登録日:2011/12/15 Thu 11:59:09
更新日:2025/03/24 Mon 10:24:49
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【人物】
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体毛の濃いがっしりとした体型、そしてゴリラのような顔立ちをしているイケメン。
ガレッジセールのゴリをそのまま漫画に書き写した感じと言えば分かりやすいだろうか。
髪型もまんま同じであり、彼をモデルにした可能性が高い。
個性の強い面々に少し振り回されがちだが、初めて組んだチームと上手く同調する等、コミュ力は高いと思われる。
何気にハンターの情報などにも詳しい他、レイザーの剛速球で精神的に深いダメージを負ったにもかかわらず負けん気と反骨心を基に短時間で立ち直るなど精神力も優れる。
また、独り占め出来たはずのバッテラの違約金をゴン達に山分けする等人間力も高い。
なお、ハンター協会の会長選挙に顔を出している事から在野の念能力者ではなく正規のライセンスを持ったプロハンターである模様。
ハンターとしての等級や専門分野は不明。
【活躍】
ゴンがグリードアイランドに入って早々にすれ違ったプレイヤー。
当時は会話は無かったが、「一坪の海岸線」を入手する為に集められたメンバーとして再登場。
この時ただ一人入手条件のえげつなさに気づいていたあたり大したハンターである。
メンバーの力不足から「一坪の海岸線」の入手を一度は諦めたものの、このカードの入手条件のえげつなさを即座に看破。
ゴン・キルア・ビスケと組み再挑戦の為にメンバーを集め、ゲームマスター
レイザーのスポーツに再挑戦した。
ドッジボール対決においては、数合わせに入れた雑魚が逃亡してメンバーが足りなくなった為に二頭の念獣を召喚して補う。
当初はレイザーの念獣に難なくボールを当てるも、レイザーの予想以上の反撃に回避も防御もできず死を覚悟する窮地に陥った…
かと思いきや、念獣「白い賢人」の能力で位置を念獣と入れ替わり回避。
しかしゴレイヌの感じた恐怖のイメージから「白い賢人」は粉々になってしまい、その様を見たツェズゲラにも「奴はもうダメだな」と判断される。
だがやられっぱなしは性にあわないと、「黒い賢人」の能力でなんとあのレイザーの顔面にボールを当てて意地を見せた。
何気に初めてレイザーにボールを当てた人物である。
ゴレイヌさんすげー!
…が、外野に飛んだリバウンドボールが接地する前に、レイザーの念獣の連係プレーでキャッチされたためレイザーはセーフになってしまった。
しかもその直後、反撃に投げ返されたボールのクリーンヒットを受けて戦闘続行不能に、念獣も全滅してしまう。
ドッジボールもクライマックスが迫り、レイザーの圧倒的実力により追い詰められるも、ゴン・キルア・ヒソカの奇策によりこれを勝利、「一坪の海岸線」を入手した。
ゴン達がボマーを倒す修行を行う際に一度は別行動を取り、ツェズゲラに協力してゴンたちの時間を稼いで後を託した。
そしてボマー達が倒されたのと同時に再会、ゲンスルーたちに大天使の息吹を使わせてほしいというゴンたちの頼みには流石に難色を示す。
だが、3人の言い分を聞きつつオリジナルの大天使の息吹を躊躇なく使用する姿に根負けし、大天使の息吹を始め残りのカードも全て譲るのであった。
その後はゲームマスターの出す最後のクイズに参加した。
さらにパレードにもあらわれ、ゴン達を祝福している。
出番無し。
出番が無かった為に「ゴリラ型のキメラアントにされたんじゃないか?」という憶測が立ったとか立っていないとか。
ゴンさんのピンチに駆けつけ、集中治療室でゴンが今まで関わってきた人々と共に必死に呼びかけた。
1コマのみの登場だが、数年ぶりの再登場にゴレイヌファン達を湧かせた。
その後、アルカが病院に着いた時にもそのたくましい後ろ姿を見せた。
【戦闘能力】
直接戦闘は無かったが、ある程度までゲームをクリア出来た事を見るにそれなりの実力は持ち合わせていると思われる。
実際に彼は協同戦線を組むまではソロプレイでGIを攻略していたのだ。ヒソカもゴン達の師匠かと想像するほど。
大して効いていないとはいえ、驚異的な念能力者であるレイザーの顔に試合中消えないアザを残す程度の威力でボールを投げている点からも、実力の程は窺える。
何気にレイザー相手に単身でダメージを与えたのは彼のみで、更にレイザーの念人形の4番と5番を難なくアウトにしている。
比較すると4番5番のパス回しで一発でやられたツェズゲラは、ゴンの声に反応して咄嗟にオーラを背中に集中して致命傷を避けたが骨折している。
ちなみにツェズゲラは自身の実力について、その時点のゴンやキルアと比較しても総合的な戦闘能力は上だと判断していた。
また、ヒソカでさえ5番の不意打ちに対し、伸縮自在の愛で咄嗟に防御したにもかかわらず頭部を負傷、鼻血まで流し、指も二本折れていた。
この念人形は数字が大きくなるほど強くなるのだが、13番にもなるとヒソカにも力比べで負けないほど強い。
ゴレイヌはその最強である13番による不意打ちを顔面に喰らって気絶で済むとかいう、ちょっとおかしいレベルの耐久力を見せている。
これの何がヤバいのかと説明すると、前者二人は防御してのダメージ、ゴレイヌは念獣を出して操作しながら(念のリソース重)の無防備で顔面に受けている。
念能力者として
オレが3人分になる…
そっちもやってることだ 文句ないだろ?
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念能力の系統は断言されていないが、
- 具体的な生物(ゴリラ)を実体化させている点から具現化系。
- 念獣をある程度離れた場所からも操作可能なので放出系。
- 或いは具現化と放出をバランスよく扱え、かつ念獣にボールのキャッチ・パスなどさせる程度に遠隔操作できている点から操作系。
それぞれの描写からこれらの系統のいずれかと考えられる。(限定的だが特質系の可能性もある)
能力の比率的には念獣2体分のオーラ放出にそれぞれ別系統のテレポートなどから、放出系のウェイトが多めに見られる。
下記の能力はこれら三系統を高度に複合したものである。
作中でも珍しい、念獣を同時に2体、しかもそれぞれ見た目も能力も違う念獣を召喚する力を持つ。
ただし弱点として自動型ではなく遠隔操作のため、ゴレイヌが気絶するなどすれば消える。
また、作中ではゆっくり歩き回ったりボールをパスしたりするばかりで、高い運動性能などは見せていない。
ゴレイヌ自身の戦闘シーンが皆無に等しいという事情もあるが、もし戦っても強さはゴレイヌ本体と同等か、それより劣ると思われる。
使い勝手は良く、初見での対応も難しいことからか当のレイザーから「良い能力」と褒められた。
場所の入れ替え能力も地味ながらも超常じみている割に、恐らく大した代償はない。
「大事にしろ」とも言っているので、伸びしろもまだまだあると思われる。
ちなみに場所の入れ替え能力は使用場面が一応『スポーツ』だったので軽い扱いで終わったが、これを命のやり取りに使うならえげつない使い方がいくらでも想像できる非常に強力な念能力といえる。。
ゴレイヌ単独のみならず、仲間との連携でも最大限力を発揮できる念能力と言える。
◆黒い賢人
黒いゴリラを具現化し、操作する。
相手と『黒い賢人』の立っている位置を入れ替える事が出来る。
ある程度の自立行動も可能だと思われる。
◇白い賢人
白いゴリラを具現化し、操作する。
こちらは逆に、『白い賢人』とゴレイヌの立っている位置を入れ替える事が出来る。
黒い賢人と同じくある程度の自立行動も可能だと思われる。
【余談】
なお、同じ(?)分身を精製するタイプの
カストロが比較対象に挙がる場合がある。
あっちはヒソカに見限られるような能力で、こちらはヒソカがロックオンしたレイザーに褒められた。
果たしてこの差は何であろうか、大体以下のことが考えられる。
ちなみに、必要な系統は放出・具現化・操作で固定とする。
- 相性
- カストロ:カストロはウィング曰く強化系であり、必要系統すべてと相性がいいという訳ではない。
- ゴレイヌ:おそらくは放出系なので、具現化系との相性は悪いが要の部分は完備。
- 放出(推測が多分に混じるので参考程度)
- カストロ:彼自身との相性は不明だが、同じように実直気質で強化系のゴンはオーラを放出するというイメージを掴むのに難儀していた。
- ゴレイヌ:上記の通り、相性抜群であるなら問題なし。
- 具現化
- カストロ:分身を自分だと誤認させないといけない&技を再現させないといけないので、常にほぼ完全にカストロそっくりにする必要あり。
- ゴレイヌ:別に多少違っていても構わない。最悪細部はゴレイヌの想像した「念で動くゴリラ人形」だとしても何の問題もなし。
- 操作
- カストロ:自分の代わりに戦わせるので、体術を完璧にトレースする必要がある(できなければ戦力にならないどころか即見破られる)。
- ゴレイヌ:テレポートがメインと考えれば、多少は必要でも代わりにバトルできるほどの精度は必要ない。
また、カストロは分身ばかりを矢面に立たせる扱い方から思い入れはさほどないと思われるのに対し、ゴレイヌはわざわざ自分の名前を付けるほどに同一視している。
操作系は対象への思い入れによって操作精度が向上するので、この辺りの差もあると思われる。
このように、カストロの能力は全ての系統で非常に高度かつ無駄に技術習得を必要とするが、ゴレイヌは不得意な系統に割く労力はかなり薄い。
つまり、ゴレイヌは「メモリ」のやりくりを非常にうまくこなしており、だからこそ二体もの念獣を同時に生成できるだけの余裕があるのだと考えられる。
尤も、この推測はゴレイヌの系統が放出系である前提なので、そうでない場合はまた別の考察が必要になってしまうが。
【ゴレイヌさんの人気】
割とポッと出のキャラだが、一部では熱狂的なファンが存在する。
考えられる理由は
- 高いコミュ力や善良さ
- ドッジボールでの活躍
- 念能力者としてネタ抜きに高い実力
- ゴリラのような名前と見た目、そしてそれに違わぬ「ゴリラを召喚する」という能力
といったところである。
ゴレイヌさんの能力でどこまで戦えるか、ゴレイヌさんの念修行など様々な議論が繰り広げられている。
また、
クラピカが具現化系能力を発現する為のイメージ修行として
『鎖を1日中眺め、触ったりスケッチしたり鎖で遊んだり舐めたりかじったりして、やがて鎖を取り上げられ頭から鎖のことが離れなくなる内に手に本物の鎖が現れた』と言うものがある。
この点から
ゴレイヌさんもイメージ修行でゴリラ相手に同じ事をしていたのではないかなんて憶測(ひいてはコラ)が流行。
まあ、あくまで念の修行は人それぞれで、
クラピカは類稀な才能で数ヶ月で念を修得しているレアケースなのもあり、真面目に言えばたぶんそんなことはないと思われるが……
いずれにせよ、念能力は想い入れの強い対象にまつわるという特徴からして、ゴレイヌさんがゴリラに対して並々ならぬ執着があること自体は疑いの余地が無い。
ゴリラ二匹にゴレイヌとか名付けて、完全に自分のアバター扱いしてるし。
もしかすると、元ペット…いや、「家族」だったとか?
そして実用の観点から言っても彼の念能力は
作中屈指のものであり、ネタ抜きでも度々最強キャラ議論で名前が挙がるほど。
特に連携戦では強力で、例えば
ゴンの
ジャジャン拳等の、高威力だが強敵には当て難い一撃もほぼ不可避の
必殺技になり得る等、大したリスクが見られない割にポテンシャルがかなり高い。
まず非常に正確にゴリラを具現化しており、更に相性が悪いはずの放出系で2体もの念獣を作りだして簡易ながら操作、おまけに放出系でも高難度な瞬間移動をゴリラに付加している。
チートである。
参考までに、他の瞬間移動能力者はというとレイザーの部下で、念能力を強化するリング上で拳だけワープさせるというかなり限定的な能力がある。
経験やら才能やら色々要素はあるのだろうが、規模も汎用性も段違いである。
なお、
ノヴはワープ能力でなく亜空間形成なので除外。
難点としては、単体での戦闘能力が不明な点が挙げられる。
まあ、まともな戦闘描写がないのだから仕方がないが、作中の数少ない動きが「ボールのパス回し」ぐらいなので、あまり強さには期待できなさそうである。
ゴリラ相当の能力を持っていたとしても、念能力者やらと正面からぶつかって圧倒できるとは限らないだろう。
またその濃いキャラクターからか、2ちゃんねるのネタバレスレでは
嘘バレにもよく使われている。
ハンター選挙編においては当時「次期会長候補の器だ」と彼を支持する読者は多かったのだが…
…残念ながら作中で彼には一票も投票されていない。
あまり知られてないだけだよ、きっと。
最終更新:2025年03月24日 10:24