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テキーラガンダム

登録日:2026/05/10 Sun 18:58:09
更新日:2026/08/15 Sat 18:34:55
所要時間:約 4 分で読めます





テキーラガンダムとは「機動武闘伝Gガンダム」に登場するモビルファイターである。


機体概要

登録番号:GF13-049NM
所属:ネオメキシコ
全高:16.5m
重量:7.7t
装甲材質:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
      レアメタル・ハイブリッド多層材
武装:ビームトライデント
   バルカン砲×2
   ニードルミサイル
   帽子カッター
必殺技:テキーラ・ボルテックス
搭乗者:チコ・ロドリゲス CV:大滝進矢、高乃麗(少年時代)

ネオメキシコのMF。
ソンブレロ帽子のような頭部パーツにサボテンのような腕部、右肩パーツが特徴的な機体。肩のサボテン部分は針をミサイルとして発射できる。
顔には一部分だけ緑色の塗装がされており、それがヒゲに見える。ガンダムにお髭がありますか?
左肩はフィンのようなパーツがつけられており、そこにビームトライデントが2本収納されている。
なおそのサボテンはメキシコ原産のリュウゼツラン「ブルーアカベ」の色となっている。
色合いはテキーラの一種「レポサド」のそれであり、割とドストレートにメキシコ感が出た機体。
その特徴的なカラーリングと頭部、サボテンパーツ以外は比較的正統派ガンダムに近く、機体はシャープな印象を与える。
水中戦が得意であり、ソンブレロに仕組まれたファンにより渦巻き「テキーラ・ボルテックス」を起こすパワーを持つ。
本来であれば相手をカリブ海の水の中に誘い込み、テキーラ・ボルテックスで動きを止めて必殺のビームトライデントで仕留めるが想定された戦い方と予測されるが…。


本編での活躍

本編の第7話にて登場。
……するも、ファイターであるチコは腕利きと称されながらも戦いには消極的。なぜなら真の目的は地球のネオメキシコに行き、妹のジーナとともに静かに暮らすというもの。
彼は祖父から海の事を聞いて育った為に、地球の特に海に憧れを持っていた
つまりガンダムファイトを利用した亡命を図っていたのだ。
更にジーナは宇宙病に掛かっており余命1年であり、だからこそ兄妹の余生を故郷で過ごしたい、これがチコの望みであった。
ガンダムには二度と乗らないと誓っており、その為にネオメキシコの追手やガンダムファイターはMFに乗らずに暗殺していた。
だがドモンチボデーに追い立てられ、やむを得ずテキーラガンダムを起動。
ドモンもシャイニングガンダムを呼び出しガンダムファイトが開始される。
……ものの、チコ側に戦う意思はあまりなく、即座に両腕を切断される。
更に機体はドモンの小細工に利用される形で激しく爆散する。
ドモンが「敵ガンダムファイターを殺害した」という報告に加えあの爆発では生きてはいまいと感じたネオメキシコは「チコは英雄であった」ということでこの件から手を引くこととなった。
……実はチコは生きていることを知らぬまま。もしくは敢えて生きていることを知って見逃したか…。

というわけでドモンの不器用な人情やチボデーの活躍、更に言うなら「コロニーも決して天国ではない」という事を表す話であるが、テキーラガンダム自体はそれほど活躍していない。
仕方ないことだがデビルガンダムとの最終決戦にも登場しなかった。

コミカライズである『超級!機動武闘伝Gガンダム』では妹ジーナの病気はネオジャパンの技術(ライゾウ・カッシュ博士が開発した薬)で完治できるようになった。
更にアニメでは完全に敵役であったネオメキシコ側のフォローもされており、メキシカンなオチを迎えることとなる。
アニメでは安らかながらもビターエンドであったが、こちらも大筋は変わらないものの「コロニーは天国でなくても良い人間はいる」ことに加え、アニメ本編でいまいち何をやったかわからないカッシュ博士の功績が明確化された良い改変となっている。
「帽子カッター」という新技もお披露目され活躍の場が増えており、対戦相手はシャイニングからマックスターに変更。一歩及ばず敗北したものの、デビルガンダム最終決戦にも登場している。


他作品での活躍

SDガンダムGジェネレーションFに登場。
格闘武器にバルカン、そしてニードルミサイルにマップ兵器テキーラ・ボルテックスを所持しており、比較的使いやすい性能となっている。
ネロスガンダムとディザート・ザクなど、お手軽な設計で入手できる。
決勝大会編のシナリオにしれっと混じっているが、チコが登場しないため、ガンダムファイトモードでは「ガンダムファイター(一般兵に相当)」に置き換えられている。
だがソーシャルゲーム作品SDガンダム Gジェネレーション エターナルでは参戦していない。
チコも登場しない。ネオメキシコの量産機「ペスカトーレ」が多数攻めてくるから話的にはSPRGに落とし込みやすいのに…。

ガンダムビルドダイバーズでも改造ガンプラとして登場。
二丁拳銃を武器とするカウボーイ風の格好となっている。

立体においてはGガンダム系が充実している「モビルスーツインアクション」において惜しくも未発売に終わっている。
やはりというかサボテンを模した鋭利な部分がおもちゃには向かないのだろうか、残念な限りである。

作品ではないが、日本テキーラ協会会長が2010年頃にブログでこのガンダムを取り上げそのメキシカンなデザインを絶賛していた。
とはいえ作品までは見てないらしく「武器はショットガン?」等と言っていたが残念ながらそんな武器はない。まぁ帽子が回るとか普通は想像できない
それにこの記事が書かれたのは2010年前後でまだネット配信などもそう多くはなく、90年代のアニメは見るのも一苦労だった時代。会長も忙しいし見る時間までは取れない為、仕方ないだろう。

しかし結局のところはかなりマイナーな機体であり、名前を聞いても「あ、いたなぁ」くらいの認知度である。
日本では






意外な人気

だが2025年、この機体が突如輝くこととなる。
というのもこの年に開催された「ガンダム総選挙2025」は映像化されたガンダム(設定上ガンダムだけど顔がそれっぽくないのを除く)全てが対象であった。
作品の都合上やたらガンダムが多い「機動武闘伝Gガンダム」も登場ガンダム全部が投票可能であった。

そしてスペイン語圏にてなんとこのテキーラガンダムが2位に入ったのだ。
スペイン語圏…と言いたいが確実にメキシコの人たちの投票なのは間違いない。
というのもメキシコではズバリ「テキーラ」というのは国の誇りであり、その名前を関するこのガンダムもまた彼らの誇りを冠する機体なのだろう。
…なのだが、実は海外においてこの機体は「スパイクガンダム」と改名されており、子供向けアニメで酒類の名前は好ましくないと理解はされつつも嘆きの声もある。
これは日本でいうと「ニンジャ」や「サムライ」が「アサシン」や「ソルジャー」に改名されたり、もっと言うなら「ガンダム」という名前が「ロボ」に変えられるようなものと言えばその悲しさが理解出来るだろうか。
メキシコの人たちはそれほどまでにテキーラ、そしてテキーラガンダムを愛しているのだ。本来のネオスペインの「マタドールガンダム」が何位だったかは不明。

ちなみにスペイン語圏の第1位はガンダムF91
これはスペインでのファーストガンダムが機動戦士ガンダムF91井上大輔版であることに由来するとか。
3位はガンダム・キャリバーンで以降も主役級ガンダムが顔を並べてる中、やはりテキーラガンダムだけ異質と言える。

なお、テキーラガンダムは英語圏内でも7位にランクインしている。
アメリカでもテキーラは大人気であるためその煽りとも言えるか。本来のネオアメリカのマックスターやついでにネオカナダのランバーガンダム、ネオイングランドのジョンブルガンダム辺りが何位だったかは(ry

ちなみに他のGガン勢も謎の人気を誇っており、ネーデルガンダムはフランス語圏で8位、タイ語圏では2位、全世界でも25位にランクインしている。*1
マーメイドガンダムもイタリア語圏で3位にランクインと健闘した。
もしかしたら「自分たちの国がガンダムになる」「国をストレートに表したMS」というのは意外と外国の人のツボなのかもしれない。
ガンダムシリーズにおいてメキシコが舞台となるのがGガンダムのみというのも影響している可能性もある。
何にせよこの投票は「国柄」というのが現れた面白い結果となった。


余談


  • 「機動武闘伝Gガンダム外伝 死亡の塔」には、このテキーラガンダムのライバルと言われたマンティスガンダム(どこのコロニーかは不明)が登場する。逆説的に考えると「ライバル」と言うだけで伯付けになるくらいテキーラガンダムが強い事になる。微妙な称号とか言わない。








ジーナ。昔じいちゃんの言った通り、アニヲタwikiの項目は追記・修正で溢れていたよ…。


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最終更新:2026年08月15日 18:34

*1 ついでに特別賞「ネオオランダ賞」も受賞している