登録日:2025/05/17 Sat 13:22:15
更新日:2025/05/29 Thu 12:29:29
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ジョーダン&ハリウッドがミラクルチーム結成!
空前のSFXスーパームービー!
『スペース・ジャム』は1996年に公開された『ルーニー・テューンズ』のスポーツコメディ映画。監督はジョー・ピトカ。
概要
ワーナー・ブラザースが世に送り出す人気キャラクター、『ルーニー・テューンズ』シリーズの初の長編映画であり、世界的NBA選手のマイケル・ジョーダンとの共演で話題となった。
『ロジャー・ラビット』などでも知られるライブアクション(実写の映像にアニメのキャラクターを合成する技術)を採用しており、マイケルを始めとした俳優たちとの息ピッタリのアクションは当時の多くの観客達を魅了している。
人気スターをかっさらい遊園地で無理やり働かせようとたくらむスワック率いるエイリアン軍団と、それを阻止するために手を組んだマイケルとルーニー・テューンズの仲間たちがバスケットボールで勝負するスポ根作品。
本作では
バッグス・バニーやダフィー・ダック等おなじみの面々も登場するほか、後の人気キャラクターとなるヒロインの
ローラ・バニーは本作が初登場。
さらに、実写のキャスト陣も前述のマイケル・ジョーダンに加え『
ジュラシック・パーク』のデニス・ネドリー役で知られるウェイン・ナイトや、同じくNBA選手のチャールズ・バークレーやラリー・バード、果ては『
ゴーストバスターズ』シリーズで有名なビル・マーレイが本人役で出演した。
本作は海外でも非常に人気が高く続編も企画されていたが、主演を務めたマイケルが断ったため長らく実現しなかった。
しかし、2021年に新たに同じくNBAのスター選手、レブロン・ジェームズを主演に抜擢した『スペース・プレイヤーズ』が制作、公開された。
ストーリー
お茶の間のテレビで活躍する子供達の人気者「ルーニー・テューンズ」。
彼らはいつものように毎日を面白おかしく楽しんでいたが、そこへ空から謎の宇宙船が現れる。
その中から出てきたのは5匹の小さなエイリアンで、彼らは自らの惑星で運営する遊園地のオーナー「スワック・ハンマー」の命を受け、バッグス達を遊園地で働かせようと誘い込む。
当然その手には乗ることはなく、その小さな体格を利用し、バスケットボールで戦わせてわざと敗北させて地球から追い出す作戦を企てる。
しかし、エイリアン達はバッグス達に対抗するため、なんとチャールズ・バークレーやパトリック・ユーイングといったプロバスケットボールで活躍するスター選手たちの才能を奪うという行動に出た。
そして再びバッグス達のもとへ現れたエイリアン達は、奪った才能を吸収することで大柄な体格のモンスターに変貌し、圧倒的なパワーを手に入れる。
あまりの想定外の出来事にピンチに陥ったバッグス達は大混乱。
一方、現実世界の野球場ではかつてNBAのスター選手として活躍していたマイケル・ジョーダンの姿が。
彼は多くの人々に「バスケットボールの神様」と称賛されながらも惜しまれつつ引退し、今ではプロ野球の選手として活躍していた。
そんな中である日、チャールズを始めかつての盟友達が才能を奪われてしまうニュースがテレビで報道され、ただ事じゃないことを感じ取る。
そしてある日、ラリー・バードやビル・マーレイと共にゴルフに慎んでいたところを、バッグス達にアニメの世界に連れ去られていく。
そして、バッグス達の大ピンチを聞き自らバスケチームのリーダーとしてバッグス達を引っ張り上げていく。
果たして、マイケル&ルーニーテューンズによるドリームバスケチームは最強のモンスターチームに勝てるのか!?
登場人物
演:本人/
山寺宏一(日本語吹き替え)
本作の主人公。誰もが知ってるNBAの名選手だったが、現在は引退し野球選手に転向している。
ぶっちゃけあまりいい戦績は残せなかったけど
ある日、ピンチに陥ったバッグス達によってアニメの世界に連れられ、エイリアン達の野望からバッグス達を守るため彼らと共に再びバスケの試合に挑む。
声:ビリー・ウェスト/
山口勝平(日本語吹き替え)
本作の準主役にして、ご存じルーニーテューンズのリーダー。
スワックの配下であるエイリアン達から遊園地で働かされるのを防ぐため、エイリアンの体格の小ささを利用してバスケでコテンパンにしようと企むが、エイリアン達がバスケ選手たちの才能を盗み、巨体のモンスターに変貌したため、マイケルを
半ば拉致に近い形で自分達の世界に連れ去り協力を求めることに。
声:ディー・ブラッドリー・ベイカー/
高木渉(日本語吹き替え)
ご存じルーニーテューンズのトラブルメーカーなおしゃべり
疫病ガモ。
今作でもお調子者な面は相変わらずだが、バスケの試合では随所で活躍する。
声:ボブ・バーゲン/こおろぎさとみ(日本語吹き替え)
ご存じルーニーテューンズのマスコットである舌足らずのカナリア。
マイケルを「終わってる」「弱虫野郎」と馬鹿にするエイリアンたちに「マイケルはグレートなんだから!」を気丈に反論するが反撃を喰らって痛めつけられる。
しかしそれでもなお自分を信じてくれるトゥイーティーの姿を目の当たりにしたことでマイケルは試合への出場を決意するのだった。
声:ケイス・スシー/深水由美(日本語吹き替え)
本作の
ヒロインで
スタイル抜群なウサギの女の子。
そしてデカい。何処がとは言わないが。
エイリアンとバスケ勝負に挑どまんとするバッグス達の前に突如として現れ、彼らのチームに加わることになる。
後にバッグスとは相思相愛の関係になる。
演:ウェイン・ナイト/桜井敏治(日本語吹き替え)
マイケルのマネージャーを務めることになった小太りの男。
彼のためならなんだってする献身的な性格だが、かなりのドジで返ってマイケルの足を引っ張ることもしばしば。
物語序盤でマイケルとは一度離れ離れになってしまうが、後に無事に再会。
以降はマイケルやバッグス達と共にバスケットチームのメンバーとしてエイリアン達に立ち向かっていく。
演:
本人/
江原正士(日本語吹き替え)
ご存じ『ゴーストバスターズ』シリーズのピーター・ヴェンクマン博士役で知られる名優。
休日の趣味でマイケル達とゴルフを楽しんでいた。
単なるカメオ出演かと思いきや本作最大のMVP。
声:ダニー・デヴィート/
青野武(日本語吹き替え)
本作のメイン悪役で、エイリアン達のオーナー。
小柄な体格だが高圧的なブラック上司。
バッグス達やマイケルを自らが運営する遊園地で働かせようと企む。
本作の敵キャラクター達。小柄で芋虫のような見た目をしている、
スワックの命でバッグス達を遊園地にスカウトしようとするが、彼らにバスケ勝負を提案されたことで、対抗して現実世界のバスケ選手の才能を盗み、大柄な体格の怪物たちに変貌。
圧倒的なパワーを手に入れるが、負けじとマイケルをアニメ世界に連れ込んだことで、一世一代のバスケ勝負に挑むことになる。
- チャールズ・バークレー
- ショーン・ブラッドリー
- ラリー・ジョンソン
- パトリック・ユーイング
- マグジー・ボーグス
エイリアンにバスケの才能を盗まれてしまった実在のNBA選手たちでマイケルのかつての盟友。
才能を奪われてからは全くの無気力となり、とある占い師に自分たちが才能がなくなったのは「エイリアンに才能を奪われたからだ」と的確に告げられても全く聞く耳を持たなかった。まあそうなるよな。
ちなみに、軒並み2m前後(ショーンに至っては229cm)の大柄な選手ばかりの中でマグジーは160cmなので一際小柄に見える。
追記修正はエイリアン達と一世一代のバスケ勝負に挑んでからお願いします。
- ルーニー・テューンズのマイナーキャラが大量にカメオ出演してて目が足りない、短編に一回出ただけの使い捨てキャラとかまでいる -- 名無しさん (2025-05-20 19:46:26)
- マイケル・ジョーダンが野球に転向してたのが映画のトンチキ設定じゃなくて現実だったってのが一番の驚き -- 名無しさん (2025-05-20 21:55:18)
- エイリアンに才能を盗られた選手達が占い師に占ってもらったら『エイリアンがバッグス・バニーとバスケの試合をするために才能を盗んだ』と的中させたのに、選手達は呆れて帰ったしまった場面を覚えている。まぁ、呆れてしまうのも仕方ない内容だとは思うけど、占い師さんが哀れだな………(;^ω^) -- 名無しさん (2025-05-20 22:17:20)
- ↑逆にあの占い師さんスゲエと思ったよ… -- 名無しさん (2025-05-24 12:04:10)
最終更新:2025年05月29日 12:29