登録日:2026/02/18 Wed 23:51:13
更新日:2026/05/31 Sun 18:28:49
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概要
GoIフォーマットとは、
「特定の要注意団体(GoI)の視点で記述された、独自のフォーマットの記事」という設定で書かれる創作物である。
財団のSCP報告書のように、要注意団体が書いた文書にも書式・フォーマットが存在する。このフォーマットは、団体ごとに大きく異なっており、個性的だ。なお、1つの団体に複数のフォーマットが存在する場合もある。
かつては、そのような「要注意団体が書いた文書群」もTaleに分類されていた。しかし、EN(英語版)では2017年、JP(日本語版)でも2018年以降では、新たに「GoIフォーマット」に分類されるようになった。以降、多くのGoIフォーマットが投稿されている。
GoIフォーマットでは、それぞれの要注意団体ごとに、ページのデザイン(CSS)が大きく変化している場合も多い。慣れていない人から見ると「急に別のサイトに移動してしまった」と感じるかもしれない。
なお、「GoIフォーマットはまだまだ未開拓な部分も多い」という。実際、書き方のノウハウが蓄積されていなかったり、指南が存在しなかったりする。書く側からすると、難易度は高めといえそうだ。
また、SCP報告書もそうであるように、場合によってはフォーマットが意図的に崩されるケースもなくはない。
実例
ここでは、各要注意団体が用いている代表的なフォーマットを簡単に紹介する。なお、一定数以上のGoIフォーマットが投稿・翻訳されている要注意団体について述べる。
SCP-JPにおいて、GoIフォーマットは、要注意団体名のアルファベット順・五十音順で掲載されている。そのため、本項目でもこれに倣う。
GoI-EN
あらゆる異次元都市にある料理店で、異常な料理を振る舞うことが多い。
GoIフォーマットはレストランのメニュー風であり、各店舗ごとに様々な食事が記されている。店舗ごとに、メニューのデザインが異なっていることが多い。
メニューの下部には、店のレビューが掲載されており、客が5つ星満点で評価をしている。ただし、客も普通の人間ではなく、異常性を持っていそうな者もいるようだ。
超常アーティスト集団。
GoIフォーマットは「企画案」という、展覧会に出す作成済みまたは作成予定の作品の概要や案である。芸術作品のタイトルと、必要素材が記されている。
加えて、作品の要旨およびその意図が記されている。彼らの作品には、明確な意図(≒メッセージ性)があることが多いようだ。
この後に、展覧会で作品を見たり、企画案を読んだりした者からのメールが付されることも多い。
財団の解体を目的とするともされる、並行世界の存在の集合。
GoIフォーマットは多元宇宙のカタログであり、並行世界における「同じ存在」に多かれ少なかれ存在する差異について取り扱っている。詳細は該当項目参照。
異常存在の破壊によって世界の保護へ貢献しようとする団体。
GoIフォーマットは報告書形式だが、異常存在を破壊することで隠蔽しようとする団体のため、攻撃に関する「認可レスポンスレベル」「脅威度」や、「粛清方式」「交戦方式」なる項目があるのが特徴的か。
その他、他部門への作戦支援を記述した「PTOLEMY部門記録」、GOCの外交関連を記録した「PSYCHE部門記録」、現場からの報告を記載した「PHYSICS部門記録」といったセクションもある。
また、異常存在に対する識別子には、命名にある程度規則性が存在する。例えば、潜在的な脅威(PTE)で、終末論的脅威(Bosch)で、高次元異常(L'Engle)なら「PTE-1422-Bosch-L'Engle」である。
異常な起源・目的を持つサーカス団。
GoIフォーマットはサーカスのポスターである。
また、サーカスの内容に関する文書が追加されていることもある。
終戦までは超常事象の対処を行っており、現代では解散するも残党が活動している団体。
GoIフォーマットは「◯◯計画、(年)」の題名であり、内容は、様々な目的を達成するための作戦報告書となっている。
その目的には、軍事的・政治的なものも少なくない。
人道的支援を行う非営利団体……なのだが、その際に異常な物品を不適切に用いて失敗することが多い。
GoIフォーマットは、個人や団体から送られた「寄贈品」の記録の形式をとり、「(送り主の名)第◯◯寄贈品」という題名。
内容は、この寄贈品の記録や取り扱い上の注意である。さて、これらを使った結果は……
超常的な物品(ただし価値はない)を金持ちに売る団体。
GoIフォーマットは売る商品についての説明・記録であり、「状態」「需要」「価格」「入手可能性」などの項目があるほか、「在庫情報」および賃貸・競売・売却の記録がある。また、その他の記録も追記される。
詳細不明な団体または個人。
GoIフォーマットは、「何者でもない」が覚えておくべきだとした内容を書き留めたノートやメモである。題名は「メモ: ~」の形式である。
夢を見る人と夢に基づいた存在との集合意識。
GoIフォーマットは、異常な「集合体」についての説明や、それに関連するネットニュース風・SNS風・独白風の記述の組み合わせである。
陰謀論者・超常現象愛好家・アマチュア作家(財団については知らない)が集うWiki。
GoIフォーマットは、怪奇現象について記述されたWikiのページである。
なお、「パラウォッチのWiki上で行われた、スレッドへの投稿/スレッドでの会話」という形式の記事がよくあるが、これはTaleに分類される。
科学的な研究開発を基盤とした異常な営利企業だったが、解体された。
GoIフォーマットは「(計画名)のための認可計画」という題名であり、セクションも「問題」「解決策」「事業例」「資金の使用」「既知の問題」さらに「参考文献」とかなり硬め。
実はこれ、実際の認可済計画のフォーマットを元に簡略化したものである。
SCPオブジェクトの解放を目指す集団。
GoIフォーマットは、記録すべきものに対する報告書的フォーマットだが、報告書内に口語的な注釈や会話が挟まれているのが特徴といえそうだ。
なお、「蛇の手日本支部」である「青大将」のGoIフォーマットも同様である。
あらゆるサメを殴る要注意団体。
GoIフォーマットは財団の報告書に酷似しているが、「SCP-XXX」じゃなくて「SPC-XXX」、「特別収容プロトコル」じゃなくて「鮫科殴打ケイパビリティ」……といった違いがある。
また、財団の報告書よりもくだけた文で書かれており、殴打の描写がよくある。
FBIの異常存在対応特別部門……なのだが、作中世界では無能と見なされている。
GoIフォーマットは、異常事件やその容疑者・証拠品・その他記録などについて書かれた報告書。
異常な野生動物を保護する団体。
GoIフォーマットは、異常な動物の生態や飼育の様子を記録した報告書「生き物プロフィール」である。
報告書的ではあるが、かなりゆるい文体で書かれており、親しみやすそうだ。だが、その内容までゆるいとは限らない。
また、異常な動物が自己紹介しているかのような「里親募集ポスター」という形式のものもある。
GoI-JP
異常な技術と知識を持つヲタク集団。
GoIフォーマットは5ちゃんねる風の掲示板であり、会話も5ちゃんねる風である。
ただし、ここは超常社会の掲示板であるため、粘着や煽りをしようものなら、相手が1秒後には自分の背後にいる……というのもあり得る。よって、雰囲気は比較的平和である。
異世界への移動を目的にする、カジュアルな宗教団体。
GoIフォーマットは「異世界跳躍先候補」で、世界の紹介や、ランドマーク、体験談、出来事などが記されている。
その世界における「現地エルマ規模」がⅠからⅨで示されており、異世界跳躍に関しての注意点も記されている。
また、終焉(≒滅亡?)した異世界の地点についての報告書風フォーマット「終焉観測」も存在する。
超常社会で情報を発信する新聞社。
GoIフォーマットはネットニュース風であり、財団に対し敵対的な見方から報道がされている。
また、「広末デスクの斜め切り」というコーナーが設けられていることが多く、デスク「広末孝行」のコメントが記されている。
読者のコメント欄が設けられている場合もあるが、ネットニュースのコメント欄であるため内容はお察しである。
なお、恋昏崎新聞社のGoIFには「Internet SCooP」という副題的な表記がなされている場合もある。
かつての日本で異常物体を蒐集していた組織。
GoIフォーマットは報告書形式であり、書かれる内容もSCP報告書と比較的似ている。
財団と担う役割が似通っているためだろう。
異常な手段を用いて人肉食を行う団体。
GoIフォーマットは「会報」であり、ザクロ(人肉)を用いた料理やその感想、およびそのザクロの生前のエピソードが述べられる。
石榴倶楽部らしい、非常に上品な語り口で記されている。
異常な生物や生物学関連の事柄を取り扱う、倫理観の欠如した組織。
GoIフォーマットは、顧客への商品紹介が記されたカタログである。商品は勿論、日本生類創研製の生物系・生物学系異常物品だ。
まずは製品の特長や仕様、値段などが記される。その後には「研究者コメント」が掲載されており、研究者の意図や意志がわかる。
更に「お客様の声」セクションもあるが、日本生類創研の顧客なのだから、倫理観のない奴も多い。
しばしば邪道とされるスシブレーダー達。
GoIフォーマットは「闇寿司ファイル」であり、“邪道な”スシブレードの特徴や実戦におけるエピソードなどが記されている。
余談
ここまでで、東弊重工や
如月工務店のGoIフォーマットがないことに気付かれた方も居るかもしれない。実は、これらの要注意団体のGoIフォーマットは、2026年1月時点ではまだ存在していない。有名な要注意団体でも、GoIフォーマットはない、という事例があるのだ。
このような要注意団体に対し、新たなGoIフォーマットを作成するのは、画面の前のあなたかもしれない。
追記、修正、お願いします。
- 最近酩酊外のGoIフォーマットも出たよね、手紙のやつ -- 名無しさん (2026-02-19 22:08:22)
- 傑作多数なのに知名度がSCP・Taleに比べて圧倒的に低い -- 名無しさん (2026-02-23 11:00:14)
最終更新:2026年05月31日 18:28