本編以外の深海棲艦(艦これ)

登録日:2025/05/07 Wed 20:51:24
更新日:2025/05/08 Thu 22:05:53NEW!
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この項目では『艦隊これくしょん -艦これ-』に登場するゲーム本編以外で登場する深海棲艦について解説する。


艦これ改


  • 運河棲姫

PSvita移植版である艦これ改の「深海運河沖」及び「深海運河最終防衛線」に登場の陸上型ボス。
モチーフはパナマ運河か。
何気に初めてとなるドリルツインテ深海棲艦。

体力は低く(最も簡単な丁作戦で250)、おまけに丁、丙、乙作戦では一切殴ってこない。トドメに丁作戦では取り巻きが輸送ワ級のみなので実質ただのサンドバッグ。三式弾がなくても撃破の余地はあるし、ボス戦前で誰かが大破しようが轟沈のリスクはない。
更に彼女が登場する海域では海外艦がほぼ全員ドロップするため、数多くの艦隊から日夜フルボッコにされる羽目に。
…ただ、これはあくまで普通の艦隊で挑めばの話。
深海運河最終防衛線は潜水艦6隻でルートが固定されるのだが、彼女は先述の通り陸上型。
つまりこの編成だと魚雷が使えず夜戦では雷撃値が無効化されるため、潜水艦のショボい火力で削るしかなくなり、一転して撃破は非常に困難になる。
潜水艦ルートで挑んだとある提督曰く「WG42が5つは要る」とのこと。

しかし、彼女の真骨頂(?)はなんといってもその不遇ぶり。
同じく改出身の中枢棲姫と違い、今のところブラウザ版には登場しておらず、さらに改では敵にボイスがないこともあって深海棲艦の中でもダントツで影が薄いのだ。改をプレイしていない提督の中にはその存在すら知らなかった者も多いだろう。
本家では一向に出る気配がないが、パナマ運河攻撃を目的とした631空の爆撃機隊が実装された為、その本来の目的を果たす為にイベントでそのうち登場する可能性はある…かもしれない。
しかしスエズ運河では登場しなかった



劇場版オリジナル






氷上の観艦式オリジナル


  • 深海氷翔王女

それは、伝説のはじまり

演:伊藤みどり

氷祭り公演内にて艦隊の前に立ちふさがった、氷祭りのラスボス。
艦娘達が死力を尽くしてダブルダイソンを撃破し、満身創痍になっていたにも関わらず、登場するなりそのダブルダイソンを含めた深海棲艦達を復活させるという暴挙に出て艦娘達を追い詰めた。
しかし、艦娘側も援軍が駆け付け、連合艦隊となった事で対抗。さすがに数の暴力には勝てず撃退されることになった。
…逆に言えば、「こうでもしなければ絶対に勝てない」と観客達も頷かざるを得ないほどの圧倒的強者オーラを放っており、それに説得力を持たせた元オリンピック銀メダリスト伊藤みどりの凄まじさを見せつける形となった。
気合を入れて演技した結果、退場時にうっかり舞台袖に転がり落ちて行く茶目っ気も見せた。

なお、理由は不明だが深海氷上棲姫や深海磨鎖鬼とは敵対している模様。
艦これ10周年記念佐世保リアルイベントコラボ「不思議の国の佐世保」でまさかの再登場を果たし、深海磨鎖鬼との共演を果たした。なお、今回の深海磨鎖鬼は彼女の波動に呼び寄せられた模様。
今回は単独で戦闘したが、それでも圧倒的な力で矢矧達を追い詰め、深海磨鎖鬼をして「4人では勝ち目はない」と言わしめた。
しかし、見かねた深海磨鎖鬼が介入したことで無良提督率いる友軍を呼び出されてしまい、撃退されることになった。


  • 深海氷上棲姫

氷の姫、海に舞う

演:澤山璃奈

氷祭り公演内にて登場した姫級の深海棲艦。
こちらは氷祭り内で艦娘達と交戦することはなかったばかりか、艦娘達との戦闘に赴く深海氷翔王女達を止めようとして追い払われたり、エンディングにて突如登場して観客に向かって敬礼する(=艦娘としてドロップした?)*8という謎の残る行動を取っていた。
第二期では深海棲艦がドロップするようになるのではと解釈した提督もいたが、そんなことはなかった。



深海大サーカスオリジナル


  • 深海磨鎖鬼
西村艦隊と、提督の皆さんを
私の指揮する、深海の艦隊で、水底にご招待いたします

演:京本政樹

艦これ初の男性型の深海棲艦。
自称「船の鎖を磨くもの」「過去、今、未来が鎖のように繋がる世界を深海から見守る鬼」。
迷い込んできた艦娘に何故かウサ耳を生やし、囮(というか案内役)に仕立て上げ、山城、時雨、満潮を海峡へと誘い込む。
配下のPT子鬼群や戦艦棲姫に命じて艦娘を迎撃させるが、深海氷翔王女と違って自身では戦闘は行わなかった。
艦娘が海峡を突破して生還すると、「君たちなら大丈夫だ、未来を託せる、進んでいける」「未来を、この静かな海を頼むぞ」と、深海棲艦とは思えない言葉を投げかけ、何処かへと去っていった。
この後も2021年の艦これ新春ライブイベントや2023年の艦これ10周年記念佐世保のリアルイベントコラボ「不思議の国の佐世保」、2024年の新春ライブイベント等に登場しており、
佐世保で深海氷翔王女が登場した時には艦娘側に味方するなどますます敵か味方か分からない存在となっている。
なお、佐世保で登場して艦娘側にアドバイスをした際は時雨におやっさん*9と勘違いされた。そして完全におやっさん扱いしてくる時雨にツッコんだ
なおおやっさんと一番関係が深い最上もいたがスルーしていた
以降も2024年新春ライブでも時雨が深海磨鎖鬼の気配をおやっさんと勘違いするなど、時雨の持ちネタになった感がある。*10
また、同じく2024年新春ライブでは龍玄とし提督から「昔フジテレビで会った事がないか?」と指摘されており*11、「貴官とは違う海で会った事がある」と深海磨鎖鬼=京本政樹であるかのような発言をしている
2025年新春ライブではここからさらに「あなたは…組紐屋の竜!?」なんて発言まで飛び出した。子供の頃に仕事人を見ていたらしい
いや、中の人ネタだよな?

  • 深海道化鬼

深海磨鎖鬼が従えている二人組の深海棲艦。
その名の通りピエロのような格好をしており、運営が公開した設定画によって名前が明らかになった。
時雨と満潮の進路妨害をちょくちょく行っていたが、やはり本格的な戦闘は行わなかった。

その後、New Year Special Live! 2022で深海磨鎖鬼と共に再登場。
この時は深海磨鎖鬼の指示により艦娘に攻撃を仕掛ける(深海磨鎖鬼曰く「稽古」)。
夜のために航空機が使えない*12瑞鶴達を圧倒するが、由良が要請した無良提督率いる援軍の攻撃を受けて退散した。

2023年佐世保コラボリアルイベント「不思議の国の佐世保」でも再登場したが、今回は深海磨鎖鬼が艦娘側と敵対しなかったので深海道化鬼も艦娘側と交戦する事はなかった。



「艦これ」舞台2025 【突入!礼号作戦1944】


  • 深海重巡棲姫

演:鈴木南那佳

舞台艦これに登場した新たな重巡の姫クラス。深海重巡水姫ではない。
飛行場棲姫みたいに舞台と同じモチーフの期間限定海域に登場するものかと思いきや、登場したのは重巡新棲姫であったため登場することはなかった。


  • 深海歌姫

演:渡邉ひかる(α)、田中海咲(β)

舞台版艦これに登場した新たな深海棲艦。
「歌姫」と銘打たれている通り、深海ソングのボーカル担当。*13
こちらもゲームには登場していないが、その代わりなのか一部の駆逐ラ級が登場時に「シズメ…シズメ…!」と『シズメシズメ』の歌詞とも受け取れる発言をしている。

なお、α役の渡邉ひかる氏は艦娘遊撃隊ではJohnstonの演者である。




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最終更新:2025年05月08日 22:05

*1 長門達に帰還の報告をするシーンがあるため、実際はどの程度記憶を失っていたかは不明。少なくとも吹雪と夕立の事は忘れていた。

*2 なお、ここまでの間、長門達は彼女への対応について一切会話していない。アイアンボトムサウンドの変色海域の拡大阻止が最優先だったのもあるだろうが、複雑な心境が見て取れる。

*3 つまりあの後工廠に行っていたことになる。黙って艤装を持っていったのか、明石達が如月を信じて艤装を渡したのかは不明

*4 なお、変貌した彼女が睦月を助けに現れた際のBGMは「棲姫」だったりする

*5 ただし商品名とTシャツのプリントでは表記が違い、二つの名前があるというややこしいことになっている。

*6 後に駆逐ラ級も四足歩行する艦載機っぽい深海棲艦を伴って登場している。

*7 吹雪の進水日及び除籍日の誕生花。ちなみに同じ日の誕生花にハイビスカス(扶桑花)があるのはここだけの話である。

*8 公演内で敬礼を行っていたのは基本的に艦娘と提督だけで、唯一の例外が深海氷上棲姫。

*9 いつ海に登場した佐世保鎮守府の艤装整備長。CV:京本政樹

*10 逆にタニベユミ氏がおやっさんと関係がない由良等の役で出演する時はおやっさんネタは出ない。

*11 おそらく「X JAPANのTOSHI」だった時期にたまたまそれぞれの収録が同じ日だったことがある、の意味か

*12 いわゆる夜間空母のメンバーが艦隊にいなかった

*13 他の深海棲艦役の演者達も合唱はしている