ユベル

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ユベル - (2024/08/07 (水) 10:58:56) の1つ前との変更点

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#image(yubel.jpg,,title=片乳オッドアイ前世系ヤンデレサドマゾ悪魔ドラゴン両性具有改造人間精霊…属性過多にもほどがある) &font(25,b,i,#c18){「愛しているよ。十代」} 『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX>武藤遊戯]]』に登場するカード、またはそれに宿る精霊。 アニメ第3期に登場した[[ラスボス]]であり物語の根幹を成した存在。そしてゴールデンタイムに出現した[[ヤンデレ>桂言葉]]。 その正体は、遥か古代、[[遊城十代]]の前世であった少年を護るために、 &b(){「何者にも傷付けられぬ硬い鱗の鎧を身に着けた、二目とみられぬ醜い竜の姿」}の怪物に改造された子供である。 カードゲームなのに無駄に壮大だが、&b(){[[『遊☆戯☆王』シリーズではよくある事である>○○だからしょうがない]]}。 それ故、カードの精霊となった後も彼を護るために&s(){&b(){カードゲームで十代が負けて半泣きしたので、相手を精霊的な力で意識不明の重症にしたり}}, 十代に近付く人間を排除するなどの少々行き過ぎた行為を行っていた。 十代はその事を憂い、&b(){その心を宇宙の優しい波動で治してもらおうと、ユベルのカードを[[海馬コーポレーション>海馬瀬人]]のロケットで打ち上げた}。&link_anchor(*1){*1} だが十代の期待とは逆に、そこでユベルは第2期でラスボスだった「破滅の光」により邪心を与えられてしまう。 そしてロケットが地球に墜落し燃え尽きてしまった事でユベルの心は完全に壊れてしまい、その結果、 &b(){「十代が自分を苦しめるのは、苦しんでいる間十代の事を忘れずにいられるようにするためだ。十代が自分を苦しめているのは彼からの愛情表現なんだ」} と間違った結論に辿り着き(ユベル自身もこの考えが間違っているという自覚はあり、こう考えなければ辛くて耐えられなかったとも語っている)、 十代に対して[[歪んだ愛情>アナザーブラッド]]を持つようになった。 しかもロケットで地球に墜落するまでの間に炎の中でもがき苦しむ姿で十代の夢の中で悪夢として現れ、 それにより十代が苦しんだため、彼の両親は病院で十代からユベルの記憶を消したほど。 そのため十代はユベルの事を忘れてしまった。&link_anchor(*2){*2} &font(18,b,i,#c18){「君が僕のことを忘れている時も、僕は苦しんでいたよ。} &font(18,b,i,#c18){ 熱いよ、痛いよ、苦しいよ…なぜ、こんなに好きなのに…} &font(18,b,i,#c18){ 十代はなんでこんな仕打ちを…その時気づいたんだ。} &font(18,b,i,#c18){ これが十代の愛の形なんだって。十代は好きだから僕を痛めつけ、苦しませているんだって。} &font(18,b,i,#c18){ だってほら、僕は苦しんでいる間、君のことを絶対忘れることはないからね」} 墜落の影響で精霊時の姿が右腕だけの状態だったが、隕石の調査に向かった当時軍人だったプロフェッサーコブラの心の闇に付け込み (コブラは戦場で救ったリックという名の養子を事故で失っており、リックを復活させるためにユベルの奇跡の力を使おうとした)、 デュエルアカデミアで「デス・デュエル」を行う事によって自身を復活させるために必要なデュエルエナジーを集めさせ、復活に成功する。 人心掌握に長けており、様々な人物の心の闇に付け込んで自分の望みのために利用し、取り憑いて操っていた。 十代の仲間達を消し去って彼を追い詰めたり、仲間の一人であるヨハンに取り憑いて十代達と戦うなど幾度となく立ちはだかり、 最終決戦では十代と完全に決裂し、&b(){「十代の愛が手に入らないなら世界なんて滅べばいい」}と、 「超融合」のカードを使って12次元宇宙全てを融合し消滅させようとする。 しかし、前世の記憶を思い出した十代が罠カード「スピリチュアル・フュージョン」によって「超融合」の対象を変更。 そして、&b(){プレイヤーである十代とユベルの魂を超融合する}という超展開が発生、世界は救われた。 このストーリーは超展開の多い『GX』でもかなり衝撃的だった。&link_anchor(*3){*3} 超融合により一体化した後は改心し、十代を心から支えるクーデレな守護霊的存在となった([[スタンド>スタンド使い]]になったとも)。 上記の通り、ユベルは&b(){「報われたヤンデレ」}という珍しい存在でもある。 ちなみに、ユベル自身は[[雌雄同体>テスタメント]]。 『[[マジンガーZ]]』の「あしゅら男爵」同様、右半身が女性で左半身が男性の姿をしている。 ただ二人の人格が同時に喋るのではなく、男性の時は男性時の姿に変化し、女性の時は女性時の姿でという風に、相手とのコミュニケーションを行う。 男性であるヨハンの体に憑依している時は&color(red){&b(){青年が青年に対してヤンデレる}}、 ヨハンから分離した後も普段は低い女声([[鶴ひろみ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:鶴ひろみ|]]女史)だが、何らかの拍子に男声になった時は、 &color(red){&b(){女っぽい奴がくぐもった低いオッサンの声([[江川央生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:江川央生|]]氏)でヤンデレる}}等、 &b(){ゴールデンタイムにあるまじき光景が展開される事になった。}&link_anchor(*4){*4} 当然海外のユベルは女性扱い(Sheで呼ぶ)となり、台詞にも修正が入った。 勿論仲間(男)のヨハンに取り憑いた時の台詞も、[[同性愛>阿部高和]]規制のため&b(){全台詞が修正された}。 また日本も修正のためか、ユベルの再登場時や『タッグフォース3』、劇場版では女声の鶴ひろみ女史のみが声を当てている。 ここら辺の何か得体の知れない物凄い光景や、このエピソードがあったシーズンの電波で欝な超展開ストーリーにより、 『遊☆戯☆王GX』もまた&b(){「深夜42時アニメ」}との評価を得ている。&link_anchor(*5){*5} 元々『GX』はこのユベル編以前までシリアスが時々混ざりながらも基本的には[[前作>武藤遊戯]]に比べると明るい雰囲気であり、 このユベル編のストーリーの変貌は視聴者を驚かせた。 超融合後も『GX』の超展開は止まらず、&b(){「半人外と化した十代が瞳をユベルカラー化して相手の記憶操作を無効化」} &b(){「スタンド使いのごとく[[ウルトラマン]]もどきを実体化させて敵の背後から現実で直接攻撃を仕掛ける」} &b(){「もう一つの十二次元宇宙そのものとも言える存在とデュエル」}とやばい方向に飛んでいった。 ……このユベル編当時、ニコニコでは「遊戯王MAD」がブームであり、数多くの作品が作られていく中、 こうした展開のために『DM』よりも知名度が低かった『GX』が注目されるようになるという、(良い意味で)皮肉な結果となった。 ちなみに『GX』にはユベルの他にも、 -&b(){海馬コーポレーション本社ビルを爆破するという暴挙}に出たり、顔が異常なほど変わってしまった斎王琢磨 -どう考えても衝撃増幅装置の電流のせいで心臓病を患うが、&b(){「デッキのせい」}という変な理由が付いた[[丸藤亮]] -斎王に続く顔芸、&b(){ユベルに続くメンヘラ}の藤原優介 など、有り得ない設定のキャラが出てくる。 そもそも主人公たる十代すら、悪をぶっ倒し続けたらいつの間にか自分が暴虐な&b(){[[覇王>豊臣秀吉]]}に変貌してしまった、という有様である。 また、超融合でユベルと融合した後の十代は性格が180度変わって冷めた性格に変貌。&link_anchor(*6){*6} 行事などへの参加を露骨に面倒くさがるようになった上に顔付きまでも変わってしまい、ファンからは&b(){「二十代」}の通称で呼ばれていた。 なお、その病みっぷりに目が行きがちだが、場に揃えるのにそれぞれ三枚のカードを墓地に送る必要がある三幻魔全てを場に出したり、 [[相手のカードの効果を受け付けず戦闘破壊もできない>神キャラ]]モンスターを攻略するなど、かなりの実力者である。 3期のラスボスの肩書きは伊達ではないという事か。 &s(){一方で4期ラスボスはやってる事がセコいせいもあって、実力は大した事ないんじゃないかと言われる事も…} また、映画版においても十代のスタンドとして登場。 開幕から敵ボスとガチバトル(無論&b(){カードゲームではなくスタンドバトル})を繰り広げる十代にアドバイスしたり、 ラスボスをおびき出すために能力を使わされてむくれたりしていた。 ……やはりリアルファイト要員か、仕方ないね。 そんな色んな意味でやばいユベルだが、デュエルターミナル第9弾「ヴァイロン降臨!!」において、 対戦相手やアシスタントとして参戦決定となった。 後にデュエルリンクスにもイベント限定のレジェンドデュエリストとして登場。 ここでのセリフは一番ヤバイ時期(放送コード的な意味で)に準拠しており、 ヤンデレはアーケードやスマホアプリにまで進出する事になってしまった。こちらも女声の鶴ひろみ女史のみあてている。 //公式にリンクは貼らないようにしてください。 そのキャラクター造形の所々に、[[永井豪作品>デビルマン]]へのオマージュが見受けられる。 永井豪作品に出てきた悪魔と言われても違和感は無い……かもしれない。 余談だが、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』のプロイストと言うキャラは、 ユベル同様に雌雄同体で竜の怪物という事もあり、ユベルに割と似ていたりする。登場はこちらの方が先だが。 ---- **カードとしてのユベル #image(yubel_card.jpg,width=232,title=初見だと一瞬バクラに見えた人もいるはず) 劇中ではカードとしても登場している。 十代を守るために[[体を改造した>仮面ライダー1号]]という設定のため、「戦闘では破壊されない」という能力を持つ。 また、攻撃力は0だが受けた攻撃ダメージを相手に返す効果を持つ。 そしてユベルが自身の維持コスト(エンドフェイズに生け贄を捧げる)以外で破壊された場合、 その進化系&b(){「ユベル-Das Abscheulich Ritter」}が特殊召喚される。 この形態では維持コストが発生しない代わりに、 毎ターン自分のエンドフェイズに「ユベル-Das Abscheulich Ritter」自身以外の全てのモンスターを破壊しなければならない誘発効果を持つ。 この第二形態がフィールドを離れると、最終形態&b(){「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen」}が特殊召喚される。 アニメでは全ての攻撃が防がれていたため効果が不明だったが、 『OCG』では効果発動条件が「戦闘を行う」なので、能動的に使用できるようになっている。 また、カテゴリーとして「ユベル」が存在しているが、 ユベル関係以外に「ユ」「ベ」「ル」の三文字が並ぶ名称は、未だに「ユベルカテゴリー」のカード以外存在していない。 この辺りは同時期に登場した「ネオス」が「ネ」「オ」「ス」の三文字が並ぶ名称のせいで、 「ネオスペース」が「ネオス」扱いになる問題があった事もあり、徹底してユベルの文字が並ばないように配慮されている。&link_anchor(*7){*7} &s(){まあユベルの2年後に出た4期ラスボスのエースカード「ダークネス・&b(){ネオス}フィア」は「ネオス」カード判定になり、&br()そのネオスフィアを倒した十代の切り札「E・HERO ゴッド・ネオス」の融合素材に使える裁定食らったが} >効果モンスター >星10/闇属性/悪魔族/攻0/守0 > >1.このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で自分は戦闘ダメージを受けない。 >2.攻撃表示のこのカードが攻撃対象に選択された場合、そのダメージ計算前に発動する。 > その攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。 >3.自分エンドフェイズに発動する。自分フィールドの他のモンスター1体をリリースするか、このカードを破壊する。 >4.この3の効果以外でこのカードが破壊された時に発動できる。 > 自分の手札・デッキ・墓地から「ユベル-Das Abscheulich Ritter」1体を選んで特殊召喚する。 『OCG』でも存在するが、アニメとは違いボディならびに胸部が銀色になっている。 上記の通り、アニメと違って「相手に攻撃力分のダメージを与える効果」は第一・第二形態は「相手の方から攻撃された場合のみ」となっている。 //多少上記と被っていたので改変 召喚条件が面倒くさい上に扱いづらいカードだが、その効果はかなり強力。 上手く運用するには、出しにくいユベルの召喚を補助するカード、 ユベルの効果でリリース・破壊される事が負担にならない、またはメリットとなるカード、 進化する事が目的ならユベルを効果で破壊、または場から離れさせるカード、 そして、ユベルがいる事でより相手にダメージを与えられるカードなどが推奨されており、 これらを駆使してユベルを主軸に立ち回る「ユベルデッキ」というデッキ構成も存在。 第一形態に召喚条件が無い点を活かし汎用サポートで召喚、&b(){場に出たユベルを自分で即座に始末する}という、 実にユベルっぽいヤンデレなマゾプレイが要求される。 ちなみに、&b(){「毎ターン自身以外の全モンスターを破壊する」}という凶悪極まりない第二形態がユベルデッキの本命。 その影響で最終形態は第二形態が潰された際の保険のような位置付けになりがちだが、 いずれにせよ居座られると厄介な事には変わりない。 自分の手札を破壊してアドバンテージを得られる炎王とも相性がいいため、 『デュエルリンクス』ではそれを最大限に生かしてユベルを進化させる「炎王ユベル」デッキが主力となっている。 #region(ユベル収録パックについて) 余談だが、ユベルが登場したパックは彼の他に、後に制限カードとなり一時は世界大会をも蹂躙し尽くした、 「ダーク・アームド・ドラゴン」を始めとする「ダークモンスター」シリーズ、 ただ召喚するだけで『OCG』における重要な要素「墓地」を能動的に肥やす事が可能で、 しかも特にその要素が強い闇属性モンスターを墓地に落とす事まで可能な「終末の騎士」など、 色々おかしいカードが山ほど収録されており、第5期最高のブッ壊れパックと称された。 また、十代のデッキ(所謂「E・HERO」)を構築する際に必須と言われている超融合が収録されているのもこのパックであり、 このカードもアニメ同様に相手モンスターを融合でき(相手モンスターのみでの融合も可能)、 発動にチェーンが組めない(つまり発動を止められない)というトンデモ効果を残したままである。 ただし、超融合の評価が高まったのは融合素材の縛りが緩い「属性HERO」が後に登場してからであり、 発売当時はE・HEROデッキに超融合を入れるのは半ば趣味の領域であった。この辺の経緯は遊戯王OCGwikiを参考にしよう。 え? ユベル? 登場当時から50~200円程度の価値しかないコモンカードと散々にけなされてました。 あと要となる第二形態が中々当たらないという文句が出ていた。&link_anchor(*8){*8}お前等ユベルにそんなに病んで欲しいのか。 だが、後に墓地から攻撃力1000以下のモンスターを蘇生でき、守備表示にすれば蘇生モンスターが破壊される蘇生罠「リミット・リバース」や (ユベルは攻撃力が0の上に蘇生制限も無いので遠慮無く蘇生できる上に、守備表示にすれば自動で第ニ形態になれるというオマケ付き)、 手札から捨てた三枚のモンスターのレベル合計×300ポイントの攻撃力を得るため、ユベル第三形態を三枚捨てれば、 攻撃力が10800と破格の数値になる「モンタージュ・ドラゴン」など、強力なサポートカードが充実しており、 十分に一線級で戦う事が可能となった。ただし手札事故はお約束。 #endregion なお、アニメで十代のエース「E-HEROネオス」とユベルで融合召還できる「ネオス・ワイズマン」は、 『OCG』では何故か融合モンスターではなく手札からしか召喚できない最上級モンスターとしてカード化されてしまい、 ユベルの進化と違って手札からしか特殊召喚できず、その素材にユベルの進化後は含まれず、 破壊後のネオス蘇生すら無しと、ユベル以上に弱体化している。 &s(){後々漫画版GXの十代の最後の切り札である融合モンスター「マアト」も同じような変更を食らう事になるのはまた別の話} 融合を十代を象徴する二大モンスター同士の融合モンスターというロマンあふれる存在でありながらこの弱体化はかなり不評を買っていたのだが、 「モンスターとの戦闘後に相手に効果ダメージを与え自分のライフを回復する」「カードの効果では破壊されない」 と中々優秀な効果を備えており出せさえすれば(召喚及び専用デッキ構築の手間を除けば)切り札としてそこそこ優秀な部類に入る。 後年はコナミも思う所があったのか、ネオスとユベルの融合によって召喚できるOCGオリジナル融合体「ネオス・クルーガー」がカード化決定。 ワイズマンとほぼ同義のドイツ語「クルーガー」の名称から分かるように「ネオス・ワイズマン」のサポートカードであり、 ユベルと同じ反射能力に加え、除去された時に手札・デッキから「ネオス・ワイズマン」を召喚条件を無視して特殊召喚できる効果を持つため、 アニメとほぼ同様の活躍ができるようになった。 また、作中では精霊として早くから登場していたが、デュエル中にモンスターとして召喚されたのは第131話と大分後である。 ちなみにアニメだと&b(){この反射能力はリアルファイトでも使える。} そして2023年、なんとユベルが看板を務めるパック『PHANTOM NIGHTMARE』が発売。 新たな切り札「ユベル-Das Ewig Liebe Wachter」を中心に、 アニメで使ったカードのリメイク版、第三形態以外も原作通りに自分から反射出来るようにするサーチ付き魔法など複数の専用サポートカードが新規実装。 『GX』放送当時から一枚一枚のカードパワーが跳ね上がっていることもあり、 既存のユベルデッキとは比較にならない強さの明確なコンセプトのデザイナーズデッキへと成り上がり、 実装された12期環境においても決して侮れないレベルの強さとなった。 #image(phantom.jpg,width=232,title=これがコナミの愛なんだね) ……までは良かったのだが、その数か月後の発売された書籍特典の新規融合カード&b(){「ファントム・オブ・ユベル」}があまりにも強すぎる追い風となってしまう。 恐らく3期序盤に登場していた&s(){まだキャラが定まっていない頃の}腕だけ見せて暗躍していた頃のユベルをモチーフにしたカードなのだが、 ちょっと『遊戯王』を齧ったユーザーであれば二度見してしまうレベルでおかしな効果をしている。 まず融合召喚の素材が「ユベル」モンスター+攻守0の悪魔族モンスターと緩く、 これらの素材を手札・フィールド・墓地のいずれかからデッキへ戻せば召喚可能と条件まで滅茶苦茶緩い。 これによって「デッキからユベルの上位形態を特殊召喚したいのに手札にその上位形態が来てしまった」という事故が起きた際に、 とりあえずこいつを融合召喚してしまえばその邪魔なユベルをデッキに戻して対処可能になった。 ……というかあまりにも緩々すぎるため&b(){新規収録されたユベルの専用サポートカードが1枚あればあっさり召喚可能}。 そして1番目の効果はユベル共通の戦闘破壊耐性&戦闘ダメージ遮断効果(復活前という表現か反射はしない)だが、 2番目の効果が相手モンスターが効果を発動した時にこのカードをリリース(墓地へ送る)することで、 &b(){その効果を「相手は自身の手札・デッキ・フィールドの「ユベル」モンスター1体を破壊する」へと書き換えてしまう}というとんでもないモノ。 効果を書き換える、つまり相手が使いたいモンスターの効果を妨害出来るだけでも強力ではあるのだが、 「ユベル」モンスターは自壊以外で破壊された時に別のユベルを展開できる効果を持つため、 このカード1枚で相手のモンスター効果を妨害すると同時に自分はデッキのユベルを破壊して新たなユベルが出せてしまうという離れ業が可能なのである。 この手の妨害モンスターは効果を使わず戦闘破壊するに限るのだが、そこでユベル特有の戦闘破壊耐性が活きてくるという至れり尽くせりさ。 よって単体で圧倒するようなエースカードではないものの、 「1枚で妨害と展開を同時にこなせる」「存在そのものが事故防止要員」「サポートカード1枚から召喚可能」といった点があまりにも優秀すぎるため、 「ファントム・オブ・ユベル」を出すためのユベルサポートカード及び素材となるユベルの関連カード計5・6枚をデッキの空いた枠に出張させる、 通称&b(){「ユベルギミック」}が大流行。 各地の公認大会で【〇〇ユベル】の名を冠するデッキが上位を席巻し、12期環境は性別不明ヤンデレの嫉妬の炎に包まれるのだった……。 &i(){(以上ニコニコ大百科、ウィキペディアより引用および一部改変)} #region(名前について) カード名の後半はドイツ語で、「ユベル-Das Abscheulich Ritter」は「ダス・アプシェリッヒ・リッター」と読み、 直訳すれば「忌まわしき騎士」と思われる。 &ref(yubel_card2.jpg,,title=しかしドイツ語文法では「Der Absheuliche Ritter(デア アプショイリヒェ リッター)」が正しいとされる) しかしその名前に対し、デザインに[[騎士という面影は全く無く>黒騎士]]、首が2つ生えている竜である (英語版は全く別の意味になるのだが…)。 #image(yubel_card_3.jpg,width=350,title=十代が「ユベル―――――――――――――!!!!」と叫ぶCMでお馴染み ) 「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen」の方は「ダス・エクストレーム・トラウリヒ・ドラッヘ」と読む。 「とても悲しき竜」「[[深き悲哀>ブロントさん]]の竜」と言った意味で、作中のユベルにあった意味ではある。 &i(){(以上、遊戯王カードWikiより一部改変)} #endregion 余談ではあるが、続編『5D's』の主人公である[[不動遊星]]のエースモンスター、 [[スターダスト・ドラゴン]]が持つフィールド上のカードを破壊する効果を無効にする効果の関係上、 ユベルとは心強い存在でもあり厄介な存在でもあるという、奇妙な関係となっている。 ---- **MUGENにおけるユベル 特異点氏による手描きキャラが公開されている。 原作通り相手の攻撃を反射して攻撃するため、ダメージを受けないある種の[[AI殺し]]たる性能を持つ。 だが、あらかじめ決められた1ターン分の時間(デフォルトは5秒)が経過するとライフが減少していく(維持コストの擬似再現)。 そのため、ガン攻めしてくるタイプには強いが、[[全く攻撃してこない相手>コイキング]]や、攻撃より防御が強かったり、攻撃時無敵になる相手には弱い。 勿論[[プレイヤー操作]]にも弱い。ガン逃げされれば維持コストの関係上、先に倒れるのはユベルなのだ。 ダッシュはワープとなっているが、距離調節も可能。 &nicovideo(sm9530629) #region(技紹介) :ナイトメア・ペイン| (常時)攻撃を受けると反撃する。 (単発)溜め時間に応じたゲージを消費し、今まで受けたダメージに応じた威力の攻撃を行う。ガー不高威力。 (持続)溜め時間に応じたゲージを消費し、今まで受けたダメージに応じた威力の攻撃を行う。広範囲低威力。 :攻撃誘引| 一定時間毎に敵に強制的に攻撃させる瞳を出現させる。一定値のダメージを受けると消滅。 :サクリファイス・ロータス| ゲージを消費して召喚。出現中は維持コストが無くなり、徐々に体力回復するがゲージ回復量が減少。 一定値のダメージを受けると消滅。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ユベル],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ユベル],sort=hiduke,100) //''凍結'' //#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ユベル],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ユベル],sort=hiduke,100) //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}  その発想はおかしい?&b(){[[『遊☆戯☆王』シリーズではよくある事です>○○だからしょうがない]]}。大事な事なので二度言いました。 大体、&b(){「この宇宙は一枚のカードから始まった」}とか設定されてる時点でお察しください。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} しかし、十代は完全にユベルの事を忘れてしまっていたわけではない。 第1期初期に十代が仲間と怪談話で盛り上がっている時に、「幼い頃に精霊と会話をしていた」と仲間に話している。 だが、その精霊が&b(){世界を破滅に向かわせる程のヤンデレ}だったとは……当時、誰が予想できただろうか? &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} なんせ20話くらいに亘って暗い暗い話を続けた割に、前世の記憶~超融合の流れが&b(){10分もなかったし}。 え?ユベルと十代のデュエル?&b(){完全に投げっぱなしで終了です} &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} ヤンデレ自体については、主人公への尋常ではない溺愛っぷり(デレ状態)と精神的に弱い面(病んだ状態)を、 躁的・鬱的に表現したキャラは昔から多々存在しており、ヤンデレと言う言葉が知られてから認知されただけであるので、 探そうと思えば古い作品だろうが子ども向けだろうが割とよく見付かるものである。 ………まぁそれでもユベルはやりすぎだが。 &aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}} 元々この「深夜42時アニメ」という表現は「深夜34時アニメ」からの派生したものである。 元ネタの「深夜34時アニメ」の意味は『ハヤテのごとく!』や『おとぎ銃士 赤ずきん』等の、 午前10時という放映時間ながら、内容的には子供向けというより大きなお友達向けになっている事から、 「本来なら深夜アニメである方が妥当なはずのアニメ」だという判断から来ている (オタク向けのパロディが含まれる場合、著しく(性的な意味で)露出やそれを匂わす暗喩が目立つ場合など)。 『GX』(と続編の『5D's』)の「深夜42時アニメ」は、上記の(シリアス的な意味で)色々ヤバイ展開から、 &b(){「子どもが見るべきアニメではない」}等とよく言われたため、こう呼ばれるようになった。 まぁ[[昭和の子供>ムルチ]][[向け作品>シルバーブルーメ]]でも色々ヤバい展開は多かったのだが、当時は深夜アニメなんて無かったし… &s(){[[平成>仮面ライダー王蛇]][[ライダー>仮面ライダーカイザ]]?聞こえんなぁ。} &aname(*6,option=nolink){&color(red){*6}} どれくらいかと言うと、覇王になる切っ掛けであり「何回ぶったおしても倒し足りない!」と言っていたモンスターを、 4期に召喚された際に眉一つ動かさずノーコメントだったほど。 しかし、別に融合したせいで性格が変わった訳ではなく、三期の鬱展開で捻じ曲がっただけである。 それを元の明るい性格に戻そうと言うのが4期のテーマの1つでもあった。 最終的に前作主人公であり、十代が尊敬する偉大な決闘者・[[武藤遊戯]]とのデュエルを経て、 流石に完全に元通りとはいかなかったものの、デュエルを楽しむ前向きな少年の性格へと戻る事ができた。 &aname(*7,option=nolink){&color(red){*7}} 『遊戯王OCG』はカードの元々の名称がどのカテゴリに属するかが非常に重要なTCGなため、この手の名称被りについては非常に慎重になっている。 ただし、それでも度々事故は起きてしまうもので、 例えば『GX』でユベルに惑わされたデュエリストの一人、オースチン・オブライエンは『ヴォルカニック・バーン』というデッキを使用しており、 これは「ヴォルカニック」の名を持つ弾丸になるモンスターと、「ブレイズ・キャノン」の名を持つ砲台になる永続魔法・永続罠を駆使して戦うデッキである。 当時は何事もなくそれだけでまとまっていたデッキだったのだが、 このデッキの登場から10年以上経った後に原作でもおなじみ「ラーの翼神竜」が本格的なデザイナーズデッキ化することになり、 サポートカードの一環としてラーの必殺技である「ゴッド・ブレイズ・キャノン」が速攻魔法としてカード化されたのだが、 よりによって名前が「ゴッド・&b(){ブレイズ・キャノン}」だったため一部のヴォルカニックカードでサポートが可能になってしまったのである。 これだけなら笑える貰い事故で済むが、英語版ではヴォルカニックにおける「ブレイズ・キャノン」は「Blaze Accelerator」という名称で翻訳されている一方で、 「ゴッド・ブレイズ・キャノン」は「Blaze Cannon」と訳されているため、 このままでは&b(){「言語が違うだけで「ゴッド・ブレイズ・キャノン」も「Blaze Cannon」も同じ効果のカードのはずなのに日本版ではヴォルカニックのサポートを受けられて英語版では受けられない」}という事態に陥るため、 英語版の「Blaze Cannon」には『このカードは「Blaze Accelerator」カードとしても扱う』とわざわざ書き加えて本来なら何の縁もないヴォルカニックサポートを受けられるようにするという手間を掛けさせられている。 海外展開って難しいね。 &aname(*8,option=nolink){&color(red){*8}} 当時の一般ブースターパックのスーパーレア・ウルトラレア・アルティメットレアの封入率が1箱30パックに対してそれぞれ3枚・2枚・1枚であり、 アルティメットレア仕様の物はウルトラレアのカードにしか用意されていなかったためにスーパーレアが当たりにくく、 さらにそのレアリティにデッキを回すための核となるカード・あらゆるデッキに入れられるような汎用性を持つカードで 複数枚(出来れば3枚)入れたいカードにこのレアリティが設定されやすく、【ユベル】を扱う上で重要な役割を果たす第二形態がスーパーレアである。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:鶴ひろみ|,|CV:江川央生|,遊戯王,ラスボス,ヤンデレ,両性具有,悪魔,ドラゴン,改造人間,羽付,オッドアイ,反射攻撃,精霊,青髪,銀髪
#image(yubel.jpg,,title=片乳オッドアイ前世系ヤンデレサドマゾ悪魔ドラゴン両性具有改造人間精霊…属性過多にもほどがある) &font(25,b,i,#c18){「愛しているよ。十代」} 『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX>武藤遊戯]]』に登場するカード、またはそれに宿る精霊。 アニメ第3期に登場した[[ラスボス]]であり物語の根幹を成した存在。そしてゴールデンタイムに出現した[[ヤンデレ>桂言葉]]。 その正体は、遥か古代、[[遊城十代]]の前世であった少年を護るために、 &b(){「何者にも傷付けられぬ硬い鱗の鎧を身に着けた、二目とみられぬ醜い竜の姿」}の怪物に改造された子供である。 カードゲームなのに無駄に壮大だが、&b(){[[『遊☆戯☆王』シリーズではよくある事である>○○だからしょうがない]]}。 それ故、カードの精霊となった後も彼を護るために&s(){&b(){カードゲームで十代が負けて半泣きしたので、相手を精霊的な力で意識不明の重症にしたり}}, 十代に近付く人間を排除するなどの少々行き過ぎた行為を行っていた。 十代はその事を憂い、&b(){その心を宇宙の優しい波動で治してもらおうと、ユベルのカードを[[海馬コーポレーション>海馬瀬人]]のロケットで打ち上げた}。&link_anchor(*1){*1} だが十代の期待とは逆に、そこでユベルは第2期でラスボスだった「破滅の光」により邪心を与えられてしまう。 そしてロケットが地球に墜落し燃え尽きてしまった事でユベルの心は完全に壊れてしまい、その結果、 &b(){「十代が自分を苦しめるのは、苦しんでいる間十代の事を忘れずにいられるようにするためだ。十代が自分を苦しめているのは彼からの愛情表現なんだ」} と間違った結論に辿り着き(ユベル自身もこの考えが間違っているという自覚はあり、こう考えなければ辛くて耐えられなかったとも語っている)、 十代に対して[[歪んだ愛情>アナザーブラッド]]を持つようになった。 しかもロケットで地球に墜落するまでの間に炎の中でもがき苦しむ姿で十代の夢の中で悪夢として現れ、 それにより十代が苦しんだため、彼の両親は病院で十代からユベルの記憶を消したほど。 そのため十代はユベルの事を忘れてしまった。&link_anchor(*2){*2} &font(18,b,i,#c18){「君が僕のことを忘れている時も、僕は苦しんでいたよ。} &font(18,b,i,#c18){ 熱いよ、痛いよ、苦しいよ…なぜ、こんなに好きなのに…} &font(18,b,i,#c18){ 十代はなんでこんな仕打ちを…その時気づいたんだ。} &font(18,b,i,#c18){ これが十代の愛の形なんだって。十代は好きだから僕を痛めつけ、苦しませているんだって。} &font(18,b,i,#c18){ だってほら、僕は苦しんでいる間、君のことを絶対忘れることはないからね」} 墜落の影響で精霊時の姿が右腕だけの状態だったが、隕石の調査に向かった当時軍人だったプロフェッサーコブラの心の闇に付け込み (コブラは戦場で救ったリックという名の養子を事故で失っており、リックを復活させるためにユベルの奇跡の力を使おうとした)、 デュエルアカデミアで「デス・デュエル」を行う事によって自身を復活させるために必要なデュエルエナジーを集めさせ、復活に成功する。 人心掌握に長けており、様々な人物の心の闇に付け込んで自分の望みのために利用し、取り憑いて操っていた。 十代の仲間達を消し去って彼を追い詰めたり、仲間の一人であるヨハンに取り憑いて十代達と戦うなど幾度となく立ちはだかり、 最終決戦では十代と完全に決裂し、&b(){「十代の愛が手に入らないなら世界なんて滅べばいい」}と、 「超融合」のカードを使って12次元宇宙全てを融合し消滅させようとする。 しかし、前世の記憶を思い出した十代が罠カード「スピリチュアル・フュージョン」によって「超融合」の対象を変更。 そして、&b(){プレイヤーである十代とユベルの魂を超融合する}という超展開が発生、世界は救われた。 このストーリーは超展開の多い『GX』でもかなり衝撃的だった。&link_anchor(*3){*3} 超融合により一体化した後は改心し、十代を心から支えるクーデレな守護霊的存在となった([[スタンド>スタンド使い]]になったとも)。 上記の通り、ユベルは&b(){「報われたヤンデレ」}という珍しい存在でもある。 ちなみに、ユベル自身は[[雌雄同体>テスタメント]]。 『[[マジンガーZ]]』の「あしゅら男爵」同様、右半身が女性で左半身が男性の姿をしている。 ただ二人の人格が同時に喋るのではなく、男性の時は男性時の姿に変化し、女性の時は女性時の姿でという風に、相手とのコミュニケーションを行う。 男性であるヨハンの体に憑依している時は&color(red){&b(){青年が青年に対してヤンデレる}}、 ヨハンから分離した後も普段は低い女声([[鶴ひろみ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:鶴ひろみ|]]女史)だが、何らかの拍子に男声になった時は、 &color(red){&b(){女っぽい奴がくぐもった低いオッサンの声([[江川央生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:江川央生|]]氏)でヤンデレる}}等、 &b(){ゴールデンタイムにあるまじき光景が展開される事になった。}&link_anchor(*4){*4} 当然海外のユベルは女性扱い(Sheで呼ぶ)となり、台詞にも修正が入った。 勿論仲間(男)のヨハンに取り憑いた時の台詞も、[[同性愛>阿部高和]]規制のため&b(){全台詞が修正された}。 また日本も修正のためか、ユベルの再登場時や『タッグフォース3』、劇場版では女声の鶴ひろみ女史のみが声を当てている。 ここら辺の何か得体の知れない物凄い光景や、このエピソードがあったシーズンの電波で欝な超展開ストーリーにより、 『遊☆戯☆王GX』もまた&b(){「深夜42時アニメ」}との評価を得ている。&link_anchor(*5){*5} 元々『GX』はこのユベル編以前までシリアスが時々混ざりながらも基本的には[[前作>武藤遊戯]]に比べると明るい雰囲気であり、 このユベル編のストーリーの変貌は視聴者を驚かせた。 超融合後も『GX』の超展開は止まらず、&b(){「半人外と化した十代が瞳をユベルカラー化して相手の記憶操作を無効化」} &b(){「スタンド使いのごとく[[ウルトラマン]]もどきを実体化させて敵の背後から現実で直接攻撃を仕掛ける」} &b(){「もう一つの十二次元宇宙そのものとも言える存在とデュエル」}とやばい方向に飛んでいった。 ……このユベル編当時、ニコニコでは「遊戯王MAD」がブームであり、数多くの作品が作られていく中、 こうした展開のために『DM』よりも知名度が低かった『GX』が注目されるようになるという、(良い意味で)皮肉な結果となった。 ちなみに『GX』にはユベルの他にも、 -&b(){海馬コーポレーション本社ビルを爆破するという暴挙}に出たり、顔が異常なほど変わってしまった斎王琢磨 -どう考えても衝撃増幅装置の電流のせいで心臓病を患うが、&b(){「デッキのせい」}という変な理由が付いた[[丸藤亮]] -斎王に続く顔芸、&b(){ユベルに続くメンヘラ}の藤原優介 など、有り得ない設定のキャラが出てくる。 そもそも主人公たる十代すら、悪をぶっ倒し続けたらいつの間にか自分が暴虐な&b(){[[覇王>豊臣秀吉]]}に変貌してしまった、という有様である。 また、超融合でユベルと融合した後の十代は性格が180度変わって冷めた性格に変貌。&link_anchor(*6){*6} 行事などへの参加を露骨に面倒くさがるようになった上に顔付きまでも変わってしまい、ファンからは&b(){「二十代」}の通称で呼ばれていた。 なお、その病みっぷりに目が行きがちだが、場に揃えるのにそれぞれ三枚のカードを墓地に送る必要がある三幻魔全てを場に出したり、 [[相手のカードの効果を受け付けず戦闘破壊もできない>神キャラ]]モンスターを攻略するなど、かなりの実力者である。 3期のラスボスの肩書きは伊達ではないという事か。 &s(){一方で4期ラスボスはやってる事がセコいせいもあって、実力は大した事ないんじゃないかと言われる事も…} また、映画版においても十代のスタンドとして登場。 開幕から敵ボスとガチバトル(無論&b(){カードゲームではなくスタンドバトル})を繰り広げる十代にアドバイスしたり、 ラスボスをおびき出すために能力を使わされてむくれたりしていた。 ……やはりリアルファイト要員か、仕方ないね。 そんな色んな意味でやばいユベルだが、デュエルターミナル第9弾「ヴァイロン降臨!!」において、 対戦相手やアシスタントとして参戦決定となった。 後にデュエルリンクスにもイベント限定のレジェンドデュエリストとして登場。 ここでのセリフは一番ヤバイ時期(放送コード的な意味で)に準拠しており、 ヤンデレはアーケードやスマホアプリにまで進出する事になってしまった。こちらも女声の鶴ひろみ女史のみあてている。 //公式にリンクは貼らないようにしてください。 そのキャラクター造形の所々に、[[永井豪作品>デビルマン]]へのオマージュが見受けられる。 永井豪作品に出てきた悪魔と言われても違和感は無い……かもしれない。 余談だが、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』のプロイストと言うキャラは、 ユベル同様に雌雄同体で竜の怪物という事もあり、ユベルに割と似ていたりする。登場はこちらの方が先だが。 ---- **カードとしてのユベル #image(yubel_card.jpg,width=232,title=初見だと一瞬バクラに見えた人もいるはず) 劇中ではカードとしても登場している。 十代を守るために[[体を改造した>仮面ライダー1号]]という設定のため、「戦闘では破壊されない」という能力を持つ。 また、攻撃力は0だが受けた攻撃ダメージを相手に返す効果を持つ。 そしてユベルが自身の維持コスト(エンドフェイズに生け贄を捧げる)以外で破壊された場合、 その進化系&b(){「ユベル-Das Abscheulich Ritter」}が特殊召喚される。 この形態では維持コストが発生しない代わりに、 毎ターン自分のエンドフェイズに「ユベル-Das Abscheulich Ritter」自身以外の全てのモンスターを破壊しなければならない誘発効果を持つ。 この第二形態がフィールドを離れると、最終形態&b(){「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen」}が特殊召喚される。 アニメでは全ての攻撃が防がれていたため効果が不明だったが、 『OCG』では効果発動条件が「戦闘を行う」なので、能動的に使用できるようになっている。 また、カテゴリーとして「ユベル」が存在しているが、 ユベル関係以外に「ユ」「ベ」「ル」の三文字が並ぶ名称は、未だに「ユベルカテゴリー」のカード以外存在していない。 この辺りは同時期に登場した「ネオス」が「ネ」「オ」「ス」の三文字が並ぶ名称のせいで、 「ネオスペース」が「ネオス」扱いになる問題があった事もあり、徹底してユベルの文字が並ばないように配慮されている。&link_anchor(*7){*7} &s(){まあユベルの2年後に出た4期ラスボスのエースカード「ダークネス・&b(){ネオス}フィア」は「ネオス」カード判定になり、&br()そのネオスフィアを倒した十代の切り札「E・HERO ゴッド・ネオス」の融合素材に使える裁定食らったが} >効果モンスター >星10/闇属性/悪魔族/攻0/守0 > >1.このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で自分は戦闘ダメージを受けない。 >2.攻撃表示のこのカードが攻撃対象に選択された場合、そのダメージ計算前に発動する。 > その攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。 >3.自分エンドフェイズに発動する。自分フィールドの他のモンスター1体をリリースするか、このカードを破壊する。 >4.この3の効果以外でこのカードが破壊された時に発動できる。 > 自分の手札・デッキ・墓地から「ユベル-Das Abscheulich Ritter」1体を選んで特殊召喚する。 『OCG』でも存在するが、アニメとは違いボディならびに胸部が銀色になっている。 上記の通り、アニメと違って「相手に攻撃力分のダメージを与える効果」は第一・第二形態は「相手の方から攻撃された場合のみ」となっている。 //多少上記と被っていたので改変 召喚条件が面倒くさい上に扱いづらいカードだが、その効果はかなり強力。 上手く運用するには、出しにくいユベルの召喚を補助するカード、 ユベルの効果でリリース・破壊される事が負担にならない、またはメリットとなるカード、 進化する事が目的ならユベルを効果で破壊、または場から離れさせるカード、 そして、ユベルがいる事でより相手にダメージを与えられるカードなどが推奨されており、 これらを駆使してユベルを主軸に立ち回る「ユベルデッキ」というデッキ構成も存在。 第一形態に召喚条件が無い点を活かし汎用サポートで召喚、&b(){場に出たユベルを自分で即座に始末する}という、 実にユベルっぽいヤンデレなマゾプレイが要求される。 ちなみに、&b(){「毎ターン自身以外の全モンスターを破壊する」}という凶悪極まりない第二形態がユベルデッキの本命。 その影響で最終形態は第二形態が潰された際の保険のような位置付けになりがちだが、 いずれにせよ居座られると厄介な事には変わりない。 自分の手札を破壊してアドバンテージを得られる炎王とも相性がいいため、 『デュエルリンクス』ではそれを最大限に生かしてユベルを進化させる「炎王ユベル」デッキが主力となっている。 #region(ユベル収録パックについて) 余談だが、ユベルが登場したパックは彼の他に、後に制限カードとなり一時は世界大会をも蹂躙し尽くした、 「ダーク・アームド・ドラゴン」を始めとする「ダークモンスター」シリーズ、 ただ召喚するだけで『OCG』における重要な要素「墓地」を能動的に肥やす事が可能で、 しかも特にその要素が強い闇属性モンスターを墓地に落とす事まで可能な「終末の騎士」など、 色々おかしいカードが山ほど収録されており、第5期最高のブッ壊れパックと称された。 また、十代のデッキ(所謂「E・HERO」)を構築する際に必須と言われている超融合が収録されているのもこのパックであり、 このカードもアニメ同様に相手モンスターを融合でき(相手モンスターのみでの融合も可能)、 発動にチェーンが組めない(つまり発動を止められない)というトンデモ効果を残したままである。 ただし、超融合の評価が高まったのは融合素材の縛りが緩い「属性HERO」が後に登場してからであり、 発売当時はE・HEROデッキに超融合を入れるのは半ば趣味の領域であった。この辺の経緯は遊戯王OCGwikiを参考にしよう。 え? ユベル? 登場当時から50~200円程度の価値しかないコモンカードと散々にけなされてました。 あと要となる第二形態が中々当たらないという文句が出ていた。&link_anchor(*8){*8}お前等ユベルにそんなに病んで欲しいのか。 だが、後に墓地から攻撃力1000以下のモンスターを蘇生でき、守備表示にすれば蘇生モンスターが破壊される蘇生罠「リミット・リバース」や (ユベルは攻撃力が0の上に蘇生制限も無いので遠慮無く蘇生できる上に、守備表示にすれば自動で第ニ形態になれるというオマケ付き)、 手札から捨てた三枚のモンスターのレベル合計×300ポイントの攻撃力を得るため、ユベル第三形態を三枚捨てれば、 攻撃力が10800と破格の数値になる「モンタージュ・ドラゴン」など、強力なサポートカードが充実しており、 十分に一線級で戦う事が可能となった。ただし手札事故はお約束。 #endregion なお、アニメで十代のエース「E-HEROネオス」とユベルで融合召還できる「ネオス・ワイズマン」は、 『OCG』では何故か融合モンスターではなく手札からしか召喚できない最上級モンスターとしてカード化されてしまい、 ユベルの進化と違って手札からしか特殊召喚できず、その素材にユベルの進化後は含まれず、 破壊後のネオス蘇生すら無しと、ユベル以上に弱体化している。 &s(){後々漫画版『GX』の十代の最後の切り札である融合モンスター「マアト」も同じような変更を食らう事になるのはまた別の話} 融合を十代を象徴する二大モンスター同士の融合モンスターというロマンあふれる存在でありながらこの弱体化はかなり不評を買っていたのだが、 「モンスターとの戦闘後に相手に効果ダメージを与え自分のライフを回復する」「カードの効果では破壊されない」 と中々優秀な効果を備えており出せさえすれば(召喚及び専用デッキ構築の手間を除けば)切り札としてそこそこ優秀な部類に入る。 後年はコナミも思う所があったのか、ネオスとユベルの融合によって召喚できるOCGオリジナル融合体「ネオス・クルーガー」がカード化決定。 ワイズマンとほぼ同義のドイツ語「クルーガー」の名称から分かるように「ネオス・ワイズマン」のサポートカードであり、 ユベルと同じ反射能力に加え、除去された時に手札・デッキから「ネオス・ワイズマン」を召喚条件を無視して特殊召喚できる効果を持つため、 アニメとほぼ同様の活躍ができるようになった。 また、作中では精霊として早くから登場していたが、デュエル中にモンスターとして召喚されたのは第131話と大分後である。 ちなみにアニメだと&b(){この反射能力はリアルファイトでも使える。} そして2023年、なんとユベルが看板を務めるパック『PHANTOM NIGHTMARE』が発売。 新たな切り札「ユベル-Das Ewig Liebe Wachter」を中心に、 アニメで使ったカードのリメイク版、第三形態以外も原作通りに自分から反射出来るようにするサーチ付き魔法など複数の専用サポートカードが新規実装。 『GX』放送当時から一枚一枚のカードパワーが跳ね上がっていることもあり、 既存のユベルデッキとは比較にならない強さの明確なコンセプトのデザイナーズデッキへと成り上がり、 実装された12期環境においても決して侮れないレベルの強さとなった。 #image(phantom.jpg,width=232,title=これがコナミの愛なんだね) ……までは良かったのだが、その数か月後の発売された書籍特典の新規融合カード&b(){「ファントム・オブ・ユベル」}があまりにも強すぎる追い風となってしまう。 恐らく3期序盤に登場していた&s(){まだキャラが定まっていない頃の}腕だけ見せて暗躍していた頃のユベルをモチーフにしたカードなのだが、 ちょっと『遊戯王』を齧ったユーザーであれば二度見してしまうレベルでおかしな効果をしている。 まず融合召喚の素材が「ユベル」モンスター+攻守0の悪魔族モンスターと緩く、 これらの素材を手札・フィールド・墓地のいずれかからデッキへ戻せば召喚可能と条件まで滅茶苦茶緩い。 これによって「デッキからユベルの上位形態を特殊召喚したいのに手札にその上位形態が来てしまった」という事故が起きた際に、 とりあえずこいつを融合召喚してしまえばその邪魔なユベルをデッキに戻して対処可能になった。 ……というかあまりにも緩々すぎるため&b(){新規収録されたユベルの専用サポートカードが1枚あればあっさり召喚可能}。 そして1番目の効果はユベル共通の戦闘破壊耐性&戦闘ダメージ遮断効果(復活前という表現か反射はしない)だが、 2番目の効果が相手モンスターが効果を発動した時にこのカードをリリース(墓地へ送る)することで、 &b(){その効果を「相手は自身の手札・デッキ・フィールドの「ユベル」モンスター1体を破壊する」へと書き換えてしまう}というとんでもないモノ。 効果を書き換える、つまり相手が使いたいモンスターの効果を妨害出来るだけでも強力ではあるのだが、 「ユベル」モンスターは自壊以外で破壊された時に別のユベルを展開できる効果を持つため、 このカード1枚で相手のモンスター効果を妨害すると同時に自分はデッキのユベルを破壊して新たなユベルが出せてしまうという離れ業が可能なのである。 この手の妨害モンスターは効果を使わず戦闘破壊するに限るのだが、そこでユベル特有の戦闘破壊耐性が活きてくるという至れり尽くせりさ。 よって単体で圧倒するようなエースカードではないものの、 「1枚で妨害と展開を同時にこなせる」「存在そのものが事故防止要員」「サポートカード1枚から召喚可能」といった点があまりにも優秀すぎるため、 「ファントム・オブ・ユベル」を出すためのユベルサポートカード及び素材となるユベルの関連カード計5・6枚をデッキの空いた枠に出張させる、 通称&b(){「ユベルギミック」}が大流行。 各地の公認大会で【〇〇ユベル】の名を冠するデッキが上位を席巻し、12期環境は性別不明ヤンデレの嫉妬の炎に包まれるのだった……。 &i(){(以上ニコニコ大百科、ウィキペディアより引用および一部改変)} #region(名前について) カード名の後半はドイツ語で、「ユベル-Das Abscheulich Ritter」は「ダス・アプシェリッヒ・リッター」と読み、 直訳すれば「忌まわしき騎士」と思われる。 &ref(yubel_card2.jpg,,title=しかしドイツ語文法では「Der Absheuliche Ritter(デア アプショイリヒェ リッター)」が正しいとされる) しかしその名前に対し、デザインに[[騎士という面影は全く無く>黒騎士]]、首が2つ生えている竜である (英語版は全く別の意味になるのだが…)。 #image(yubel_card_3.jpg,width=350,title=十代が「ユベル―――――――――――――!!!!」と叫ぶCMでお馴染み ) 「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen」の方は「ダス・エクストレーム・トラウリヒ・ドラッヘ」と読む。 「とても悲しき竜」「[[深き悲哀>ブロントさん]]の竜」と言った意味で、作中のユベルにあった意味ではある。 &i(){(以上、遊戯王カードWikiより一部改変)} #endregion 余談ではあるが、続編『5D's』の主人公である[[不動遊星]]のエースモンスター、 [[スターダスト・ドラゴン]]が持つフィールド上のカードを破壊する効果を無効にする効果の関係上、 ユベルとは心強い存在でもあり厄介な存在でもあるという、奇妙な関係となっている。 ---- **MUGENにおけるユベル 特異点氏による手描きキャラが公開されている。 原作通り相手の攻撃を反射して攻撃するため、ダメージを受けないある種の[[AI殺し]]たる性能を持つ。 だが、あらかじめ決められた1ターン分の時間(デフォルトは5秒)が経過するとライフが減少していく(維持コストの擬似再現)。 そのため、ガン攻めしてくるタイプには強いが、[[全く攻撃してこない相手>コイキング]]や、攻撃より防御が強かったり、攻撃時無敵になる相手には弱い。 勿論[[プレイヤー操作]]にも弱い。ガン逃げされれば維持コストの関係上、先に倒れるのはユベルなのだ。 ダッシュはワープとなっているが、距離調節も可能。 &nicovideo(sm9530629) #region(技紹介) :ナイトメア・ペイン| (常時)攻撃を受けると反撃する。 (単発)溜め時間に応じたゲージを消費し、今まで受けたダメージに応じた威力の攻撃を行う。ガー不高威力。 (持続)溜め時間に応じたゲージを消費し、今まで受けたダメージに応じた威力の攻撃を行う。広範囲低威力。 :攻撃誘引| 一定時間毎に敵に強制的に攻撃させる瞳を出現させる。一定値のダメージを受けると消滅。 :サクリファイス・ロータス| ゲージを消費して召喚。出現中は維持コストが無くなり、徐々に体力回復するがゲージ回復量が減少。 一定値のダメージを受けると消滅。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ユベル],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ユベル],sort=hiduke,100) //''凍結'' //#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ユベル],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ユベル],sort=hiduke,100) //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}  その発想はおかしい?&b(){[[『遊☆戯☆王』シリーズではよくある事です>○○だからしょうがない]]}。大事な事なので二度言いました。 大体、&b(){「この宇宙は一枚のカードから始まった」}とか設定されてる時点でお察しください。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} しかし、十代は完全にユベルの事を忘れてしまっていたわけではない。 第1期初期に十代が仲間と怪談話で盛り上がっている時に、「幼い頃に精霊と会話をしていた」と仲間に話している。 だが、その精霊が&b(){世界を破滅に向かわせる程のヤンデレ}だったとは……当時、誰が予想できただろうか? &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} なんせ20話くらいに亘って暗い暗い話を続けた割に、前世の記憶~超融合の流れが&b(){10分もなかったし}。 え?ユベルと十代のデュエル?&b(){完全に投げっぱなしで終了です} &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} ヤンデレ自体については、主人公への尋常ではない溺愛っぷり(デレ状態)と精神的に弱い面(病んだ状態)を、 躁的・鬱的に表現したキャラは昔から多々存在しており、ヤンデレと言う言葉が知られてから認知されただけであるので、 探そうと思えば古い作品だろうが子ども向けだろうが割とよく見付かるものである。 ………まぁそれでもユベルはやりすぎだが。 &aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}} 元々この「深夜42時アニメ」という表現は「深夜34時アニメ」からの派生したものである。 元ネタの「深夜34時アニメ」の意味は『ハヤテのごとく!』や『おとぎ銃士 赤ずきん』等の、 午前10時という放映時間ながら、内容的には子供向けというより大きなお友達向けになっている事から、 「本来なら深夜アニメである方が妥当なはずのアニメ」だという判断から来ている (オタク向けのパロディが含まれる場合、著しく(性的な意味で)露出やそれを匂わす暗喩が目立つ場合など)。 『GX』(と続編の『5D's』)の「深夜42時アニメ」は、上記の(シリアス的な意味で)色々ヤバイ展開から、 &b(){「子どもが見るべきアニメではない」}等とよく言われたため、こう呼ばれるようになった。 まぁ[[昭和の子供>ムルチ]][[向け作品>シルバーブルーメ]]でも色々ヤバい展開は多かったのだが、当時は深夜アニメなんて無かったし… &s(){[[平成>仮面ライダー王蛇]][[ライダー>仮面ライダーカイザ]]?聞こえんなぁ。} &aname(*6,option=nolink){&color(red){*6}} どれくらいかと言うと、覇王になる切っ掛けであり「何回ぶったおしても倒し足りない!」と言っていたモンスターを、 4期に召喚された際に眉一つ動かさずノーコメントだったほど。 しかし、別に融合したせいで性格が変わった訳ではなく、三期の鬱展開で捻じ曲がっただけである。 それを元の明るい性格に戻そうと言うのが4期のテーマの1つでもあった。 最終的に前作主人公であり、十代が尊敬する偉大な決闘者・[[武藤遊戯]]とのデュエルを経て、 流石に完全に元通りとはいかなかったものの、デュエルを楽しむ前向きな少年の性格へと戻る事ができた。 &aname(*7,option=nolink){&color(red){*7}} 『遊戯王OCG』はカードの元々の名称がどのカテゴリに属するかが非常に重要なTCGなため、この手の名称被りについては非常に慎重になっている。 ただし、それでも度々事故は起きてしまうもので、 例えば『GX』でユベルに惑わされたデュエリストの一人、オースチン・オブライエンは「ヴォルカニック・バーン」というデッキを使用しており、 これは「ヴォルカニック」の名を持つ弾丸になるモンスターと、「ブレイズ・キャノン」の名を持つ砲台になる永続魔法・永続罠を駆使して戦うデッキである。 当時は何事もなくそれだけでまとまっていたデッキだったのだが、 このデッキの登場から10年以上経った後に原作でもお馴染み「ラーの翼神竜」が本格的なデザイナーズデッキ化することになり、 サポートカードの一環としてラーの必殺技である「ゴッド・ブレイズ・キャノン」が速攻魔法としてカード化された。 ……が、よりによって名前が「ゴッド・&b(){ブレイズ・キャノン}」だったため、一部のヴォルカニックカードでサポートが可能になってしまったのである。 これだけなら笑える貰い事故で済むが、英語版ではヴォルカニックにおける「ブレイズ・キャノン」は「Blaze Accelerator」という名称で翻訳されている一方で、 「ゴッド・ブレイズ・キャノン」は「Blaze Cannon」と訳されているため、 &b(){言語が違うだけで同じ効果のカードであるはずなのに、ヴォルカニックのサポートを受けられるのは日本語版のみ}という事態に陥ってしまう。 これを避けるべく、英語版の「Blaze Cannon」には&b(){「このカードは『Blaze Accelerator』カードとしても扱う」}とわざわざ書き加えられており、 本来なら何の縁も無いヴォルカニックサポートを受けられるようにするという手間を掛けさせられている。 海外展開って難しいね。 &aname(*8,option=nolink){&color(red){*8}} 当時の一般ブースターパックのスーパーレア・ウルトラレア・アルティメットレアの封入率が1箱30パックに対してそれぞれ3枚・2枚・1枚であり、 アルティメットレア仕様の物はウルトラレアのカードにしか用意されていなかったためにスーパーレアが当たりにくく、 さらにそのレアリティにデッキを回すための核となるカード・あらゆるデッキに入れられるような汎用性を持つカードで 複数枚(出来れば3枚)入れたいカードにこのレアリティが設定されやすく、【ユベル】を扱う上で重要な役割を果たす第二形態がスーパーレアである。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:鶴ひろみ|,|CV:江川央生|,遊戯王,ラスボス,ヤンデレ,両性具有,悪魔,ドラゴン,改造人間,羽付,オッドアイ,反射攻撃,精霊,青髪,銀髪

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