読み
正式名称
別名
和了り飜
-
2翻25符
(門前のみ・現在の多数派)
- 1翻50符(門前のみ)
- 満貫未満(他の役が2翻以下)なら1翻50符、満貫以上(他の役が3翻以上)なら2翻25符(門前のみ)
- 2翻30符(門前のみ)
- 2翻40符(門前のみ)…三麻の雀荘に多いルール
- 0飜100符(門前のみ・一飜縛りのなかった時代のルール)
牌例
二二六六4488(3)(3)(7)東東ロン(7)
解説
アメリカの麻雀に由来する役(中国の古い時代の麻雀にも似たようなルールはあったらしい)で、同じ牌を2個ずつ集めると成立。ただし、同じ牌が4つあったらだめ(
4枚使いでの七対子を認めるルールもある)。
「チートイ」と略されるが、同じ牌を2つずつ集めるから「ニコニコ」、アメリカ由来であることから「アメリカ」とも呼ばれる。
必ず
単騎待ちになるが、一般形のアガリではなく符は固定なので、単騎待ちの符は付かない。
当初は0翻100符というルールだったが、1翻縛りというルールが普及すると1翻50符となった。
現在は25符2翻というルールが一般的だが、1翻50符とすることもある。また、「ほかの役が3翻以上あるなら2翻とし、それ未満は1翻とする」というルールもある。これは二翻縛りでのアガリの可否、満貫以上の点数で違いが出る。
最近では30符2翻とするルールもあるらしいが、これは従来より点数が増えている。
また25符を副底とし、対子すべてを雀頭と考えて符計算をするルールもある。
成分分析
- 七対子の51%はマイナスイオンで出来ています。
- 七対子の40%は見栄で出来ています。
- 七対子の5%は濃硫酸で出来ています。
- 七対子の4%は覚悟で出来ています。
下位役
上位役
複合の制限
- 七対子はあくまで「対子が7つ」であるため、一盃口(順子が2つ)は複合しない。
- また、二盃口の形は対子7つと見ることもできるが、二盃口は七対子より高くなるため、二盃口で計算する(場合によっては平和も付く)。
参照
採用状況
- この役自体はローカルではなく一般的に認められている役であるが、前述のように七対子に関するローカル役はいくつも存在する。
- 中国では、「七対」の名前で24点の役として採用されている。
- 役を作るために積極的に鳴きにいくことの多い中国ルールでは、門前でしか作れない七対は高い点数が付いている。
最終更新:2021年12月05日 01:03