マサキの家で立ち往生してから6日目だ。
俺は家の中の食べ物という食べ物を漁り、今日まで生き延びた。
……今思ったんだけどこれってチケット無しでも行けるんじゃね……
1週間程謎解きに苦労した俺はすぐに家を出た。
ハナダシティを出ようとした時に気づいた。
(自転車あればな……)
だが俺には時間が無い、急いで地下通路に入った。
通路の中は暗い。
前にも言った気がするけど俺は暗いところが苦手なんだ。
クチバに着き、俺はダッシュで船に乗り込んだ。
まぁ警備員を2~3人は殴り倒したけどな。
俺は船の中を走った。ひたすら走った。
トレーナーも倒した。大分経験値も溜まったかな…。
船長室の前に着いたときだった。
「お前ら……」
船長室の前に居たのは城戸と……えーと、秋山だ。
「浅倉…お前どうやって船に入った」
秋山が俺に詰め寄る。
「ふん……無理やりに決まってるだろ」
だって俺脱獄犯じゃん、そういうキャラじゃん、気にしないでよ秋山さん。
「俺はお前みたいなキャラが嫌いなんだ、消えてくれ」
「あれ?連ってそんなキャラだったっけ」
城戸が口を挟んだがまぁ受けてたってやった。
あきやまVSあさくら
「行け!ゴルバット!」
「ゴルバットか……お前よくタケシ倒せたな」
「ちょ……照れるじゃん」
やっぱりこいつら怪しい。
俺も怪しい。この世界に来てから少し狂ってるや……
「こっちはアーボックだ!」
「アーボック!どくばり!」
この間の戦いのように、白い針が発射される。
「ゴルバット!あやしいひかりで止めろ!」
俺のアーボックは混乱し、ふらふらだ。
こんな所を攻撃されたら……
「つばさでうつ!」
あ、終わった。
しかし俺のポケモンはそれくらいの攻撃で死ぬほど弱くない。
ちゃんと耐えてくれた。
「アーボック!早く混乱とけよ!」
俺の叫び声が聞こえたのか、アーボックは首を振りゴルバットの方に振り向いた。
「かみなりのきば!」
アーボックの牙に電流が走る。
その牙はしっかりとゴルバットの翼を捕らえた。
「ゴルバット!……あれ?この展開はまさか」
「俺のアーボックはたとえ基本技だろうが自力で覚える!」
今度こそ滅茶苦茶だった。ごめんなさい。
しかしゴルバットに効果抜群の攻撃を与えたにも関わらず、
ゴルバットは元気に飛び回っている。
「クソ……なんてタフなんだ」
まだ戦いは始まったばかりだ。
「アーボック!今度こそトドメをさせ!」
「ゴルバット!あやしいひかりでもう一度動きを止めろ!」
……勝敗は引き分けだった。
この間神崎が言っていた事は本当らしい。
制限時間を過ぎたらしく、2体のポケモンは自動的にボールに戻った。
「……今日はこんくらいにしてやるよ」
俺は少し格好いいこと言った(自分の中で)
「負け惜しみ言うな!」
お前もなー
決着が着かなかったので両者とも消えることは無かった。
正直ホッとした。何しろこのバッグの中には
俺の大好物、ポテトチップスコンソメ味が入っているからだ。
…これもマサキの家から奪ったものだけど。
城戸と秋山はジム行った。
俺にはまだ少し用がある。船長室の扉を開けた。
「失礼しまーす」
俺は礼儀正しい。ちゃんと挨拶した。
だが部屋の中に入り、船長に話しかけた途端こんなこと言われた。
「警察呼ぶぞ」
俺ってそんなに怪しいか?
進行状況
船長室 浅倉 アーボックLv24
ディグダの穴北岡 ケンタロスLv22
クチバシム 城戸 リザードLv23
クチバジム 秋山 ゴルバット23
最終更新:2006年12月17日 11:40