ここはノモセシティ。
沼地が多いが快適で住みやすい町だ。
町の北には大湿原が広がり、珍しいポケモンもいる。
自己紹介がまだだったな。
俺はこの町のジムリーダーをしている……
「きゃああああああ!」
むっ、誰かが俺を呼んでいる。いかなくては。
「ふっはっはっは。この女の命が惜しくば、ポケモンを我々に渡せ!」
「誰かー、助けてー!」
奴らはギンガ団。最近うろちょろしている悪の組織だ。
ここは一つお灸を据えてやる必要があるな。
「待てぃ!」
「だ、誰だ!?」
「人のポケモンを奪おうとする行為。ましてや人質をとるなど、言語道断!」
「どこだ!? どこにいる!?」
「ここだ!」
屋根の上。ヒーローが最もカッコよく見える場所だ。
もっとも、奴らにこの美学が理解できるかわからんが。
「俺の名は、マキシマム仮面!
しかし人々はこうも言う。仮面ライダーと!」
決まった。
「ま、マキシマム……仮面ライダァ?
まぁいい、やってしまえ!」
戦闘員が沸いて出てくる。雑魚が集まっても無駄だ。
俺は屋根から飛び降りると連続パンチで3人をのした。
さらに回し蹴り、頭突き、アクアジェットの3連コンボ。
あっという間に片付けた。
ここまでにかかった時間、わずか12秒。
「後は貴様だけだ!」
「お、おのれぇ、来い!」
男が人質を連れて逃げる。逃がさん。
「こい、マキシブースター!」
俺の掛け声とともに相棒が駆けつける。
燃料電池をエネルギーとして最高時速230Kmを叩き出すスーパーバイクだ。
マキシブースターに跨ると男を追撃する。
男はドードリオに乗っていたがこちらの方が速い。
すぐに先回りして前に立ちふさがる。
「まずは人質を解放しろ!どりゃ!」
必殺バイクアタック!ドードリオが転倒する。
人質の女性はフローゼルに回収させた。
「く、くそぉ! こうなったらコレを使ってやる!」
男が懐から取り出した薬剤を飲む。
すると男は怪人へと変貌した。かろうじて人型は保っている。
「ふん、怪人相手の方が腕が鳴る!」
マキシブースターに搭載されている冷凍光線で攻撃する。
怪人は凍りつきこそしなかったが確実に苦しんでいる。
「次はコイツだ! 必殺、アクアジェット!」
高速で敵に掌底をかます。怪人は吹っ飛んだ。
「まだだ、水鉄砲!」
腰に下げた二丁の水鉄砲。
タダの水鉄砲ではない、威力は通常の比ではない。
内蔵されている水も塩水。摺りこまれると痛い。
ダメージを受けていた怪人にはたまらない。
「とどめだ、マキシマムハイパーパワー!」
全身に力を入れる。
「ライダーキックッ!」
必殺の跳び蹴り。怪人は完全に倒れた。
見れば人間に戻っている。
ダメージを受けた事で元に戻ったのだろう。
「ちくしょお、覚えてろ!」
お決まりのセリフを吐いてギンガ団の男は逃げていった。
「正義は必ず勝つ!」
夕日を背に決めポーズ。
いつか君のところにも悪い奴が来るかもしれない。
そんな時はいつでも俺を呼んでくれ。
どこへだって光の速さで駆けつける。
マキシマム仮面との約束だ!
最終更新:2007年03月09日 17:38