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PolymerでFMリードを作る方法2

Polymer/PolymerでFMリードを作る方法と共通する部分が多いですが、少し違うアプローチでFMリードを作ってみます。


手順

オシレーター設定
Polymerを追加してオシレーターを以下のように設定します。
オシレーター
  • オシレーターモード: Bite
  • Osc Aの波形: Saw
  • Osc A Level: 0%
  • OSc Bの波形: Sine
  • Osc B Level: 100%
  • Osc B Pitch offset: 0 st
  • Osc B xFM: 50 stくらい
  • オシレータレシオを「1:2」
サブオシレーター
  • Sub Level: 0%

フィルター設定
フィルターは以下のように設定します。
  • フィルター: Sallen-Key
  • Cutoff Center: 600Hz
  • レゾナンス: 60%
  • フィルターモード: BP 4P

エンベロープ設定
アンプエンベロープを以下のように設定します。
  • モード: Pluck
  • A: 2.5 ms
  • D: 4 ms
  • R: 30 ms
モジュレータ設定 (Classic LFO。Resonanceをランダムに動かす)
モジュレーターにClass LFO?を追加して以下のように設定します。
  • Mode: Beats
  • Timebase: 1/4 (4分音符)
  • Waveform: Random
モジュレーター出力は、フィルターのResonanceに "25%" ほど割り当てます。

これによりResonanceが 35〜85% で段階的に動くようになります。
モジュレーター設定 (Random。Cutoffを動かす)
モジュレーターにRandomを追加して以下のように設定します。

Timebaseを「16th note (16分音符)」、Trigger Modeを「Sync」にしてテンポ同期します。
このモジュレーターはフィルターのCutoffを激しく動かすために使い、おおよそ "45st" ほど割り当てます。

これは600Hz〜8kHzをランダムに動く設定です。
モジュレーター設定 (LFO (モジュレーター)。xFM)
FMリードをより激しくするには、xFMを増やします。
ここではLFO (モジュレーター)で動かしてみます。
  • Timebase: bar
  • Rate: 2.00 (2小節)
  • Wavefarm Curve: -100%
  • ± (バイポーラー): 無効 (上方向のみ動かす)
  • Trigger Mode: Sync (テンポ同期)

xFMにはおおよそ "20st" ほどアサインしておきます。
フレーズの例
フレーズはおおよそこのような16分音符のものが良さそうです。

ただF#2は少しピッチが高いので、Note Transposeなどを使って、F#1あたり下げておくと良いです。
ピンポンディレイをかける
最後にDelay+でピンポンディレイをかけて完成です。

作成したプリセット

今回作成したプリセットを添付しておきます。
FMLead 2.bwpreset

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最終更新:2025年05月19日 19:36