なぜ不安なのか?
人を不安に駆り立たせる様々な要因は、周辺環境によって受ける外圧的要因と、自らに由来する内在的要因に大別できる。
Ⅰ.外圧的要因
◆社会状況
一流大学を卒業して一流企業に就職すれば安定した生活・・・・・というのは過去の話で、むしろ大きな組織にいるからこそ不安に感じる人は多い。
また、インターネットの普及によって情報があまりに多く氾濫し、何を信じたらいいのかわからないという不安も語られるようになった。
不安そのものが多様化しているとも考えられる。
さらに、年金や就職等の世代間格差が議論されるが、世代によって生活する前提条件が変わってしまうことも、不安要素の一つといえる。
◆人間関係
自分が周囲からどう思われているのか、守られていないのではないかという不安は、日本社会においては決して小さくないようである。
自分の考えがみんなと異なり、批判される(共感してもらえない)ことに対し、それを回避したいという思いが強いのは、国民性なのだろうか?
Ⅱ.内在的要因
◆受け身思考
未経験の事象に対する恐怖感が強い、失敗を恐れ過ぎる、リスクをとろうとしない、主体性に欠ける、他責思考が強い・・・・
こうしたことも日本人の国民性と評する声が小さくないが、より不安を大きくする要因となっているのは否めない。
◆自ら作る不安
守るものがあれば、それを失う不安は自ずと生じるし、知らぬが仏というように、知れば知るほど不安の要素も増えていく。
仕事等が自分のやりたいことと違い、自分の進む道が見えないという不安も、自分で招いた不安といえる。
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最終更新:2012年07月16日 19:52