デザインが生み出すもの
感動
デザインはそれに接した者を感動させる。何かに接したり見た瞬間に"Wow"ということばを発せられることもあるが、じわっと感じながら時間をおいて再び感動するケースがある。デザイナーの意欲が伝わり、時間を追って受け手の感動を呼び起こす。
ある者にとってはデザインから夢を感じる。新たなデザインに接することにより幸福感が増していき、幸せな気持ちになる。
共感
デザインはデザイナーとその受け手、ならびに受け手の間で響きあう。また様々なデザインが影響しあい、それが人の繋がりや気持ちのシェアを呼び起こす。同じ価値観の下、気持ちや人との新たな出会いが生じる。
いいデザインを見たときに、若い女性を中心に「かわいい」という表現が使われる。男性はこういった表現をしないのだが、同じ対象物をクールに評価することもある。しかし感動する気持ちは同じであり共生しあう。そういったものは人々の記憶に刻まれる。
新鮮さ
デザインにより非日常を作り出す。今までの価値観にはない新たなる出現により、思いもよらぬ感情が引き起こされる。
時には今までの常識とは違うものに対して、期待を裏切ることも大切である。常に新しい概念を持ち込み、予定調和にはない想定外の斬新さを人々は期待する。
社会性
デザインが独りよがりではなく、多くの人にとって大切なものとなる社会性を兼ね備えていることが多い。それは機能として役に立ったり、気持ちを安らげるような精神部分で人々に愛されることもある。
社会にとって必要とされる価値を見出し、それが一般化することで環境の一部となっていく。世代が変わっていっても、本物のデザインは人々を引き付けていく。
循環
デザインは他人のためであり、自分のためでもある。デザイナーや作り手が一方的に受け手に渡すだけでなく、相互のインタラクションが発生する。デザインを見たり体験した後、デザイナーへフィードバックしたり、受け手が新たなデザイナーとして別のもので表現したりする。
デザインのテーマは常に問い続ける必要がある。一つの明確な答えがあるわけではない。人々の心に残り、それが行為へと繋がっていく。いいデザインは多くのファンを作り出し、人々の中を循環しながら成長していく。
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最終更新:2011年11月07日 15:15