。

転生

転生したらスライムではなく剣でもなく、700年後も聖戦士でした。
OVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』でショウ・ザマの転生体「シオン・ザバ」として登場。CVは同じく中原茂。

ミ・フェラリオのシルキー・マウ、リムル・ルフトの転生体「レムル・ジルフィード」、バーン・バニングスの転生体「ラバーン・ザラマンド」らと出会い、何故か生きていたショット・ウェポンの野望を止めるべく、オーラ・バトラー「サーバイン」にシルキー・マウと共に搭乗する。

外部作品

スーパーロボット大戦シリーズでは『EX』が初登場。
格闘系リアルロボット乗りの最強候補として多くの作品で猛威を振るった。
実質的にショウ加入=チャム・ファウ加入でもあるので、チャムが他のオーラバトラーパイロットとも組み合わせ可能な作品では単騎以上の戦力アップになる。
格闘、命中、回避が強いが射撃は人並み。
ハイパーオーラ斬りはショウの技能・聖戦士と相まって威力は強力だが、剣を使う攻撃なので、切り払いに注意。
旧作は宇宙適性Bなので、後半は囮役が向いている。
αシリーズからは宇宙Aなので、使い勝手が良い。

基本的にはシーラやマーベルたち仲間のダンバインキャラも不幸な目に遭わずずっと一緒で、原作のように自信過剰気味になったりする精神面の弱さもほとんどない。ガラリアが東京で死亡後から始まる場合には感傷的な面を多少見せる程度か。バーンやトッドの説得イベントもよくあるので、総じて大人びた性格にされている。

10年代以降の作品では原作終了後設定で出てくることも増え、その場合はさらに格が上がって、まさに修羅場という修羅場を潜った歴戦の勇士という格付けになる。なんせ事実上1回死んでもいるし……
久々に参戦した『UX』ではエイサップ・鈴木君という後輩が出来た事で特にその面が強調されており、サコミズ王の出した停戦協定を疑う意見を出し、「…エイサップに比べれば、俺は人が悪くなったのかもしれませんね」と述べる場面などは象徴的である(実際に卑劣な裏があったので当たっていた)。

ショウの両親は長らく登場しなかったが、『BX』にてようやく登場。
役回りは原作と同じようなものだが、双方ショウのいない所で「自分ばかり優先した結果、息子に愛情をかけられなかった事を後悔する」 旨を吐露するなど、原作に比べ若干ショウへの救いを感じさせるシーンがある。
なお、父シュンカは『勇者王ガオガイガー』に登場する天海護とその両親との絡みがほんの少しあるが、「血は繋がっているが子供のことを軽んじてきた」ザマ一家に対して、天海一家は「血は繋がっていないが子供に惜しみなく愛情を注いでいる」と対照的な家庭環境になっている。

OE』ではショウ、チャム、敵側の黒騎士しかダンバインキャラが顔を見せない。一方で両親との和解を果たした描写が存在する。

PSゲーム『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』では、ギブン家に寝返らずルフト家に協力し続けるifだけでなく、主人公に憎悪を抱き、仮面を被って「修羅」と名乗るルートもある。
その場合は、原作における黒騎士の役割を果たす。

主な搭乗機はもちろんダンバインとビルバインだが、作品によっては後の時間軸の機体であるサーバインやズワウス、S.I.C.版ビルバインことヴェルビンに乗り換えたりもする。
サーバインだけ出てシオンが全然登場しなかったせいで「サーバインがショウの機体だと思い込まれる」はスパロボ勘違い筆頭の一つである。


ちなみに、中原茂氏はショウ参戦初期頃のとあるロボアニメで共演したやんちゃゲーマー声優達に「中原さん、ショウは使えます!」と口々に称賛されたらしいが、その中原氏はゲームを全くしないタイプだったので困惑したというエピソードがある。

余談

実験動画「AURA BATTLER DUNBINE SIDE L」のインタビューにて、ショウ役の中原茂は、

当時は確か富野監督から「作品も実験的ですがキャスティングも実験的です」と言うようなお話しがあったと記憶しています。

最終回の「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!」「シーラ・ラパーナ!浄化を!!」のシーンは中でも印象に強く残っているんですが、1話の話全体もとても印象に残っています。
初めてバイストン・ウェルに召喚され何も分からぬまま巻き込まれて行くショウ。
そしてラスト、バイストン・ウェルの空を見上げてショウが心で呟く「いったいここはどこなんだ・・・」に、まだ新人で声優の世界の事も右も左も何も分かっていない自分と被りました。

と語っている。


追記、修正はニンジンを食べたウサギの目が赤い事を証明した方がお願いします。

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  • 本当は優しい人
最終更新:2025年03月03日 16:07

*1 今で言うICレコーダーみたいな役割を持つ

*2 バーンが「私は騎士の筈だ!」と言っているのがその典型。訳も分からない異世界人でも受け入れるドレイクが既存の身分に然程拘る訳が無い、と理解出来ていない。