「今度こそ、このふざけた体質とおさらばしてやるぜ!」
かつて週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子氏の漫画『らんま1/2』の主人公。
アニメ版での声優は、男版を
犬夜叉でお馴染みの
山口勝平
氏、女版を
林原めぐみ
女史が演じている。
新一が灰原になる現象である。なおこの両名は後の『境界のRINNE』にて夫婦を演じる事になる
なお、2024年にも再アニメ化されているが、
可能な限り旧作のキャストが再起用されており、二人とも無事続投となった。
実写版では男版を賀来賢人氏(後に同じサンデー連載の『今日から俺は!!』の主人公・三橋貴志も担当)、女版を夏菜女史が演じた。
父・
早乙女玄馬の創始した実戦格闘技「無差別格闘早乙女流」の二代目。
幼い頃から父に連れられ、修行と称して世界中を飛び回っていたため、その腕前は達人級。
自身の格闘センスやその実力に高い自負がある。
性格は極めて負けず嫌いであり、同時にやや傲慢な面がある。
負けた相手をこき下ろすシーンも多く、この辺りが実に親父似だったりする。
また割といい加減な性格でこれも親父似…やはり育った環境が悪かったのだろうか…。
後の『境界のRINNE』にて、山口氏が玄馬ばりのクソ親父こと六道鯖人を演じるのは因果じみたものを感じずにいられない
中国の「呪泉郷」で修行した際、かつて若い娘が溺れ死んだという悲劇的伝説のある泉「娘溺泉(ニャンニーチュアン)」に落ちてしまい、
それ以来
水を被ると女に変化し、お湯を被ると元に戻るという特異体質になってしまった。
アニメやゲームなどで男版と女版を区別する際は、男版を漢字で
「乱馬」、女版を平仮名で
「らんま」と表記する事が多い。
彼自身はこの変身体質を嫌っており、「真っ当な男に戻りたい」と常々思っており、
「オカマ」、「男女」、「変態」などといった言葉には過剰に反応して怒り出す。
その割にだんだん慣れたのか、女として行動しなければならない際に結構ノリノリで演じる事もあったりする。
また本人の意思とは裏腹に、敵の攻撃やら何やらで男に戻れなくなるような展開も時々ある。
そして母親・のどかからは「乱馬が男の中の男に育たなければ、玄馬と乱馬を殺して自分も死ぬ」と宣言されていたので、
偶に来襲する母親に対して別人の女の子として接する事も良くあった(当然玄馬も協力)。
重要な要素として
女になっても性格は男のままのため、
胸を見られる事に全く抵抗が無い。
そのため、作中にサービスシーンもかなり多い。
ひゃっほう!尤も大人気作品だったにも拘らず再放送に恵まれない原因でもあるが
むしろ
八宝斉のようなスケベな相手に対しては、
自分から乳を放り出して惑わすのが常套手段。
画像の通り、
戦闘力はかなりのもの。実に
感心しませんな!
物語開始当初に濡れた服の代わりにと
天道あかねの服を借りた際に
らんま「胸がきつい」あかねの姉「腰は?」らんま「ぶかぶか」とやって、あかねに
ぶん殴られた事も。
その事からあかねを度々「ずん胴」呼ばわりしているが、あかねのスタイルは別に悪いわけではなく、
作中であかねの体型をイジるキャラはらんまのみである。
また、自分の女体を見慣れているためか「今更女の裸見たところで気にしねーよ」と強がる台詞があるが、
風呂場等で全裸の
シャンプーに抱き着かれると毎度動揺しており(鼻血を出して倒れた事も)、
作中後半で体を操られて着物を脱いだあかねに対しても動揺するなど、やっぱり健全な男子である。
原作漫画ではクラスメイトなどの一般人に対しては基本的に
「よく出来た女装」として誤魔化しており、皆結構それで納得している模様
(右京、といっても
この人ではなく
うっちゃんとの初対決でお好み焼きを
バニーガール姿で売った時は見向きもされなかった一方、
ムース戦で全裸にされかけた時はクラスメイトは喰い付きまくるというへんた…紳士的な態度だったりと時期により結構異なるが)。
アニメ版では漫画版と違い、一般人に別人として見られていた期間が非常に長く、
このまま隠し通すのかと思いきや、そうなると展開出来ない漫画版の話をする際に、あっさりとばらされた。
しかし、中には
同一人物だとばらしても気付かない(都合のいい勘違いをする)人物も少なからず存在し、
一部の男子生徒に茜の男嫌いの理由が
同性愛者(今でいう「
ガチユリ」)だと誤解されてしまった。
運動神経が非常によく、また手先も器用なためスポーツは大抵得意。
その一方で考えている事が表情や態度に出やすいため、ギャンブルを苦手とする。
また幼少期の修行で大量の猫に襲われた事がトラウマになっており、猫が大の苦手。
なお猫への恐怖心が頂点に達すると恐怖心への逃避から「自分は猫だ」と思い込み猫になりきる。
この「猫拳」状態の乱馬は作中最強と言えるほどの強さになる。
交友関係としては、ライバルとして
響良牙などがいるが、勝手に、もしくは結果的に恨まれてしまうケースが非常に多い。
尤も、恨みを買う場合は乱馬の性格やら行動やらのせいも多かったりするので自業自得と言えるかもしれないが。
アドバイザー・師匠として父・東風先生・コロン、そして様々な流派のエキスパートなど、かなり恵まれている。
ラブコメ要素として、許婚が3人(
天道あかね、
シャンプー、
久遠寺右京)おり、それなりに惚れられているが、付かず離れずで最終回を迎えた。
また、「世界一かっこいい男」を自称するほどのナルシストかつ優柔不断な性格のために、女性関係のトラブルも多い。
基本的にはバトル漫画(だと思うが
断言は出来ない)であり、拳法の達人であるため作中でも数多くの必殺技を披露している。
「火中天津甘栗拳」や「飛竜昇天破」のような真面目で実戦的な女傑族の奥義から、
「猛虎落地勢」(ただの
土下座)や「魔犬慟哭破」(
負け犬の遠吠え)のような一発ネタ的ギャグ技まで、そのラインナップは非常に多岐に亘る。
漫画自体が10年近く続いた長期連載のため本当に多いが、流石に書き切れないので詳しくはWikipedia辺りを参照。
早乙女流本来の奥義にはまともなものがほとんど無かったりするが、
創始者があの親父なので致し方なし。
一応基本形は「
走・考・攻」とした早乙女流であるのだが……。
また、男の際は無差別格闘で、女の際は相手の流派のルールに従って戦う事が多い。
流派といっても、まともな格闘スタイルに分類されるものはほぼなく
格闘茶道、格闘ディナーなど、
風雲拳や
ジムナスアーツを遥かに超えたギャグの領域に入っているものばかりで、バトル漫画と言い切りにくい
*1この漫画を表している。
…とは言えバトル物らしく制作された格闘ゲームは数多く、『町内激闘篇』『爆烈乱闘篇』等、
媒体全部を合わせれば6作品(SFCだけでも3作品)と結構な量になる。
なお、最初に出たのはゲームボーイで発売されたアクションパズルゲームである。
男の時と女の時で邪魔な障害物ブロックを押した時の移動距離が異なり、状況により乱馬とらんまを使い分ける必要があるという、
なかなかに凝った作りのゲームとなっていた。
移動速度が遅いのにマップは無駄に広く、格闘バトルコメディ原作なのに敵を直接殴れないなど、評判はお世辞にも良くはなかったが
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余談 |
「オカルト的なきっかけで主人公が性転換してしまう」という設定は後世の創作物に多大な影響を与えており、
TS漫画の元祖として同作は度々取り上げられている。
原作はもちろんアニメの評価も高く、第二期の熱闘編は当時は特撮冬の時代とされていたとはいえ、
裏番組だったスーパー戦隊シリーズを打ち切り寸前に追い込んだ元凶という説も出る程であった。
上記の通りゲーム作品が豊富だが、完結から10数年後も格闘ゲームではないものの、
『魔法使いと黒猫のウィズ』や『パズル&ドラゴンズ』といったソーシャルゲームでは、
他の高橋留美子作品の登場人物と同じく期間限定のガチャから入手出来たり、『 妖怪ウォッチ』 とのコラボでは敵として登場するなど、
リアルタイムで見た事が無い世代にも知れ渡っている。
公式で明言されていないものの、ファンからは早乙女親子のモデルとなったのは作者のデビュー作『 うる星やつら』の藤波親子という説が有力で、
実際にダメ親父とボーイッシュな少女など、早乙女親子に酷似した要素が多数確認できる
(ただしこちらは正真正銘の女の子で、親父の趣味で男として育てられただけ(本人は少女趣味に憧れている)。
また、性格的には乱馬というよりは右京)。
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原作での性能
主人公なだけあって、大体のゲームにおいて男・女両バージョン用意されるのが通例となっている。
一貫して男版が「乱馬」、女版が「らんま」と表記分けされている。
爆烈乱闘篇
小学館発行オフィシャルブックによる総合評価は6段階で技のスピード5、移動速度5、ジャンプ5、耐久力4、攻撃力4、リーチ3とかなりバランスがいい。
2段ジャンプも使える。ところが有利キャラ、五分キャラが意外に少なく、ダイヤグラムでは13キャラ中6位。
苦手なキャラに対する戦法をしっかり立てないと、勝てそうで勝てない状況が続くだろう。
シャンプーや女らんまのような2段ジャンプ持ちキャラに飛竜昇天破のパなしは危険。
特に、猛虎高飛車を上回るリーチと弾幕と出の速い技を持つ
久遠寺右京や、そもそも猛虎高飛車が当たらないチビキャラ八宝斉には7:3。
基本的にはしゃがみ大攻撃や火中天津甘栗拳(大)で牽制しつつ、
高い飛び込みは飛竜昇天破で、低い飛び込みは猛虎高飛車(大)で落とす戦法が有効。
ダウンさせたら間合いを詰めて再び牽制を繰り返し、相手を少しずつ画面端に追い込んでいく。
距離をとる相手に対しては、回転キック(小)(大)や2段ジャンプで接近しよう。
上手く相手を画面端に追い込めたらしめたもの。火中天津甘栗拳(大)⇒飛竜昇天破で追い詰めよう。
ゲームスピードの遅さと上手くマッチした飛竜昇天破の極悪性能を体感出来る。
飛竜昇天破はコマンドがボタン同時押しで、入力判定がシビアなため、しっかり練習しておこう。
小学館発行のオフィシャルガイドブックによると、総合評価は6段階表記でジャンプ6、移動速度6、技のスピード5、攻撃力3、耐久力3、リーチ2。
圧倒的な機動力を以て、殆どのキャラに有利を取れる強キャラ。最強デバッグキャラの八宝斉に有利な数少ない2キャラの内の1人でもある。
しかし攻撃力の低さと、見た目より性能が悪い必殺技の数々が足を引っ張り、ダイヤグラムでは
あかねと並んで2位タイ。
不利キャラの数はあかねの方が多いのだが、その分有利キャラのダイヤグラムの差が大きい。
逆にらんまは不利キャラは1人だけ(4:6)だが、5:5のダイヤグラムとなるキャラがあかねより多いので、結果的に肩を並べている。
前述のように、必殺技の性能は乱馬と比べて軒並み劣る。
特に飛竜昇天破と猛虎高飛車が顕著で、どちらも見た目より攻撃判定が小さく、出し所を誤ると簡単に攻め込まれてしまう。
回転肘打ち(大)で一気に間合いを詰め、軌道変更可能な2段ジャンプで相手を翻弄し、通常技主体でちくちく攻め立てよう。
接近戦はなるべく避ける。回転肘打ち(大)は画面の端から端まで移動する技なのでボタンの押す時間はマスターしよう。
主な戦法としては、2段ジャンプで相手の背後に着地して、投げ技や火中天津甘栗拳が有効だ。
甘栗拳はスピード以外は乱馬に劣るが、投げ技はリーチも威力もスピードも乱馬とまったく同じ性能なので大丈夫。
ジャンプ攻撃で飛び込む時は、攻撃時間が長い(小)攻撃ボタンの方が相手への牽制になる。
使えるテクニックは、飛竜昇天破をわざと発動させてすかさずボタン連打しておく。すると昇天破の終了後に火中天津甘栗拳が出る。
また、(大)ボタンを押しっぱなしにしながらジャンプし、もう一つの(大)ボタンを使いジャンプ大キックでけん制しつつ、相手の懐へ。
着地と同時にタメたボタンを離すと、回転肘打ち(大)が発動し相手を逃がさず追い打ち接近が可能。
もしくはジャンプ小キックで相手に近付きながら、別の攻撃ボタンを連打しておくと、着地と同時に甘栗拳が出る。喰らい投げ対策に使える。
超技乱舞篇
原作通り飛び道具(猛虎高飛車)、無敵対空(飛竜昇天波)、ボタン連打技(甘栗拳)、突進技(前転ミサイルキック)と、
一通りの技を揃えるスタンダードなキャラ。
似たタイプの良牙と比べると、無敵対空の性能が若干見劣りする(それでも画面上空まで届く相当強い技だが)代わりに飛び道具の性能がかなり優秀で、
通常技の使いやすさもあって
飛ばして落とす堅実な立ち回りが可能。
そしてゲーム的に見ても、高めの火力と気絶値、
ジャンプ攻撃からの気絶コンボで8~10割、
中段をガードさせて間髪要れず下段を刺すガード不能連係、端に追い詰めた際の自重しない飛び道具固めなど、
とにかくこのゲームに存在する強い要素を全て詰め込んだという意味において、スタンダードな強キャラであるとも言える。
隠し技でもある最大奥義の「飛竜降臨弾」は、その名の通り昇天波のモーションで攻撃した後、画面上空に消えて相手の上から強襲する技
(ただこの技のみ説明書に書いてあるので「隠し」ではないが…)。
見た目は格好良いが初段の昇天波がヒットしていても連続で当たらず、奇襲技としてもモーションでバレバレの死に技。
このゲームに良くある見た目は凝っているが使い物にならない最大奥義の一つである。
ちなみに、男乱馬は「
全キャラ中防御力が最低クラス」というこの手のキャラには結構珍しい特徴がある。
とはいえ上記のような自重しない性能とゲーム性から欠点に成り得ていないのだが(逆に言えば開発時点で
性能と釣り合いを取ろうとしたのかもしれない)、
あかねやシャンプーはおろか
自分の女バージョンよりも柔らかいというのは流石にどうなんだろうか
(ちなみに同じ防御力なのはよりにもよって
久能兄妹である)。
技構成は男乱馬と同じスタンダードな品揃え。
ただし、技のコマンドが昇天波が下タメ上、高飛車が後ろタメ前という風にタメキャラ化しており、また一部の技も男のものとは違うものに変わっている。
最大の特徴はその機動力で、数少ない二段ジャンプ持ちで横にも縦にもスピードのある動きが可能。
空中から下方向に急降下しながら攻撃する「頭上強襲脚」の存在もあって、めくりを意識させた空中からの攻めが強力。
攻撃力・火力は低めだが、気絶コンボの存在や端での脱出困難なループ固めの存在から気にするほどではなく、
豊富なガード崩しからワンチャンスで試合を引っくり返す事も可能。
飛び道具や対空技も相当な強性能なのだが咄嗟に出せないため、堅実な立ち回りという点ではあまり向いておらず、
その意味でも
飛ばして落とす立ち回りと火力が信条の男乱馬に対し、
とにかくガン攻めで相手を封殺するのが信条の女らんま、
といった個性付けがされているキャラであると言える。
そのあまりに万能過ぎる攻めの強さと、ゲームスピードの関係からどうしてもガン有利にならざるを得ない機動力の高さから、
このゲーム屈指の強キャラとして男乱馬と同様に(時にはそれさえも凌ぐ一強キャラとして)数え上げられている。
隠し技である最大奥義の「飛龍降臨弾」は、若干ダメージの違いがある以外は男乱馬のものと全く同じ。
MUGENにおける早乙女乱馬
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暗黒内藤氏製作 男乱馬 |
同氏の 良牙と同じく、SFCの『超技乱舞篇』のドットが使用されている。
性能はかなりアレンジされており、良牙と同様に ジャストディフェンスやアドバンシングガード、クイックアプローチなどが使用可能。
必殺技の一つである、強気に構える事で「強い気」を放つ「猛虎高飛車」は、その性質上 ライフが減ると威力が下がるという 原作再現が為されている。
この猛虎高飛車の仕様は更新され、相手との体力の差を参照するようになり、相手より体力が低いと弱気になって上記補正が働くようになる。
また、追加技の1つとして「海千拳」がある。この技は、 攻撃判定の発生が39Fと遅いものの 移動めくり中段という実質ガー不攻撃となっている
(更に移動中、攻撃判定の発生手前で 喰らい判定が消える)。
ちなみに、 ボイスは基本的にPSの『バトルルネッサンス』のものが使われているが、
一部『機動戦士クロスボーン・ガンダム』のトビア・アロナクスや、 範馬刃牙(どちらもゲームではCV:山口勝平)のものも混ざっている模様。
AIはデフォルトで搭載されており、良牙同様、AILV・JD率・AG率が設定出来る。
また、AI製作・改変・動画使用は自由との事。
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にゃん☆鬼龍氏製作 女らんま |
現在は氏のサイトがトクトクのサーバー障害復帰後に消滅したため、hamer氏が許可を得た上で代理公開している。
4ボタン式のKOF風アレンジ。ドット絵は『爆裂乱闘篇』のもの。
性能としては、『爆裂乱闘篇』のままでは難しかったのか、かなりアレンジされている。
「猛虎高飛車」が普通の飛び道具のように飛んで行ったり、必殺技のコマンドが普通になったり、
前転、後転が追加されていたり、超必殺技が追加されていたりする、
AIは搭載されていないが、改変は自由。
外部AIはつづら氏によるものが存在し、長らく公開停止であったが現在は再公開されている。
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Pneophen氏製作 男乱馬 |
暗黒内藤氏同様、SFCの『超技乱舞篇』のドットが使用されている。
基本的には原作再現だが、超必殺技の追加などのアレンジがされている。
追加されているのが何故か バスターウルフだったりするが。
AIは搭載されていない模様。
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Seryy Volk氏製作 男乱馬 |
2019年5月29日に公開された手描きドットの乱馬。
氏が初めて製作したキャラとの事で、4ボタン式で特殊なシステムなどは無く、
搭載されている技も「火中天津甘栗拳」「猛虎高飛車」「飛竜昇天破」、そして超必殺技の「飛竜降臨弾」の4つのみと至ってシンプルな性能。
とはいえ飛び道具に対空技と、基本的な部分はしっかりと押さえている。
なお、「飛竜降臨弾」のモーションは『超技乱舞篇』のものを参考にしているようだ。そしてやっぱり使いづらい
AIおよびボイスは搭載されていない。
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これらの他にも、DR.M氏、EVILK999氏、MASA@DAS氏のものが確認されている。
MASA@DAS氏のものは『町内激闘篇』仕様で、現在はマムル氏が代理公開している。
DR.M氏のものはサイト閉鎖により入手出来ないようだ。
出場大会
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一覧 |
更新停止中
凍結
【早乙女らんま】
更新停止中
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
一応補足するとジムナスアーツに近いものが「
格闘新体操」として作中に登場したり、
竜の血を引き空中から気の弾を放ってくる敵など、格ゲー的な意味では特に異常でもないキャラも存在する(攻撃方法は変則的だが)。
「火中天津甘栗拳」なども生活の動作の中から身に付けられたもので、
作中のヘンな格闘術のある程度は一種極端な形の(つまりはデフォルメでありギャグだが)
生活動作による戦闘スタイルと考えると分かり易い。
生活動作型バトルと考えれば『
あすか120%』などとノリは同じであり、
個人の精神を超能力として個性化したタイプのバトル物とは別の方向性のバトル物であると考えればよいのかも知れない。
…尤も、作中でそう(人体を家に見立てる拳法に「門=ガード」を開けよ、という格闘の基本が織り込まれている)と好意的に解釈された、
玄馬の「海千拳」「山千拳」の実態を思うとやはりギャグ漫画比率の方が高い感は否めないが。
ただ基本的なバトル漫画のツボは抑えており、その方針は後の『
犬夜叉』にも継承されている。
例えば作中よく使われる大技「飛竜昇天破」は相手を熱くさせ自分を冷静に置く事で熱の差を作り、上昇気流で相手を打ち上げる一種のカウンターアッパーである
(後半は気の持ちようでなく物理的な熱の差でも使えた)。
犬夜叉の技の一つ、妖気を巻き込んで打ち返す爆流波に類似が見られるこの技は、
「相手のエネルギーを巻き込んで打ち返す」という点で、打ち返し弾や飛び道具反射・倍返しのようなカウンター系の技と非常によく似ている。
また、上記の竜の血を引く人は
形意拳を発展させた考えとして、動物と交わり
獣の血が入る事で子孫が更に力を高めると考える流派の長である。
設定の関係上実際に「力」が使えるため、オカルトではなくファンタジーにおけるドラゴンハーフのようなものに近い。
案外まともというか普通の設定もきちんとあるのだ。
……乱馬最大のライバル
響良牙の使う「獅子咆哮弾」の原理は完全に日本語の洒落だけど。
最終更新:2024年10月28日 20:01