登録日:2025/01/11 Sat 14:12:06
更新日:2025/01/25 Sat 15:29:09
所要時間:首領、約 3 分で読めますぜ!
概要
鶴亀の国の征服を目論む悪の忍者組織・
朧党に所属する忍獣の一人で、首領・
冥府羅州烈風斎の側近。
電子書籍「キャラ&忍獣図鑑」での紹介ページにおいても「朧党
幹部」と記載されているが、他の忍獣からも対等な口振りで話しかけられていることから特別な権限はないと思われる。
『寿』「いらっしゃいませ!ゾフィールにようこその巻」で、めひらすや
怪夢瑠と一緒に
ゾフィーが経営するレストラン「ゾフィール」に来店した忍獣として初登場。
翌月の「忍獣パパは今日もお仕事の巻」でも
主役として活躍し、『
超』虓魔王編にてお使いに出ていたことで鶴亀の国の消失に巻き込まれず、偶然現場に居合わせたウル忍と成り行きで共闘したことを機にレギュラーとしての地位を確立した。
『輝』の頃には影が薄くなってしまったが、『超』ではマンや冥府羅洲、ガイアにも負けない文句なしの主役級だったと言える。
妻帯者であり、妻・春子と一人息子の守の三人家族。
プロフィール
- 本名:笹比羅雄一郎
- 所属:朧党(幹部)
- 性別:男性
- 年齢:38歳
- 生年月日:11月
- 出身地:京都
- 家族:春子(妻)、守(息子)
- 通称:三角頭
人物像
悪の組織の人物ながら仲間想いかつ家族想いな義理堅い性格の好漢。
炎鬼キリエロイドとの戦いで
タロウと
レオが殺され、怒りに我を失いかけた
マンに対して自身も悔しさで号泣しながら懸命に説得して思い止まらせた。
虓魔衆との戦いの中でめひらすが生死不明になった(実際は時空の狭間に取り残された)際、マンを朧党首領代行として招き入れ(マンを選んだ理由は「普段のマンはあくどくて乱暴だから」という思わず読者の皆さんも納得してしまうもの)、マンが悪行の報いとはいえウル忍をクビにされた際は責任を感じてティガとひと芝居打ち、一件が落着してからは朧党党員の中で最もウル忍と友好関係を築き、めひらすが山籠り修行を決行する原因にもなった。
休日には守としっかり遊び、家族で遊園地に行ったりと子煩悩な良き父親としての側面も見せることもある。
またボンボンに掲載された「ウル忍かわら版」によれば結構グルメらしく、酒とつまみにうるさいんだとか。
人間関係
息子。パパ大好きっ子の小学四年生で、日ハムのファンだという。
のちにダイナの道場に入門し、その縁でティガとも仲良くなる。
首領の冥府羅州からの信頼は厚く、虓魔王編で戦死した旨を雷鬼ジャミラから告げられた際は息子の守の分まで激怒し、ジャミラに対し仇討ちを決行している。
家族で遊園地に遊びに行っていたのにマンの記憶を回復させるための対戦相手として休日出勤させてしまった際は、その回の最後のコマで休日手当を支給。めひらすの「子供に何か買ってってやれ」という一言には49万人くらいの笹比羅ファンが涙したとか。
同僚の「迷路顔忍獣」。同じレギュラー枠同士でつるむことも多い。
かつて朧党に滅ぼされた組織「怨霊党」の残党で、金邪符の力を得た十郎が下剋上を行った際、ヒラ忍獣に降格された笹比羅に代わる首領側近担当として登場。笹比羅を事ある毎に見下し、挑発を繰り返して苛立たせた。
最終決戦では笹比羅と因縁の対決を繰り広げ、圧倒するが、慢心したところを突かれ「真空鎌鼬蒼波」に全身を切り裂かれて引導を渡される。
戦闘能力
『ウル忍』は基本的にギャグ漫画なのでウル忍に倒されることがほとんどだが、朧党の幹部級忍獣という肩書きは決して伊達でも酔狂でもなく、ゾフィーお頭も「ああ(へんてこな三角頭)見えても強い」と高く買っている。
得意技は両腕を鞭の要領で大きく振るい、真空の刃で相手を切り裂く朧忍法「鎌鼬」で、さらに「飛燕鎌鼬」「真空鎌鼬蒼波」などバリエーションも豊富。
また、氷鬼デモスの目を欺いて肉薄し逆転へと繋げたり、愚羅我巣の慢心を誘って自身の間合いに引き入れるなど、駆け引きにも秀でている。
余談
沸苦と同じく当初は一介の忍獣でしかなかった笹比羅がレギュラー入りを果たし、党内の幹部格という大層なポジションを得たことは作者の御童カズヒコも全く想定していなかったようで、「へんてこな三角頭のくせにめちゃくちゃカッコよく見えるときもある。なんだろこいつ、すげぇよ」と高評価を出している。
「真空鎌鼬追記修正!!」
「項目作成には知力も必要なんだよ!!」
- シリアス編とかだと普通に強くてカッコいいのが面白い。三角なのに。 -- 名無しさん (2025-01-11 16:36:18)
- 普段はアレだがシリアスだと格好良くなるのはコイツに限った話でもないような -- 名無しさん (2025-01-11 18:26:53)
- 名前は雄一郎だっけ -- 名無しさん (2025-01-11 18:49:13)
- なお、本家シリーズでササヒラーと戦ったウルトラマンジャックはウル忍には未登場 -- 名無しさん (2025-01-12 00:35:50)
- こいつ本当にしれっとレギュラー化してるのよな。当時の作者に何があったのだろう。 -- 名無しさん (2025-01-12 01:06:39)
- 触れられてる通り、炎鬼戦での泣きながらの説得や相討ち覚悟の打開策のカッコ良さと言ったらもう…いつも三枚目っぽいキャラの見せ場ってだけでも良いのに、セリフ回しもなかなか秀逸で印象的だった -- 名無しさん (2025-01-12 10:30:25)
- ↑2当時ボンボン全体で読者ターゲットの年齢をあげる方針を検討してたらしいから、セブン復活・ダイナ登場などと合わせて子供を引っ張る大人キャラが登場するようになったんじゃないだろうか -- 名無しさん (2025-01-12 12:01:42)
- あらゆるウルトラマン作品の中で、もっとも輝いているササヒラー。そもそもほかの作品にほとんど出てこないけど。 -- 名無しさん (2025-01-12 22:04:36)
最終更新:2025年01月25日 15:29