仮面ライダーBLACK RX

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仮面ライダーBLACK RX - (2014/12/22 (月) 12:10:26) の1つ前との変更点

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//過去にBLACKのページにあったRX部分を保存していたので一部変更して掲載しました。 //なのでリンクや文脈の不自然な部分の見落としがあるかもしれないです。 //RX当人の話ではない余談を削りました #image(Rider_Black_RX.jpg,width=420,title=一欠) &font(20,b,i,#DAA520){ 「俺は太陽の子! 仮面ライダーBLACK!! RX!!!」 } **概要 1988年に放送された[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]シリーズの9作目『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。 前年に放送された『[[仮面ライダーBLACK]]』の続編であり、主人公も南光太郎(演じるのはもちろん倉田てつを氏)が続投。 スーツアクターも同じく岡元次郎氏で、以降『仮面ライダーJ』まで岡元氏が主役ライダーを演じることになる。 (なお2014年現在までで、放送期間の延長等でなく純粋に続編が作られた例はこれ1つのみ) 名称が長いため、ファンからは前作との区別もあって単に「RX」と称されることが多い。 (挿入歌でも「RXライダー」「ライダーRX」などの呼称がある) BLACK時代の活躍は個別項目を参考にされたし。 前作の仮面ライダーBLACKが鬱展開を経ながらも好評を博したため、後番組として間髪入れずに始まった。 舞台は前作の半年後。ゴルゴムとの戦いに勝利した光太郎だったが、 厳しい戦いと親友・[[信彦>シャドームーン]]を手にかけた事実で心身共に深い傷を負っていた。 そんな時に再会した叔父・佐原俊吉は鬱屈した光太郎を見かね、自身の家族と家で一緒に暮らさないかと持ちかける。 そして佐原の勧めでヘリコプター操縦士免許も取得、佐原の営む航空会社のパイロットの職も世話され、 光太郎は平和な日々を通じて元の快活な性格を取り戻していた。 だがある日、異世界「怪魔界」から現れた全人類抹殺を企む&b(){クライシス帝国}が光太郎を拉致、 計画の障害とみなし、彼の腹に風穴を開けてBLACKへの変身を司るキングストーンを破壊し宇宙空間へと放逐する。 為す術無くもはやこれまでと覚悟した光太郎だが、前述した体内の &s(){チートの源泉}キングストーンが太陽光線を浴びて進化し、 &font(b,#DAA520){仮面ライダーBLACK RX}として生まれ変わった。かくして、光太郎とクライシス帝国の新たなる戦いが始まる…。 #region(その戦いの結末……) クライシス帝国の真の目的は、滅亡の危機に瀕した怪魔界に住まう50億の民の移住先として地球を占領することだったが、 最終決戦の最中、実は怪魔界は地球の兄弟星であることが明かされる。 数千年前から地球とある程度接触があったらしく、地球に残る「桃源郷」などの伝説は まだ美しかった頃の怪魔界を垣間見た地球人が残したものらしい。 クライシス皇帝曰く、滅亡の原因の一部は兄弟星・地球での環境汚染の余波が次元を越えて怪魔界を蝕んでいたためだという。 そしてRXが最終回でラスボスのクライシス皇帝を撃破したところ、予想外にも怪魔界は爆発し消滅、 &font(22,b){クライシス50億の民も一緒に絶滅した。} 恐らくこの戦果(?)は、特撮史上でヒーローが何の罪も無い人々に被害を負わせた記録ナンバーワンではないだろうか。 次点と呼べそうな記録は、[[ウルトラマン]]が20億人の[[バルタン星人]]達を円盤ごと爆殺したというもの。 (ちなみにこちらの事件は&b(){第2話で起きた})&s(){[[ゴジラ]]?数字が足らんよ数字が。} このせいでRXは&b(){クライシス50億殺し}の汚名を背負わされる(ネタ的な意味で)ことになったが、ゴルゴムの仕業だから仕方がない! ストーリー中盤でクライシス皇帝の圧政に苦しむ善良なクライシス人達に、RXは「必ず助ける!」と約束をしてもいたのだが…… 一応、平和的に地球に移住(つーか亡命)した怪魔界人もいる事はいるようだが。 なお後年『[[仮面ライダー鎧武]]』にて&b(){「浸食してきた異世界に適応する装置は10億しか量産できないので残りの60億人は間引く」} という計画が登場。大きな視聴者からRXのこの顛末がネタにされまくったことは言うまでもない。 (念のため言うが、鎧武の主人公は当然反発しており、さらにその異世界の住人は同じことを実行した結果ほぼ滅亡している) #region(被告人・RXへの弁護) 怪魔界が壊滅した今となってはクライシス人やクライシス皇帝に直接確かめる術は無いが、 まず、クライシス皇帝が即位したのは人間の文明が地球環境を大きく汚すようになった現代より遥か1000年近くも前である。 日本は平安時代半ば、ヨーロッパでは神聖ローマ帝国、中国では北宋が成立する前後の時期になる。 この頃の人間に環境汚染など不可能に近く、環境破壊といっても火事を起こしたり斧で木を切り倒したり川の流れを変えるくらい。 さらに劇中では「皇帝が現れてから怪魔界は荒廃した」という証言があり、環境破壊の原因が地球人だと言ったのは 帝国の中でも皇帝だけということもあって、皇帝の発言は光太郎を動揺させるための嘘である可能性は決して低くない。 怪魔界全滅の件にしても、味方メンバー全員が知らなかった上にクライシス皇帝の口からも 「私を倒すとこの世界は消滅するぞ~いいのか~」などの確定的情報が得られなかったので 知らなかったRXにこの件の責任全てを問うのは酷であろう。 50億の民が死んだのは&b(){皇帝が死の間際に唐突に道連れにした}のが原因であり、 皇帝を倒す事と怪魔界の消滅は直接関係は無かったとも弁護できるので、RXが殺したと言っていいのかという見解もある。 &s(){「お前の作る新世界は地獄だ!ともに滅びるならむしろその方が幸せだろう!」?それは別の世界です} #endregion #endregion **歴代最強ライダー(かもね) 劇中で見せたその力は、もはやチートどころでは済まされず、ライダーどころか特撮ドラマ史上に輝く(?)存在。 ぶっちゃけ&b(){[[石ノ森ヒーロー>島村ジョー]]の中では最強}(次点は萬画版BLACKかイナズマンあたり)。 #region(RXのチートっぷりまとめ) #region(耐久力) 特にそのタフさはライダー中ではぶっちぎりトップ。フィクション全体でもそれなりにしぶとい部類に入る程。(最上位連中は問答無用で死なないとかそんなのばっかなので流石に相手が悪い) 上述のように、生身で宇宙空間に放り出されても&b(){[[特>フリーザ]][[に>セル]][[平気>魔人ブウ]]}な上、 そのまま大気圏突入まで可能(この時点では&b(){RXへの変身能力は得ていない}どころか、&b(){BLACKへの変身能力をも失っている})。 「太陽の子」らしく胸のサンバスクに太陽光線を浴びさえすれば戦闘不能からでも瞬時に全回復する。 (番組初期には「太陽の光がないと変身出来ない」という&b(){唯一}の弱点があったが、&b(){いつの間にかなくなっていた}) このためサンバスクを破壊すれば治癒能力は消滅すると思いきや、&b(){そうすると今度はキングストーンが作用して復活する。} それならばと変身前にキングストーンを封じることでピンチに陥らせたこともあったのだが、&b(){太陽の光エネルギーで変身した。} つまりRXの変身能力・再生能力は複数の機構が絡み合って成り立っているため、「あちらをつぶせばこちらが動く」という形で 強引に復活するため、全部をまとめてつぶすのはほぼ不可能と言いきってよいだろう。 そもそも再生するまでもなく、傷をつけることさえ非常に難しい相手である。 劇中ではクライシス帝国の幹部・ガテゾーンが装備している光線銃が&b(){頭を直撃しても無傷}だったし、 &b(){光速の飛び道具を打ち落とす}程の超反応速度も持っている。 ついでに一号ライダーでは最大の弱点と明言された「変身ポーズを終えてから変身するまでの人間としてもライダーとしても行動不能な時間」はRXでは&b(){無敵時間}。 また半端な拘束だと後述するバイオライダーへの直接ゲル化変身で抜けられてしまうことも多い。 おまけにこの&b(){直接ゲル化での脱出から元の形態に戻った時にも回復する。}どうしろと……。 #endregion #region(リボルケイン) ベルト「サンライザー」から取り出す光の杖「リボルケイン」がRXのメインウェポン。 杖と言っても実際には光る剣のような見映えで、[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]のレーザーブレードに近い。 これによって繰り出す必殺技「[[リボルクラッシュ>レオナ・ハイデルン]]」は、無限のエネルギーを送り込む技でどんな相手も倒し得るという (というより[[君が死ぬまでエネルギーを送るのを止めない>ジョナサン・ジョースター]]技) ヒット前に阻止された一例を除けばKO率100%のまさに“&b(){必殺}”技。 しかもこれは、初の本格戦闘である第2話から毎度のように使い続けた上での成績であり、 最終話では全知全能のクライシス皇帝すら問答無用で粉砕した。初期武器でラスボスまでをも倒したライダーは 後にも先にもRXだけであろう。&b(){トゥア!} 一応弱点を挙げると、リボルケインは体内のキングストーンの防御装置も兼ねているため、 使用中はキングストーンとサンバスクの防御力が低下するという欠点がある。 ……まあ、低下してなお堅牢としか言いようがないほどの防御力なことに変わりはないし、 そもそも&b(){基本的に一度リボルケインが刺さればそのまま死ぬ}ので、弱点はほぼ機能していないに等しい。 結果、視聴者にとっては「リボルケイン=死」の図式が完全に成立してしまっている。 #region(歯 が 立 た ぬ !) ちなみに、挿入歌「戦場のライダーRX」の三番では、 &b(){悪の妖族 迫る魔術 &font(28){リボルケインも 歯が立たぬ}} ……と、勇壮に歌われている。 そんな堂々と言う事じゃねえだろとか言う以前に、&b(){明らかに大嘘である。} &s(){まあ「刃が立たない」から突き刺してばっかりなのか(ry} なお、一番では「リボルケインで一砕き」、二番は「リボルケインで打ち砕け」なので問題は無い。 |問題の歌詞は6:02より&nicovideo(sm4931228)| 尚、本編中でリボルケインが効かなかったのは爆死したと見せかけて脱出したダスマダーと 刺さる前に刃を掴んで押し戻した最強怪人グランザイラスぐらいで、&b(){どちらも妖族ではない。} 本編外の描写も入れれば『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』でサンド・スネークが&b(){折る}という大健闘を見せている。 #endregion #region(『[[仮面ライダーディケイド]]』でのリボルケイン) 『仮面ライダーディケイド』第26話にRXが登場した時は、変身していきなりリボルケインを使うも 刀身が光ってない(=エネルギーが充填されていない)せいか、特に大した攻撃力があるようには見えなかった。 尤も、原作でのリボルケインは武器というより必殺技そのものという扱いで、非使用時のRXは殆ど素手での戦闘だったので、 エネルギー未充填の状態で通常の武器として使うディケイド版の方が有効な活用方法かもしれない。 なおこの状態で&b(){[[主役>仮面ライダーディケイド]]を差し置いて出て来たばかりの敵の大幹部をあと一息で殺すところまで追い詰めた} ちなみに劇場版『オールライダー対大ショッカー』では光る刀身のリボルケインを披露し、怪人を二体切り伏せている。 更に『昭和ライダー対平成ライダー』では[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]のように「後から光らせる」と言う芸を披露した。 #endregion 悶絶する敵を串刺しにする絵面が残酷と判断されたのか、海外輸出版の「マスクド・ライダー」では規制の関係でエレクトロサーベル(リボルケイン)から光弾を発射するという演出に変更された。 #endregion #region(乗りこなすマシン) 前作で破壊された世紀王専用マシン「バトルホッパー」だが、RXの復活に呼応して「アクロバッター」と名を変え復活。 スペックが全体的に向上した上、&b(){しゃべることができるようになって可愛さもアップ。} RXのフォームチェンジに対応して「ロボイザー」「マックジャバー」に変形する能力も手に入れた。&s(){あまり使われなかったが。} さらに話が進むと水中や悪路のみならず&b(){異次元をノーリスクで移動}できる万能マシン・ライドロンを入手。 これは怪魔界の技術で造られた車にゴルゴムの遺産で命を吹き込んだもの。 強固すぎるボディと、最高時速1500㎞を活かした体当たりで劣勢のRXを救助しつつ敵を撥ねて一時退却なんてことも可能。 アクロバッター同様会話も出来る上、「ライドロンとアクロバッターはRXが呼ぶところに必ず駆け付ける」らしい。 しかしこのマシンがライダーでは初の4輪自動車だったため、ファンからは賛否が分かれたことも。 あと、アクロバッターはもちろん嫉妬しました。 #endregion #region(フォームチェンジ) 中盤で、&b(){ピンチに際してキングストーンが「不思議なこと」を起こし}、二種類のフォームチェンジを手に入れた。 一つ目は「ロボライダー」。別名「哀しみの王子」「炎の王子」。 鈍重な動きだが豪腕&頑丈なうえ、非常に高い耐熱能力(&b(){約800万℃ぐらいまでなら耐える})を有し、1000℃までなら吸収可能。 [[こちら>ジャミラ]]も参照にしてほしいが、100万℃の火炎放射=地球を6秒で貫通するプラズマジェットのカッターとの事なので、 この耐熱能力は高いを通り越して異常と言っていいレベルである。 &s(){実際に800万℃の攻撃が飛んできたらロボライダーより先に地球が駄目になるだろう、それは}。 反応速度と射撃精密性も高く、いざという時は加速して動けるので回避能力も低くない。 例えるならATKとDEFのやたら高い[[ハイパーアーマー]]持ちで、威力の低い飛び道具を受けると回復するといったところ。 そして使用する武器は&b(){射程距離MUGENの上、威力がリボルケインと同等の光線銃「ボルテックシューター」}。 これを何の代償も無く乱発するというインチキ臭い強さを誇る。 ついでに、あらゆるコンピュータにアクセスできる「ハイパーリンク」という特殊能力まで持っている。 後述のバイオライダーがデタラメすぎるだけで、こっちもこっちで大概なチートフォーム。 弱点はバイオライダーと違い防御力が高いだけで普通にダメージは受けること(どこが弱点だと思うかもしれないが)と、 強烈な磁力を受けると身体が正常に機能しなくなること。 そして二つ目がライダー史上最大の問題児にして最強のチートフォームとの呼び声が高い「バイオライダー」。 通称は「怒りの王子」「水の王子」。 &b(){あらゆる物理攻撃が透過する}というもはやタフネスとかいうレベルを通り越した防御性能に加え、 液状化したりゲル化することで細かい隙間にも入り込んだり変形して攻撃や拘束を解除できる。 ゲル化能力は公式で「全ての攻撃が無効になる」という反則的な設定の強さ。 しかも、やろうと思えば&b(){他形態からでもゲル化や瞬間的にバイオライダーへの変身ができる。}ため、前述のロボライダーの磁力弱点も&b(){フォームチェンジやゲル化でカバーできる。} 使用する武器はバイオブレードという剣。素のスペックがインチキなため影が薄い武器だが、 これも十分必殺の威力を出せる強力な武器。 弱点はロボライダーや通常のRXより熱に弱いこと。しかし、&b(){それすらもゲル化していれば無効}な上に ゲル化してなくても&b(){数千度なら耐えられる}のだからもうなんとも……。 後、素の状態では防御力も弱い事。例の如く&b(){ゲル化すると無効}な上光線は &b(){「弾が奴の身体をすり抜けてしまうぞ!」(※敵の台詞です)} ゲル化した状態ではできることが&b(){「バイオアタック」}という体当たりのみでかなり火力に乏しい事。 ……だったのだが、&b(){ゲル化からノータイムでRXキックをかまして敵幹部(の頭)を爆散させかけた}り &b(){敵の体内に侵入し、暴れ回って殺す}という火力を十二分に補う進化を果たした。 一応後者はその後どうなるか光太郎自身もわからなかったが。 そして両者ともBLACK時代のチート技・キングストーンフラッシュだって何の問題も無く使用可能。 まあ劇中では他の要素だけで有り余るほどの力があったため、使われていないが。 各形態への変身、ゲル化は本人の意思のみで切り替えられる上一瞬で完了する。 クライシス怪人にも知覚されないレベルの速さの為、ほぼ隙がない。これを利用して自身の死を偽装した事もある。 後のライダーは手動操作で変身を行う事が増えたのでこの特性は驚異的だと言える。 なお、初のフォームチェンジ能力は[[仮面ライダーストロンガー]]のチャージアップであるが、 こちらは[[純粋にパワーアップするだけ>フリーザ]]であり、そのためRXは「[[使い分ける意味を持つ>ストライクガンダム]][[フォームチェンジ>インパルスガンダム]]」を 初めて習得した仮面ライダーと言える。 だがRXのフォームチェンジが真に恐ろしいのは、&b(){バイオライダーが最終形態だという設定がない}ことにある。 つまりここからさらに進化する可能性がまだRXには残されているのだ……。 #endregion #region(その時ふしぎな事が起こった) &b(){RXのチートっぷりを端的に表したナレーションの一言。} 初めて使われたのはロボライダーへの変身を身に着けた時。 その後使われたのはバイオライダー初登場の時で、実際のところ劇中ではそれほど言われていないのだが、 &b(){[[まさに「御都合主義」「主人公補正」「超展開」などの無茶苦茶な展開を一言で纏めた>スコープドッグ]]この言葉を淡々と発するナレーション}は 視聴者に多大な衝撃を与えており、使われた回数の割に本作を象徴する有名なフレーズの一つと化している。 とはいえ、現在でこそ笑いの種として受け入れられているが、RXという作品が当時の特撮オタから強く非難されていた 原因の一つとして、このナレーションに代表される展開の雑さがあることは間違いないのも事実ではある。 [[この無茶ぶりを>シャイニングガンダム]][[勢いでぶっちぎれるか>ゴッドガンダム]]、そこにRXという作品を楽しめるかどうかはあるかもしれない。 &b(){不思議な事が起こったのなら仕方ないね!} #endregion #endregion 纏めると、最終的には&b(){[[あらゆる物理攻撃が効かない>オメガトムハンクス]]他、[[精神>魔獣ジンメン]][[攻撃>武藤遊戯]]・[[魔>パチュリー・ノーレッジ]][[術>ザターナ]]・[[呪>ひろし]][[い>溝口誠]]・[[猛>麟]][[毒>メディスン・メランコリー]]・[[超>アイスマン]][[低>ペットショップ]][[温>チルノ]]、&br()挙句には[[時間>DIO]][[停>空条承太郎]][[止>十六夜咲夜]]・[[空間>八雲紫]][[操作>長門有希]]・[[存在否定>現実]]・[[宇宙消滅>ラ=グース]]など諸々の攻撃を無効化する[[化け物>神キャラ]]}となった。&b(){いや、もっと恐ろしい何かだ。} おまけに今回は味方が減り続けた前作とは打って変わって味方が増え続け、最終的には&b(){[[歴代の>仮面ライダー1号]][[10人>仮面ライダー2号]][[ライ>仮面ライダーストロンガー]][[ダー>スカイライダー]]}までやってきた。 &s(){お前ら、&b(){前作でBLACKが死んでゴルゴムが日本征服した時何やってたんだよ…}と思うかもしれないが、&br()&b(){外国でゴルゴムと戦ってた(後付け設定)}から仕方ない。} これにより、今までZXまでのライダーとは明確な繋がりが描写されることの無かったBLACK及びRXの世界も 同一世界だったと判明した(BLACKの時点で示唆だけはしていた)。&b(){一体何度秘密結社に襲われてんだ}この世界は。 しかも、昭和ライダー世界の秘密結社の源泉ショッカー大首領は&b(){ゴルゴムとクライシスにはマジで関係がない。} んん?でも、クライシス皇帝は大首領に声が似てるよーな… #image(あいつ一人でいいんじゃないかな.jpg,width=240,title=シュガー佐藤氏の『時空英雄 仮面ライダー』の1シーンだが、この台詞はコラ。実際は「ここはRXにまかせよう」である。でも実際一人でなんとかしそうな展開なのが困る。) ……一応注記しておくが、上記の「RX最強伝説」は設定や一部描写が&b(){異常なだけ}であり、&b(){彼の戦いは常にピンチの連続}であった。 この恐るべき大軍団と対峙して勝利を収められたのも、当然仲間の助け&s(){や幹部連中のアホなイザコザ}があっての事である。 一人の力だけで悪の組織に圧勝できる正義のヒーローなど存在しないのだ。&s(){……あ、&b(){バイオライダーは例外ね!}} むしろ、組織内で絶えず火種を抱えながらも、設定上で無敵と思えるRXに1年間も対抗出来た クライシス帝国の怪人たちの性能も特筆ものと呼べる出来だったのだろう。流石は昭和ライダー最後の敵というべきか。 (現に、終盤ではRXの殆どの能力に対策を取っていた) さらにはRXに勝てないと見てとるや否や、BLACKを倒そうという前代未聞の作戦を実行に移していたりもする。 ……まあ、その結果、前代未聞のすさまじいことになったのだが。 また、事前にRXの能力をリサーチしたとは言え、&b(){進化もせずにRXどころかロボライダー・バイオライダーすら&br()完封した}[[シャドームーン]]も充分トンデモない実力である。 もし光太郎が『BLACK』の時点で敗れていれば、クライシス帝国はシャドームーン率いるゴルゴムと戦うことになっていただろうが、 クライシスにとっては難敵であることは変わるまい。 というか、そうなった場合シャドームーンはキングストーンを二つとも手に入れているだろうから余計に強くなってるはず。 創世王の言葉を信じるなら、ブラックサンとシャドームーンどちらが次の創世王になっていても、 宇宙を思うがままにできる力が得られるはずだったらしいし。 恐らく本編ブラックに対して行ったのと同じ作戦を敢行し、&b(){シャドームーンRXとの戦いになっていたろう}から、 ラストで炸裂するのがリボルケインからサタンサーベルに変わるだけで大差なかった可能性も高い。 更に、光太郎の勝敗にかかわらず[[10人>仮面ライダー1号]][[ライダー>仮面ライダー2号]]が両勢力の暴挙に立ち向かうことは十分考えられるので、 下手をすれば、『ディケイド』の「ライダー大戦の世界」以上の規模の三つ巴の大乱戦になっていたかもしれない。 MUGENの世界には設定の上では常人離れした技量や能力を持つキャラが大勢いるが、 シャドームーンや後述のディケイドのようにあらかじめ能力を把握した上で僅かな隙を突かない限り、 実際にRXと戦って勝てるかは誰にも予想できない気がする。 **近年のRXの活躍 #region(他作品との関与・外部出演など) 『仮面ライダーBLACK』の記事の客演情報も参照。 #region(仮面ライダーシリーズにおける立ち位置) 本ページでは昭和ライダーとして数えているが、『BLACK』『RX』は、 『ZX』までの昭和ライダーを手がけてきた平山亨氏ではなく、 「戦隊シリーズ」や「宇宙刑事シリーズ」を立ち上げた吉川進氏がチーフプロデューサーを務めている関係で 宇宙刑事シリーズの要素が見られた。そのためZX以前の昭和ライダーとは一線を隔てている。 また『RX』の放送開始3ヶ月後に昭和天皇が崩御したため放送時期は平成元年にまで踏み込んでいる上、 所謂「平成ライダー」にくくられるクウガ以降のライダーに影響を与えた側面もある。 この位置からBLACK・RXはある意味で「最後の昭和ライダーにして[[0>ゼロ]]番目の平成ライダー」とも言える。 なお、公式における分類は昭和ライダーであり、後の真・[[ZO>仮面ライダーZO]]・Jも昭和という扱い。 #endregion #region(映画『仮面ライダー世界に駆ける』) 冒頭にて怪魔妖族スカル魔三体を差し向けたが返り討ちにされたクライシス帝国。 ジャーク将軍は「&b(){今のお前たちではRXには勝てぬ!}」と断言し、 「だが、進化する前のBLACKなら勝てる&b(){可能性もある}」ということで 復活させたゴルゴム三神官の力を借りてRXをBLACKに退化させた。 &s(){なんて弱気な計画だ。仕方ないとしか言いようがないけど。『RX』1話でも真っ先に変身機能を封じたしな…} だが、退化したBLACKを救出に現れたのは&b(){なんとライドロンに乗ったRXだった。}別の時空から助けに来たのである。 そして次々と別の時空に住む光太郎が合計三人も助っ人にやってきて&b(){BLACK・RX・ロボ・バイオの四形態がそろい踏みした。} &s(){ジャーク将軍「&b(){BLACKが変化して生まれたのがRXではないのか!?}」} &font(20,b,i,#DAA520){「来てくれたのか!」} &font(20,b,i,#DAA520){「おまえがいなければ、俺も存在しないんだ!」} &font(20,b,i,#DAA520){「おまえ達がやられてしまっては、俺まで消滅するからな!」} &font(20,b,i,#DAA520){「後は俺に任せろ!」} &font(20,b,i,#DAA520){「仮面ライダー、ブラァック!」} &font(20,b,i,#DAA520){「ロボライダー!」} &font(20,b,i,#DAA520){「バイオ、ライダーッ!」} &font(20,b,i,#DAA520){「仮面ライダー、ブラァッ!アァーッ!エェックス!!」} 恐らく[[ハイパークロックアップ>仮面ライダーカブト]]や[[時の列車>仮面ライダー電王]]で過去に戻ろうとしてもこうなる。[[てつを×4とかそんな悪夢>ジェネラルズ]]どうしたらいいんだ…… クライシス側もBLACK化した光太郎の抹殺のために過去に倒された怪人たちを復活させて挑んではきたが、 再生怪人のお約束(というか&b(){弱体化しているBLACKのライダーパンチにさえ粉砕されてた})と チートの権化が束になってかかってきたという前代未聞の状況の前に[[彼らがどうなったかは言うまでもない。>葬式]] &s(){BLACK相手にこれならもうバッタ怪人まで退化させた方がよかったんじゃね?てつを×5になるだけだろうけど} 尚、詳細な設定は語られていないが、単に[[平行世界の>アル・アジフ]][[自分がやって来る>石馬戒厳]]だけなので、別に四人が限界ではない。 つまりやろうと思えば&bold(){一人で時間無制限セルフ[[ガタキリバコンボ>仮面ライダーオーズ]]だってできる}のだ。 &del(){…………勝てるかこんなもん。} 幾らなんでもムチャクチャだと思うかもしれないが、本作の脚本は東映不思議コメディ―シリーズや 『[[人造昆虫カブトボーグVxV>トムキャット・レッド・ビートル]]』で有名な浦沢義雄氏。&b(){この名前を聞いて「仕方ないな」と納得した人も多いとか。} RXもBLACKに退化させられる前に、流れてくるBGM(BLACKのEDテーマ)に対して「この歌は仮面ライダーBLACKの!」と メタ発言してたりする。 #endregion #region(仮面ライダーディケイド) 『[[仮面ライダーディケイド]]』放送当初、一部では最後の敵として現れ 「ディケイド逃げて!超逃げてー!」な展開になるのではと予想されたりもした。 実際、倉田てつを氏は映画『[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー>仮面ライダーディケイド]]』に 南光太郎/仮面ライダーBLACKとして実に20年振りに再演を果たした。 RXとは異なり、企画物や舞台ショー以外では客演する事もされる事もなかったBLACKの初の「客演」である。 また前述の[[破壊大帝>メガトロン]]もといジャーク将軍も大ショッカーの一員として登場している。 また、RXとしても『仮面ライダーディケイド』のTV本編にてパラレルワールドの「RXの世界」で登場し、 BLACKとの同時客演を可能にしている。こちらの光太郎も倉田てつを氏。 さらにこの時にはディエンドのカメンライドでBLACKが登場するのだが、 何故か彼のみ&b(){BLACKではなく変身前の南光太郎が召喚される}という物凄い事がおきている。 これもキングストーンの力なのか…!? ……そういえばキングストーンフラッシュであっさり次元の壁ぶち抜いてディケイド送り出してたな。 そして『世界に駆ける』と今回の客演で同一人物二人が並ぶことに理屈が付いてしまったためか、 これ以降のオールライダー系映画では、&b(){特に何の説明もなく普通にBLACKとRXが共演する}ようになる。 ……まあてつをなら仕方ない。 最近では、『仮面ライダー大戦』でBLACKとRXで演じている声優が違ったりもした。 ラジオ企画を知っている人にはピンと来る配役、とだけ言っておく。 #endregion #region(映画『オールライダー対大ショッカー』での客演) 冒頭でディケイドと互いにフォームチェンジを駆使したライダーバトルを繰り広げた際、 終始ディケイドを圧倒する戦いを見せたものの、最終的には敗北している。 まあ、主人公vs客演なので当然といえば当然の展開である。 また「敗北」とは言っても死んでしまったわけではなく、会場から消えていく瞬間にはフラフラながらも2本の足で立ち上がっていた。 「ルール上、トーナメントから脱落になっただけ」というのが正しいようである。 &b(){そもそも、万が一倒されてしまっても太陽がある限り何度でもよみg(ry} 注目すべきはその敗因である。 ディケイドに敗れた時点でのフォームは、意外にも無敵と思われていた&b(){バイオライダー}。 そしてディケイドが決め技に使ったのは、カメンライドした[[仮面ライダーファイズ]]による必殺キック「クリムゾンスマッシュ」。 この技には拘束効果があり、バイオライダーはゲル化を解いた瞬間を狙われ、決められてしまった。 &b(){ゲル化能力自体は破られてない}と考える事も可能だが、どうやらバイオライダーを倒したいなら ゲル化を解除した直後にホーミング攻撃、もしくは高熱を伴った攻撃がよさそうだ。 ちなみに、RXにとって&b(){0.1秒は隙}でありバイオライダーは各フォーム中最速である。&s(){絶望が増しただけじゃねーか} #endregion #endregion #region(仮面ライダーSD) 90年代初頭のTVシリーズ空白期にフィギュア、漫画、ゲーム、OVAと複数のメディアで展開された『仮面ライダーSD』では、 1号をリーダーとするバトルライダーズのメンバーとして登場。 本作に登場する各ライダーのマシンはいずれも魔改造されており、 アクロバッターも「ネオアクロバッター」としてビーム砲を搭載するなどパワーアップを施されている。 また、各ライダーの性格はTV本編の描写や中の人ネタを誇張したものとなっており、 RXは&b(){音痴}という設定が前面に押し出されていた。 当時発売されていたフィギュアに付録として付いていた小冊子では、 RXの歌唱力を5段階(ディナーショー、TV出演、レコーディング、のど自慢、カラオケ)で評価しており、 評価は言うまでもなく最低、解説文には &b(){[[「その場を地獄の底にたたきこむほどの音痴。エネルギー全開で歌えば、敵を気絶させることもできる」>ジャイアン]]}と書かれていた。 まさに&b(){公式が病気}である。 コミックボンボンで連載された『仮面ライダーSD マイティライダーズ』では、基本的に上記の設定を踏まえての登場となっている。 当然ながら音痴設定も取り入れられており、最終的にRXが歌って怪人を倒すというオチが半ばお約束になっていた。 どの先輩の主役回にも随伴しており(そもそもこの漫画ではバトルライダーズなどの班分けがあまり使われない)ほぼ主役の扱いである。 原作の数々の異常な能力は登場しなかったが(ギャグ補正で宇宙空間やタイムパラドックスを無視するとかはやった)、最終回でキングストーンの力を覚醒させた時には三神官の能力を超え、 「ダロムの能力で自分の遺伝子を操作して液化し、バラオムの一発ギャグで精神にダメージを与え、ビシュムの予知を超えて不可能を可能にする」 というこれはこれで凄まじい能力を発揮した。 小学館の各学年誌で連載された『仮面ライダーSD 爆走笑学校』では、 『[[ファイズ>仮面ライダーファイズ]]』で記録が更新されるまで最年少の主役ライダーだったことを踏まえて、精神年齢が幼いと設定されていた。 また、3台のバイクと車を使い分けていることから、金持ちのおぼっちゃんという設定も付与されていた。 これら2作品を始めとする『仮面ライダーSD』の派生作品は、いずれもギャグ漫画として連載されていたが、 唯一コロコロコミックで連載された『仮面ライダーSD 疾風伝説』のみ、全編シリアスかつハードなストーリーが展開され、 本作でのRXは家族、そして住んでいた村の住人全てを皆殺しにされるというTV本編以上の悲劇に見舞われている。 その後、村を滅ぼした張本人であるアポロガイストとの戦いの最中、悲しみの感情の高ぶりと共にロボライダーへの変身能力に覚醒、 ジャーク将軍配下の四人衆との戦いでは、ガテゾーンを相手に銃撃戦を繰り広げている。 #region(神よ……、あ…、あの子をお救いください。) 敵組織グランショッカーのアジトに乗り込んでの最終決戦では、この場で死ぬには若過ぎるというライダーマンの判断により、 秘密通路を通ってアジトに時限爆弾を仕掛けつつ単身脱出するよう促される。 だが秘密通路内には、洗脳されてグランショッカーの尖兵と化した少年兵が潜んでいた。 少年と共に脱出しようとするRXだったが、隠し持っていた武器で胸を刺されて致命傷を負ってしまい、 最後の力で少年兵を逃がした後、時限爆弾に巻き込まれるという悲劇的な最期を迎えた。 この最終決戦ではRX以外に1号、X、ストロンガー、トーベー(TVシリーズにおける立花藤兵衛に当たるキャラ)の4名も戦死しており、 主要キャラが最終回で次々と死んでいく様は後年の平成ライダーシリーズどころの騒ぎではなく、 特に、読者の多くがリアルタイムで視聴していたであろうRXの死は、当時の子供たちの心に大きなトラウマを残すこととなった。 #endregion #endregion #region(ゲーム作品) #region(ガンバライド/ガンバライジング) ガンバライドではシャドームーンらと共に第7弾から参戦。レジェンドレアで登場。 ゼンエイ時にコウゲキ、ひっさつ、APを強化するスキルを持ち、速属性トップクラスの火力を持つカードとして活躍した。 必殺技はハイブリッドパンチ、エクリプスキック、RXスラッシュ、リボルクラッシュ。 演出あり必殺技の「リボルクラッシュ」は当初は(規制の関係で)リボルケインの突きで相手を吹っ飛ばすだけの演出だったが、シャバドゥビ5弾で演出が強化され相手に突き刺し押し込んでいるように見えるようになった。 余談だが、原作ではほぼとどめ専用だったリボルケインだが、ガンバライドではカードによっては通常攻撃でも使用する。でもリボルクラッシュの演出はわざわざリボルケイン生成から始める拘り。 シャバドゥビ3弾で「オールタイプキャンペーン」の1枚として久しぶりに高レア化された。 シャバドゥビ弾でのライダータイプは&font(b,#00008b){&ruby(ウチュウ){宇宙}}。 ガンバライジングでは第3弾から参戦。声は倉田てつを氏、つまり本人ボイスである。 LRとLREXの最高レア2枚で登場。バーストすると、LRはロボライダーに、LREXはバイオライダーにチェンジする。 必殺技は、バースト前のRXは「RXキック」。バースト後はロボライダーは「ハードショット」、バイオライダーは「スパークカッター」。 続く4弾ではSRで登場。こちらはバーストしてもRXのまま。バースト後の必殺技は「リボルクラッシュ」。 今回はリボルケイン生成なしで飛びこみからスタートするが、バースト演出がリボルケイン生成なのでむしろ完成度はガンバライド以上に高まった。 なお、原作での必殺技が一通り収録されている他、バースト演出が3つ全て専用で完成度も高いと扱いが非常に恵まれている。 ガンバライド第7弾ムービーでは、[[W>仮面ライダーW]]と共ににディケイド&ディエンド相手に共闘、 更にクライマックスでは&b(){Wを差し置いてシャドームーンとの必殺キックのぶつかり合い}とかなり優遇されている。  &nicovideo(sm8276475) #endregion #region(ライダージェネレーション) ライダージェネレーションシリーズにも登場。 ライダーアビリティは「たいようのきせき」。体力が少なくなると、一度だけ体力が全回復し、全能力が一定時間強化される。 このとき、「そのときふしぎなことがおこった」と表示される(1作目ではナレーション付き)。ゲーム作品で「ふしぎなこと」が再現されたのはおそらくこれが初。 必殺技ではロボライダーやバイオライダーに変身する。超必殺技はリボルクラッシュ。 #endregion #region(コンパチヒーローシリーズ) コンパチヒーローシリーズでは数多くの作品に出演している。 シリーズが多く作られた90年代が『RX』と『クウガ』の間だったのも関係していると思われる。 勿論全ての作品でRXがライダー代表だったわけではないが、一例として、『ザ・グレイトバトル』シリーズ(III~VI)では ガンダムはF91→V2→ゴッド→ウイングゼロと代替わりしたが、ライダーはRX→ZO→RX→RXとRXの出番が多かった。 シリーズ20周年記念作として発売された『グレイトバトル フルブラスト』では プレイアブルから外され、戦闘を補助するサポートキャラとして登場する。 ……が、とあるステージでは敵として登場する仮面ライダーディエンドによって召還され、プレイヤーに襲いかかってくる。 直線的な動きなので距離を取っていれば回避するのは容易だが、 スピードが速いため至近距離で召還されると成すすべもなくリボルケインの餌食になってしまう。 &s(){ただ、流石に即死技ではなかった。ゲームバランスが崩壊するし。} ちなみにリボルケインはIIでも&b(){RX最弱の必殺技として}大活躍していた。 …どういう事だよと思われるかもしれないが、同作では各キャラに専用の必殺技が3つ存在し、高位の技ほど使うカプセルの量が増えるのだが、 RXの場合、&b(){高位の技の火力が消費カプセル量と噛み合っていないため、リボルケインを連発した方がダメージを叩き出せる}。 最強技?&b(){バイオライダーですが、何か?} 一方、コンパチヒーローシリーズのRPG作品では、歴代ライダーで唯一全ての作品にパーティメンバーとして登場している。 『ヒーロー戦記』では最初はBLACKで、中盤のイベントでRXになる。 高威力の単体攻撃とロボライダー、バイオライダーによる手数の多さが売り。 唯一の欠点は全体攻撃技を自力で習得しないことだが、 それもイベントでストロンガー、2号、ZXからそれぞれ強力な全体攻撃技を伝授されることで解決してしまう。 &b(){その代わり、RXは全体攻撃特化形態なのでリボルケインが中盤で覚える中堅技扱いだが}。 そしてリボルケインに代わり単体最強技となったのはボルテックシューター…つまりロボライダーであった。 毎回使っていた必殺技だというのにリボルケインのこの扱いは如何なものか… (参考までに、[[ウルトラマン]]達の場合、隠し技がある[[セブン>ウルトラセブン]]以外は最強技はメインで使っていた光線である) シナリオ上では[[10年越しの伏線となる重要なセリフを口にする>ゲシュペンスト]]など、[[他の>ウルトラセブン]][[パーティ>ガンダム]][[メンバー>νガンダム]]以上に優遇されている傾向にある。 ちなみに本作の南光太郎の性格は、ウィンキーソフト時代のスパロボに登場する[[兜甲児>マジンガーZ]]のような感じに改変されている。 『ガイアセイバー』では前作での性格改変の反動からか、ごく普通の性格で登場する。 ……が、そのお蔭でストーリーに殆ど絡まず&b(){空気と化してしまっていた}。 必殺技は強いが、元々がカプセル怪獣(何度でも使える攻撃アイテム)を連発していればどうにかなるバランスなので…… 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』ではRXは隠しキャラ扱いになっており、 フリー移動中にとあるイベントを発生させることでBLACKからRXへとパワーアップをする。 そのため、本作には&b(){クライシス帝国は一切登場しない}。 一応、エンディングでこの後クライシスが侵略に現れることを示唆する台詞は出てくる。 『ロストヒーローズ』では1号やW、電王やオーズ達と共に参戦。性能はやや耐久寄りで、特に運。次に気力が高い。 スキルも燃費が良く、ターンの最後に行動するという特性を持つロボパンチや基本命中率100%のスパークカッター。 属性攻撃の中でも威力が高く、一時強化する事で全キャラ中最大火力にできるスキルのバイオアタック。 補助、障害もパーティ全員を必中にするマクロアイや、敵全員のステータス上昇を消し暗闇状態にする キングストーンフラッシュなどを持ち、そして序盤から覚えられるHERO(必殺)技のリボルクラッシュは、 最初に覚えられる単体HERO技の中でも飛びぬけた最大威力を誇る他、斬撃、格闘、射撃が可能な為、 他の仲間と力を合わせて放つ汎用クロスオーバースキルの幅が広い。 #region(のだが……) まず攻撃性能が低く、スキルも全体攻撃が無い事やシステムの関係で火力の上げ辛い斬撃属性が多い点。 マクロアイと同じ効果を持つ『ロックオン』をゴッドとダブルオーを除くガンダム系が持っている事。 キングストーンフラッシュは雑魚には有効ながらRX本人の速度が低く、 更にステータス上昇スキルを殆ど持たず状態異常を無効化するボスには微妙。 リボルクラッシュも無強化では威力が非常に低い上に、『最初に覚えられる単体HERO技』の中では最大でも 最終的に覚えられる単体技の中では少々劣る。 トドメに1号とRX以外のライダーは特定キャラとの強力なクロスオーバースキルを持っているなど 総称すると器用貧乏。使用キャラの中でも下位として扱われることが多い。 ……とは言えマクロアイは十分有用でありバイオアタックは強力なので使えないわけではない。 &s(){リスクと手間は掛かれどど、[[もっと酷い>ウイングガンダムゼロ]]のが居るけどな!} #endregion ちなみに本作独自のクロスオーバー要素として、ジ・Oに捕らえられ、 キングストーンのエネルギーをコロニー・レーザーの動力源に転用されそうになるイベントが存在する。 『スーパーヒーロージェネレーション』では初期から登場する5人のうちの1人として登場。 最強技であるリボルケインの威力が高く、他の技も優秀であり、スキルにHP、EN回復があり継続能力も高いため 初期からずっと主力として使っていける強さを持っている。 …だが強さの代償か、全体的に技の数が豊富な主役ライダーの中では、技が少なく4つしか存在しない。 また初期から加入している割には空気とまでには言わないものの、シャドームーンが居るだけ参戦という事もあり、 ストーリーにはあまり絡まず台詞は少なめ。一応『ウルトラマンギンガ』のステージでマクロアイでタロウ人形を探すシーンが存在する。 コンパチヒーローシリーズではないが、同じくバンプレストから発売された『スーパー特撮大戦2001』にも登場。 『ダイダルの野望』同様、本作でもRXは隠しキャラ扱いで、 とある場面で特定の選択肢を選ぶことでBLACKからパワーアップを遂げる。 しかしその選択肢だが、 何故か&b(){ヘリコプターのパイロットにならないというTV本編と反対のものを選ばなければフラグが成立しない}。 クライシスに至っては&b(){ナレーションで壊滅したことが触れられるだけで最終決戦を再現したステージは存在しない}。 &s(){そのくせパッケージに堂々とRXが描かれているのはなんかズルくね?} #endregion #endregion #region(ニコニコ動画でのRX) 前作同様、年代的にニコニコユーザーの直撃世代が多いため数あるライダーの中でも特に人気の作品の一角。 「その時ふしぎな事が起こった」に代表されるようにネタも豊富なため、しばしばMADが作られるが やはり本編を使用したものは削除されることが多い。&s(){いかにチートでも権利者には勝てなかった。} &nicovideo(sm20789008) 2013年には東映の公式チャンネルで、前作『仮面ライダーBLACK』の枠を引き継ぐ形で配信開始。 毎週日曜午前10時配信で、配信後3日間無料だった。 2014年3月9日で劇場版を除く全エピソードが配信。現在は全て有料で視聴可能。 &nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/1363934533) #endregion ---- **MUGENにおける仮面ライダーBLACK RX 霞のジョー氏制作の手書きのものが公開されている。 現状はまだ未完成版で搭載済みの必殺技はリボルケインによる斬撃と当身技。 超必殺技もロボライダーに変身してのボルティックシューターのみ。 あと[[子役時代に共演したブラック>ふたりはプリキュア]]を呼ぶことも出来る。現状呼ぶだけで何も効果は無いが。 今後の更新でRXキックやリボルクラッシュ、スパークカッター等を搭載予定とのこと。 [[AI]]は搭載されていない。 &nicovideo(sm23034782) その他、過去にはRXも実写画像を使用したものが存在したが、現在は製作者が不出来を理由に公開を停止している。 ***出場大会 -[[オール仮面ライダートーナメント]](おまけ) #co(){ #list_by_tagsearch_cache([大会],[仮面ライダーBLACK RX],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[仮面ライダーBLACK RX],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[仮面ライダーBLACK RX],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|CV:倉田てつを|特撮,主人公,仮面ライダー
//過去にBLACKのページにあったRX部分を保存していたので一部変更して掲載しました。 //なのでリンクや文脈の不自然な部分の見落としがあるかもしれないです。 //RX当人の話ではない余談を削りました #image(Rider_Black_RX.jpg,width=420,title=一欠) &font(20,b,i,#DAA520){ 「俺は太陽の子! 仮面ライダーBLACK!! RX!!!」 } **概要 1988年に放送された[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]シリーズの9作目『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。 前年に放送された『[[仮面ライダーBLACK]]』の続編であり、主人公も南光太郎(演じるのはもちろん倉田てつを氏)が続投。 スーツアクターも同じく岡元次郎氏で、以降『仮面ライダーJ』まで岡元氏が主役ライダーを演じることになる。 (なお2014年現在までで、放送期間の延長等でなく純粋に続編が作られた例はこれ1つのみ) 名称が長いため、ファンからは前作との区別もあって単に「RX」と称されることが多い。 (挿入歌でも「RXライダー」「ライダーRX」などの呼称がある) BLACK時代の活躍は個別項目を参考にされたし。 前作の仮面ライダーBLACKが鬱展開を経ながらも好評を博したため、後番組として間髪入れずに始まった。 舞台は前作の半年後。ゴルゴムとの戦いに勝利した光太郎だったが、 厳しい戦いと親友・[[信彦>シャドームーン]]を手にかけた事実で心身共に深い傷を負っていた。 そんな時に再会した叔父・佐原俊吉は鬱屈した光太郎を見かね、自身の家族と家で一緒に暮らさないかと持ちかける。 そして佐原の勧めでヘリコプター操縦士免許も取得、佐原の営む航空会社のパイロットの職も世話され、 光太郎は平和な日々を通じて元の快活な性格を取り戻していた。 だがある日、異世界「怪魔界」から現れた全人類抹殺を企む&b(){クライシス帝国}が光太郎を拉致、 計画の障害とみなし、彼の腹に風穴を開けてBLACKへの変身を司るキングストーンを破壊し宇宙空間へと放逐する。 為す術無くもはやこれまでと覚悟した光太郎だが、前述した体内の &s(){チートの源泉}キングストーンが太陽光線を浴びて進化し、 &font(b,#DAA520){仮面ライダーBLACK RX}として生まれ変わった。かくして、光太郎とクライシス帝国の新たなる戦いが始まる…。 #region(その戦いの結末……) クライシス帝国の真の目的は、滅亡の危機に瀕した怪魔界に住まう50億の民の移住先として地球を占領することだったが、 最終決戦の最中、実は怪魔界は地球の兄弟星であることが明かされる。 数千年前から地球とある程度接触があったらしく、地球に残る「桃源郷」などの伝説は まだ美しかった頃の怪魔界を垣間見た地球人が残したものらしい。 クライシス皇帝曰く、滅亡の原因の一部は兄弟星・地球での環境汚染の余波が次元を越えて怪魔界を蝕んでいたためだという。 そしてRXが最終回でラスボスのクライシス皇帝を撃破したところ、予想外にも怪魔界は爆発し消滅、 &font(22,b){クライシス50億の民も一緒に絶滅した。} 恐らくこの戦果(?)は、特撮史上でヒーローが何の罪も無い人々に被害を負わせた記録ナンバーワンではないだろうか。 次点と呼べそうな記録は、[[ウルトラマン]]が20億人の[[バルタン星人]]達を円盤ごと爆殺したというもの。 (ちなみにこちらの事件は&b(){第2話で起きた})&s(){[[ゴジラ]]?数字が足らんよ数字が。} このせいでRXは&b(){クライシス50億殺し}の汚名を背負わされる(ネタ的な意味で)ことになったが、ゴルゴムの仕業だから仕方がない! ストーリー中盤でクライシス皇帝の圧政に苦しむ善良なクライシス人達に、RXは「必ず助ける!」と約束をしてもいたのだが…… 一応、平和的に地球に移住(つーか亡命)した怪魔界人もいる事はいるようだが。 なお後年『[[仮面ライダー鎧武]]』にて&b(){「浸食してきた異世界に適応する装置は10億しか量産できないので残りの60億人は間引く」} という計画が登場。大きな視聴者からRXのこの顛末がネタにされまくったことは言うまでもない。 (念のため言うが、鎧武の主人公は当然反発しており、さらにその異世界の住人は同じことを実行した結果ほぼ滅亡している) #region(被告人・RXへの弁護) 怪魔界が壊滅した今となってはクライシス人やクライシス皇帝に直接確かめる術は無いが、 まず、クライシス皇帝が即位したのは人間の文明が地球環境を大きく汚すようになった現代より遥か1000年近くも前である。 日本は平安時代半ば、ヨーロッパでは神聖ローマ帝国、中国では北宋が成立する前後の時期になる。 この頃の人間に環境汚染など不可能に近く、環境破壊といっても火事を起こしたり斧で木を切り倒したり川の流れを変えるくらい。 さらに劇中では「皇帝が現れてから怪魔界は荒廃した」という証言があり、環境破壊の原因が地球人だと言ったのは 帝国の中でも皇帝だけということもあって、皇帝の発言は光太郎を動揺させるための嘘である可能性は決して低くない。 怪魔界全滅の件にしても、味方メンバー全員が知らなかった上にクライシス皇帝の口からも 「私を倒すとこの世界は消滅するぞ~いいのか~」などの確定的情報が得られなかったので 知らなかったRXにこの件の責任全てを問うのは酷であろう。 50億の民が死んだのは&b(){皇帝が死の間際に唐突に道連れにした}のが原因であり、 皇帝を倒す事と怪魔界の消滅は直接関係は無かったとも弁護できるので、RXが殺したと言っていいのかという見解もある。 &s(){「お前の作る新世界は地獄だ!ともに滅びるならむしろその方が幸せだろう!」?それは別の世界です} #endregion #endregion **歴代最強ライダー(かもね) 劇中で見せたその力は、もはやチートどころでは済まされず、ライダーどころか特撮ドラマ史上に輝く(?)存在。 ぶっちゃけ&b(){[[石ノ森ヒーロー>島村ジョー]]の中では最強}(次点は萬画版BLACKかイナズマンあたり)。 #region(RXのチートっぷりまとめ) #region(耐久力) 特にそのタフさはライダー中ではぶっちぎりトップ。フィクション全体でもそれなりにしぶとい部類に入る程。(最上位連中は問答無用で死なないとかそんなのばっかなので流石に相手が悪い) 上述のように、生身で宇宙空間に放り出されても&b(){[[特>フリーザ]][[に>セル]][[平気>魔人ブウ]]}な上、 そのまま大気圏突入まで可能(この時点では&b(){RXへの変身能力は得ていない}どころか、&b(){BLACKへの変身能力をも失っている})。 「太陽の子」らしく胸のサンバスクに太陽光線を浴びさえすれば戦闘不能からでも瞬時に全回復する。 (番組初期には「太陽の光がないと変身出来ない」という&b(){唯一}の弱点があったが、&b(){いつの間にかなくなっていた}) このためサンバスクを破壊すれば治癒能力は消滅すると思いきや、&b(){そうすると今度はキングストーンが作用して復活する。} それならばと変身前にキングストーンを封じることでピンチに陥らせたこともあったのだが、&b(){太陽の光エネルギーで変身した。} つまりRXの変身能力・再生能力は複数の機構が絡み合って成り立っているため、「あちらをつぶせばこちらが動く」という形で 強引に復活するため、全部をまとめてつぶすのはほぼ不可能と言いきってよいだろう。 そもそも再生するまでもなく、傷をつけることさえ非常に難しい相手である。 劇中ではクライシス帝国の幹部・ガテゾーンが装備している光線銃が&b(){頭を直撃しても無傷}だったし、 &b(){光速の飛び道具を打ち落とす}程の超反応速度も持っている。 ついでに一号ライダーでは最大の弱点と明言された「変身ポーズを終えてから変身するまでの人間としてもライダーとしても行動不能な時間」はRXでは&b(){無敵時間}。 また半端な拘束だと後述するバイオライダーへの直接ゲル化変身で抜けられてしまうことも多い。 おまけにこの&b(){直接ゲル化での脱出から元の形態に戻った時にも回復する。}どうしろと……。 #endregion #region(リボルケイン) ベルト「サンライザー」から取り出す光の杖「リボルケイン」がRXのメインウェポン。 杖と言っても実際には光る剣のような見映えで、[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]のレーザーブレードに近い。 これによって繰り出す必殺技「[[リボルクラッシュ>レオナ・ハイデルン]]」は、無限のエネルギーを送り込む技でどんな相手も倒し得るという (というより[[君が死ぬまでエネルギーを送るのを止めない>ジョナサン・ジョースター]]技) ヒット前に阻止された一例を除けばKO率100%のまさに“&b(){必殺}”技。 しかもこれは、初の本格戦闘である第2話から毎度のように使い続けた上での成績であり、 最終話では全知全能のクライシス皇帝すら問答無用で粉砕した。初期武器でラスボスまでをも倒したライダーは 後にも先にもRXだけであろう。&b(){トゥア!} 一応弱点を挙げると、リボルケインは体内のキングストーンの防御装置も兼ねているため、 使用中はキングストーンとサンバスクの防御力が低下するという欠点がある。 ……まあ、低下してなお堅牢としか言いようがないほどの防御力なことに変わりはないし、 そもそも&b(){基本的に一度リボルケインが刺さればそのまま死ぬ}ので、弱点はほぼ機能していないに等しい。 結果、視聴者にとっては「リボルケイン=死」の図式が完全に成立してしまっている。 #region(歯 が 立 た ぬ !) ちなみに、挿入歌「戦場のライダーRX」の三番では、 &b(){悪の妖族 迫る魔術 &font(28){リボルケインも 歯が立たぬ}} ……と、勇壮に歌われている。 そんな堂々と言う事じゃねえだろとか言う以前に、&b(){明らかに大嘘である。} &s(){まあ「刃が立たない」から突き刺してばっかりなのか(ry} なお、一番では「リボルケインで一砕き」、二番は「リボルケインで打ち砕け」なので問題は無い。 |問題の歌詞は6:02より&nicovideo(sm4931228)| 尚、本編中でリボルケインが効かなかったのは爆死したと見せかけて脱出したダスマダーと 刺さる前に刃を掴んで押し戻した最強怪人グランザイラスぐらいで、&b(){どちらも妖族ではない。} 本編外の描写も入れれば『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』でサンド・スネークが&b(){折る}という大健闘を見せている。 #endregion #region(『[[仮面ライダーディケイド]]』でのリボルケイン) 『仮面ライダーディケイド』第26話にRXが登場した時は、変身していきなりリボルケインを使うも 刀身が光ってない(=エネルギーが充填されていない)せいか、特に大した攻撃力があるようには見えなかった。 尤も、原作でのリボルケインは武器というより必殺技そのものという扱いで、非使用時のRXは殆ど素手での戦闘だったので、 エネルギー未充填の状態で通常の武器として使うディケイド版の方が有効な活用方法かもしれない。 なおこの状態で&b(){[[主役>仮面ライダーディケイド]]を差し置いて出て来たばかりの敵の大幹部をあと一息で殺すところまで追い詰めた} ちなみに劇場版『オールライダー対大ショッカー』では光る刀身のリボルケインを披露し、怪人を二体切り伏せている。 更に『昭和ライダー対平成ライダー』では[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]のように「後から光らせる」と言う芸を披露した。 #endregion 悶絶する敵を串刺しにする絵面が残酷と判断されたのか、海外輸出版の「マスクド・ライダー」では規制の関係でエレクトロサーベル(リボルケイン)から光弾を発射するという演出に変更された。 #endregion #region(乗りこなすマシン) 前作で破壊された世紀王専用マシン「バトルホッパー」だが、RXの復活に呼応して「アクロバッター」と名を変え復活。 スペックが全体的に向上した上、&b(){しゃべることができるようになって可愛さもアップ。} RXのフォームチェンジに対応して「ロボイザー」「マックジャバー」に変形する能力も手に入れた。&s(){あまり使われなかったが。} さらに話が進むと水中や悪路のみならず&b(){異次元をノーリスクで移動}できる万能マシン・ライドロンを入手。 これは怪魔界の技術で造られた車にゴルゴムの遺産で命を吹き込んだもの。 強固すぎるボディと、最高時速1500㎞を活かした体当たりで劣勢のRXを救助しつつ敵を撥ねて一時退却なんてことも可能。 アクロバッター同様会話も出来る上、「ライドロンとアクロバッターはRXが呼ぶところに必ず駆け付ける」らしい。 しかしこのマシンがライダーでは初の4輪自動車だったため、ファンからは賛否が分かれたことも。 あと、アクロバッターはもちろん嫉妬しました。 #endregion #region(フォームチェンジ) 中盤で、&b(){ピンチに際してキングストーンが「不思議なこと」を起こし}、二種類のフォームチェンジを手に入れた。 一つ目は「ロボライダー」。別名「哀しみの王子」「炎の王子」。 鈍重な動きだが豪腕&頑丈なうえ、非常に高い耐熱能力(&b(){約800万℃ぐらいまでなら耐える})を有し、1000℃までなら吸収可能。 [[こちら>ジャミラ]]や[[こちら>ザンボラー]]も参照にしてほしいが、6000℃であらゆる物質が融解し、10万℃の物体が存在するとその地点は塵一つ残らず、 さらに100万℃の火炎放射=地球を6秒で貫通するプラズマジェットのカッターとの事なので、 この耐熱能力は高いを通り越して異常と言っていいレベルである。 &s(){実際に800万℃の攻撃が飛んできたらロボライダーより先に地球が一瞬で消滅するんじゃないか、それは}。 反応速度と射撃精密性も高く、いざという時は加速して動けるので回避能力も低くない。 例えるならATKとDEFのやたら高い[[ハイパーアーマー]]持ちで、威力の低い飛び道具を受けると回復するといったところ。 そして使用する武器は&b(){射程距離MUGENの上、威力がリボルケインと同等の光線銃「ボルテックシューター」}。 これを何の代償も無く乱発するというインチキ臭い強さを誇る。 ついでに、あらゆるコンピュータにアクセスできる「ハイパーリンク」という特殊能力まで持っている。 後述のバイオライダーがデタラメすぎるだけで、こっちもこっちで大概なチートフォーム。 弱点はバイオライダーと違い防御力が高いだけで普通にダメージは受けること(どこが弱点だと思うかもしれないが)と、 強烈な磁力を受けると身体が正常に機能しなくなること。 そして二つ目がライダー史上最大の問題児にして最強のチートフォームとの呼び声が高い「バイオライダー」。 通称は「怒りの王子」「水の王子」。 &b(){あらゆる物理攻撃が透過する}というもはやタフネスとかいうレベルを通り越した防御性能に加え、 液状化したりゲル化することで細かい隙間にも入り込んだり変形して攻撃や拘束を解除できる。 ゲル化能力は公式で「全ての攻撃が無効になる」という反則的な設定の強さ。 しかも、やろうと思えば&b(){他形態からでもゲル化や瞬間的にバイオライダーへの変身ができる。}ため、前述のロボライダーの磁力弱点も&b(){フォームチェンジやゲル化でカバーできる。} 使用する武器はバイオブレードという剣。素のスペックがインチキなため影が薄い武器だが、 これも十分必殺の威力を出せる強力な武器。 弱点はロボライダーや通常のRXより熱に弱いこと。しかし、&b(){それすらもゲル化していれば無効}な上に ゲル化してなくても&b(){数千度なら耐えられる}のだからもうなんとも……。 後、素の状態では防御力も弱い事。例の如く&b(){ゲル化すると無効}な上光線は &b(){「弾が奴の身体をすり抜けてしまうぞ!」(※敵の台詞です)} ゲル化した状態ではできることが&b(){「バイオアタック」}という体当たりのみでかなり火力に乏しい事。 ……だったのだが、&b(){ゲル化からノータイムでRXキックをかまして敵幹部(の頭)を爆散させかけた}り &b(){敵の体内に侵入し、暴れ回って殺す}という火力を十二分に補う進化を果たした。 一応後者はその後どうなるか光太郎自身もわからなかったが。 そして両者ともBLACK時代のチート技・キングストーンフラッシュだって何の問題も無く使用可能。 まあ劇中では他の要素だけで有り余るほどの力があったため、使われていないが。 各形態への変身、ゲル化は本人の意思のみで切り替えられる上一瞬で完了する。 クライシス怪人にも知覚されないレベルの速さの為、ほぼ隙がない。これを利用して自身の死を偽装した事もある。 後のライダーは手動操作で変身を行う事が増えたのでこの特性は驚異的だと言える。 なお、初のフォームチェンジ能力は[[仮面ライダーストロンガー]]のチャージアップであるが、 こちらは[[純粋にパワーアップするだけ>フリーザ]]であり、そのためRXは「[[使い分ける意味を持つ>ストライクガンダム]][[フォームチェンジ>インパルスガンダム]]」を 初めて習得した仮面ライダーと言える。 だがRXのフォームチェンジが真に恐ろしいのは、&b(){バイオライダーが最終形態だという設定がない}ことにある。 つまりここからさらに進化する可能性がまだRXには残されているのだ……。 #endregion #region(その時ふしぎな事が起こった) &b(){RXのチートっぷりを端的に表したナレーションの一言。} 初めて使われたのはロボライダーへの変身を身に着けた時。 その後使われたのはバイオライダー初登場の時で、実際のところ劇中ではそれほど言われていないのだが、 &b(){[[まさに「御都合主義」「主人公補正」「超展開」などの無茶苦茶な展開を一言で纏めた>スコープドッグ]]この言葉を淡々と発するナレーション}は 視聴者に多大な衝撃を与えており、使われた回数の割に本作を象徴する有名なフレーズの一つと化している。 とはいえ、現在でこそ笑いの種として受け入れられているが、RXという作品が当時の特撮オタから強く非難されていた 原因の一つとして、このナレーションに代表される展開の雑さがあることは間違いないのも事実ではある。 [[この無茶ぶりを>シャイニングガンダム]][[勢いでぶっちぎれるか>ゴッドガンダム]]、そこにRXという作品を楽しめるかどうかはあるかもしれない。 &b(){不思議な事が起こったのなら仕方ないね!} #endregion #endregion 纏めると、最終的には&b(){[[あらゆる物理攻撃が効かない>オメガトムハンクス]]他、[[精神>魔獣ジンメン]][[攻撃>武藤遊戯]]・[[魔>パチュリー・ノーレッジ]][[術>ザターナ]]・[[呪>ひろし]][[い>溝口誠]]・[[猛>麟]][[毒>メディスン・メランコリー]]・[[超>アイスマン]][[低>ペットショップ]][[温>チルノ]]、&br()挙句には[[時間>DIO]][[停>空条承太郎]][[止>十六夜咲夜]]・[[空間>八雲紫]][[操作>長門有希]]・[[存在否定>現実]]・[[宇宙消滅>ラ=グース]]など諸々の攻撃を無効化する[[化け物>神キャラ]]}となった。&b(){いや、もっと恐ろしい何かだ。} おまけに今回は味方が減り続けた前作とは打って変わって味方が増え続け、最終的には&b(){[[歴代の>仮面ライダー1号]][[10人>仮面ライダー2号]][[ライ>仮面ライダーストロンガー]][[ダー>スカイライダー]]}までやってきた。 &s(){お前ら、&b(){前作でBLACKが死んでゴルゴムが日本征服した時何やってたんだよ…}と思うかもしれないが、&br()&b(){外国でゴルゴムと戦ってた(後付け設定)}から仕方ない。} これにより、今までZXまでのライダーとは明確な繋がりが描写されることの無かったBLACK及びRXの世界も 同一世界だったと判明した(BLACKの時点で示唆だけはしていた)。&b(){一体何度秘密結社に襲われてんだ}この世界は。 しかも、昭和ライダー世界の秘密結社の源泉ショッカー大首領は&b(){ゴルゴムとクライシスにはマジで関係がない。} んん?でも、クライシス皇帝は大首領に声が似てるよーな… #image(あいつ一人でいいんじゃないかな.jpg,width=240,title=シュガー佐藤氏の『時空英雄 仮面ライダー』の1シーンだが、この台詞はコラ。実際は「ここはRXにまかせよう」である。でも実際一人でなんとかしそうな展開なのが困る。) ……一応注記しておくが、上記の「RX最強伝説」は設定や一部描写が&b(){異常なだけ}であり、&b(){彼の戦いは常にピンチの連続}であった。 この恐るべき大軍団と対峙して勝利を収められたのも、当然仲間の助け&s(){や幹部連中のアホなイザコザ}があっての事である。 一人の力だけで悪の組織に圧勝できる正義のヒーローなど存在しないのだ。&s(){……あ、&b(){バイオライダーは例外ね!}} むしろ、組織内で絶えず火種を抱えながらも、設定上で無敵と思えるRXに1年間も対抗出来た クライシス帝国の怪人たちの性能も特筆ものと呼べる出来だったのだろう。流石は昭和ライダー最後の敵というべきか。 (現に、終盤ではRXの殆どの能力に対策を取っていた) さらにはRXに勝てないと見てとるや否や、BLACKを倒そうという前代未聞の作戦を実行に移していたりもする。 ……まあ、その結果、前代未聞のすさまじいことになったのだが。 また、事前にRXの能力をリサーチしたとは言え、&b(){進化もせずにRXどころかロボライダー・バイオライダーすら&br()完封した}[[シャドームーン]]も充分トンデモない実力である。 もし光太郎が『BLACK』の時点で敗れていれば、クライシス帝国はシャドームーン率いるゴルゴムと戦うことになっていただろうが、 クライシスにとっては難敵であることは変わるまい。 というか、そうなった場合シャドームーンはキングストーンを二つとも手に入れているだろうから余計に強くなってるはず。 創世王の言葉を信じるなら、ブラックサンとシャドームーンどちらが次の創世王になっていても、 宇宙を思うがままにできる力が得られるはずだったらしいし。 恐らく本編ブラックに対して行ったのと同じ作戦を敢行し、&b(){シャドームーンRXとの戦いになっていたろう}から、 ラストで炸裂するのがリボルケインからサタンサーベルに変わるだけで大差なかった可能性も高い。 更に、光太郎の勝敗にかかわらず[[10人>仮面ライダー1号]][[ライダー>仮面ライダー2号]]が両勢力の暴挙に立ち向かうことは十分考えられるので、 下手をすれば、『ディケイド』の「ライダー大戦の世界」以上の規模の三つ巴の大乱戦になっていたかもしれない。 MUGENの世界には設定の上では常人離れした技量や能力を持つキャラが大勢いるが、 シャドームーンや後述のディケイドのようにあらかじめ能力を把握した上で僅かな隙を突かない限り、 実際にRXと戦って勝てるかは誰にも予想できない気がする。 **近年のRXの活躍 #region(他作品との関与・外部出演など) 『仮面ライダーBLACK』の記事の客演情報も参照。 #region(仮面ライダーシリーズにおける立ち位置) 本ページでは昭和ライダーとして数えているが、『BLACK』『RX』は、 『ZX』までの昭和ライダーを手がけてきた平山亨氏ではなく、 「戦隊シリーズ」や「宇宙刑事シリーズ」を立ち上げた吉川進氏がチーフプロデューサーを務めている関係で 宇宙刑事シリーズの要素が見られた。そのためZX以前の昭和ライダーとは一線を隔てている。 また『RX』の放送開始3ヶ月後に昭和天皇が崩御したため放送時期は平成元年にまで踏み込んでいる上、 所謂「平成ライダー」にくくられるクウガ以降のライダーに影響を与えた側面もある。 この位置からBLACK・RXはある意味で「最後の昭和ライダーにして[[0>ゼロ]]番目の平成ライダー」とも言える。 なお、公式における分類は昭和ライダーであり、後の真・[[ZO>仮面ライダーZO]]・Jも昭和という扱い。 #endregion #region(映画『仮面ライダー世界に駆ける』) 冒頭にて怪魔妖族スカル魔三体を差し向けたが返り討ちにされたクライシス帝国。 ジャーク将軍は「&b(){今のお前たちではRXには勝てぬ!}」と断言し、 「だが、進化する前のBLACKなら勝てる&b(){可能性もある}」ということで 復活させたゴルゴム三神官の力を借りてRXをBLACKに退化させた。 &s(){なんて弱気な計画だ。仕方ないとしか言いようがないけど。『RX』1話でも真っ先に変身機能を封じたしな…} だが、退化したBLACKを救出に現れたのは&b(){なんとライドロンに乗ったRXだった。}別の時空から助けに来たのである。 そして次々と別の時空に住む光太郎が合計三人も助っ人にやってきて&b(){BLACK・RX・ロボ・バイオの四形態がそろい踏みした。} &s(){ジャーク将軍「&b(){BLACKが変化して生まれたのがRXではないのか!?}」} &font(20,b,i,#DAA520){「来てくれたのか!」} &font(20,b,i,#DAA520){「おまえがいなければ、俺も存在しないんだ!」} &font(20,b,i,#DAA520){「おまえ達がやられてしまっては、俺まで消滅するからな!」} &font(20,b,i,#DAA520){「後は俺に任せろ!」} &font(20,b,i,#DAA520){「仮面ライダー、ブラァック!」} &font(20,b,i,#DAA520){「ロボライダー!」} &font(20,b,i,#DAA520){「バイオ、ライダーッ!」} &font(20,b,i,#DAA520){「仮面ライダー、ブラァッ!アァーッ!エェックス!!」} 恐らく[[ハイパークロックアップ>仮面ライダーカブト]]や[[時の列車>仮面ライダー電王]]で過去に戻ろうとしてもこうなる。[[てつを×4とかそんな悪夢>ジェネラルズ]]どうしたらいいんだ…… クライシス側もBLACK化した光太郎の抹殺のために過去に倒された怪人たちを復活させて挑んではきたが、 再生怪人のお約束(というか&b(){弱体化しているBLACKのライダーパンチにさえ粉砕されてた})と チートの権化が束になってかかってきたという前代未聞の状況の前に[[彼らがどうなったかは言うまでもない。>葬式]] &s(){BLACK相手にこれならもうバッタ怪人まで退化させた方がよかったんじゃね?てつを×5になるだけだろうけど} 尚、詳細な設定は語られていないが、単に[[平行世界の>アル・アジフ]][[自分がやって来る>石馬戒厳]]だけなので、別に四人が限界ではない。 つまりやろうと思えば&bold(){一人で時間無制限セルフ[[ガタキリバコンボ>仮面ライダーオーズ]]だってできる}のだ。 &del(){…………勝てるかこんなもん。} 幾らなんでもムチャクチャだと思うかもしれないが、本作の脚本は東映不思議コメディ―シリーズや 『[[人造昆虫カブトボーグVxV>トムキャット・レッド・ビートル]]』で有名な浦沢義雄氏。&b(){この名前を聞いて「仕方ないな」と納得した人も多いとか。} RXもBLACKに退化させられる前に、流れてくるBGM(BLACKのEDテーマ)に対して「この歌は仮面ライダーBLACKの!」と メタ発言してたりする。 #endregion #region(仮面ライダーディケイド) 『[[仮面ライダーディケイド]]』放送当初、一部では最後の敵として現れ 「ディケイド逃げて!超逃げてー!」な展開になるのではと予想されたりもした。 実際、倉田てつを氏は映画『[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー>仮面ライダーディケイド]]』に 南光太郎/仮面ライダーBLACKとして実に20年振りに再演を果たした。 RXとは異なり、企画物や舞台ショー以外では客演する事もされる事もなかったBLACKの初の「客演」である。 また前述の[[破壊大帝>メガトロン]]もといジャーク将軍も大ショッカーの一員として登場している。 また、RXとしても『仮面ライダーディケイド』のTV本編にてパラレルワールドの「RXの世界」で登場し、 BLACKとの同時客演を可能にしている。こちらの光太郎も倉田てつを氏。 さらにこの時にはディエンドのカメンライドでBLACKが登場するのだが、 何故か彼のみ&b(){BLACKではなく変身前の南光太郎が召喚される}という物凄い事がおきている。 これもキングストーンの力なのか…!? ……そういえばキングストーンフラッシュであっさり次元の壁ぶち抜いてディケイド送り出してたな。 そして『世界に駆ける』と今回の客演で同一人物二人が並ぶことに理屈が付いてしまったためか、 これ以降のオールライダー系映画では、&b(){特に何の説明もなく普通にBLACKとRXが共演する}ようになる。 ……まあてつをなら仕方ない。 最近では、『仮面ライダー大戦』でBLACKとRXで演じている声優が違ったりもした。 ラジオ企画を知っている人にはピンと来る配役、とだけ言っておく。 #endregion #region(映画『オールライダー対大ショッカー』での客演) 冒頭でディケイドと互いにフォームチェンジを駆使したライダーバトルを繰り広げた際、 終始ディケイドを圧倒する戦いを見せたものの、最終的には敗北している。 まあ、主人公vs客演なので当然といえば当然の展開である。 また「敗北」とは言っても死んでしまったわけではなく、会場から消えていく瞬間にはフラフラながらも2本の足で立ち上がっていた。 「ルール上、トーナメントから脱落になっただけ」というのが正しいようである。 &b(){そもそも、万が一倒されてしまっても太陽がある限り何度でもよみg(ry} 注目すべきはその敗因である。 ディケイドに敗れた時点でのフォームは、意外にも無敵と思われていた&b(){バイオライダー}。 そしてディケイドが決め技に使ったのは、カメンライドした[[仮面ライダーファイズ]]による必殺キック「クリムゾンスマッシュ」。 この技には拘束効果があり、バイオライダーはゲル化を解いた瞬間を狙われ、決められてしまった。 &b(){ゲル化能力自体は破られてない}と考える事も可能だが、どうやらバイオライダーを倒したいなら ゲル化を解除した直後にホーミング攻撃、もしくは高熱を伴った攻撃がよさそうだ。 ちなみに、RXにとって&b(){0.1秒は隙}でありバイオライダーは各フォーム中最速である。&s(){絶望が増しただけじゃねーか} #endregion #endregion #region(仮面ライダーSD) 90年代初頭のTVシリーズ空白期にフィギュア、漫画、ゲーム、OVAと複数のメディアで展開された『仮面ライダーSD』では、 1号をリーダーとするバトルライダーズのメンバーとして登場。 本作に登場する各ライダーのマシンはいずれも魔改造されており、 アクロバッターも「ネオアクロバッター」としてビーム砲を搭載するなどパワーアップを施されている。 また、各ライダーの性格はTV本編の描写や中の人ネタを誇張したものとなっており、 RXは&b(){音痴}という設定が前面に押し出されていた。 当時発売されていたフィギュアに付録として付いていた小冊子では、 RXの歌唱力を5段階(ディナーショー、TV出演、レコーディング、のど自慢、カラオケ)で評価しており、 評価は言うまでもなく最低、解説文には &b(){[[「その場を地獄の底にたたきこむほどの音痴。エネルギー全開で歌えば、敵を気絶させることもできる」>ジャイアン]]}と書かれていた。 まさに&b(){公式が病気}である。 コミックボンボンで連載された『仮面ライダーSD マイティライダーズ』では、基本的に上記の設定を踏まえての登場となっている。 当然ながら音痴設定も取り入れられており、最終的にRXが歌って怪人を倒すというオチが半ばお約束になっていた。 どの先輩の主役回にも随伴しており(そもそもこの漫画ではバトルライダーズなどの班分けがあまり使われない)ほぼ主役の扱いである。 原作の数々の異常な能力は登場しなかったが(ギャグ補正で宇宙空間やタイムパラドックスを無視するとかはやった)、最終回でキングストーンの力を覚醒させた時には三神官の能力を超え、 「ダロムの能力で自分の遺伝子を操作して液化し、バラオムの一発ギャグで精神にダメージを与え、ビシュムの予知を超えて不可能を可能にする」 というこれはこれで凄まじい能力を発揮した。 小学館の各学年誌で連載された『仮面ライダーSD 爆走笑学校』では、 『[[ファイズ>仮面ライダーファイズ]]』で記録が更新されるまで最年少の主役ライダーだったことを踏まえて、精神年齢が幼いと設定されていた。 また、3台のバイクと車を使い分けていることから、金持ちのおぼっちゃんという設定も付与されていた。 これら2作品を始めとする『仮面ライダーSD』の派生作品は、いずれもギャグ漫画として連載されていたが、 唯一コロコロコミックで連載された『仮面ライダーSD 疾風伝説』のみ、全編シリアスかつハードなストーリーが展開され、 本作でのRXは家族、そして住んでいた村の住人全てを皆殺しにされるというTV本編以上の悲劇に見舞われている。 その後、村を滅ぼした張本人であるアポロガイストとの戦いの最中、悲しみの感情の高ぶりと共にロボライダーへの変身能力に覚醒、 ジャーク将軍配下の四人衆との戦いでは、ガテゾーンを相手に銃撃戦を繰り広げている。 #region(神よ……、あ…、あの子をお救いください。) 敵組織グランショッカーのアジトに乗り込んでの最終決戦では、この場で死ぬには若過ぎるというライダーマンの判断により、 秘密通路を通ってアジトに時限爆弾を仕掛けつつ単身脱出するよう促される。 だが秘密通路内には、洗脳されてグランショッカーの尖兵と化した少年兵が潜んでいた。 少年と共に脱出しようとするRXだったが、隠し持っていた武器で胸を刺されて致命傷を負ってしまい、 最後の力で少年兵を逃がした後、時限爆弾に巻き込まれるという悲劇的な最期を迎えた。 この最終決戦ではRX以外に1号、X、ストロンガー、トーベー(TVシリーズにおける立花藤兵衛に当たるキャラ)の4名も戦死しており、 主要キャラが最終回で次々と死んでいく様は後年の平成ライダーシリーズどころの騒ぎではなく、 特に、読者の多くがリアルタイムで視聴していたであろうRXの死は、当時の子供たちの心に大きなトラウマを残すこととなった。 #endregion #endregion #region(ゲーム作品) #region(ガンバライド/ガンバライジング) ガンバライドではシャドームーンらと共に第7弾から参戦。レジェンドレアで登場。 ゼンエイ時にコウゲキ、ひっさつ、APを強化するスキルを持ち、速属性トップクラスの火力を持つカードとして活躍した。 必殺技はハイブリッドパンチ、エクリプスキック、RXスラッシュ、リボルクラッシュ。 演出あり必殺技の「リボルクラッシュ」は当初は(規制の関係で)リボルケインの突きで相手を吹っ飛ばすだけの演出だったが、シャバドゥビ5弾で演出が強化され相手に突き刺し押し込んでいるように見えるようになった。 余談だが、原作ではほぼとどめ専用だったリボルケインだが、ガンバライドではカードによっては通常攻撃でも使用する。でもリボルクラッシュの演出はわざわざリボルケイン生成から始める拘り。 シャバドゥビ3弾で「オールタイプキャンペーン」の1枚として久しぶりに高レア化された。 シャバドゥビ弾でのライダータイプは&font(b,#00008b){&ruby(ウチュウ){宇宙}}。 ガンバライジングでは第3弾から参戦。声は倉田てつを氏、つまり本人ボイスである。 LRとLREXの最高レア2枚で登場。バーストすると、LRはロボライダーに、LREXはバイオライダーにチェンジする。 必殺技は、バースト前のRXは「RXキック」。バースト後はロボライダーは「ハードショット」、バイオライダーは「スパークカッター」。 続く4弾ではSRで登場。こちらはバーストしてもRXのまま。バースト後の必殺技は「リボルクラッシュ」。 今回はリボルケイン生成なしで飛びこみからスタートするが、バースト演出がリボルケイン生成なのでむしろ完成度はガンバライド以上に高まった。 なお、原作での必殺技が一通り収録されている他、バースト演出が3つ全て専用で完成度も高いと扱いが非常に恵まれている。 ガンバライド第7弾ムービーでは、[[W>仮面ライダーW]]と共ににディケイド&ディエンド相手に共闘、 更にクライマックスでは&b(){Wを差し置いてシャドームーンとの必殺キックのぶつかり合い}とかなり優遇されている。  &nicovideo(sm8276475) #endregion #region(ライダージェネレーション) ライダージェネレーションシリーズにも登場。 ライダーアビリティは「たいようのきせき」。体力が少なくなると、一度だけ体力が全回復し、全能力が一定時間強化される。 このとき、「そのときふしぎなことがおこった」と表示される(1作目ではナレーション付き)。ゲーム作品で「ふしぎなこと」が再現されたのはおそらくこれが初。 必殺技ではロボライダーやバイオライダーに変身する。超必殺技はリボルクラッシュ。 #endregion #region(コンパチヒーローシリーズ) コンパチヒーローシリーズでは数多くの作品に出演している。 シリーズが多く作られた90年代が『RX』と『クウガ』の間だったのも関係していると思われる。 勿論全ての作品でRXがライダー代表だったわけではないが、一例として、『ザ・グレイトバトル』シリーズ(III~VI)では ガンダムはF91→V2→ゴッド→ウイングゼロと代替わりしたが、ライダーはRX→ZO→RX→RXとRXの出番が多かった。 シリーズ20周年記念作として発売された『グレイトバトル フルブラスト』では プレイアブルから外され、戦闘を補助するサポートキャラとして登場する。 ……が、とあるステージでは敵として登場する仮面ライダーディエンドによって召還され、プレイヤーに襲いかかってくる。 直線的な動きなので距離を取っていれば回避するのは容易だが、 スピードが速いため至近距離で召還されると成すすべもなくリボルケインの餌食になってしまう。 &s(){ただ、流石に即死技ではなかった。ゲームバランスが崩壊するし。} ちなみにリボルケインはIIでも&b(){RX最弱の必殺技として}大活躍していた。 …どういう事だよと思われるかもしれないが、同作では各キャラに専用の必殺技が3つ存在し、高位の技ほど使うカプセルの量が増えるのだが、 RXの場合、&b(){高位の技の火力が消費カプセル量と噛み合っていないため、リボルケインを連発した方がダメージを叩き出せる}。 最強技?&b(){バイオライダーですが、何か?} 一方、コンパチヒーローシリーズのRPG作品では、歴代ライダーで唯一全ての作品にパーティメンバーとして登場している。 『ヒーロー戦記』では最初はBLACKで、中盤のイベントでRXになる。 高威力の単体攻撃とロボライダー、バイオライダーによる手数の多さが売り。 唯一の欠点は全体攻撃技を自力で習得しないことだが、 それもイベントでストロンガー、2号、ZXからそれぞれ強力な全体攻撃技を伝授されることで解決してしまう。 &b(){その代わり、RXは全体攻撃特化形態なのでリボルケインが中盤で覚える中堅技扱いだが}。 そしてリボルケインに代わり単体最強技となったのはボルテックシューター…つまりロボライダーであった。 毎回使っていた必殺技だというのにリボルケインのこの扱いは如何なものか… (参考までに、[[ウルトラマン]]達の場合、隠し技がある[[セブン>ウルトラセブン]]以外は最強技はメインで使っていた光線である) シナリオ上では[[10年越しの伏線となる重要なセリフを口にする>ゲシュペンスト]]など、[[他の>ウルトラセブン]][[パーティ>ガンダム]][[メンバー>νガンダム]]以上に優遇されている傾向にある。 ちなみに本作の南光太郎の性格は、ウィンキーソフト時代のスパロボに登場する[[兜甲児>マジンガーZ]]のような感じに改変されている。 『ガイアセイバー』では前作での性格改変の反動からか、ごく普通の性格で登場する。 ……が、そのお蔭でストーリーに殆ど絡まず&b(){空気と化してしまっていた}。 必殺技は強いが、元々がカプセル怪獣(何度でも使える攻撃アイテム)を連発していればどうにかなるバランスなので…… 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』ではRXは隠しキャラ扱いになっており、 フリー移動中にとあるイベントを発生させることでBLACKからRXへとパワーアップをする。 そのため、本作には&b(){クライシス帝国は一切登場しない}。 一応、エンディングでこの後クライシスが侵略に現れることを示唆する台詞は出てくる。 『ロストヒーローズ』では1号やW、電王やオーズ達と共に参戦。性能はやや耐久寄りで、特に運。次に気力が高い。 スキルも燃費が良く、ターンの最後に行動するという特性を持つロボパンチや基本命中率100%のスパークカッター。 属性攻撃の中でも威力が高く、一時強化する事で全キャラ中最大火力にできるスキルのバイオアタック。 補助、障害もパーティ全員を必中にするマクロアイや、敵全員のステータス上昇を消し暗闇状態にする キングストーンフラッシュなどを持ち、そして序盤から覚えられるHERO(必殺)技のリボルクラッシュは、 最初に覚えられる単体HERO技の中でも飛びぬけた最大威力を誇る他、斬撃、格闘、射撃が可能な為、 他の仲間と力を合わせて放つ汎用クロスオーバースキルの幅が広い。 #region(のだが……) まず攻撃性能が低く、スキルも全体攻撃が無い事やシステムの関係で火力の上げ辛い斬撃属性が多い点。 マクロアイと同じ効果を持つ『ロックオン』をゴッドとダブルオーを除くガンダム系が持っている事。 キングストーンフラッシュは雑魚には有効ながらRX本人の速度が低く、 更にステータス上昇スキルを殆ど持たず状態異常を無効化するボスには微妙。 リボルクラッシュも無強化では威力が非常に低い上に、『最初に覚えられる単体HERO技』の中では最大でも 最終的に覚えられる単体技の中では少々劣る。 トドメに1号とRX以外のライダーは特定キャラとの強力なクロスオーバースキルを持っているなど 総称すると器用貧乏。使用キャラの中でも下位として扱われることが多い。 ……とは言えマクロアイは十分有用でありバイオアタックは強力なので使えないわけではない。 &s(){リスクと手間は掛かれどど、[[もっと酷い>ウイングガンダムゼロ]]のが居るけどな!} #endregion ちなみに本作独自のクロスオーバー要素として、ジ・Oに捕らえられ、 キングストーンのエネルギーをコロニー・レーザーの動力源に転用されそうになるイベントが存在する。 『スーパーヒーロージェネレーション』では初期から登場する5人のうちの1人として登場。 最強技であるリボルケインの威力が高く、他の技も優秀であり、スキルにHP、EN回復があり継続能力も高いため 初期からずっと主力として使っていける強さを持っている。 …だが強さの代償か、全体的に技の数が豊富な主役ライダーの中では、技が少なく4つしか存在しない。 また初期から加入している割には空気とまでには言わないものの、シャドームーンが居るだけ参戦という事もあり、 ストーリーにはあまり絡まず台詞は少なめ。一応『ウルトラマンギンガ』のステージでマクロアイでタロウ人形を探すシーンが存在する。 コンパチヒーローシリーズではないが、同じくバンプレストから発売された『スーパー特撮大戦2001』にも登場。 『ダイダルの野望』同様、本作でもRXは隠しキャラ扱いで、 とある場面で特定の選択肢を選ぶことでBLACKからパワーアップを遂げる。 しかしその選択肢だが、 何故か&b(){ヘリコプターのパイロットにならないというTV本編と反対のものを選ばなければフラグが成立しない}。 クライシスに至っては&b(){ナレーションで壊滅したことが触れられるだけで最終決戦を再現したステージは存在しない}。 &s(){そのくせパッケージに堂々とRXが描かれているのはなんかズルくね?} #endregion #endregion #region(ニコニコ動画でのRX) 前作同様、年代的にニコニコユーザーの直撃世代が多いため数あるライダーの中でも特に人気の作品の一角。 「その時ふしぎな事が起こった」に代表されるようにネタも豊富なため、しばしばMADが作られるが やはり本編を使用したものは削除されることが多い。&s(){いかにチートでも権利者には勝てなかった。} &nicovideo(sm20789008) 2013年には東映の公式チャンネルで、前作『仮面ライダーBLACK』の枠を引き継ぐ形で配信開始。 毎週日曜午前10時配信で、配信後3日間無料だった。 2014年3月9日で劇場版を除く全エピソードが配信。現在は全て有料で視聴可能。 &nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/1363934533) #endregion ---- **MUGENにおける仮面ライダーBLACK RX 霞のジョー氏制作の手書きのものが公開されている。 現状はまだ未完成版で搭載済みの必殺技はリボルケインによる斬撃と当身技。 超必殺技もロボライダーに変身してのボルティックシューターのみ。 あと[[子役時代に共演したブラック>ふたりはプリキュア]]を呼ぶことも出来る。現状呼ぶだけで何も効果は無いが。 今後の更新でRXキックやリボルクラッシュ、スパークカッター等を搭載予定とのこと。 [[AI]]は搭載されていない。 &nicovideo(sm23034782) その他、過去にはRXも実写画像を使用したものが存在したが、現在は製作者が不出来を理由に公開を停止している。 ***出場大会 -[[オール仮面ライダートーナメント]](おまけ) #co(){ #list_by_tagsearch_cache([大会],[仮面ライダーBLACK RX],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[仮面ライダーBLACK RX],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[仮面ライダーBLACK RX],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|CV:倉田てつを|特撮,主人公,仮面ライダー

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