最終更新日 : 2021年02月04日
小銃用弾薬 - Rifle Ammo

画像左から5.45×39mm、5.56×45mm NATO、7.62×39mm、7.62×51mm NATO、7.62×54mmR
[部分編集]
小銃用弾薬の種類
5.56x45mm NATO
NATO加盟国を始めとした多くの国で採用されている弾薬。
最大有効射程距離:600〜800 m


最大有効射程距離:600〜800 m


- M855
- 標準的な能力を有するFMJ弾
- 派生 : M856 - M855にトレーサーを備えたもの
- M855A1
- M855の改良型
貫通力やストッピングパワーなどが強化されている。 - 派生 : M856A1 - M855A1にトレーサーを備えたもの
- Mk318
- M855A1の派生型
先端に穴が空いており、人体に対してより大きなダメージを与える。
ボディアーマーなどに対する貫通能力が劣る。
- Mk216
- M855A1の派生型
有効射程距離と命中精度が向上している。
Mk.12 SPRなどのマークスマンライフルに使用され、700mでも十分な殺傷能力を持つ。
ボディアーマーなどに対する貫通能力が劣る。
- M995 AP
- 極めて優れた貫通能力を有する弾薬
M855A1と同等の性能ですが、弾頭が重いため、射程距離は劣る。
- M200 (Blank)
- 訓練用空砲
間違えて持って行くとこうなります→ Twitter
- M193
- M16/M16A1で使用される弾薬
M855より高速だが貫通能力が劣る。 - 派生 : M196 - M193にトレーサーを備えたもの
7.62x51mm NATO
NATO加盟国を始めとした多くの国で採用されている、中型機関銃および狙撃銃などに使用される弾薬。
最大有効射程距離:800〜1000 m


最大有効射程距離:800〜1000 m


- M80
- 標準的な7.62x51mm弾薬
主に機関銃で使用される。
- M80A1
- M80の改良型
人体に対する威力と貫通能力が向上している。
- M61
- M80の改良型
装甲貫通能力に優れている。 - 派生型 : M62 - M61にトレーサーを備えたもの
- M118
- 長距離射撃用の高精度弾
- M993 AP
- 非常に優れた貫通能力を有する弾薬
- M82
- 訓練用空砲
7.62x39mm
第二次大戦中に、ソビエトで開発された小銃用弾薬
最大有効射程距離:〜600 m


最大有効射程距離:〜600 m


- 57-N-231
- 7.62x39mm弾がソビエトに制式採用されたもの
- 派生型 : 57-N-231P - 57-N-231にトレーサーを備えたもの
- 57-N-231(89)
- 57-N-231の改良型
- 対ボディアーマー用として貫通力が改善されている。
1989年に正式採用された。
- 57-N-231U
- 57-N-231から派生した亜音速弾
サプレッサーと併用することで、高い消音性能を発揮する。
その代わりとして、弾速や有効射程を犠牲にしている。
5.45x39mm
ソビエトが5.56x45mm NATO弾に対抗するために設計された弾薬。
この弾薬を使用するためにAK74Mが設計された。
最大有効射程距離:600〜800 m


この弾薬を使用するためにAK74Mが設計された。
最大有効射程距離:600〜800 m


- 7N6
- 5.45x39mm弾がソビエトに制式採用されたもの
派生 : 7T3 - 7N6にトレーサーを備えたもの
- 7N6M
- 7N6の改良型
貫通能力が向上している。
- 7N10
- 7N6Mの改良型
5.56x45mmの改良型と対抗するために強化された弾丸。
- 7N22
- ボディアーマーに対抗するための徹甲弾。
M855A1と同等の効力を持つ。
- 7T3M
- トレーサー弾
- 7U1
- 7N6から派生した亜音速弾
サプレッサーと併用することで、高い消音性能を発揮する。
その代わりとして、弾速や有効射程を犠牲にしている。
7.62x54mmR
1891年にロシア帝国で開発された弾薬
7.62x51mm NATO弾と同じような用途で使用される。
正式採用されている年数は世界最長である。
最大有効射程距離:750〜1000メートル


7.62x51mm NATO弾と同じような用途で使用される。
正式採用されている年数は世界最長である。
最大有効射程距離:750〜1000メートル


- 57-N-323S
- 徹甲弾
7.62x54mmR弾の基本となっている規格。
- 7BZ3
- 焼夷徹甲弾
軽装甲車両の破壊を目的とした、装甲貫通能力と焼夷効果を併せ持った弾丸。
- 7N13
- 対ボディーアーマー用徹甲弾
1990年に開発された、対歩兵・対軽車両用の弾薬。
- 7N26
- 対ボディーアーマー用徹甲弾
2002年に開発された、対歩兵・対軽車両用の弾薬。
- 7T2
- トレーサー弾
- 7N1
- 狙撃用弾
ドラグノフ狙撃銃(SVD)のために設計された弾薬。
- 7N14
- 狙撃用徹甲弾
9x39mm
特殊部隊が使用する、亜音速小銃弾
亜音速弾は弾速を犠牲にしているため、ストッピングパワーがどうしても劣ってしまう。
それを補うためには弾頭重量を重くする必要があり、これを実現するために設計されたのが9x39mm弾である。
9x39mm弾は7.62mmx39弾と比べ、約二倍の弾頭重量がある。
最大有効射程距離:〜400メートル


亜音速弾は弾速を犠牲にしているため、ストッピングパワーがどうしても劣ってしまう。
それを補うためには弾頭重量を重くする必要があり、これを実現するために設計されたのが9x39mm弾である。
9x39mm弾は7.62mmx39弾と比べ、約二倍の弾頭重量がある。
最大有効射程距離:〜400メートル


- SP-5
- 精度を重視して設計された、狙撃用弾。
- SP-6
- 貫通力を重視して設計された、徹甲弾。