レタルカ-F型特殊作戦用義体を着用するベンデッタ
大尉。標準的なレタルカ-F型とは頭部が異なるため
改造が施されていると思われる。
アートリー・ベンデッタ
アルティシ語:
生年月日 シンテーア暦1678年6月15日
出生地 スティア連邦
ラディベルク
没年月日
死没地
出身校 エンテルバース校
軍歴 シンテーア暦
最終階級 中佐
配偶者 -
親族 -

 アートリー・ベンデッタはレセスティア連邦シグナフェインであり、軍人。
 軽度の神憑り症患者だが、複数の義体への精神分化を行っても分化した精神核に別人格が生まれないことから特殊な精神核を持つとされている。

略歴

生い立ち

 ラント統治体クレスト州ラディベルクのエステクトラ施設で生まれた。人口目標児だったため、エステクトラの養護施設で育てられている。
 エンテルバース校を卒業後、スティア連邦海兵隊に正式入隊した。

第四次星系間戦争

 彼が軍に入隊した-年は小康戦争と呼ばれる第四次星系間戦争が始まったばかりのころであり、数々の小規模な戦いに参加し、-年には海兵隊内の特殊部隊「アトル・ガリティ・パッケード(特殊偵察旅団)」に入隊した。パルファの薄化が始まったのはこのころだとされている。

特殊なレイパルファールと判明

 神憑り症と診断された後、国立造兵廠と海兵隊の協同プロジェクト「-計画」に参加。このプロジェクトは海兵隊内の神憑り症患者を精神分化させ軍事利用する計画だったが、他の患者が分化したパルファには別の自我が生まれ、軍事利用に適さななかったのに対して、ベンデッタだけは自我の芽生えない、彼自身の体の一部のように扱える分化体を作ることができた。

フレスケルとの出会い

 だが新たな宇宙文明の発見に伴う大同連合の結成で第四次星系間戦争が終息したことと、その後の大同連合とヴァルエルク共和国の接触に伴う軍縮により-計画は打ち切られてしまった。
 ベンデッタは軍を辞めることも考えたが、その時出会ったエルク・フレスケルに自身が新設する特殊部隊「シルフシエラス」に勧誘される。
 今までのスティア連邦とスティア統治連合の戦いを「お遊び」と言い切り、「これから始まる大宇宙の時代では更に熾烈な争いが起こる」と語る彼に興味を抱いたベンデッタはその場で入隊を承諾した。

1人小隊の誕生

 初めベンデッタは他の部隊員と分隊を組んでいたが、薄化によって彼の協調性が低くなっていることを見抜いたフレスケルの命令で初め2体だった分化体を5体まで増やし、ベンデッタ1人で構成されたベンデッタ班が作られた。
 その後ベンデッタの活躍と共にベンデッタ班は分隊、小隊と規模が拡大していき、最終的に30体の分化体で構成されたベンデッタ小隊となり、ここに1人小隊が誕生する。
彼は30体の分化体を自分の手足のように動かし、類まれな戦功を立てていた。
 この時点でベンデッタの分化体は34体にまで増えており、30体は前述の通り小隊に、1体は国立造兵廠研究局LC研で、もう1体はエステクトラ機関で研究対象となっており、残りの2体はバックアップとして連邦軍が管理していた。

第二次宇宙大戦

 第二次宇宙大戦ではシャクマ=ラゴン前線に出兵した。

分化体

 彼の分化体は彼自身ではあったが、便宜上全員に体の部位から取ったコードネームがつけられていた。
 ここに代表的なものを挙げる。

関連項目

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最終更新:2020年10月13日 23:53