俺はトキワの森に入ったところだった。
だが、俺の周りにはトレーナーが近寄ってこなかった。
(ど、どうしてだ!?……戦いたいのに)
咄嗟に次の言葉がこれだった。
「イライラするなぁ」

トレーナー戦(野生のも出なくなってた)を一度もすること無く
トキワの森を抜けた俺はジムへと向かっていた。
(確か最初のジムリーダーはタケシだったけなぁ)
(俺のポケモンじゃ不利かも)
(いや、強気になれ!浅倉!俺は脱獄犯だぞ!)
自分に言い聞かせながら歩いて行くの目の前はジムだった。
「ふん……ここまでは順調だったが……」
俺は暗いジムの中へと入っていった。

ジムの中に入るそこには一人のトレーナーがいた。
「お前がタケシかぁ?」
「はぁ……!!」
俺の顔(と服装)を見たタケシは驚きを隠せない様だった。
(俺の顔(と服装)のどこがいけないんだ?)
とりあえずバトルすることにした。



タケシ(ジムリーダー)VSあさくら
「行け!アーボ!相手をあぼーんしろ!」
「こっちはイワークだ!あの蛇をムッコロセ!」
アーボとイワークではタイプの差は歴然だった。
俺のアーボはすぐに窮地に追い込められる。

「くそ!アーボかみつくだ!」
しかしアーボのかみつくはイワークのHPを削るには程遠いダメージだった。
「ふん……イワーク!トドメだ!」
イワークの攻撃がアーボに向かってくる。
だが浅倉のテリトリーの中はスローモーションの様に感じられた。
「イライラするんだよ」
「!!イワーク!」
イワークはあるものに恐れ、震えていた。
目の前の浅倉滅に……
「な!早く動けイワーク!」
「アーボ!かみつくを連発だぁ!」

浅倉の指示を忠実に行い、アーボはイワークにかみつきまくった。
ひたすらかみつきまくった。
もちろんイワークは……かみつくの連発によって怯んでいた。
そして3分程たった時、イワークの巨体は大きな音を立てて倒れた。
「俺の勝ちだな…早くバッジを渡せ」
俺はタケシに近寄りバッジの催促をした。
「わ、分かった…グレーバッジだ、受け取れ」

あさくらは グレーバッジを 手に入れた!



「どうして今日はこんなにバッジをあげなきゃいけないんだ……」
タケシは小声で呟いた。
「!……どんな奴らだ?」
「え……蟹さんとかトカゲさんとかコウモリさんとか牛さんとか」
「ふん……そうか」
俺はバッジを手に入れた事もあり、うきうきと(顔からの表情はでないが)ジムを出て行った。
次の目的地はハナダ。その前におつきみやまを通る事になるが…



進行状況
浅倉   アーボLv14
北岡   ケンタロスLv15
城戸   ヒトカゲLv14
秋山   ズバットLv15
かにさん クラブLv13

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最終更新:2006年12月10日 18:12