Random
Randomは、「サンプル&ホールド」方式のランダム値を生成する
LFO Modulatorsです。
Grid内や
デバイスのモジュレーションソースとして利用でき、さまざまなパラメータに予測不可能な変化や揺らぎを与えることができます。
ランダムではなく一定の周期で動作させたい場合、
LFO (モジュレーター)を使用します。
概要
主な特徴
- ランダム値生成方式
- サンプル&ホールド方式で、一定のタイミングごとに新しいランダム値を生成し、その値を保持します
- 使いどころ・応用例
- シンセやエフェクトのパラメータに予測不能な揺らぎを付加
- ドラムやシーケンスのベロシティ、ピッチ、フィルターなどに自然なバラつきを与える
- 「Note」トリガーでノートごとに異なる変化を与えたり、「Sync」トリガーでテンポに合わせた変化を作る
パラメータ
Rate(レート)
ランダム値の更新頻度を設定します。単位はHzやbarなど、時間基準で指定可能です。
Feedback
0%(中央)では完全なランダム挙動。
マイナス方向にするとランダム性が減り、より規則的な動きに。プラス方向では値の振れ幅が狭くなります。
Amount
モジュレーションの適用量を調整します。
± (Bipolar)
Bipolar(±100%)とUnipolar(0~100%)の動作を切り替え可能です。
トリガーモード
- Free
- Note
- ノート入力を受けたタイミングで新しいランダム値に切り替わる
- Sync
- DAWホストのテンポと同期してランダム値が更新される
Poly(ポリフォニック)
有効にすると、入力されたノートごとに個別のランダム値が生成されます。
和音や複数ノートでの有機的な変化を作るのに有効です。
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最終更新:2025年05月05日 11:19