ルーメル - ファイアーエムブレム用語辞典

ルーメル

紋章の謎第2部2章、及びそのリメイクに登場する敵将。クラスはドラゴンナイト。
リュッケの下で反乱を起こした、マケドニア竜騎士団の将軍である。
顔グラは、紋章では1部敵将のマリオネスの流用である鼻と顎の尖ったやや爺臭いものだったが、
リメイクでは七三分けみたいな黒髪に三白眼と、目つきの悪いサラリーマンのようになった。

2章にして上級クラスであるドラゴンナイトであり、しかも攻撃範囲に踏み込めば城門を離れて強襲してくる。
更に武器はナイトキラーであり、アリティアの新兵達や病人は一撃で致命傷を負わされる。
民家でもナイトキラーについて忠告されるうえ、本人の戦闘時台詞も「くらえ！わがナイトキラーを！！」というこだわりよう。
どうもナイトキラー使いはこの武器に自信を持つ傾向にあるようである。

リメイクでは武器が手斧＆鋼の斧になり、ノーマルでは動かなくなるなど弱体化されたが、
ハード以上ではやはり突撃してくる上に、ルナティックでは、銀の槍持ちのドラゴンナイトが2体追加され、力13、速さ15で銀の斧を持ち出す化け物となる。
また、手斧はノーマルのみであるが、鋼の斧は戦利品でもあるため、ルナティックでも別途所持している。
この章はウォレンの勧誘、レディソード持ちの盗賊の追跡など(主にカチュアの)やることが多く、
彼らドラゴンナイトの存在も含めて、2章にしては極めて難易度が高いと言えよう。

余談だが、トラキア776には名前がとても似ている敵将「ルーメイ」が存在する。クラスも同じ竜騎士である(狙ったのか偶然かは不明)。
細かい説明は省くが、外伝へ分岐するための鍵を握る人物で、ルーメルと同じく対処方法に悩まされる「厄介な敵将」である。