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バーサス(漫画)

登録日:2025/12/18 Thu 22:42:19
更新日:2026/06/23 Tue 19:12:28
所要時間:約 5 分で読めます




“天敵”

それは自然界における特定の生物種にとって絶対的な捕食者となる存在を指す

昆虫にとっての鳥であるように カエルにとってのヘビであるように

人類にとっての■■■であるように

天敵に勝つことは 絶対に不可能(できない)



『バーサス』とは、日本の漫画。

◆概要

講談社『月刊少年シリウス』2023年1月号から連載中。既刊7巻。

原作は『ワンパンマン』『モブサイコ100』のONE。
それらの作品との違いとして主人公が大して強くないという特徴があり、自分よりも強大な敵に知恵と勇気で立ち向かっていくのが見どころ。

作画は『THE KING OF FIGHTERS』シリーズの漫画作品や『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』の作画を手掛けたあずま京太郎。
シリウス編集部から打診され、内容を聞いて面白いと感じ参加を即決した。
ONE先生らしい緩さを残しつつあずま先生の持ち味であるアクションシーンのかっこよさも兼ね備える。

ネーム構成は『刻命のゴーレム』のbose。
ONE先生自ら声掛けし、bose先生の方も以前からONE先生と一緒に漫画を作りたいと考えていたため即決したという。
ONE先生の過去作品、特に原作版『ワンパンマン』に近い演出ができるよう頑張っているとのこと。

◆用語

  • 勇者
人類が魔族に対抗するための切り札。
世界中から素質のある者を選び抜き、人類の持つありったけの資源と時間と技術、そして希望を込めて育て上げられた最強の超人集団
全部で47人おり、一人一人が自身のパーティーを率いて対応する番号の魔王を討伐しに向かう。

  • 補助妖精
勇者の相棒となる妖精。魔族の一種だが人類と共生している。
羽が生えていることは共通だがそれ以外の姿はまちまちで、人型もいれば動物型もいる。
その肉体は高濃度の魔力の結晶体であり、勇者と限定的に融合して爆発的な特異能力を発揮させる“妖精合体”という能力を持つ。

  • 勇気の剣
勇者に一振りずつ支給されている
人類の長い歴史が培った魔法技術の結晶であり、持ち主の魔力と精神力に反応して輝き力を発揮する。

【魔族】

人類と相容れぬ天敵。様々な姿をした者がいる。
人類と世界の覇権を争っているが圧倒的に優勢であり、地上のほぼすべてを支配下に置いている。

  • 大魔王
魔族の頂点に絶対的覇者として君臨する存在。

  • 魔王
大魔王に次ぐ魔族の大幹部。
全部で47名おり、地上の各地を統治している。

  • 部位解放(リリース)
魔王や戦闘幹部が使う能力。力の一部を解放したり、体の一部を変形させたりする。

  • 全開放(バースト)
魔王や戦闘幹部が使う能力で、“部位解放”の上位版。
力を完全に開放したり、全身を変形させたりする。

◆登場人物

◇人類軍

●勇者

  • ハロゥ
主人公。第11勇者。討伐対象は第11魔王ジャチ。
真面目で責任感の強い性格で、魔王討伐に向けて出発する前には王様の演説を聞いてメチャクチャ緊張していた。

  • アリオ
第19勇者。ハロゥの親友。討伐対象は第19魔王ニュドー。
軟派な性格だが、ハロゥの緊張をほぐすために今までの努力を称えたりなど良い奴。
ハロゥと「大魔王を倒して一緒に祝杯を交わす」という約束をした。

  • アビス
第3勇者。
過去に雷魔獣ゴラを討伐し“天雷の勇者”の二つ名を持つ。

  • ボルスト
第9勇者。稲妻模様の装備をした褐色の巨漢。討伐対象は第9魔王ヴァニガメス。
小さい頃に魔王軍に村を焼かれた。

  • マクブク
第10勇者。

  • フェカッチオ
第23勇者。討伐対象は第23魔王ディーガナザル。
魔王軍に両親を殺された。

  • リワン
第30勇者。
真面目な性格で、誰が最初に魔王を倒すか競争しようと話していたボルスト、フェカッチオ、アリシアに「魔王軍をナメてかかるな」と忠告する。

  • キャニー
第38勇者。討伐対象は第38魔王ロイヤローチ。
作中で登場した中では唯一の女性勇者。

  • アリシア
第41勇者。討伐対象は第41魔王ヴァニシュコルギィ。
最愛の恋人を魔王軍に奪われた。

●補助妖精

  • パネパネ
ハロゥの相棒の補助妖精。他の補助妖精がオーソドックスな妖精の姿や何らかの動物の姿をしているのに対し、一人だけ何の生き物かよくわからない姿をしている。
臆病でハロゥに対して毒舌気味ながら、面倒見がいい。

  • キラ
アリオの相棒の補助妖精。リスのような見た目をしている。

  • リズミー
フェカッチオの相棒の補助妖精。オーソドックスな妖精のような見た目をしている。
マイペースな性格なのか、王様の演説の際も眠そうにしていた。

●ハロゥのパーティーメンバー

  • レギス
魔法使いの老人。

  • ライル
カイゼル髭が特徴の弓使い。

  • マズリナ
神官の女性。

●魔導士隊

  • ゼイビィ
ハロゥの兄。若くして魔導士隊北方第7班の班長を務める天才魔導士。
太陽に例えられるほど前向きな性格。
過去に行ったある実験から魔族打倒のための作戦を思いつき、勇者たちが魔王城を攻める裏で密かにその計画を進めていた。

  • フリィン
  • ウォーリー
ゼイビィの部下で、北方第7班の生き残り。

  • ギュウタ
東方第1班の魔導士。
おそらくゼイビィ同格の班長と思われる。

  • リァム
メガネをかけた女性。
ギュウタと行動を共にしていたので、おそらく彼と同じく東方第1班所属。

●その他

  • 王様
人類を統べる王。
老人ながら勇者を送り出す際に力強い演説を行った。

◇大魔王軍

  • ビャクオウ
魔族の頂点に立つ“大魔王”。

  • ジャチ
第11魔王。ハロゥの討伐対象。
三つ目マントを羽織った姿。自信家且つ戦闘狂で、未知の相手はあえて舐めプし実力を測ろうとする。

  • キヴァ
ジャチの部下である戦闘幹部。
普段は礼儀正しい口調で話すが激高すると口が悪くなる。

  • ニュドー
第19魔王。アリオの討伐対象。大魔王軍の情報収集を担当している。
人類をオモチャ呼ばわりし“遊ぶ”非道な性格。

  • ディーガナザル
第23魔王。フェカッチオの討伐対象。大魔王軍の技術開発を担当している。

  • ロイヤローチ
第38魔王。キャニーの討伐対象。
かなりの多産であり、彼女の部下は全員が彼女の子供。

◆あらすじ

人類と魔族が争う世界。
人類は絶滅寸前にまで追いやられていたが、人類の希望“勇者”の育成が完了し、人類は反撃に打って出た。
しかし勇者たちは次々と魔王に敗北、勇者ハロゥもまた魔王ジャチに惨敗する。
何とか生き延びたハロゥは兄ゼイビィと再会し、そこでゼイビィたち魔導士隊が進めていた“もう一つの計画”を聞かされる。
魔導士隊が設置した星全体を覆う巨大な召喚魔法陣により、召喚されたのは……

見たこともない武装(パワードスーツ)に身を包み、見たこともない武器(レーザーライフル)を使う異世界の人間たちだった。
ゼイビィたちの計画とは、別の世界を丸ごと召喚し、自分たちとは違う歴史をたどった別の世界の人類に魔族を倒してもらおうというものであった。

しかし、彼らの第一声は……































「我々は 今 人類の敵によって
滅亡の危機に瀕している」

実はその世界の人類もまた、人類の天敵“ロボット”によって追い詰められていた。
さらに、召喚された世界は1つだけではなく、合計13個もの世界が融合してしまっており、そのすべてで人類は“天敵”によって滅亡の危機に瀕していた……。
更に絶望的になった状況の中、ハロゥがあることを思いつく。

「“天敵”同士を 互いに争わせるのはどうだろう…?」











登録日:2025/12/18 Thu 22:42:19
更新日:2026/06/23 Tue 19:12:28
所要時間:約 13 分で読めます




“天敵”

それは自然界における特定の生物種にとって絶対的な捕食者となる存在を指す

昆虫にとっての鳥であるように カエルにとってのヘビであるように

人類にとっての■■■であるように

天敵に勝つことは 絶対に不可能(できない)

しかし

天敵同士を互いに 喰らい合わせれば


◆概要(世界融合後)

様々な世界が融合してしまった世界で、人類の天敵同士をうまいことぶつけ合わせながら生き延びていく、というのが本作のストーリー。
ONE先生が自分で異世界モノを描く際にどうするかを考え、違う角度から異世界を扱うことにした結果、いくつかの異世界そのものが融合して複数の頂点捕食者たちがなだれ込んできたらどうなるか、という発想に辿り着いたという。
「強大な力」以外の方法で問題を解決する方法を考えた結果「普通には戦わない」という選択肢が浮上し、このようなストーリーとなった。

第一話でよくあるファンタジーな異世界モノかと思わせておいての大どんでん返しは読者の度肝を抜いた。
扉絵の時点で騙しにかかっており、第一話の扉絵では魔勢界以外のキャラは描かれておらず、ナレ死したアビスとボルストが主要な仲間のように大々的に描かれていた。

一応の主人公はハロゥだが本作は群像劇でもあり、他にも主人公的なムーブをしている者が何人かいるほかハロゥが全く出ない話も多い(この辺は『ワンパンマン』や『テンカイチ』も同様だが)。
ONE先生が今までの経験から「敵味方どちらでも好きになってもらえるような魅力のあるキャラクターがいること」を知ったため、キャラクターを中心に物語を作っているとのこと。

世界はファンタジーな世界からSFな世界まで様々で、天敵もありとあらゆるジャンルから引っ張ってきた様にバラエティに富んでいる。
あずま先生とbose先生は物語の結末は知らされているが、そこに至るまでの過程は知らされておらず、ストーリーの流れや設定は全てONE先生が考えている。

◆各世界

魔勢界(ませいかい)

異形の軍勢“魔族”と、“勇者”をはじめとした人類が争う世界。
この世界の生物は人間・魔族問わず魔力を持ち、魔法が使える。
他の世界を召喚して魔族を倒してもらおうとした結果、世界融合に巻き込まれた。
テンプレ的な剣と魔法の世界であり、文明・技術は中世ヨーロッパ並み。

機律界(きりつかい)

人類を根絶しようとするロボットと、人類の“反機械戦線”が争う世界。
異次元ゲート発生装置で並行世界と繋がりその世界の人類にロボットを倒してもらおうとした結果、世界融合に巻き込まれた。
人類の天敵になるほどのロボットが開発されていることからわかるように、軍事的な科学力に関してはトップクラス。一方で生物資源は貴重な模様。

寄生界(きせいかい)

寄生生物“パラサイト”による感染が広がる世界。建物にもパラサイトの胞子と思しきものがくっついている。

巨人界(きょじんかい)

巨大で屈強な“巨人族”と人類が争う世界。
この世界の人類は褐色肌で大柄。
服装などが原始的で、宇宙や重機を知らないなど文明・技術レベルは低く、「血の気が多い」とも自己評価する。

大凶界(だいきょうかい)

1頭の“大怪獣”がやりたい放題やっている世界。
大怪獣が存在すること以外は読者の住む世界とほぼ変わらない模様。

天鬼界(てんきかい)

地球侵略に来た宇宙人と地球人が争う世界。
機律界と並んで科学技術に秀でており、ドラ〇もん22世紀のような未来都市が広がっている。

暴緑界(ぼうりょくかい)

異常発達した“大自然”が広がる世界。
宇宙を知らないなど巨人界と並んで文明・技術レベルは低く、服装や建物も原始的だが、自然物の応用力に秀でる。
大火山の噴火の影響で世界融合に巻き込まれた。

新虐界(しんぎゃくかい)

“新人類”によって旧人類が奴隷にされている世界。
旧人類は卑屈な者が多く、自己犠牲に価値を見出している。

怒神界(どしんかい)

人類が皆“神”を信仰している世界。一方で神をひどく恐れてもおり、祈ることや神を否定する言葉に対してパニックを起こす。
初めて神ではない何かに祈った結果、世界融合に巻き込まれた。

呪滅界(じゅめつかい)

“呪い”によって自然環境も生物も死に絶えている世界。
何気に技術力が機律界・天鬼界なみか、それ以上に高い。

遊獄界(ゆうごくかい)

人類が皆ゲームにのめり込んでいる世界。

無法界(むほうかい)

戦争によって文明が崩壊し、“無法者”がのさばる世界。
世紀末でポストアポカリプスな世界観。

大樹界(たいじゅかい)

“世界樹”によって星の命が吸い上げられている世界。
この世界の住人は葉っぱを束ねたような服を着て笠をかぶっている。
文明・技術レベルは低いようだが、天敵である世界樹の一部を道具として利用してもいる。

◆天敵

各世界において人類を滅亡寸前に追いやっていた者たち。
それぞれの世界で生態系の頂点に君臨していた者達なので、世界融合後も自分たちの種が覇権を握るために人類のみならず他の天敵とも争っている。
天敵同士が互いにぶつかるようになったため人類にも希望が見えてきたが、人類とも遭遇すれば攻撃してくるし弱体化したわけではないので依然として人類にとって脅威であり、中には世界融合によって危険度が跳ね上がった天敵も存在する。

【魔族】大魔王軍

“魔勢界”における人類の天敵。
“大魔王”ビャクオウを頂点に、47名の“魔王”によって指揮されている。
見た目や戦闘力は個体差が激しい。
特に魔王は他世界の天敵すら一方的に屠るほどであり、また戦闘力以外にも高い知性を持ち合わせ、個体によって様々な技能も持っている。
ただし第19魔王ニュドーによれば長年に渡って強者として君臨した弊害でプライドが先行してしまっており、敗北や脅威を認められない傾向にある。

【ロボット】

“機律界”における人類の天敵。
元は人が開発したものだが、暴走・増殖し人類の根絶を目論む。
単機だと比較的弱めだが、ほぼ常時生産されているため物量が桁違い。二脚型など様々なタイプが存在。
何より異常といえるのが情報連携・学習速度で、被害の分析・対策・模倣を即時実施するため、機体全てが超速で強化され続けている。

【巨人族】

“巨人界”における人類の天敵。
姿は人間と似ているが遥かに大きく、極めて暴力的。知能は低いが凄まじいパワーと生命力を持つ。
“大首長”ギンバックを頂点に、その息子たち“百腕兄弟”が指揮している。
特にギンバックのパワーは魔王すら握り潰すほどである。

【新人類】

“新虐界"における人類の天敵。
人類の変異種で、外見は若々しく美しい傾向にあるものの旧人類と大して変わらないが知能や身体能力は旧人類を大幅に上回る。
騒動が起きてもほぼノーリアクションなど無機質なメンタルである一方、通常の人間を見下す傲慢な面を持つ。

【宇宙人】マダラー星人

“天鬼界”における人類の天敵。
外宇宙から地球を侵略しに襲来した異星人。ピクトグラムのような5歳児でも描けそうなほど非常に簡素で小柄な外見ながら、飛行しながらビームを放って周囲を殲滅する、別世界の人間の言語をすぐに類型に当て嵌め翻訳できるなど、強力な科学技術を持つ。
魔族の戦闘幹部たちが全く相手にならないほどの戦闘力を全個体が有し、世界融合前には天鬼界の“恒星間宇宙艦隊”を一個体だけで壊滅させていた。
本隊は地上にはいなかったが、転移に巻き込まれている。

【大怪獣】ダイコクザン

“大凶界”における人類の天敵。
たった1頭で世界を滅ぼしかけていた巨大生物。その巨体は頭部が雲より高い位置にあるほど。
マダラー星人の巨大戦艦を真っ二つに引き裂き、飛び掛かってきたマダラー星人を地面に叩き落し犬神家にした。

【大自然】

“暴緑界”における人類の天敵。
異常発達した動植物が蔓延り、他世界の天敵たちすら捕食されうるほど危険極まる環境そのものが天敵である。
一方であくまでも獣や草花なので知能は低く、人類に飼われる個体や食料にされる種もいる。

【パラサイト】

“寄生界”における人類の天敵。
他の生物に寄生し、その体を乗っ取る。その条件も寄生体の体液を浴びるなど非常に緩く、近くにいただけで隔離対象になる。
完全変異前であれば寄生されてもパラサイトを駆除できれば助かるが、寄生界の人類技術では不可能で、希少な薬を事前に飲んでおくか感染したら自決するしかなかった。
人知れず感染しては増殖するという性質上、事前の警戒が極めて困難。
有機的な生物でさえあれば他世界の天敵にも容易に感染し、さらに宿主の生命力に応じて戦闘力がアップする。

【呪い】

“呪滅界”における人類の天敵。
土壌などの自然物や生物を侵し、生命力を奪われたものは食物連鎖や生態系のシステムから脱落して二度と復活しなくなる。
+ その発生源は……【ややネタバレ注意】
他世界の天敵に対抗しうるほど強力な、呪滅界の万能便利アイテム『煉魂器』により発生する。
煉魂器はエネルギー源として生物や土壌の生命力を奪うのだが、奪われた側は上記のような状態になり果て、二度と復活しなくなる。そのため、便利・万能な煉魂器を使うほど、生命が再生不能な物体や土地ばかりが増え続ける。

勘の良い人は察するかもしれないが、呪滅界の真の天敵は、アイテムである煉魂器。
実は序盤でも、呪滅界の天敵に関して、とある人物が「原因は呪い」と実像が曖昧な発言をしており、天敵の正体がぼかされていた。

【無法者】七惡(しちあく)

“無法界”における人類の天敵。
種族的には人類と全く同じだが、良心を全く持たない(ただし理解は十分にしている)。
身体能力も人間そのもので、素の戦闘力では全天敵中で最弱だが……?
七惡と称される7つの大きな組織がある。

【神】ヤオツサマ

“怒神界”における人類の天敵。
人々の信仰により顕現した上位存在で、無から有を生み出すほどの力を持つ。
怒神界出身であるか否かを問わず、祈りによって降臨する。
表面上はフレンドリーであるが、上下関係に凄まじく厳しく、僅かな言動からでも神基準で不敬と判断した瞬間、その人物へのヘイトが跳ね上がる。
願いをいうことで気前よくその願いをかなえてくれる一方、人間ではないので匙加減が極端。また、願いの代償が危険であるとのこと。

【世界樹】

“大樹界”における人類の天敵。
星の命をカラカラになるまで吸い上げる1本の巨大樹。爆発的な速度で世界中へ根を広げ続けている。
本体は根元付近の山脈が比較にならないほど巨大で、幹の太さは数十km以上、高さは100kmを優に超えると思われる。
原理ははっきりしないが、初めて見た者は意識を失って昏倒してしまう。
世界を滅ぼしかけてはいるものの意思のない植物のため、大樹界には世界樹の一部を利用した技術もあり、他世界の者がドン引くほどすさまじい機能を発揮する。

【ゲーム】

“遊獄界”における人類の天敵。

◆主要な登場人物(世界融合後)

●人類連合軍

  • ハロゥ
当初はジャチに惨敗した(同時に仲間を失い片腕をもがれ勇者の剣も折られた)ことから心が折れかけていたが、天敵同士が争い始めた光景を見て天敵同士を潰し合わせる策を思いつく。
また、仲間たちの死や世界の垣根を越えて仲良く笑い合う子供たちの姿を見て、覚悟を決め恐怖を乗り越えていく。

  • パネパネ
世界融合後も天敵たちにビビりまくっていたが、一方何だかんだでハロゥに付き合ったり仲間想いな面を見せたりしている。

  • ゼイビィ
他の世界の人に助けてもらおうと世界融合を実行したが状況は悪化した。
その中でも生来の明るさと機転を発揮し、連合軍のリーダー格となる。

  • アリオ
世界融合前ニュドーの討伐に失敗し行方不明となっていたが、無事に生存しており人類連合軍に合流した。
しかしケイラは何やら彼に違和感を覚えており……

  • ケイラ
機律界出身。反機械戦線の中尉を務めていた女性。
クールだが正義感が強い。

  • ガラスプ
機律界出身。反機械戦線の少将。
数々の武勲を上げ英雄視されていた指揮官で、人類連合軍の指揮を執る。

  • パッキァ
巨人界出身。色黒の巨漢。
人類連合軍においてハロゥと比肩するほど強力な戦闘要員。
血の気の多い性格だが冷静沈着な面もあり、しばしば必要以上に突っ走りがちなハロゥのストッパーになっている。

  • マサヨシ
大凶界出身。ニート
皮肉屋だがいざという時の機転には目を見張るものがある。また、怯えながらも危険な役回りや嫌われ役を自ら買って出る一面もある。

  • バスツ
呪滅界出身。常にガスマスクを被る小柄な男。
呪滅界は生物がほとんど死に絶えているためか、暴緑界の環境や、あろうことかビームを連射してる宇宙人にまで喜色を浮かべる。
強力で便利なアイテム“煉魂器”を駆使し、人類連合のピンチを幾度も救うが……

  • ヌキズミ
暴緑界出身の少年。ほかの暴緑界の人類と同じく小柄。
機転が効き好奇心旺盛だが、生まれてから一度も“緑の森”の外を見たことがなく、もはや余命がないことを受け入れた家族から頼まれたハロゥ一行に同行する。

●天敵

  • ジャチ
世界融合後も当初は静観していたが、強者との戦いを求めて出陣。
道中で他世界の天敵と幾度も交戦し、部下の尊厳を貶されれば怒りを見せるなど、魔族陣営における主人公とでもいうべき活躍を見せる。

  • キヴァ
世界融合直後ハロゥたちに襲いかかるがハロゥの機転でロボットと戦わされ、思わぬ痛手を負う。
それによりハロゥに狙いを定めるが……

  • ニュドー
魔族の中でも世界融合にいち早く適応し、他の天敵の情報収集に努める。
言動のせいか、あちこちの魔王からウザがられてるらしい。
何やら独自の思惑がある様子だが……

  • ガルァ
マダラー星人の一人。ジト目がチャームポイント。
会話・言語コミュニケーションと称して大量殺戮を行いながら他世界の天敵を脅迫・尋問する(その尋問対象も生かして返す気はなかった)。

  • リンリ
無法者集団七惡の「キョウカイ」のボス。
世界融合には完璧に近い適応を見せ、避難民を助けるかのような噂を流しながら多くの避難民を捕らえて異世界の情報や資材を大量に搾取していた。
その悪意の矛先は他世界の天敵にも向けられる。

  • ギンバック
巨人族の大首長。
巨人族の中でも殊更にガタイが良い。他の巨人族と同じ生物なのか疑わしくなるほど規格外のパワーを持つ。
一応部下思いではあるが死んだ息子の名前を忘れていたり、くしゃみで仲間を殺してしまうなど危険人物。


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最終更新:2026年06月23日 19:12