登録日:2021/01/14 (木曜日) 20:53:00
更新日:2025/03/29 Sat 23:37:42
所要時間:約 18 分で読めます
オウヨ恵介…オレらは極道
真っ当な世間様に背中向ける逸れ者だ……だがよォ!!!
世間なんざ関係ねえ!!!
顔上げた方向 それが極道の“前”だ!!!
下向くんじゃねえ恵介ェ!!! てめーは前向いて生きろ!!!
夢澤恒星とは『
忍者と極道』の登場人物。
●目次
【プロフィール】
年齢:38歳
生年月日:1981年8月24日
身長:223cm
体重:182kg
好きなもの:竹本の組長、舎弟達、お菓子作り、Eテレ
【概要】
東京で破壊の限りを尽くす
極道陣営最初の刺客。
「仁義の大侠」の異名を持つ『破壊の八極道』の一人。二代目竹本組の表の組長であり、裏組長の
極道の懐刀を務める忠臣。
外見はオールバックのロン毛をひっつめにした屈強な大男で、
「みんな!!!″麻薬″キメろォォ!!!」というこの作品を象徴するあまりにも有名な台詞を生み出した張本人。
また何らかの理由で表舞台から転落せざるを得なかったり真っ当な道を歩めなかったりと、悲壮な過去を持つ八極道の面々の中では唯一
生粋の極道であるという大きな特徴ももっている 。
本編では忍者をおびき出す為の悪事として敵対中の極道や半グレ計100人を拉致すると、部下と協力して彼等の首を切断し、生首100個を竹下通りに並べて飾ることを画策。
大量の半グレや極道をカブチカに拉致して殺戮していた。
【人物】
一人称は「オレ」。
極悪非道の極道でありながらも心優しく面倒見の良い性格。恩人である先代組長の教え「極道教典」を受け継ぎ、
- 「堅気は殺さない」
- 「殺人は20歳になってから」
などのルールを舎弟達にも徹底させている侠客。
極道への忠誠心は本物であり、
極道の本性と恐ろしさ、そしてそれ故の本質の全てを知った上で
「男が男の”漢”に惚れる――それは恋愛より重い…!!」と彼に付き従う。
ただし
プリンセスシリーズには興味がないのか、
極道が大量のグッズを買い込んだり、持ち込んだBD-BOXで恵介達がプリオタになったことには呆れる様子を見せている。
また顔に似合わずお菓子作りとEテレの理系番組を見るのが趣味で、お菓子作りはプロ顔負けの技量と主夫としての才能も高い(極道向け
女性週刊誌に直伝レシピが掲載されるほどの腕前)。
だが懐古主義気味であり、極道の威光が覆っていた90年代までの荒れた
歌舞伎町を
「世間から弾かれたはぐれ者達を誰でも受け入れる町」と称して尊び、現代の浄化され観光地化した歌舞伎町の在り方を毛嫌いして怒りと嘆きを抱く。
総じてポピュラーな
『仁義を尊び義理人情に厚いヤクザ』のイメージに一番近い存在であり、
この世界の極道の中ではかなり真っ当な人格者に当たる。
その優しさは彼と直接対決した
祭下陽日すら認めるところ。
また他の八極道達が出る度に度を越した凶悪さを見せつけてくるため、話が進むにつれて相対的に彼の善性や評価が上がってきており、聖人視する読者もチラホラいる。
感覚麻痺してない?
なお組の経営はかなり苦労していたようで、忍者の
襲撃による極道業界の弱体化に加え、若者が極道ではなく半グレに流れていく時代の流れには笑顔の裏でかなり悩んでいた。
だがその一方でルールに反しない犯罪は全肯定しており、
- オレオレ詐欺グループを仕切り、未成年の構成員にも掛け子として積極的に手を汚させる(=せめて彼らは自分達と違って真っ当な人生を、とは考えていない)。
- 尊敬する前組長が国会議員の一家を誘拐してブッ殺した話を感動の美談として語る。(しかも殺した相手のことはよく憶えていない)
- 敵対中の極道や半グレ計100人を拉致し命乞いを無視してスポーツ感覚で楽しく引き千切る
など敵対者には情け容赦のない冷酷で残虐非道な二面性を持ち、彼もまた本作の極道に漏れず超極悪人である。
そもそも未成年の構成員が組織的にオレオレ詐欺に手を染める光景を、部下共々子供の成長を見守る親のように優しく眺めており、優しいとは言え倫理観はしっかり極道族のそれ。あくまで堅気は直接殺してないだけに過ぎない。
彼が重んじるルールの1つである「殺人は20歳になってから」も、裏を返せば「20歳になってからは殺人にも手を出していい」ということでしかない。
また警察や政治家は堅気に分類してないのか、尊敬する先代が殺しても特に何の感慨も抱いておらず、他の極道たちが堅気に手を出しても特に止める様子もない。
一方、冒頭の台詞のように「自分達の側が悪党」という自覚があるのは、一般の極道とも異なる所である。
なお、他の八極道は何らかの血縁者や家族になり得る存在と深い関係 があったが、彼のみそれが見当たらない。
家庭に何かしら不和があり、それが原因で家出したらしいので家族云々に未練はない、もしくは竹本組の仲間達が家族のようなものという認識なのだろうか。
ちなみに
「極道ながら身寄りのない子供を拾って仲の良い擬似親子関係を構築して生活する」というスタンスが『
割れた子供達』の地雷を
ダイレクトに踏み抜いていたためか、
はたまた暗殺者としての技術を叩き込まれる前から明白に夢澤を上回る実力を持っていたためか、
同じ八極道のメンバーの
ガムテからは嫌悪感を向けられるほど辛辣に扱われていた。
当の夢澤も自身の信条とはありとあらゆる面で正反対の存在である割れた子供達をどう思っていたのかは不明。
一応過去の回想では極道から虐待じみた教育を受けるガムテを見てやるせない顔をしている。
【戦闘能力】
お控ぇなすってェ!!
″破壊の八極道″夢澤恒星!!
亡き極道の無念怨念晴らすためッ 忍者のお命頂戴いたしやす!!
実力は
極道が認める程の
八極道最弱の凡夫。
夢澤自身も
「一番芸のない男」と自嘲するが、通常の銃撃ならば『
地獄への回数券』抜きで何発受けてもビクともせず、首の血管をナイフで掻っ切られて大量出血しても尚生存可能な極めて屈強な身体を持ち、拳銃による銃傷程度なら
「この程度の怪我“松坂牛”喰やすぐ治る」と豪語するほどに再生力も高い。
また趣味が高じてか見かけによらず頭の回転にも優れており、短時間で陽日の異能の性質をほぼ完全に見抜いてみせた。
『地獄への回数券』の強化は肉体耐久力が主で、全身を黒焦げに焼かれ腹に巨大な風穴を開けられても尚戦闘続行が可能な程のタフネスを会得しており、そのタフネスは間違いなく作中トップレベル。
彼と忍者との戦いは極道すら「強者と弱者の戦い」と評していたが、一方でその弱さ故に「夢澤が忍者を殺せれば、極道の勝利に希望が灯る!!」とも期待を寄せられていた。
後に他の八極道が登場する度に、度を越した能力と傘下組織の実力・影響力が見られるようになり、逆説的に夢澤が最弱であると話題になる。
しかし、日本極道界最高峰の精鋭集団である八極道に席を列している事からも、並みの極道や警察、政治家では彼には太刀打ち出来ない。
事実、拳銃を持った鉄砲玉を身一つで屠り、手筈を整えていたと思われるとはいえ、八極道勢力に反する極道や半グレ100人の迅速な拉致に成功する等、個の強さ・リーダーとしての能力を見れば十分すぎるほどの傑物であり、弱く見えるのは他の八極道が異常すぎるだけと言わざるを得ない。
武装
極道からの誕生日プレゼント。
国宝級の刀匠に別注で作らせたという逸品で、灼華繚乱に晒されても刀身には一切影響がないほどの強度と耐熱性を持つ。
極道技巧
“進撃の極道電車道” 出 発 侵 攻!!!
耐久な肉体で決して止まらず真っ直ぐ標的の元まで突き進むだけの極道技巧。
単純過ぎるが生半な攻撃では銃撃は勿論忍者の攻撃ですら一切怯まず、熱傷Ⅲ度の大火傷を全身に負っても腹に大穴が開こうとも、不安定な足場だろうと全く衰えない突撃の勢いが特色で、一気に間合いを詰めて拳打や短刀の刺突に繋げていく。
逆を言えば、突き進むための足場となる「道」がなければ全くの無力になってしまうのが最大の欠点。
なお使用時には明王の絵がペイントされた「地獄行き」特急電車のイメージ映像が顕現する。
その真髄は攻撃を耐えるフィジカル面よりも
「一つの目標に目掛けて無我の境地となり突き進む」ことで
メンタル面を大きく強化する極道技巧。
極道が使用した際には騎兵のイメージを顕現させつつ、見た者に本能的な危機感を植え付ける
舞踏鳥の幻影をも突破できた。
メンタル面の強化がメインの技なので地獄への回数券なしでも問題なく繰り出せるが、麻薬がキマっていれば相乗効果で脅威度は大きく跳ね上がる。
【関連用語】
所属していた組が忍者の襲撃によって壊滅し、行く組を失った未成年極道の総称。
忍者は極道たちには非情であるものの、襲撃前に逃がされたり、発見されても殺人を犯してはいないからと見逃されたりし、未成年極道が生き永らえたり発生するケースがある。
作中では夢澤に引き取られた3人の忍災孤児が登場するが、現状彼ら以外の例がないため、おおよその数や他の孤児たちの去就などは不明。
世間に背を向けて極道となったものの、まだそこまで力のない未成年のうちに裏社会における寄る辺が失われてしまうのは、確かに極道視点では災害のようなものかもしれない。
が、その呼び方からは、極道たちの「自分たちは被害者だ」という意識が滲み出ているうえ、拾われた孤児がまた極道として悪事を働くこともある。
通称
「カブチカ」。
元々は新宿歌舞伎町地下に建造された旧日本軍の軍事施設を戦後在日米軍が改造した秘密キャバレー。
戦争で病んだ米兵による銃乱射事件がきっかけで放棄され、以降は極道が倉庫として
違法取引に活用していた。
表社会では
都市伝説扱いされており、現在は新宿のとある地下駐車場から出入りできる。
『フラッシュ☆プリンセス』に登場する魔ゴリラの敵幹部。
ビジュアルは筋骨隆々で厳ついゴリラの巨漢。
主人公のアブちゃんと最初に戦った幹部であり、仲間の仇を討つためアブちゃんに挑むが敗北し5話目で退場する。
だが、主人公の相棒妖精モエルンを道連れにして戦死したため、極道は「執念の”侠“」とオトコングを讃えている。
なお5話のエンドロールでヒースのキャラソン『孤独の唄』が流れている。
【二代目竹本組】
歌舞伎町に居を構える夢澤恒星が率いる
男羽會傘下の暴力団。
ただし夢澤の方針もあり外道味は後の極道陣営の中では薄め。恐らくは初代組長の死後、別の男羽會系の組で修業を続けた夢澤が一本立ちする際に二代目竹本組を襲名したと思われる。
組全体がアットホームな仲であり結束力は極めて高いが、初代組長が
国会議員の一家を拉致し殺害しているため根はしっかりと極道らしく外道の巣窟。
クリスマスや舎弟の誕生日には夢澤が手作りケーキを、
バレンタインには手作り
チョコレートを振る舞うのが恒例らしい。
名物は
仲間同士で集まり組体操の要領で高層の塔を築く「男結塔」。
勢力としてはただの暴力団でしかないため、構成員の個々の実力・実績も含め、八極道陣営の中では間違いなく最弱に位置する。
但し、その評価はあくまで『破壊の八極道の一人が率いる組織』として見た場合のもので、劇中でも見られた強い団結力を加味すると、並の暴力団よりも遥かに手強いことは間違いない。
そもそも忍者をおびき出すために行われた極道と半グレの拉致からして、迅速な行動や緊密な連携が求められる結構な難題であり、後述するように生死の境をさまよう中でも、組員たちの団結力は健在だった。
八極道の一人の配下として、彼らも十分に『極道勇者』であると言えるだろう。
人物
よう…でっけぇ野良犬だな〜…!!!
いや…もう野良犬じゃねえ…!!立派な“漢”の死に様だ…!!
なあ…恒星!!!
竹本組初代。故人。
10代の頃に家出してから当ても無く歌舞伎町を彷徨っていた夢澤を拾い極道の道に導いた夢澤にとっての恩人。
外見は顔に大きな横一文字の傷がある小柄な老男性。
孤独な無法者達に慕われた極道も認めるほどの大任侠として知られる。
若かりし頃の夢澤におはぎを作ってあげたりしたことがあるらしく、「てめーまじめに詐欺しねーとおはぎ作ってやんねーからな!!!」と当時の夢澤を叱りつけている。
20年前の真冬の深夜に国会議員の一家を拉致し殺害していた最中忍者による襲撃を察知し、当時未成年だった夢澤らに対し、「スイカを買ってこい」と無理難題を命じその場から逃がした後、そのまま忍者に殺害された。
なお、後述する恵介を拾った際の夢澤の台詞及び服装は明らかに彼を意識したもの。
ここから「自分を拾ってくれた組長のようになりたい」という夢澤の心情が伺える。
竹本組の組員。眼に傷がある方が捨松で角刈りで髭の方が佐吉。
夢澤とはほぼ同期で、共に竹本の組長に忍者の襲撃から逃してもらった経験を持つ。
竹本組長亡き後、夢澤を跡目に推してずっと支え続けた盟友。
ここは死んでも通さねぇ“絶対”だ!!!
夢澤の組長はオレが護る!!!
二代目竹本組見習い小僧。
夢澤が育てている忍災孤児の少年で夢澤の舎弟。年齢は15歳。
精悍な顔立ちの美男子のヤンキーで、髪型は金髪に染めたロング刈り上げ。
一人称は
「オレ」。
『フラッシュ☆プリンセス』のファンで、
プリバナナこと祈流が大好きなプリオタ。
ニワカ呼ばわりされるとマジギレするレベルのガチファンで、懸命に妖精の看病に奔走する姿を観て
「この子はオレが支えてー」と思ったのがハマった原因。
未成年ながら振り込め詐欺に積極的に手を染めていたが、夢澤の方針もあり人殺しはしていない。
地下駐車場で
忍者と遭遇し、腰のキーホルダーからプリオタ同士とわかり、短時間ながら心を通わせる。
刺青は背中の「ドラゴンボール」と両腕から両胸へかけての「二匹の竜」。
『地獄への回数券』の強化は両腕の強靭さが主。
加えて忍者をして拳闘重量級王者を超えてると言わしめるほどのパンチ力を手に入れている。
組長の“力”になるんだ…!!!
組長の背中はオレが護るんだ!!!
両腕を夢澤の肉体以上の耐久度へと硬化させ、防御力と打撃力を強化する極道技巧。
数多くの極道の首を一撃で刎ね落とし、強化改造された極道車すら粉砕できる暗刃を特別な技巧無しに単純な硬さのみでいくらか耐え切る凄まじい強度を有している。
……というか、地獄への回数券2枚ギメ状態のガムテですら
忍者の暗刃を生身で受けてはおらず、極道サイドでこれを上回る耐久力を見せたのは
砕涛華虎まで待たなければならなかったことを考えると冗談抜きで規格外。一点特化の恐ろしさというべきか。
鍛え方によっては夢澤以上の実力者になるのも夢ではなかったかもしれない。
元ネタは恐らくテレビ番組『ザ!鉄腕DASH』だと思われる。TOKIOに謝れ
一時期は忍者からは殺人未経験であることを見抜かれて見逃されそうになるも、夢澤を守るため『地獄への回数券』をキメて忍者の前に立ち塞がった。
当初こそ拮抗するも、忍者の超人的な力の前にはなすすべなく、そのまま硬化させた両腕ごと首を斬り飛ばされる。
(押忍…夢澤の組長)
(今まで…本当有難っした…!!!)
首を斬り落とされた後も、事切れる寸前まで夢澤の身を案じながら死んでいった。
恵介と同じく忍災孤児の少年。2人共恵介と同じ15歳。
アゴ髭を生やした大柄な方が高志で、チョビ髭を生やしたやや太めの方が仏茶。それぞれ
漢女(おとめ)なプリストロベリー、
完璧なプリグレープのファン。
夢澤の命令で恵介と共にスポーツドリンクを買いに併走するが、運悪く道中出くわしてしまったガムテの怒りに触れてしまい2人まとめてあっさり首を落とされた。
夢澤…努々油断するな
極道は"忍者"の逆鱗を毟り取ったのだよ…!!
極道陣営側の主人公。竹本組″裏組長″。
見習いとして竹本組入りした極道の圧倒的な知性と器に惹かれた夢澤から数年前に組のトップの座を譲り受けた。
表の仕事が忙しい為、基本的に竹本組の運営は夢澤に一任しているが、『プリンセスシリーズ』のBD-BOXを差し入れる等、無関心という訳では無く他の組員と交流を持つ気はあるらしい。単に趣味の一環なだけかもしれない
裏組長だけあって極道界隈でこそ名は知られてるものの、表社会でその存在は知られておらず、警察の調査では最後まで極道の存在を見つける事は出来なかった。
なお最初から彼の実力を見抜いて惚れていたわけではなく、「ガリ勉青ビョータン」と内心見下して当初は長く続かないと見込んでいたのだが、入組して数日でオレオレ詐欺のビジネスモデルを独りで立案して夢澤を驚愕させたことが認識が変わる契機になった様子。
【竹本組の熱き団結の語録抜粋】
- 忍災孤児
- 「邪魔いねぇ」
- 「何考えてるってお前よぉ…見りゃわかんだろ “生首”作ってんだよ」
- 「オウオウ舎弟達!!もうちょっとで“生首”100個だぜ頑張れェ〜〜ッ!!」「押忍!有難っス夢澤の組長ィ!!」
- 殺人は20歳になってから
- 「てめーらァ!!!まじめに詐欺しねーとバレンタインチョコやんねーからな!!!」「やれやれ…この調子じゃ奴らの将来心配だぜ…!」
- 「国会議員かなんかの一家拉致ってブッ殺していたあの倉庫でよォ…竹本の組長が急に…真冬の深夜にスイカ買ってこいってよォ…!!まだ未成年だったオレを…忍者から逃してくれた…!!」
- 怪物/無敵能力
- 「馬鹿野郎が どんな人間にだって“前“はあるんだぜ!!!」
- 全身全霊
- 「全身にパネェ力が漲る…!!!これが“麻薬”の力か!!?」
- 「な… “生首”作っといて…助かった…ぜ!!!“血の池”で消火できた…!!!」
- 出発侵攻
- 無我
- 「「オレだよオレ」と言うだけで老人をダマして稼げるなんて…!!な…なんて革新的なビジネスプランだ」「あれェ…?私…なんかやっちゃいました?」
【劇中での活躍】
第1話から極道の運転手として登場。
『第二章:燃える仁義のカブチカ』
短刀一本…!! 残ったものはこいつだけ!!
短刀一本…短刀一本か…!! 悪かねえや…! オレには贅沢すぎらあ!!!
在日米軍の施設跡地「歌舞伎町地下倶楽部」で極道に反目する半グレやヤクザ100人を誘拐・殺戮して忍者達をおびき寄せ打倒しようと目論む。
忍者の襲来を察知して忍災孤児トリオを「男水を買ってこい」と無理難題を押しつけて逃がした後に陽日と対峙するが、陽日の忍手暗刃・灼華繚乱により舎弟共々火だるまにされ腹を貫かれ瀕死の重傷を負う。
しかし事前に殺戮したヤクザや半グレの血の池に飛び込むことで消火に成功し、それにより陽日の異能を見破るまでに至る。
気合を入れるための気付けの切腹により精神を奮い立たせ、陽日の平常心をも奪い大きな隙を作ることに成功。
その隙を逃さず舎弟達が命を賭して作り上げた男結塔で宙を浮く陽日を捕らえて極道技巧の射程内に収めると、舎弟達を踏み台にして短刀で陽日の胸を貫き致命傷を与えるが、その代償として陽日の手刀で首を断たれ戦死する。
(満足だ いい人生だった…!!!)
(竹本組の舎弟達! 本当に…本当にありがとう!!! 地獄で呑もうぜ!!)
(恵介!高志!仏茶! 3人で組長やるって言ってたなあ…楽しみだ!達者でな!!!)
(極道さん…! 貴方に出逢えて本当によかった… 有難っス!! お先にーー失礼シャス!!)
そして死後、90年代の歌舞伎町の光景が広がるあの世で、先代や死んだ組員たちと再会。
先代にその死に様を「立派な漢の死に様」と称えられ感激の涙を流し、二代目組長としての辛かった苦労と本音を打ち明けながら地獄へと堕ちていった。
(竹本の組長…!!! 聞いてくれ…!!!)
(オレ…組長の後継いで頑張ったんだ!!!)
(でも組長が教えてくれたみてーに…前向いて頑張ったんだ!!!)
ささやかながら手向けよう さらばだ…夢澤!
古き良き極道よ 安らかに眠れ…!!
君が愛した歌舞伎町に!!
夢澤にとって非常に勝ち目の薄い戦いであったが、見事知恵と侠気と仲間との絆を武器にジャイアントキリングを成し遂げた戦果に
極道も大絶賛を送った。
夢澤が生前恵介に語っていたように、
極道は彼の首を目の前にしても涙一つ流さずにいたが、それへの謝罪と涙の代わりとして、乾ききっていない彼の血を目元に付け
血涙としてその死を悼んだ。
そして自身のために殉じた夢澤の想いを叶えるべく、彼が忌み嫌っていた歌舞伎町を爆破する大規模テロを実行。
ヒースのキャラソン『孤独の唄』を夢澤に捧げる鎮魂歌として
殺島と共に
二重唄で熱唱しながら、
歌舞伎町1丁目を崩落させ9万人の都民を虐殺した。
彼の存在は死後も心に残り続けていたのか、忍者とのドライブ中に
いい侠だった…!!!
雄大な優しさを体現したかのような…
こんな私を心から信じ…慕ってくれた 私には出来すぎた“仲間”だった…!!
と懐かしみながら語っている。
『第四章:幼狂死亡遊戯』
『割れた子供達』最高幹部・
舞踏鳥と
極道との戦いにて、舞踏鳥の幻覚に苦しめられる
極道の精神内に登場。
幻覚突破のアドバイスを授けると共に、襲い来る幻覚の巨人に対して「進撃の極道電車道」を発動し騎士ドン・キホーテのイメージを纏った
極道を乗せる愛馬・ロシナンテとして幻覚内に顕現。
共に
無我の境地での突進を繰り出し、舞踏鳥攻略の立役者になった。
無我になって前進みましょう!
お供しますぜ…何処までも!!
…ああ!!共に征こう 夢澤……!!
余談
作者によれば全体的な身体のゴツさは
板垣恵介先生の漫画リスペクトとのこと。
また彼の対戦相手になった陽日だが、夢澤に絶望を与えるためにとんでもないチート能力者になったという。
名前は元アシスタントから取ったらしい。
”進撃の極道追記修正道” 出 発 侵 攻!!!
ところでボス “強請”…いいスか?
ん〜?
黒塗りの“極道車”
極悪そうな“上等”がいい “改造”ってもらえりゃ最高だ…!!
いいねぇ〜〜!!突っ走ろうか……!!!
- こんなのでもこの作品の中では相当常識人かつ温厚な部類ではある 半グレや極道はともかく一般人直接殺傷してる訳じゃないし -- 名無しさん (2021-01-15 14:32:04)
- 物語が進むにつれて夢澤って本当に弱かったんだな…ってなるけどそれが逆に良いというか -- 名無しさん (2021-01-15 19:28:32)
- 忍者も極道も人間味というか良い奴から死んでいく -- 名無しさん (2021-01-15 21:01:41)
- 八極道最弱と言われてはいたが、素の状態でも銃弾効かねえし殺島には勝てそうな気がする -- 名無しさん (2021-01-20 03:26:55)
- 殺島は素の状態でも超人的な跳弾ができるから、耳や目の鍛えられない場所に銃弾くらって終わると思うよ -- 名無しさん (2021-01-20 22:39:08)
- 昔作者が公開したネームでは死んだ夢澤のことを一瞬で忘れるキワミの下りがあった(確か死体も損壊してた)のに、本編では殺された夢澤のことを割と惜しんでてビックリした -- 名無しさん (2021-03-23 00:35:59)
- 八極道今のところみんな個別記事あるのか…まあ章ボスとその部下と考えたら不思議ではないけど -- 名無しさん (2021-04-09 18:41:37)
- 殺島より年下なのが草 -- 名無しさん (2021-04-10 23:07:31)
- nenn -- 名無しさん (2021-04-10 23:12:43)
- 怯まず進み続ける極道技巧で名前に「進撃」「ライナー」ってそれもう…と思っていたら後にモブキャラが進撃の巨人のライナーについて話してるシーンが出て噴飯(くさ) -- 名無しさん (2021-05-19 05:34:15)
- ガムテと交流あったのかは分からないが、絶対反りは合わなかっただろうな。今の「割れた子供達」の狂った姿見たら、彼はどう思うだろうか… -- 名無しさん (2021-05-19 06:55:05)
- ↑ 未成年の殺人者という時点で真っ向から夢澤の主義とぶつかるしな…ガムテ達、堅気もバンバン殺しまくってるはずだし -- 名無しさん (2021-06-18 16:37:35)
- キワミさんがピストルディスコ使ってたけど進撃の極道電車道は下手したらバロンドールでも使えそうなのがかなしい -- 名無しさん (2021-06-18 21:35:34)
- グラスチルドレン達が多芸な上に活躍しまくってるせいで夢澤さんの評価下がりつつあるけど、相手がクソチートの陽兄じゃなければもう少し善戦出来てたかも。固いから壊爺あたりとは相性良さそうだし、主人公も肉体派だから耐久勝ち出来る可能性はあったと思うよ -- 名無しさん (2021-06-20 23:55:45)
- ↑2 「進撃の極道電車道」という文字列を見るたびに笑いたくなってしまうのほんとずるいw -- 名無しさん (2021-06-21 00:06:04)
- ↑2 言うて陽兄、能力チートでも性格が優しすぎて慢心してたし、炎の継続ダメージを薬と根性で抑え込むことができたからギリ勝てたけど、攻撃力最強の壊爺相手だとユザワさんが一瞬で斬首されて終わりじゃないかな 陽兄戦でも結局最終的には斬首されてたし -- 名無しさん (2021-06-25 22:48:45)
- 基本的に堅気に手を出さないというよりも無用な殺生はしないイメージだな。 -- 名無しさん (2021-07-18 11:39:46)
- カタギは殺さないポリシーを先代の頃から一途に守ってたなら、国会議員一家も悪徳政治家だった可能性も微レ存…。惜しむべきは、そのポリシーがキワミには伝わらなかったって事だよなぁ -- 名無しさん (2021-07-18 11:50:53)
- ↑法令とかでヤクザ締め付ける立場だから警官とかと同じくくりで議員なんかは非カタギ扱いだと思われ -- 名無しさん (2021-07-18 12:33:12)
- 組織の中では戦闘力は低く、比較的上司人な大男ってことで、アマクダリ12人のマスターマインド=サンを彷彿とさせる。まぁ立場は極まった混沌と秩序で真逆なんだけど -- 名無しさん (2021-07-18 14:53:05)
- 肉体のタフさもクーポンで補助できるし八極道最弱というのは納得なんだよね。夢澤の2倍近くでかい格闘極道もいるし。一番厄介なのは極道技巧にもあるようなバカになってただ突き進む精神面か -- 名無しさん (2021-10-18 21:24:33)
- 6年前にガムテに致命傷負わされて、回数券もなかったにも関わらず完治してたの見るにとっくの昔に人間やめてた -- 名無しさん (2021-11-18 08:08:24)
- 身体能力もバロンドールに並ばれてるくらいだし、やはり最も卓越してるのは精神力だったな -- 名無しさん (2021-12-27 01:26:57)
- 話が進むたびに「夢澤ってマジで弱かったんだな」と思うし、同時に曲がりなりにも他の八極道と同格に並ぶくらい「夢澤って強かったんだな」とも思える不思議。 -- 名無しさん (2021-12-27 23:30:01)
- 精神的な面での強さもあるけど、炎に巻かれても動けたタフで強い絆で結ばれた部下を大勢持っていたところも強みかなと思ってる。 -- 名無しさん (2022-04-15 01:19:59)
- 精神と肉体がタフな上にスパアマ付きの極道技巧で相打ち狙ってくる漢 -- 名無しさん (2022-06-07 08:40:41)
- 後の刺客が派手なことやりすぎてるせいで半グレの生首100個が大したことないように思えてくる(感覚麻痺) -- 名無しさん (2022-07-04 14:48:31)
- カバー裏の極道新聞によると、漢気を披露する熱湯飛び込み大会で高い漢気を発揮した模様。(審判買収した奴のせいで惜しくも1位を取れなかったが) -- 名無しさん (2022-07-16 20:00:09)
- いい意味で『正しき極道』だった。『極道』故に正しき道から外れた者を纏め、組長の示した道を歩き続けたんだろうち -- 名無しさん (2022-07-18 21:53:07)
- 恵介の腕に華虎の首と言う比較対象が出来たけど、あの最強生物が重点的に鍛えた部位とほぼ同等の硬さって恵介マジでヤベェな… -- 名無しさん (2023-08-07 12:12:37)
- ヤクザライナーは夢澤が使うのではなく継承用と考えると優秀 って再評価されたのすごい好き。 -- 名無しさん (2023-08-21 01:00:49)
- ↑2マジであの段階で恵介ブッ殺すことが出来て良かったと思う、記事にも書いてあるが夢澤越えも夢ではなかった -- 名無しさん (2023-08-23 15:14:10)
- なんか聖人君子扱いされてるけど、恵介たちが二十歳になったら成人祝いだって明るい調子で警察(イヌ)か政治家(ブタ)虐殺パーティとかは普通にやりそう -- 名無しさん (2024-04-14 22:49:49)
- ↑警察(イヌ)と政治家(ブタ)を本人が実際に殺すかどうかは読者の中でも解釈別れる気がする、自分はやらないに一票 -- 名無しさん (2024-06-30 21:41:20)
- 学童としては人格者といえるが同時に孔富までの八極道が「自分達は極悪人だから責任を取らないといけない」「極道なんかじゃなく真っ当な人生を送りたい」「堕ちる前に救済してあげたかった」という最期の幻想だったのに夢澤のアニキはそれしか生き方がないという自覚もあるんだろうけど「昔の歌舞伎町と“家族”」を見てるのが頭から極道だったんだなって -- 名無しさん (2024-07-24 20:53:46)
- ガムテからは嫌悪感というより、妬ましく思われてるだけだよな -- 名無しさん (2024-08-25 16:06:48)
- 話が進めば進むほどこの時点で陽兄ヤレてた功績が光る漢 -- 名無しさん (2024-08-26 21:58:40)
- ↑2掘り下げの少ない初期のキャラってこともあるけど、この人の生涯で心残りなのって「忍者に襲撃された時に竹本組長に逃がしてもらって、結果組長らが死んだ」ことくらいだからね。魔津田みたいに夢澤の過去編みたいなのが20ページくらい作られたらまた変わるんかもしれんけど -- 名無しさん (2024-08-29 18:15:08)
- 話が進めば進むほど忍者の攻撃に数発耐えたけーすけヤバいなってなる -- 名無しさん (2024-08-31 12:39:11)
- 八極道の中だと唯一の純粋培養な頭極道なのが異質に感じる -- 名無しさん (2025-02-13 10:00:14)
- ハナコ以外の八極道はまともな感性もあって酷い事してるって認識で夢澤以上の凶行に走ってるんだけど、夢澤だけは完全に頭極道のままなんだよな。極道とハナコはまた価値観が違いそうだけど -- 名無しさん (2025-03-01 15:14:32)
- オレオレ詐欺の下り -- 名無しさん (2025-03-20 20:12:39)
- ↑ミス、オレオレ詐欺の下りが何話に載ってるかわからんス、単行本のオマケ?神託(おしえて)くれ -- 名無しさん (2025-03-20 20:13:50)
- 作者のTwitter(X)に投稿されたネームの情報(2024年11月25日投稿)だと思います -- 名無しさん (2025-03-20 21:30:05)
最終更新:2025年03月29日 23:37