登録日:2025/04/13 Sun 20:41:52
更新日:2025/04/28 Mon 22:59:27
所要時間:約 6 分で読めるでワ~ル
ワールワルワルワル!!ヨは ノワール伯爵!『黒のヨゲン書』に選ばれし ヨゲンの しっこう人! ヨゲンの書に したがい この次元にやってきたでワ〜ル!!
英語版では「Count Bleck」という名前である。
【概要】
勇者
マリオたちの最大の敵「ザ・伯爵ズ」のリーダーにして高い魔力とヨゲン書に基づいて作り出した「コントンのラブパワー」により世界を滅ぼそうとする「ヨゲンのシッコウ者」。
世界の終焉に至る道筋が示された「黒のヨゲン書」を持っており、側近の
ナスタシアを筆頭に
ドドンタス、
マネーラ、
ディメーン、そして
ミスターLを従えている。
「ノワール(Noir)」は、フランス語で
「黒」を意味する単語である。なおその名と相反するようにタキシードとマント、更にシルクハットと手袋はいずれも白い物を着用している。
一人称は「ヨ(余)」、語尾に「ワ~ル」とつけたり、「ワ~ルワルワルワルワルワ~ル」と笑うなどなかなか珍妙な喋り方をしている。
クッパと
ピーチ姫を無理矢理結婚させることで手に入れた邪悪なエネルギーの塊「コントンのラブパワー」のチカラで世界を一度浄化させた後、理想の世界を創ると言う理念を持っている。
追記・修正は チョーじゅんちょうに しんこうしているでワ~~ル!
ステージ6、モノノフ王国で行われた武術大会でピュアハートを賭けたブブドーの百人抜きに参加していたマリオ達。
二十の間まで来たところで突如ノワール伯爵が現れ、モノノフ王国がもうすぐ滅びることを宣告するのだが、この時マリオ達に同行しているアンナとの問答の中で意味深な発言をする。
なにを いいだすかと おもえば 「心」でワ~ルか?
それこそ もっとも いらないものでワ~ル
そうとも… なにも なかった…。
エマの ほかに ひつようなものなど この世に なに1つ ありは しなかった…
そしてステージ7クリア後、ディメーンはマリオ達に同行しているフェアリンが「ルミエールを止めなきゃ」と言っていたと伯爵に伝える。
それを聞いた彼は動揺し、ナスタシアも予言を止めるよう進言する。
しかし今更予言は止められない、そしてルミエールという名の男は最早存在しないと言い切った伯爵は、暗黒城で4人の勇者を待ち受ける。
【正体】
エマ… キミが いなくなった あの日から ワタシは キミを さがしつづけた
さがして さがして さがしつづけて… とても とても 長い間 さがしまわった…
ワタシにとって キミのいない世界など なんの いみもない
だから ワタシは わが家に 伝わる「古代の民」の きんだんのヨゲン書…
「黒のヨゲン書」を 使い この世界を ほろぼすことに したのだ
きえてしまった 愛するキミに この世界を ささげるために…
彼の本名は「ルミエール」。かつて黒のヨゲン書を所持していた「ヤミの一族」に属する青年である。
この事実はたびたび挿入される回想などで示唆されており、悲劇に見舞われたと思しきルミエールの正体がノワール伯爵であると、物語の中でプレイヤーは徐々に気付いていくことになるだろう。
ルミエールとはフランス語で「光」という意味で、普段名乗っていた名前とは正反対の意味を持つ名前でもある。
ついでに本来の一人称は「ワタシ」で、素の自分を晒した時には普通に喋る。「ヨ」「ワール」などの珍妙なしゃべり方は無理やりキャラ付けしていたものだった。
かつて崖から転落して怪我をしたところを助けられるという形で人間の少女エマと出会い、彼女に親切にしてもらったことで恋に落ちる。たびたび城を出て会いに行くなど、種族を超えて相思相愛の仲となった。
しかし、その幸せは長く続かなかった。
族長としてヤミの一族の血が汚される事を嫌った父親によってエマは世界から消されてしまったからだ。
絶望した彼は消えてしまった彼女に世界を捧げるため、祖先によって封印されていた黒のヨゲン書に手を出し、最初の予言として彼の故郷を父諸共消し去り、「ノワール伯爵」と名乗ったのだった───。
彼の本当の目的は世界を跡形もなく消滅させることであり、「理想の世界を創る」というのは部下を集めるための建前でしかなかった。
しかしエマは完全に世界から消えたわけではなく、満身創痍のまま次元の漂流者となってハザマタウンに流れ着いていた。
そこでデアールによって発見され、古代の民が遺した秘術によってフェアリン「アンナ」に転生する。当初は過去の記憶を失っていたが、マリオ達と共に冒険を続けるにつれてルミエールとの関係を思い出し、そしてノワール伯爵の正体にも思い至ることとなる。
【戦闘】
時すでに遅し、予言が進行している以上、最早後には引けない状況となってしまっていた。
アンナ、もといエマも倒すべき相手として覚悟を決め、ノワール伯爵自身も「予言執行人ノワール伯爵」として覚悟を決め、勝負となる。
表向きのラスボス、伯爵ズの首領ということもありなかなか手強い。
ゲーム性が異なるため単純比較は出来ないものの、HPは150と
前作の
ラスボスと同じ数値である。
戦いでは頻繁にワープしつつ異次元空間から暗黒弾を放ってくる。小型のものは攻撃力3、大型のものは
攻撃力8で吸引能力もありピーチ姫のガードも貫通してくる。
ここまでの暗黒城道中での戦いによって勇者はマリオ1人となっており、最初はマリオ単独で挑むこととなるが、コントンのラブパワーによるバリアに阻まれ全くダメージを与えられない。
……が、攻撃を続けているとイベントによって脱落していた仲間が復帰。
更に4人の勇者が集ったことによりピュアハートの力でバリアが破壊され、ダメージが通るようになる。仲間復帰後はクッパで焼き尽くすと楽。
戦いの末マリオ達に打ち倒された伯爵。
敗北を認め、ヨゲンを止めるため自らにとどめを刺すよう言うが、そこに思わぬ乱入者が。
ディメーンが突然伯爵に不意打ちを仕掛け、それを庇ったナスタシアが倒れてしまう。
一見忠実な部下として振る舞っていた彼には別の目的があり、それこそが勇者が伯爵を倒したところで割り込んで伯爵からコントンのラブパワーの制御を奪い、その力で世界を浄化し自らが新たな世界の王となることだった。
彼は用済みとなったノワール伯爵をアンナとナスタシアごとディメーン空間に送り、その力で無敵のスーパーディメーンとなった。
伯爵との戦いでピュアハートはすでに力を使い果たしてしまっており、万事休すかに思われた。
しかしノワール伯爵達の下にドドンタスとマネーラが駆け付けたその時、ピュアハートが再び力を取り戻す。
そう、彼らの伯爵に対する忠誠心という一つの愛が働き、ピュアハートの力を復活させたのだった。
再び力を取り戻したピュアハートをアンナがマリオ達に届けたことによってスーパーディメーンは敗れた。
しかしディメーンは消滅する間際、最後の力をコントンのラブパワーに注ぎ、世界が滅ぶまで永らえさせるという最悪の置き土産を用意していた。
この状況を打開する残された手段が一つだけあると言うノワール伯爵、もといルミエールは巨大な扉を出現させた。
その先は…
そこはプロローグでクッパとピーチが(強引に)結婚式を行った式場。
最後の手段、それはアンナと共にピュアハートをもう一度真実の愛の力で出現させ、コントンのラブパワーそのものを消滅させるというものだった。
永遠の愛を誓ったルミエールとエマ。
これにより復活したピュアハートの力で、コントンのラブパワー、次元の穴は消滅した。
モノノフ王国始め消えてしまった世界も元に戻り、世界は救われた。
しかしそれと同時に二人も行方不明になってしまった。
この手段を取る前、ルミエールはピュアハートに連なる者、つまりルミエールとエマも同時に消滅してしまうだろうと語った。
そして実際、平和になった世界の何処を探しても彼らの姿を見ることは出来ない。
だが、ナスタシアやかつての部下達は信じている。
苦難の果てにようやく結ばれた二人が、世界の何処かで幸せに生きていることを……
スタッフロールが終わった後、二人のカップルの影が歩いていく後ろ姿を見ることができる。
もし この世界に 2人がしあわせに なれる場所が ないなら… それを いっしょに さがしに 行こう
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- マリオシリーズで一番泣ける -- 名無しさん (2025-04-13 20:58:36)
- エンドロールのピコピコ音混じりのワルツがまた泣けるんだよね… -- 名無しさん (2025-04-13 21:19:12)
- もしかしてスぺマリもリメイクされたりして -- 名無しさん (2025-04-13 21:45:36)
- 『見方を変えれば、世界も変わる』っていうキャッチコピーって終盤の展開、特に伯爵絡みのことを差していたのだろうか -- 名無しさん (2025-04-13 21:59:47)
- 漫画版でスーパーディメーンに踏みつぶされてた -- 名無しさん (2025-04-13 22:28:21)
- もしリメイクやるならクリア後の2人の行方を知りたい・・・ -- 名無しさん (2025-04-13 23:42:39)
- これ読んで見るとエマの父親すげえひどいな。 自分の娘の命を奪おうとするとかこいつのせいで世界が大変なことになったんじゃあ… -- 名無しさん (2025-04-13 23:42:47)
- ↑エマを消したヤミ一族族長はルミエールの父親だぞ😤 -- 名無しさん (2025-04-13 23:57:07)
- ↑4 絵馬の天丼で笑ってた所でまさかのだもんなぁ -- 名無しさん (2025-04-14 01:36:27)
- 当時名前聞いた時、ポケモンのヨノワールを思い出してしまったのは自分だけだろうか? -- 名無しさん (2025-04-14 07:11:09)
- ぶっちゃけやらかしたこと金田一の遠野英二より悪質な八つ当たりなのにあんまり批判されない人 -- 名無しさん (2025-04-14 07:26:19)
- ↑未遂で終わったのと真の悪を食い止めたのと、一応(いい意味で)子供向けファンタジーだからでは?金田一なんて全く毛色の違う作品の話を持ち込まれても困るけど -- 名無しさん (2025-04-14 07:50:59)
- ↑それに自分のケツは自分たちで拭いたしね -- 名無しさん (2025-04-14 19:14:28)
- ↑5 個人的には暗黒魔法が”アンコ食う”魔法だったの所で爆笑してた。 -- 名無しさん (2025-04-14 20:39:51)
最終更新:2025年04月28日 22:59