登録日:2011/06/16 Thu 09:26:19
更新日:2025/02/15 Sat 19:55:43
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『疾風ウルトラ忍法帖』は、かつて
コミックボンボンで連載されていたウルトラシリーズを原作とした
忍者漫画。作者は御童カズヒコ(御堂は誤記なので注意)。
概要
現実世界で言う所の東京のあたりにある「鶴亀の国」の平和を脅かす怪獣忍者集団「朧党」と
それに立ち向かうウルトラ忍者、通称「ウル忍」が繰り広げる騒動を描くドタバタ系ギャグ漫画である。
登場人物の設定や人間関係は原作から大きくアレンジされており、多少の名残はあるが完全に別物となっている。
作者の御童氏の作風がよく現れており、キャラはおバカだったりスケベだったりする。
基本的に1話完結方式のギャグ作品だが、時には数話に跨がるエピソードが展開されることもある。
時期によってはメインキャラが死ぬことがあるほどの非常にシリアスな長編が展開される。長編シリーズの際には第三勢力が登場した。
1992年の8月号から連載がスタートし、
途中でタイトルから疾風が外れ、かわりに
寿(ことぶき)→
超(うるとら)→
輝(フラッシュ)と文字が入り、リニューアルしていった。
平成16年に、講談社漫画賞を受賞。小学館から出ている「現代漫画博物館」にも収録されている。
単行本は過去にボンボンコミックスから刊行されたが、収録話に抜けが多かったり最終話まで収録に至らなかったりで未完全なところが多い。
2012年には復刊ドットコムから『疾風』分の完全版が全3巻で刊行されたが、こちらも『寿』以降には繋がらなかった。
2015年になって、ようやくebookjapanから電子書籍と言う形で、全シリーズの全エピソードを収録した正真正銘の完全版が販売された。
なおこれは作者の御童カズヒコが手弁当、つまり自ら原稿をスキャンしてデータ化するという作業を行ってまで配信に漕ぎ着けたものである。
……が、こちらも2018年に販売停止。どうやら版権を持つ円谷プロの意向(事業・出版戦略とのこと)によるものらしい。
作者の御童も代表作にして非常に手間をかけてデータ化した作品が事実上の
封印作品になってしまった事に無念の意を示した。
なおTwitterでファンが作者に指摘していた説として「円谷プロは極力
ウルトラマンをイジるのをやめる方針」に変わったからではないかとしている。
それから長らく音沙汰がなく絶望視されていた6年後の2024年8月28日に、翌日8月29日よりebookjapanにて再配信がスタートすることが発表。長年のファンを安堵させた。
配信再開から1週間後、御童は配信の再開を見届けた後、9月4日に鬼籍に入られた。
◇登場キャラ
【ウル忍】
主人公。底抜けのバカでスケベでドケチなクズ野郎(以上、全部作中で他のキャラから言われたセリフ)。実際にギャグマンガの主人公らしく普段はおバカなキャラ。
落ちているカビ生え饅頭なども平気で食うが、身体能力や生命力がハンパないので、その程度ではビクともしない。
しかし男らしい性格で仲間とは熱い友情で結ばれている。
身の危険を承知で囚われた仲間を助けに行くなど、やる時はやる人物である。
忍者としての技量は高く、シリアス編では遺憾なく戦闘力を発揮する。
実は捨て子であり、拾って育ててくれたお頭には感謝している。普段は同じレベルで喧嘩が絶えないが、命を狙われるような事件があれば本気で激怒して立ち向かうこともある。
また、セブンはともにお頭のもとで育った間柄で古くからの仲。
ウル忍としての正義感はあるが、それ以上に強烈な欲望を秘めており、朧党を乗っ取ってネオ朧党を結成したことがある。
首領として悪事の限りを尽くした結果、一時期ウル忍を解雇されてプータロー忍者になってしまったこともある。
ウル忍の頭。眼帯を付けているが、別に隻眼ではないらしい。
マンのバカさ加減に手を焼いているが、彼自身もマンと同レベルのおバカ。
おまけに巨乳好きなスケベオヤジだったりする。
ベテランの忍者であり、シリアスな長編ではカッコいい。
ウル忍では貴重な正統派忍者だが、その分他と比べて戦闘力は低い。
副業としてファミレス「ゾフィール」を経営していた。
だが、資金難をマン達の給料をピンハネして乗り切ろうとしたのがバレ、当然激怒したマン達に逆襲され店は潰れた。
髭を剃って
眼帯を外すとマンと同じ顔になる。
ネオ朧党編からマンによって頭を爆破されたため、以降は額の所に縫い跡が残った。
マンの相棒で、マンとは小さい頃から喧嘩をしていた仲だった。
アミアと結婚して引退し、焼き鳥屋「鳥七」を経営している。
マンだけが知っている引退した本当の理由は古傷のために右手が時々麻痺するため
人情家ではあるが、マンがツケで食べようとするのを断るなど一線を引く性格。
マンの舎弟その1。まだ年若く、初めの頃は語尾に「です」を付けるのが特徴だったが、いつの間にか普通に話すように。
忍者だが医者志望で、部分移植や解剖バラバラの術など医療関係の技を使う。
初登場回のみ泣き声で建物を破壊する特技を持っていたが、これが原因で朧党が大変なことに……。
母は
ウルトラの母だが、父が
ウルトラの父かどうかは不明(多分違う)。
長屋暮らしのボンビー浪人。語尾に「やんす」を付ける江戸っ子。よくウル忍とつるみ、悪に立ち向かう。
剣の達人で「無宿殺法」なる剣術を得意とする。さすがは切断王子。
マンと同等以上のバカだが、実力の高さはマンにも認められており、「アイツとサシなら互角」とまで発言している。
梅干しと沢庵が好物で、ゾフィーからは原物支給という形で給料として貰っている。
故郷の村には彼に似た顔の住人が住んでいる。
愛車は
タタミカー。
タロウの同級生。盗みが得意。元義賊で、悪い金持ちから金品を盗み、エースを始めとするボンビーな人達に配っていた。
学校をサボるためにネオ朧党やネオウル忍に寝返ったこともある。
原典ではレオはセブンの愛弟子だが、本作では彼の登場と同時にセブンが忍者を引退したため接点はほぼ無い。
マンの舎弟その2。マンのことを「先生」と呼び慕う。
ウル忍としては珍しく真面目な性格で、基本的にはツッコミ担当。
だが、たまに天然が入っているとしか思えないボケをかます。
当初はズッコケのタイミングが1人だけ遅れるなど周囲のボケに順応できておらず、そのせいでウル忍の免許が中途半端にしかもらえていなかった。
チョコレートが好物。手品を駆使して闘う。
ダイナの空手(荒神流編開始までは
護身術)道場に入門してからはシリアスシーンでは空手で戦うようになった。
【朧党】
怪獣の忍者「忍獣」で構成された悪の組織。いわゆる
ばいきんまんや
ロケット団のノリである。
基本的にウル忍とは敵対しているが、第三勢力の脅威にはウル忍と協力することもある。構成員も悪人ではあるもののお人よしだったりして何処か憎めない。
朧党の党首。マン達とは幾度となく闘ってきた。
マンより多少はマシだが彼もボケ役であり、しょうもない理由で下らない作戦を考え部下を困らせる事もある。
だが、悪の組織同士の抗争を勝ち抜いて朧党を全国規模の組織に育て上げた人物なだけに、シリアスな場面の戦闘力は高い。
そうでない時にもたまに部下想いな一面を覗かせることがある。
赤ん坊好きで笹比羅の息子の守とも仲が良い。一方、小学生のタロウやティガには特に甘くはない。
また、息子がバカを言い出したときにもゲンコツを入れている。
愛称は「めひらす」。
冥府羅州のドラ息子(初登場時5年生)。バルタンJr.とペガッサJr.を舎弟に持つ。
朧党の科学者。ダンボール製のニセセブンや粘土化銃など、変な発明ばかりしている。
一時期エースと文通をしていた。
初登場時は一介の忍獣だったが、次第に出番が増え、いつの間にか冥府羅州の片腕になっていた。
妻子持ちで家族想い。
戦闘力も高く、シリアスな長編では彼の得意技である鎌鼬が強敵を打倒する決め手になったことがある。
クビになったマンを復職させるためにティガと協力して一芝居打つなど、人の良い一面がある。
朧党の
戦闘員ポジションで、一郎から十郎までいる十人兄弟。
全員同じ顔だが、本人達が言うには、一人一人に外見上の違いが一応はあるらしい。
なお四郎と八郎(
母親)との間に息子の怪夢瑠Jr.がいる。
海底支部にはエラが付いた海ケムールがいる。
最初期には元ネタに忠実な顔の黒怪夢瑠が登場してウル忍に真っ二つにされたりしていて、単行本の宣伝ページでは十人衆から「気持ち悪い」などと驚かれていた。
後述の血祭党登場の前までは十人衆以外の怪夢瑠も登場し、戦闘員らしく
賀瑪鈍に食われたりしていた。
朧党の構成員達。いわゆる怪人ポジション。
基本的にボケ役だが、シリアスな奴や恐ろしく強い奴もいる。
朧党が雇った家政婦。四十二歳。五つ子をかかえ夫が失業中の身であり、朧党の家政婦募集に応募してきた。
大家族を仕切っているだけにかなりパワフルな性格な肝っ玉母ちゃん。入職するなり朧党を仕切り出し、彼女のペースに冥府羅州たちも従うようになってしまった。
掃除や料理などの主婦スキルもさることながら戦力としてもかなり有能かつ強靭であり、スペシウム光線を掴んで飲み込むというトンデモない人。ただし、オバサンは禁句。
【闘いを見守る人々】
鶴亀の国の将軍。口癖は「~ぞよ!」
ウル忍以上にお気楽な性格で単純なバカ殿だが、ウル忍のバカさに呆れて「ネオウル忍」を編成したこともある。
正月早々
転売屋紛いのことをしてマンからボコボコにされたりため口をたたかれたりするなど全く尊敬されていない。
セブンとアミアの子供。まだ
赤ちゃんだが、強い超能力を持っている。冥府羅州のお気に入り。
寝起きが悪く、目覚めたばかりだと非常に機嫌が悪くなる。
ゼロ涙目。
レオの弟。
レオ初登場回で勝手に貧しさのため死んだことにされて盗みの口実にされていた。
将軍の側近で貧乏くじを引きやすい。
自分が老い先短いことが気になって仕方ないらしい。トシなので雑魚敵にもボコボコにされる程度の身体能力。
アミアと同じく『
ザ☆ウルトラマン』から主人公を差し置いて登場。
なお、作者のTwitterによると作者自身も本作を描くまではエレクとアミアを知らなかった模様。
忍者
小学校の先生。1~6年の全学年を掛け持ちしていた為、身体はボロボロだった。
「分身の術を使って掛け持ちしている」と言っていたり、「実戦経験はなく勉強して教師になった」と言っていたり詳細な実力は安定しないが、あまり強くない。
シャドウ、コロちゃん、
エレキング、バルタンJr.、ペガッサJr.、カロリンちゃんなど。
ウル忍達の知恵袋。忍者小学校の校長も兼任している。
長らくギャグパート限定のサブキャラだったが、闇の邪法シリーズで遂にシリアスな活躍を与えられた。
FBIから怪獣マフィア・
ダダを追って派遣されてきたウルトラ捜査官。
アメリカ出身という事で、打撃時の効果音はアメコミ風。
初登場時は英語で喋っていたがマンの日本語学習
(物理)を叩き込まれたことで日本語が話せるようになった。
後に後輩の
マックスも登場した。
ガタイが良く、ソフト帽とスーツをビシッと着こなしたナイスガイだが、マンがドン引きするほどのマヌケでうっかり家。
鶴亀道場の師範で武闘家。
基本的に真面目だが、それゆえにギャグ場面では振り回されっぱなし。
荒神流編の実質的な主人公。
ちなみにコミックスの表紙を見るとストロングタイプである事がわかる。
ダイナが営む鶴亀道場の門下生達。
ティガ以上の体力を持つ描写があったり、特に最年長のキヨシは一度ティガが慢心していた間に実力が逆転していたこともある。
虓魔王編にて、鶴亀の国が異世界に飛ばされた際にマン達が出会った、異世界のウルトラ忍者。
虓魔衆に両親を殺されたという過酷な境遇であり、自らも逃亡していた。
虓魔王の打倒後も鶴亀の国に残るが、彼もまた真面目な性格ゆえギャグ時空についていけずにいる。
風士の少年。
基本的に温厚な平和主義者だが、怒ってコロナモードになると見境なく暴れてしまう。本人もその性格を直したいと思っており、一度朧党に利用されたことがある。
タクアン超人コンテストで優勝候補のエースや殿堂入り間近だった
ブラックサタンを抑えて優勝。
その際の賞金で買った寺院にいた墨海上人に出会って以来彼に師事している。
コスモスが買った寺院にいた即身仏。
つまりは僧侶のミイラであるが、意識は残っており会話もできる。
悟りを開いたらしく、基本的には何をされても怒らないが、度を過ぎた悪人は法力で懲らしめる事もある。
即身仏なので最初は無表情だったが、マン達との交流を経て顔がほぐれたそうで、やがて表情が変わるようになった。
彼と同じく修行していた弟がいたが、弟は即身仏になることを拒み、海底で仙人暮らしをしている。
元・朧党メンバー。
コスモスと墨海上人に対して恩義を感じ、朧党を脱退して、上人に弟子入りする。田舎の母はとても喜んでいたらしい。
朧党在籍当時は鶴亀
ラーメンに対抗して冥府羅州らがラーメン屋を始めた際に店長に選ばれた事もあるが……。
『輝』でまさかの再登場を果たし、しかもカッコいい役どころを貰っている。
将軍の御典医で、診療所をやっている。
マンたちが何かしらの病気にかかると必ず登場する。地味に第1回と
最終回の両方に登場している。
「
ラーメン優優」の店主。旨さの秘訣は秘伝の
スープ。
忍者の才能もあり、ネオ朧党騒動のせいでマンがクビにされた際には、ゾフィーがマンの穴を埋めるために雇った。
文字通り動物の牛。
ある事件でマンと意気投合し、ウル忍に加わった。ただの牛のはずだが腕っ節は強く、忍獣とも渡り合う。
マンと合体して「ウ
シトラマン」になった事もあった。
チョコ玉丼やウミウシ丼、辛え丼やデレロン丼、ドドンガ丼など、いかにも不味そうな丼ばっかりを扱っているバカ丼屋の店主。
(マンとエースを除いて)あまりにも不味すぎるため、将軍から営業停止を言い渡されてしまった。
作者その人。チョイ役もしくは企画モノのアナウンス役として現れる。
その傍らでおバカなことをするためマン達からは呆れられる事も。
【第三勢力】
「血祭党」を率いる成金。金を使った買収が得意だが実力は大した事はない。
怪夢瑠十人衆を買収して朧党に成り代わろうと企んだ。
邪鬼一族の頭領。作者曰くコギャル。セクシーな技を使うが、セクハラした相手には容赦なくぶちのめす。
ノンマルトの秘宝「不思議なパンT」消滅後、その姿を見た者はいない。
名前の由来こそ『ウルトラマンレオ』に登場する「アルファ聖人(ニケの女神)」だが、みどーによると正規のウルトラシリーズに存在しないオリジナルキャラ。
後述のように当時の円谷プロから釘を刺されてしまったある意味伝説のキャラ。
邪鬼姫の部下だったが、不思議なパンTを穿いて凶暴化。邪鬼姫を裏切る。
最期はあっけなくやられた。
ダイナのかつての兄弟弟子にして、現・
荒神流空手総帥。
「力こそが全て」というポリシーの元、各地で破壊活動を展開。拳の象徴「シャドーの塔」を建てて鶴亀の国の制覇を狙う。
セブンが板前修業をしていたあずさの国の外道街を支配する凶状持ち「血祭一家」の頭。
当時修業の旅をしていたダイナとセブンの目の前で岡っ引きのキリヤマを襲い、同心のタケナカ、下っ引きのソガを殺したため、セブン・ダイナ・キリヤマによって壊滅した。
ただ殺戮のみを目的とする忍者集団「
虓魔衆」首領。
配下の四鬼と共にガイアの両親や仲間を殺し、かつてウル忍に助けられたペテロ族を虐殺するなど、連載史上まれに見る残忍さを見せた。
公式で単体ならば
劇中最強キャラと断言されている。
マンが幼い頃存在した忍者集団「怒愚魔党」党首。
配下の忍獣を持たないものの多数の戦闘員を束ね、将軍を暗殺して名を上げるという野望を抱く。
ゾフィーに内緒で討伐に来たセブンを人質にするが、同じく討伐に来ていたマンの介入に遭い、マンとセブンによって壊滅した。
大柄で
ブタっ鼻の乱暴者の兄バルタン・ビアンコと痩身で腕にガトリング砲を仕込んだ冷酷な弟バルタン・ネーロからなる強盗兄弟。
セミ人間十人衆を束ねて峰曽田村を
荒らし回っていたが、帰郷したにせセブンと同行したマン・ティガによって倒された。
かつて冥府羅州に潰されたが生き延びていた組織「怨霊党」現首領。
金邪符を手に入れた怪夢瑠十郎を利用し回収した4つの邪符と共に「闇の陰陽五行邪法」の力を手に入れ、朧党の吸収とこの世の支配を目論む。
余談
ウルトラマンダイナ第13話「怪獣工場」にて、本作の疾風編と寿編各1巻が小物として登場している。
設定資料集などによれば、円谷プロからのダメ出しはかなり多かったとのこと。意外かもしれないが、本作のキャラ付けは全て当時の円谷プロの許可を得ている。
頬を膨らませるみどーの画風や、21がセブン(とアミア)の子どもという設定も、初めは許可を貰えていなかった。それでも掲載に至ったのはみどーや編集部による説得の賜物。
ただし、邪鬼姫に関しては掲載後「ウルトラマンでエロはやめてね」と後々釘を刺されたことも明かしており、邪鬼姫の再登場はNGになってしまったとのこと。
空手に関する妙に詳しい知識や緻密な戦闘シーンが描写されるのは、みどーの父親が空手道における世界的な大物で、自身も師範代の実力を持っているため。
そんな父親の後継を蹴って漫画家の道を選んだため、空手を題材にした荒神流編の執筆に抵抗があったが、漫画に「自分を出す」ことに初めてチャレンジ出来たため、結果的には良い経験になったと振り返っている。
ユリアン、
アグル、
レッドキングなども登場させるつもりだったが、出すタイミングを逃したまま連載が終わってしまった。
特にレッドキングはみどーも大好きな怪獣だったことから非常に後悔していたとのこと。
この他、劇場版ティガの敵キャラたちも出す予定で詳細な設定も円谷プロと相談済みだったが、その前にボンボンの紙面改変のせいで最終回となってしまった。
脚注にもある通り、ボンボンの紙面改変につき
バカ丼屋の翌月に急拵えで最終回を描く羽目になった(ありがちかつ過去にやったネタと被りのある内容なのはこのためだと思われる)。
みどーはこの事をかなり根に持っていたようで、設定資料集内のコメントやX(旧Twitter)の企画アカウント『復活ボンボンシリーズ』に掲載されたインタビュー漫画「突撃ボンボン」等でたびたび不満を露わにしていた。
2025年現在、本編の他に「キャラ&忍獣図鑑」「イラスト集」「設定資料集」の電子書籍版が配信されている。
セブン「だからツケは認めねーって言ってんだろ!?ボランティアじゃねーんだぞ、こっちは!!」
マン「そんなこと言わねーでくれよ~。金がねーんだよ~……」
- 懐かしい!ボンボンで一番好きな漫画だったな。復活したときは嬉しいのと『電光石火ニトロ』が終わって残念なのとで複雑な気分だったわ。 -- 名無しさん (2013-11-02 18:24:42)
- ダイナ13話(ミジー星人の回)でアスカが読んでいた -- 名無しさん (2013-11-02 18:48:17)
- 好きだけどシリアスで無駄に流血させるのがなぁ…… -- 名無しさん (2013-11-02 19:28:14)
- なんせ作者が空手の師範代なもんだから、変なところでマジな空手ネタ入れてさあ。 -- 名無しさん (2013-11-02 19:47:15)
- キリエロイドがドシリアスに残虐な悪役で笹比羅が戦死したのが衝撃だったなぁ…もの凄いシリアスだったよな…虓魔衆編 -- 名無しさん (2013-11-02 20:11:16)
- メビウス出てたらパシリキャラにされそうだな・・・・・ -- 名無しさん (2013-11-02 21:27:00)
- 焼き鳥屋やってるセブンが好きだったよ。あと、ゾフィーのファミレス回とか -- 名無しさん (2013-11-02 22:26:14)
- コダラー戦でめひらす出てこなかったのが気になった。もしかしてコダラー暴走してたのか? -- 名無しさん (2013-11-02 22:52:37)
- これとかハンゾーとか銀魂みたいなSF+時代劇モノってギャグ回とシリアス回のギャップが凄い気がする。 -- 名無しさん (2013-11-27 23:38:34)
- 半人前だから免許証が半分、とかあったような… -- 名無しさん (2013-11-27 23:46:16)
- エースの故郷の人たちが朧党以上に外道だったな。 -- 名無しさん (2013-12-14 21:20:26)
- 一度悪人になってそれがダメになって戻ってきたら仲間達にも一度見放されても最終的に許されてるマンはマジ愛されてるな。 -- 名無しさん (2013-12-31 09:03:38)
- あの頃はゼロなんて影も形も予定されてなかったろうしなぁ。21がセブンの息子でも筋は通っていたし。 -- 名無しさん (2014-03-05 13:11:56)
- ジャック出てない・・・・・ -- 名無しさん (2014-03-06 12:48:44)
- ジョーニアス、グレート、ゼアスも出てないか?関連キャラはいるが -- 名無しさん (2014-03-06 13:05:04)
- アグルもね。 -- 名無しさん (2014-03-06 13:08:42)
- セブンの引退&古傷設定はTV版を意識してるのかな。 -- 名無しさん (2014-05-21 23:45:32)
- ソボロ党?(難聴) -- 名無しさん (2014-05-22 00:38:44)
- 何かの媒体で続きやってくんないかな?ゼロとかギンガがどう解釈されて出てくるか見てみたい -- 名無しさん (2014-06-21 17:33:37)
- さり気にティガとダイナの立場が逆転している -- 名無しさん (2014-06-21 17:40:06)
- ゼアスは出したかったけど、企業タイアップキャラだから許可降りなくて出せなかったとか。ジャックは名前がしっくり来なくて?(ジャックって名前が自分が大人になった頃くらいについたから)とか、出すならマンそっくりの町人にするかもとか…サイトだかに書いてた気がする -- 名無しさん (2014-07-09 15:52:24)
- ↑(追記)シャドウはCM出てないから使っていいよって言われたらしいよ -- 名無しさん (2014-07-09 15:53:18)
- ゼット「キラキラじゃねーかオマエら!」 -- 名無しさん (2014-07-10 01:34:03)
- たくあんと梅干し -- 名無しさん (2014-08-28 13:39:34)
- 何回よんでもウシトラマンで吹くww -- 名無しさん (2014-11-04 00:58:36)
- アグルが出せなかったのは大人の事情だと言ってたっけな… -- 名無しさん (2014-11-04 06:28:12)
- レイモン出るなら猛獣使いとかになるんだろうか。 -- 名無しさん (2014-12-29 12:34:48)
- ギンガ出すなら変化の術使いとかにになりそう。 -- 名無しさん (2015-03-16 21:06:45)
- 個人的に、ウル忍のマンは何となく山口勝平さんの声のイメージがある。 -- 名無しさん (2015-05-31 22:07:00)
- ↑セブンは置鮎龍太郎さん、タロウは高山みなみさん、エースは藤原啓治さん、レオは高木渉さん、ティガは大谷育江さん、ゾフィーは立木文彦さん、めひらすは千葉繁さん、フックは大塚芳忠さんな感じがする。 -- 名無しさん (2015-07-03 23:38:18)
- 邪鬼姫は元ネタの女優さんがみどーを半殺しにしてもおかしくないレベルの改変っぷりだったなww「ニケの女神」をあんな役(褒め言葉)に使うとかw -- 名無しさん (2015-10-29 12:10:32)
- こち亀の両津と部長の関係だな今見るとぞふぃーとマン -- 名無しさん (2015-10-29 12:21:55)
- ↑の方でアンチが騒いでいるが、荒神流編はダイナがシンプルに強くてかっこいい。マンたちウル忍が半分空気だった気もするがw -- 名無しさん (2015-10-29 14:12:45)
- 荒神流編のきれいなバルキーは完全にウルトラ側にしか見えなかったなw -- 名無しさん (2015-11-29 17:37:11)
- カラータイマーは一応あるんだよなこいつらw -- 名無しさん (2016-01-06 22:48:00)
- ↑炊飯器だけどな(少なくともマンのは) -- 名無しさん (2016-01-07 00:23:06)
- この世界のベリアル陛下はどんな扱いになるんだろうか -- 名無しさん (2016-01-07 00:43:51)
- メビウスやゼロやギンガやエックスを登場させて新作なんて無理かな? -- 名無しさん (2016-02-17 13:20:43)
- 「あっしのいるコマだけ切り取って別の紙に貼れば『エースの1日』って番外編漫画になりやすぜ」誰がするんだそんな暇なことw -- 名無しさん (2016-02-18 16:30:22)
- ↑2 ツイッターで御堂先生が「やろうと思えば復活できる」みたいな事言ってたけど…どうだろ?ウル忍でゼロの立ち位置が気になるが。 -- 名無しさん (2016-02-18 16:38:54)
- ↑年数進めて21の弟でいけるいける -- 名無しさん (2016-02-18 16:45:27)
- ウル忍版ベリアルとか見てみたい。 -- 名無しさん (2016-02-20 00:55:19)
- ↑ 見た目はおっかないけど実は善良な常識人みたいな役回りとかだと面白そう -- 名無しさん (2016-02-20 01:55:29)
- ↑2 21、ゼロってカウントダウンみたいだな -- 名無しさん (2016-02-25 00:38:23)
- ウル忍版べリアル・・・ゼロとのライバル関係がゼロがかわいくて仕方ない設定になったりしてw -- 名無しさん (2016-05-14 16:53:29)
- パソコンの回とメンバーがロボットにされる回は腹抱えてわらったわ(笑) -- 名無しさん (2016-05-14 17:10:07)
- ↑パソコンのお墓は流石に草。個人的にはなんでもありなサッカーと沢庵コンテストとチョコ玉丼の話がお気に入り -- 名無しさん (2016-05-14 17:18:29)
- 忍者小学校の修学旅行の話が一番気に入ってる。特にユートムがかなりのバカロボットになってたのはツボにきたwwwww -- 名無しさん (2016-06-07 19:39:18)
- 初期のエロさは凄かったな。邪気姫はおっぱいモロ出し、アミアの下着姿(Tバック)とか誰とk(ry (※このコメントはアミアッシャーされました) -- 名無しさん (2016-06-18 10:49:08)
- 連載初期はケムール普通に死んでたよな -- 名無しさん (2016-12-10 12:04:50)
- ウル忍にネクサス出なかったのってギャグメインのウル忍で朝からシリアス繰り広げてたネクサスは出しにくかった部分もあるんだろうか? -- 名無しさん (2017-07-03 10:06:44)
- ギャグマンガでもあるが、御童カズヒコ先生は普通にシリアスもいける人だからな。先生の大貝獣物語コミカライズは実に熱く王道な話だった。もう一度読みたいな -- 名無しさん (2017-07-29 17:07:08)
- ギャグだから好き放題で、自由に描けたのかと思いきや、設定資料集とかを読むと逆に円谷からの注意とかもあったので制約だらけだったんだな。 -- 名無しさん (2017-08-06 01:19:34)
- 荒神流編でタロウを痛めつけた敵にマジギレしたマンがカッコよすぎる -- 名無しさん (2018-01-26 21:07:29)
- ↑4 シリアス編なら似合いのキャラだな。 -- 名無しさん (2018-01-26 21:45:22)
- シリアス編のマン見ると何だかんだこの世界でもヒーローなんだなって思う。(普段はアレだがw) -- 名無しさん (2018-12-01 12:58:42)
- 将軍が将軍だから、案外鶴亀の国のナンバー2だったりして。無論、ジードが跡取りとか>ウル忍世界のべリアル -- 名無しさん (2019-08-13 19:47:39)
- 今思い返してみるとブラックユーモアが実に強烈なギャグマンガであった。ウル忍に非売品のゲーム機を盗んで来ないと給料10円にすると脅したりと、将軍のゲスっぷりがやばかった記憶が -- 名無しさん (2019-08-13 20:33:33)
- 怪夢瑠十人衆を見分けられるのって本人達を除けば冥府羅州もなんだよな。闇の邪法編以降だとマンも見分けられてた。 -- 名無しさん (2019-11-21 19:36:54)
- グルーブ3兄弟は服屋さん、エックスは人形遣い、オーブはウル忍ファンの旅人、タイガはどうなるんだろう -- 名無しさん (2019-11-21 19:48:50)
- ↑9 ガイア当時アグルを出そうとしたら、「アグルはTVでは謎の戦士だからダメ(意訳)!」って言われたらしいから同じく謎多いネクサスはヘタに出せなかったんでは。 -- 名無しさん (2019-11-21 20:35:38)
- ↑2 「未来から来たタロウの息子」が無難かと。フーマはそもそもが忍者だけあって相性がよさそうだが、むしろ周囲全員忍者では個性が無くなりそうな気もする。 -- 名無しさん (2020-01-09 14:42:26)
- 今更ながらエレクとアミアのポジにチャックやベスを置くという選択はなかったんだろうかと思う -- 名無しさん (2020-05-10 22:07:38)
- 今だったらアミアのポジはグリージョ、21のポジはゼロになりそう -- 名無しさん (2020-05-10 22:42:51)
- ザムシャー出たら和風の世界観にもマッチしていていいキャラになっただろうな… -- 名無しさん (2021-03-13 13:51:32)
- ササヒラーやフックなど、「誰これ?」レベルのマイナーキャラの扱いがいい反面、バルタン・ゼットン・ゴモラあたりのメジャー級キャラはほんのちょい役なのが珍しいパターン。メジャー級でいい役なのはメフィラスくらいだろう(ケムールはちょっと微妙なライン?当時はそこまで有名キャラではなかったと思う) -- 名無しさん (2021-03-13 20:50:25)
- 数少ない再登場できた忍獣に当時はマイナー扱いだったパンドンがいたしな ただカナン星人は原型留めてないレベル、性別も -- 名無しさん (2021-03-14 08:45:31)
- トレギアはタロウのクラスに転校してくるワルガキキャラになるのかな -- 名無しさん (2021-03-14 21:13:10)
- 全巻とイラスト集・図鑑持ってるのちょっとした自慢…ただ、設定資料集を買い逃してしまった -- 名無しさん (2021-10-20 21:00:44)
- コロコロの別のウルトラ漫画も封印されてるから4コマギャグ自体が円谷の禁止事項に入ってるのかもね。円谷は商売下手すぎ -- 名無しさん (2022-08-07 12:00:06)
- 女体化はへーきで積極的にするのにこっちは駄目とか意味分からん -- 名無しさん (2022-09-20 20:41:51)
- ↑ウル忍が配信停止になった翌年に、擬人化計画も展開終了しちゃったし…… -- 名無しさん (2022-09-20 20:58:52)
- トリガーとデッカーはそれぞれティガとダイナのいとこってことになるんだろうか -- 名無しさん (2023-03-26 17:28:48)
- みどー先生ステージ4の食道がん…(涙)(涙)(涙) 頑張ってもらいたい… -- 名無しさん (2023-10-14 22:34:35)
- うちの兄はマンの声はゴーゴーファイブのマトイ兄の俳優さん(西岡竜一朗さん)の声がイメージの声って言ってたな… -- 名無しさん (2024-05-07 10:27:04)
- 祝!8月29日から再配信決定! -- 名無しさん (2024-08-28 18:36:42)
- Wikipediaに於けるこの漫画の記事に1か所だけ伏字が使われてて草。ハチャメチャなギャグっぷりは最早伝説的って事か -- 名無しさん (2024-08-28 20:36:58)
- おー配信再開されるんだ -- 名無しさん (2024-08-29 16:39:31)
- ↑3 ずっと欲しかったから情報助かるわ。thanks -- 名無しさん (2024-08-30 05:03:08)
- 作者亡くなったのか… -- 名無しさん (2024-10-10 14:59:44)
- 去年の時点でステージ4(末期がん)だったしなぁ… -- 名無しさん (2024-10-10 15:43:25)
- 62はまだ早すぎるよ… -- 名無しさん (2024-10-10 18:07:09)
- 存命中に配信再開できたのは先生にとっても幸いだったのかな・・・まだ62歳だったのか・・・ -- 名無しさん (2024-10-10 20:14:14)
- 先生……(´;ω;`) -- 名無しさん (2024-10-10 20:15:24)
- むしろ死期が差し迫ってたから周囲が再配信のための交渉に奔走してくれてたのかもな -- 名無しさん (2024-10-10 20:32:30)
- 作者道場経営出来るくらいの空手有段者でも病魔にはなす術なかった…。合掌…皆さんも健診には通いましょう -- 名無しさん (2024-10-10 20:36:01)
- ↑健診だけでなく、時間とお金が許すなら人間ドックなんかもね… -- 名無しさん (2024-10-10 20:37:32)
- 闘病中とは聞いていたが亡くなってしまったか。帯先生とこの方の漫画は見事に俺をエロガキにさせてくれたぜ -- 名無しさん (2024-10-11 00:08:30)
- かなりの酒好きだったしなあ…ガンになったのもそれが祟って暴飲暴食になったそうだし。検診も大事だけど酒の飲み過ぎとかに気をつけてね… -- 名無しさん (2024-10-11 00:17:45)
- シリアス編だと途端にかっこよくなる大人たち。特にエースの活躍には痺れたなあ -- 名無しさん (2024-10-29 20:58:38)
- みどー先生による「ウル忍二世(ニュージェネレーションヒーローズ)」世代が見てみたかったなぁ。自称マンの息子ギンガ、セブン21&ゼロ兄弟、若殿様タイガ&お供のフーマとタイタス、エースの養子ゼット、ティガの甥っ子トリガー、ダイナの弟子デッカー…そんな感じで… -- 名無しさん (2024-10-29 21:27:24)
- ↑オーブはまんま風来坊で、忍獣マニアエックスに呉服屋のルーブ3兄弟に将軍の悪友ベリアルにその息子ジードに野生児ブレーザー -- 名無しさん (2024-10-29 22:14:56)
- ↑4同じボンボンの看板作家だった帯ひろ志先生も2014年、54歳の若さで急死したからなあ......。こちらは目立った病気を患っている様子はない突然のものだったから。 -- 名無しさん (2024-12-17 15:15:55)
- レオが良い感じになった女性の幽霊と別れる回は泣いた -- 名無しさん (2024-12-21 19:32:21)
- このページに興味のある人は設定資料集は購入してみた方がいいかと。没キャラや没展開が結構面白い。特にファイナルオデッセイの闇の巨人3人とかも予定があったとか。 -- 名無しさん (2025-01-10 14:34:11)
- ↑5ゼロの悪友としてウルティメイトフォースの面々もな。 -- 名無しさん (2025-01-16 08:11:18)
最終更新:2025年02月15日 19:55