カイル・デュナミス

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#image(kyle_tov.jpg,title=雨に濡れてもペタりません。剛毛。,width=240) **&italic(){&color(red){「オレ、父さんみたいになりたいんだ!}} **&italic(){&color(red){ 父さんみたいな、凄い英雄に!!」}} 『[[テイルズオブデスティニー2>テイルズオブシリーズ]]』の主人公。声優は「コードギアス 反逆のルルーシュ」の[[ルルーシュ>ルルーシュ・ランペルージ]]等で知られる福山潤。 前作である『テイルズオブデスティニー』の主人公[[スタン・エルロン]]とヒロインの[[ルーティ・カトレット]]の息子。 両親と姓が違うのは「二人の経営する孤児院の子供達と平等になるように」というスタンらの考えによるもので、 兄貴分の[[ロニ>ロニ・デュナミス]]や他の孤児も全員同じ姓を名乗っている。 前作で偉大な英雄となった父親スタンに盲目的に憧れており、しばしば後先考えず無鉄砲に突き進んでしまう。 性格はよく言えば無邪気かつ熱血漢、悪く言えば非常に単純で無知なところがある。 そのせいでプレイヤーから「&bold(){バ}カイル」なんて呼ばれる事も。 (開発者によると、あえて馬鹿っぽく見えるように演出したとのこと。) 決して自己中心的な性格ではないのだが、物事をつい自分の価値観のみで考えてしまう傾向もある。 スタンに似て極めて[[寝起きが悪く>セネル・クーリッジ]]、[[立ったまま寝る>水瀬名雪]]こともある。 (彼らを起こすには[[エルロン家>リリス・エルロン]]直伝のフライパンとオタマによる目覚まし奥義「死者の目覚め」が必要になる)。 また礼儀正しさもスタン譲りで、ロニのように特に親しい仲間を除けば、年長者などには敬語を使う場面が多い。 なお、母親からは妙なネーミングセンスを受け継いでいる。 「神の眼の騒乱」の首謀者とされるヒューゴとは祖父と孫の関係(=[[ジューダス]]の甥)だが、 本人はいっさいそのことを知らされずに育てられた。 ストーリーを進めてもジューダスの[[正体>リオン・マグナス]]を知る事はあっても自分との関係を知る事は無かった。 巨大レンズから現れた本作のヒロインである、英雄を探す謎の少女リアラに運命を感じ、 リアラの英雄になることが英雄に繋がると考え、リアラを追って旅に出る。 当初は「スタンの息子」としか見られていないことに気づかないほど未熟だったが、 旅を続けるうちに、英雄と呼ばれることの責任と、英雄になる重さを知ることになる。 そして仲間や様々な人との出会いを通じて、憧れていた父親とはまた違う、 カイル・デュナミスという英雄足る心と身体を持つまでに成長する。 **&italic(){&color(red){「歴史はそんなに軽いもんじゃない!}} **&italic(){&color(red){  一人一人が今を生きた、その積み重ねこそが、歴史なんだ!!}} **&italic(){&color(red){ それを失敗の一言で、片付けられてたまるもんか!!」}} また、余りに「[[英雄>ランサー]]」に憧れる様子が気に障ったのか、[[バルバトス・ゲーティア]]にその命を狙われている。 (以上。Wikipediaより引用・改変) ***クロスオーバー系ゲームでの活躍 ・『レディアントマイソロジー2』 主人公達の世界とは別の世界(つまりデスティニー2の世界)からリアラと共に飛ばされて来た。 原作と違い、母に[[弟>リオン・マグナス]]がいる事を知っている模様。 ・『バーサス』 騎士国家フレスヴェルグの元騎士団長であるスタンの息子で、失踪した父に会う為にユグドラシルバトルに出場する。 リオンはパートナーであり、剣術の師匠的存在でもある。 その為上記のマイソロ2とは違い、リオンのことを「リオンさん」と呼んでいる。 #region(ストーリー外でのカイル詳細) 初出演したD2から戦闘内で攻撃、被弾以外にも喋るようになっており、その流暢な掛け合いの一端を担っている。 特に味方であるロニには、[[中二病]]の度を越したネーミングの「震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃」を失敗した時に「だっさー」 その始動技である「神空割砕人」の「あの世へ逝きな!」の時点で潰された時には「お前が逝ってどうする!」などと容赦の無い突込みを入れる。 もっとも、最初にプレイヤーが聞くのは操っているカイル自身への突っ込みである、 「スピリッツが少ないときに攻撃するな!弾かれるぞ!」で、次によく聞くのが「馬鹿の一つ覚えだな」であることが多いが…… 前作までと違い、ロニの放つ「攻撃一辺倒で勝てると思うな!」という言葉通りのバランスになったのが大きな理由であろう。 今までのテイルズオブシリーズとはかなり異なる戦闘システムであり、また覚えることも多いため、 適応できたプレイヤーには高く評価されることが多いが、一方で馴染まないプレイヤーもまた多い。 SPや命中が低いと攻撃がなかなか当たらず、初心者はあせってしまいがち。 &size(15){でやっ!でやっ!&color(red){ガキン!}&bold(){スピリッツが少ないときに攻撃するな!弾かれ}でやっ!&color(red){ガキン!}} &size(15){蒼破刃!蒼破刃!蒼h&bold(){[[馬鹿の一つ覚えだな>ジューダス]]}} こんな展開を経験したことはないだろうか? また、予約特典DVDのトーク企画では、英雄に出会えたことに興奮したり、多くのテイルズ主人公が使える[[魔神剣>クレス・アルベイン]]([[魔神拳>セネル・クーリッジ]])が使えないことにへこんだり、 英雄に対して熱くなっているところを仲間から「いつもの病気なので」と流されたりと、コミカルに場を回している。 #endregion #region(TOD2の戦闘面詳細) [[テイルズオブシリーズ]]のSPも参照。一言で言えば&bold(){ガン攻めが難しいバランス}である(特典DVDでスタンに突っ込まれる程)。 「攻めればいい」ゲームではなく「戦術を組み立てる」戦闘となっている。 その一環として、&bold(){プレイヤーは左側、敵は右側}とはっきりとした陣地分けがされている。 陣地は先頭のキャラクターが基点となっており、味方は敵の先頭のキャラの右側に行くとSPにペナルティを受ける。 そのためバックアタック、挟撃といった不利な戦闘開始は今作では存在しない。 SBの存在から、メンバー全員でコンボをつなぎ続ければどんなに体力のある敵もノーダメージで、と言うわけにも行かない。 ことにボスは顕著であり、配置を選ばぬ攻撃能力もあるため強敵ぞろいとなっている。[[バルバトス>バルバトス・ゲーティア]]もその一人。 ガードの一種に術ガードも導入され、全体的に(ガード含めて)&bold(){不可避の攻撃は非常に少ない}のも特徴の一つ。 #region(前衛、後衛を含めた戦闘方法では) キャラクターは武器攻撃を行う前衛、術で打開する後衛と、敵味方どちらも分かれていることが多く、 前衛は&bold(){押し込むように攻めつつ、敵の後衛の詠唱を妨害}し、 その隙に後衛が&bold(){術で前衛の突破口を開く、または敵の後衛を潰す、}と言うのが基本の流れとなっている。 大抵の場合、前衛が押し込まれて、陣地が少なくなると、敵の攻撃や術をまとめて食らって、 そのままなし崩しに負けることが多いために&bold(){「[[相>エドモンド本田]][[撲>四条雛子]]ゲー」}とも呼ばれる。 術や技もそれに則ったもので、当たった後に確実に相手の背後に出る技はなく、全画面対象の術も条件が非常に厳しくなっている。 (前衛、後衛と書いたが、「[[エターニア>セルシウス]]」までと違い、前衛後衛問わず、味方全員が技と術のどちらも使える。) #endregion ただし、プレイ方法によってはこのバランスごと吹っ飛ばす戦い方も出来るようになる。 また、武器攻撃をする際の「命中」ステータスの重要さが、前作から比べて恐ろしく上がっている(不十分だとガードされまくる)ため、 それを知らない場合は前衛がただのデコイにしかならず、攻撃能力を期待されない場合も多い。 ちなみに戦闘評価をポイントとして得て、クリア特典として使える「グレード」システムが出たのもこの作品からなのだが、 &bold(){普通に動かしてもマイナスをもらいやすい敵が居る、レベルを上げすぎるとマイナス評価しかもらえない}等、改善点は多かった。 #endregion #region(close,原作での性能) 当時、テイルズシリーズマザーシップタイトルの主人公でありながら、 「魔神剣」「虎牙破斬」などの&bold(){今までの主人公の技を全く使わない}という事でシリーズを通してのプレイヤーは戸惑った。 (前作とは違うバランスのための調整で、従来の技では楽勝になったり、自分が不利になるものが多かったためと思われる) とはいえ、飛び道具、連撃、浮かせ技と根本的な部分では変わってはおらず 主人公らしく属性技も多数持ち合わせており、奥義も広範囲攻撃技から相手を長時間拘束出来るもの、 そして相撲ゲーで大変有利な、相手を大きく吹っ飛ばす技も備えており、どこでもまんべんなく戦える仕様となっている。 またスピードキャラ(&[[紙]])である[[ジューダス]]を差し置いて一番足が速い。 だが、ここで終わらないのがテイルズシリーズ。 特技の1つ&bold(){爆炎剣}と&bold(){閃光衝}。前者は他の特技より相手の硬直が長く、後者は相手を浮かせる事が出来る。 これらの技を詠唱キャンセルすれば、ステータスによっては半永久が可能となる。 (詠唱キャンセルについては[[テイルズオブシリーズ]]の項を参照のこと) そしてこの作品の秘奥義の条件は「スピリッツゲージが100の時に奥義からの派生」。 その条件からスピリッツブラスター時(常時SPMAX)限定かと思われがちだが(行動時間最短の奥義でも最低SPは4使う)、 奥義を使い込むことで秘奥義が最低SP97で発動出来るようになり、 それにアクションエンチャント「SP分与」(自分のSPを20消費し、対象のSPを10回復させる)を組み合わせると、 スピリッツブラスターなど関係無く常時秘奥義を[[ぶっ放せる>ぶっぱ]]ようになる。 そしてこれを利用し、相手の仰け反り時間が長い秘奥義を交互に出していけば…… 相手のスピリッツブラスターのタイミングさえ読めれば、TPの続く限り永久が、 そしてTPの問題を何とかすれば完璧な永久の完成である。 [[なんなんだこのゲーム>なんなんだアンタ]]。 勿論、そこまで行くにはそれ相応のやりこみが必要なのだが。 #endregion ---- **MUGENにおけるカイル・デュナミス 現在2体の存在が確認されている。 -rainman氏作 カイル・デュナミス テイルズシリーズのキャンセルを殆ど取り除いて、格ゲー風にアレンジしたキャラ。 全て手書きなのが特徴。技や術が原作と比べ少ないが、 手書きながらもモーションやエフェクトの完成度も素晴らしく、 技の制限やゲージ回復などの設定ができるスイッチまでついている。 立ち絵だけでもかなり枚数がある。ぬるぬる動く動く。 テイルズシリーズでおなじみのグレードシステムも搭載しており、 グレードシステムとは、自分がどれだけ華麗に勝利したかをポイントで判定してもらうシステムである。 さらに秘奥義の威力が高く、中でも絶破滅焼撃は2ケージ技ながらも始動技が当たれば&bold(){ほぼ全域に5割以上}の火力を誇る。 AIもほどよく強いので、綺麗な並キャラといったところか。 蓬莱氏と鳶影氏がAIパッチを公開されている。 前者のAIはカットインと色化けの不具合が修正されるオマケ付き。 後者のAIはレベルを1~11まで設定できる。 蒼破刃で牽制し、あまり前に行かず、後ろで術を放つ後衛タイプとなっている。 ……というのはあくまで昔の話。 7/1の更新で晶術を封印し、攻撃だけするようになった。 立ち回りも修正され、エリアルコンボも使用するようになった。 さらにプレスガードを多用するようになった(これもレベル設定が出来、1~10まで変更可能)。 このプレスガード、成功すると相手を硬直させ、さらに&bold(){ゲージを吸い取り、自分のもの(約半ゲージ)}にする極悪技である。 この硬直を利用して、ジャンプ強→斬空天翔剣で&bold(){8割以上。} しかしこの更新でタッグ戦に不向きなタイマンキャラになってしまった。 このAIの最大の特徴はなんといっても&bold(){秘奥義カウンター}である。 名の通りなのだが、相手が攻撃する隙に超反応で秘奥義を出すというもの。 これが異常なほど厄介でゲージ回復をつければ強キャラ以上はいくだろう。 置き攻め時に繰り出す秘奥義もかなり優秀である。 AI常時起動にすると、絶破滅焼撃発動時にキャラが[[分身]]してしまうバグがあるため、 常時起動はなるべく避けて使おう。(AI常時起動は7/1更新から削除された) -BIRD氏作 カイル・デュナミス なりダン3のドット絵で構成されている。いわゆる[[ちびキャラ]]である。 エフェクトはなりダン3のものを使用しているので派手ではないが、原作を忠実に再現した出来の素晴らしいキャラ。 原作の技や術を全て使用することができ、原作通りの楽しみが味わえる。 原作のように、通常攻撃→特技→追加特技→奥義→秘奥義としっかり連携することができる。 AIも優秀で、なかなかの強さを誇る。 現在サイトが閉鎖された為、入手不可能だったが、某サイトで代理公開が行われている。 #region(close,大会ネタバレ) ゲージMAXおまけタッグトーナメント【おまゆ】において よりによって初っ端から[[英雄>ランサー]]と激突。そしてやはり本物の英雄は[[格が違った>ブロントさん]]。 &nicovideo(sm6021939) **&italic(){&color(red){「俺は英雄にはなれないのか…!」}} **&italic(){&color(midnightblue){「この程度でくたばれるんなら、俺は英雄になんぞなってねえ!」}} #endregion ***出場大会 [[オリキャラ&版権キャラでタッグトーナメント]] [[ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】]] [[ストーリー対抗会話無しタッグトーナメント]] [[主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦]] [[【最強から】主人公番付バトル【最弱まで】]] [[オールスターゲージ増々トーナメント]] [[良キャラ・珍キャラが送る趣味全開トーナメント]] ***出演ストーリー [[にゃくぼん学園]](&bold(){主人公})
#image(kyle_tov.jpg,title=雨に濡れてもペタりません。剛毛,width=240,left,float) &font(22,b,i,red){「オレ、父さんみたいになりたいんだ!} &font(22,b,i,red){ 父さんみたいな、凄い英雄に!!」} [[年齢>MUGENキャラクター年齢別一覧]]:15歳 身長:160cm 体重:55kg 一人称:オレ 声:[[福山潤>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:福山潤|]] #clear 『[[テイルズオブデスティニー2>テイルズオブシリーズ]]』(TOD2)の主人公。 [[第三世代型ガンダム>ガンダムエクシア]]ではない。 前作『テイルズオブデスティニー』の主人公[[スタン・エルロン]]とヒロインの[[ルーティ・カトレット]]の息子。 両親と姓が違うのは「二人の経営する孤児院の子供達と平等になるように」というスタンらの考えによるもので、 兄貴分の[[ロニ>ロニ・デュナミス]]や他の孤児も全員同じ姓を名乗っている。 年齢は15歳で、テイルズのマザーシップタイトル(『DQ』や『FF』で言うナンバリング作品)の主人公の中では『イノセンス』のルカと並び最年少。 ……7歳児?[[聞こえんなぁ~。>シン(北斗の拳)]] 前作で偉大な英雄となった父親スタンに盲目的に憧れており、しばしば後先考えず無鉄砲に突き進んでしまう。 性格はよく言えば無邪気かつ熱血漢、悪く言えば非常に単純で無知な所がある。 そのせいでプレイヤーから「&b(){バ}カイル」なんて呼ばれることも (開発者によると、敢えて馬鹿っぽく見えるように演出したとのこと)。 決して自己中心的な性格ではないのだが、[[物事をつい自分の価値観のみで考えてしまう傾向がある>ネプテューヌ]]。 また、スタンに似て極めて[[寝起きが悪く>セネル・クーリッジ]]、[[立ったまま寝る>水瀬名雪]]ことも (彼らを起こすには[[エルロン家>リリス・エルロン]]直伝のフライパンとオタマによる目覚まし奥義「死者の目覚め」が必要になる)。 礼儀正しさもスタン譲りで、ロニのように特に親しい仲間を除けば、年長者などには敬語を使う場面が多い。 なお、母親からは妙なネーミングセンスを受け継いでいる。 「神の眼の騒乱」の首謀者とされる[[ヒューゴ>ヒューゴ・ジルクリスト]]とは祖父と孫の関係(=[[ジューダス]]の甥)だが、 本人は一切その事実を知らされずに育てられた。 これは、『TOD2』の時代では「神の眼騒乱」の件から祖父と叔父が世間から極悪人扱いされているため。 ストーリーを進めてジューダスの[[正体>リオン・マグナス]]が明らかになっても、自分との関係を知ることは無かった。 巨大レンズから現れた本作のヒロインである、英雄を探す謎の少女[[リアラ]]に運命を感じ、 リアラの英雄になることが英雄に繋がると考え、リアラを追って旅に出る。 当初は「スタンの息子」としか見られていないことに気付かないほど未熟だったが、 旅を続ける内に、英雄と呼ばれることの責任と、英雄になる重さを知ることになる。 そして仲間や様々な人との出会いを通じて、憧れていた父親とはまた違う、 カイル・デュナミスという英雄足る心と身体を持つまでに成長する。 &font(20,b,i,red){「歴史はそんなに軽いもんじゃない!} [[&font(20,b,i,red){ 一人一人が今を生きた、その積み重ねこそが、歴史なんだ!!}>仮面ライダージオウ]] &font(20,b,i,red){ それを失敗の一言で、片付けられてたまるもんか!!」} また、余りに「[[英雄>ランサー]]」に憧れる様子が気に障ったのか、[[バルバトス・ゲーティア]]にその命を狙われている。 [[英雄に憧れる>仮面ライダータイガ]]が故に、アトワイト救出を断腸の思いで諦めようとした[[ディムロス>ディムロス・ティンバー]]に暴言を浴びせてしまうなど、問題発言も少なくない。 #region(最大にして苦境の決断、英雄的行為(ネタバレ注意)) 世界の破壊を決断したフォルトゥナ(本作の[[ラスボス]]で、世界の「幸福願望の集合体」である女神)を倒せば、 元はフォルトゥナの一部であるリアラも消滅してしまうと気付いた際に、苦悩する余り思わず弱音を吐いてしまう。 だが、[[ウッドロウ>ウッドロウ・ケルヴィン]]の示した、 「王という立場上、トロッコ理論(誰かを助ければ誰かを失うが、誰にも非は無い状況)でも決断を下さねばならない」、 「過ちかもしれないが、その答えが出るまで真剣に考える。考えて考える」といった助言や仲間達の励ましにより 最終的には世界とそこに生きる皆のために、フォルトゥナ打倒(=リアラとの離別)を選ぶ。 正に悲劇であり、カイル本人にとっては「英雄失格」と言える選択ではあったが、その決断こそがリアラの英雄であり、真に世界を思う英雄的行為だった。 他にも父スタンをバルバトスが殺したこと、その事実をカイルは忘れていて、それを隠していたルーティと、 隠していた上に死因と思っていたロニに対し、発覚した後も(バルバトスを含め)全く引きずらず接したり、 四英雄の一人であるフィリアに止めを刺そうとするバルバトスが、こちらに矛先を変えても一歩も引いていない。 また、自分を助けてくれたジューダスを「不思議」と評した際、不満げに「不思議じゃなくて変って言うんだ」と反論したロニに対して、 「言い過ぎ」「ジューダスはいい人」と、ジューダスを擁護したこともあった。 これらのことから、未熟であった頃からも英雄の片鱗を見せていたことが分かる。 #endregion &i(){(以上。Wikipediaより引用・改変)} #region(ストーリー外でのカイル詳細) 初出演したD2から戦闘内で攻撃、被弾以外にも喋るようになっており、その流暢な掛け合いの一端を担っている。 特に味方であるロニには、中二病の度を越したネーミングの「震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃」を失敗した時に「だっさー」、 その始動技である「神空割砕人」の「あの世へ逝きな!」の時点で潰された時には「お前が逝ってどうする!」などと容赦の無い突っ込みを入れる。 もっとも、最初にプレイヤーが聞くのは操っているカイル自身への突っ込みである、 「スピリッツが少ないときに攻撃するな!弾かれるぞ!」で、次によく聞くのが「馬鹿の一つ覚えだな」であることが多いが……。 前作までと違い、ロニの放つ「攻撃一辺倒で勝てると思うな!」という言葉通りのバランスになったのが大きな理由であろう。 今までのテイルズオブシリーズとはかなり異なる戦闘システムであり、また覚えることも多いため、 適応出来たプレイヤーには高く評価されることが多いが、一方で馴染まないプレイヤーもまた多い。 SPや命中が低いと攻撃が中々当たらず、初心者は焦ってしまいがち。 &size(15){でやっ!でやっ!&color(red){ガキン!}&b(){スピリッツが少ないときに攻撃するな!弾かれ}でやっ!&color(red){ガキン!}} &size(15){蒼破刃!蒼破刃!蒼h&b(){[[馬鹿の一つ覚えだな>ジューダス]]}} こんな展開を経験したことはないだろうか? また、予約特典DVDのトーク企画では、英雄に出会えたことに興奮したり、多くのテイルズ主人公が使える[[魔神剣>クレス・アルベイン]]([[魔神拳>セネル・クーリッジ]])が使えないことにへこんだり、 英雄に対して熱くなっている所を仲間から「いつもの病気なので」と流されたりと、コミカルに場を回している。 また、原作同様に容赦ない突っ込みも見せており、バルバトスに対しては原作で散々迷惑を被った件もあってか、 彼が「ぶるぁ…」と呻くほどの痛烈過ぎる一言を浴びせたことも。 #endregion #region(クロスオーバー作品での活躍) -『レディアントマイソロジー2』 主人公達の世界とは別の世界(つまり『TOD2』の世界)からリアラと共に飛ばされて来た。 原作と違い、母に[[弟>リオン・マグナス]]がいることを知っている模様。 -『バーサス』 騎士国家フレスヴェルグの元騎士団長であるスタンの息子で、失踪した父に会う為にユグドラシルバトルに出場する。 リオンはパートナーであり、剣術の師匠的存在でもある。 そのため上記の『マイソロ2』とは違い、リオンのことを「リオンさん」と呼んでいる。 -『ツインブレイヴ』 一応未来から来たスタンの息子であるが、それ以外の設定がキャラシナリオごとで変わっている。 母親は不明だが、リオンのことを「叔父さん」と呼んでいるため、未来で面識はあるようだ。 -『レイズ』 原作の時間軸からレイズの舞台にやってきた。 こちらもマイソロ同様にスタン達を「さん」付けで呼んで息子であることは隠していたが、あるイベントから認識されるようになり……。 #endregion ---- **性能 当時、『テイルズオブシリーズ』マザーシップタイトルの主人公でありながら、 「魔神剣」「虎牙破斬」などの&b(){今までの主人公の技を全く使わない}ということでシリーズを通してのプレイヤーは戸惑った (前作とは違うバランスのための調整で、従来の技では楽勝になったり、自分が不利になるものが多かったためと思われる)。 とはいえ、飛び道具、連撃、浮かせ技といった基本的な技構成は同じであり、相手を長時間拘束したり、押し込んだりする奥義も完備している。 知性や詠唱速度などを除けば成長率もほぼ隙無し、スピードキャラ(&[[紙]])である[[ジューダス]]を差し置いて足も一番速く、 いかにも主人公らしい最も汎用性に優れた前衛キャラとなっている。 技では特に「爆炎剣」が優秀。 並みの奥義以上というぶっ飛んだ火力が最大の魅力で、発生の早さ・硬直の短さにも優れる。 また、炎部分の攻撃は距離に関わらずターゲットした敵に当たるため、奥の敵の詠唱妨害も可能。 さらに詠唱キャンセルによるループコンボにも対応しているため、 ダメージ稼ぎから拘束、詠唱妨害、始動技その他諸々これ一つで全対応しているという素晴らしさ。 若干命中に難があること以外弱点はない。 その他にも、最も使い勝手のいい光属性で威力もそこそこ、相手を浮かせるためやはり詠キャンループに対応している「閃光衝」、 敵を押し込むタイプの奥義で、詠キャンによる大幅な硬直軽減が可能、相手を選ばない汎用性が売りの「空破絶風撃」、 非常に広い攻撃範囲を持ち同様に詠キャンによる大幅な硬直軽減が可能、そして総合的に非常に優秀な秘奥義に派生出来る「岩斬滅砕陣」、 などが主力技となっている。 前衛キャラとしてはほとんど文句無しな反面、後衛としては全キャラ中最低なのが難点ではある。 前述の通り知性や詠唱速度と言った晶術絡みの成長率が低い上に、そもそも使える晶術があまり強くないものばかり。 他キャラのように一風変わった育て方、戦い方は難しいと言える。 #region(『TOD2』の戦闘面詳細) 一言で言えば&b(){ガン攻めが難しいバランス}である(特典DVDでスタンに突っ込まれる程)。 「攻めればいい」ゲームではなく「戦術を組み立てる」戦闘となっている。 その一環として、敵にもSP、TPが存在するため、&b(){守りに入って相手を消耗させる}という戦術も成り立つ。 また、&b(){プレイヤーは左側、敵は右側}とはっきりとした陣地分けがされている。 陣地は先頭のキャラクターが基点となっており、味方は敵の先頭のキャラの右側に行くとSPにペナルティを受ける。 そのためバックアタック、挟撃といった不利な戦闘開始は今作では存在しない。 SBの存在から、メンバー全員でコンボを繋ぎ続ければどんなに体力のある敵もノーダメージで、と言うわけにも行かない。 ことにボスは顕著であり、配置を選ばぬ攻撃能力もあるため強敵揃いとなっている。[[バルバトス>バルバトス・ゲーティア]]もその一人。 ガードの一種に術ガードも導入され、全体的に(ガード含めて)&b(){不可避の攻撃は非常に少ない}のも特徴の一つ。 キャラクターは武器攻撃を行う前衛、術で打開する後衛と、敵味方どちらも分かれていることが多く、 前衛は&b(){押し込むように攻めつつ、敵の後衛の詠唱を妨害}し、 その隙に後衛が&b(){術で前衛の突破口を開く、または敵の後衛を潰す、}と言うのが基本の流れとなっている。 大抵の場合、前衛が押し込まれて、陣地が少なくなると、敵の攻撃や術をまとめて食らい、 そのままなし崩しに負けることが多いために&b(){「[[相>エドモンド本田]][[撲>四条雛子]]ゲー」}とも呼ばれる。 術や技もそれに則ったもので、当たった後に確実に相手の背後に出る技はなく、全画面対象の術も条件が非常に厳しくなっている (前衛、後衛と書いたが、「[[エターニア>セルシウス]]」までと違い、前衛後衛問わず、味方全員が技と術のどちらも使える)。 ただし、プレイ方法によってはこのバランスごと吹っ飛ばす戦い方も出来るようになる。 また、武器攻撃をする際の「命中」ステータスの重要さが、前作から比べて恐ろしく上がっている(不十分だとガードされまくる)ため、 それを知らない場合は前衛がただのデコイにしかならず、攻撃能力を期待されない場合も多い。 ちなみに戦闘評価をポイントとして得て、クリア特典として使える「グレード」システムが出たのもこの作品からなのだが、 &b(){普通に動かしてもマイナスを貰いやすい敵が居る、レベルを上げすぎるとマイナス評価しか貰えない}など、改善すべき点も多かった。 だが、様々な効果を通常の武器・防具・技・術に付与、設定出来るようになったのもこの作品からと、意欲的な試みが随所に現れている。 #endregion #region(クロスオーバー作品での性能) 『なりきりダンジョン3』『レディアントマイソロジー2』『バーサス』『レディアントマイソロジー3』に参戦。 どの作品もSPやエンチャントといった多くの原作要素がカットされているため、使い勝手が変わっている。 とはいえ基本性能自体は変わらず、移動速度と攻撃速度に優れる近接ラッシュ型の剣士+オマケ程度に晶術が使える、という感じ。 アクションエンチャントによる追加特技は通常の特技(秘技)として、原作での派生元の技とセットで出るようになっている (例えば「蒼破追蓮」は、原作での蒼破刃→蒼破追蓮を連続して繰り出す技になっている)。 元は5つあった秘奥義の内、毎回「斬空天翔剣」が採用されている(後に[[父親>スタン・エルロン]]にも逆輸入されてるしね)。 例外的に『ツインブレイヴ』と『レイズ』では原作最強技の「翔王絶憐衝」が採用されているが、 派生元の「岩斬滅砕陣」は(外部出演の時は毎回だが)未採用。 #endregion ---- **MUGENにおけるカイル・デュナミス 現在2体のカイルが確認されている。 #region(rainman氏製作) -rainman氏製作 『テイルズオブシリーズ』のキャンセルを殆ど削除し、格ゲー風にアレンジした手描きのカイル。 2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。 原作と比べて技や術が少ないが、モーションやエフェクトの完成度は高く、立ち絵だけでもかなりの枚数でぬるぬる動いてくれる。 また、技の制限やゲージ回復などの設定が出来るスイッチや、 『テイルズオブ』シリーズでお馴染みのグレードシステム(自分がどれだけ華麗に勝利したかをポイントで判定して貰うシステム)も搭載。 さらに秘奥義の威力が高く、中でも「絶破滅焼撃」は2ケージ技ながらも始動技が当たれば&b(){ほぼ全域に5割以上}の火力を誇る。 [[AI]]は程良い強さのものがデフォルトで搭載されている他、蓬莱氏及び鳶影氏の外部AIが存在。 蓬莱氏のAIはカットインと色化けの不具合が修正されるオマケ付き。ただし、現在は公開されていない。 鳶影氏のAIはレベルを1~11まで設定出来る。 蒼破刃で牽制し、あまり前に行かず、後ろで術を放つ後衛タイプとなっている。 ……というのはあくまで昔の話。 更新で晶術を封印し、攻撃だけするようになった他、立ち回りも修正され、 エリアルコンボを使用し、プレスガードも多用するようになった(これもレベル設定が出来、1~10まで変更可能)。 このプレスガード、成功すると相手を硬直させ、さらに&b(){ゲージを吸い取り、自分のもの(約半ゲージ)}にする極悪技である。 この硬直を利用して、「ジャンプ強→斬空天翔剣」で&b(){8割以上}を叩き出す。 タッグ戦に不向きなタイマンキャラとへ生まれ変わったと言える。 また、このAIの最大の特徴は何と言っても&b(){秘奥義カウンター}である。 これはその名の通り相手が攻撃する隙に超反応で秘奥義を繰り出すというもので、これが非常に厄介。 また、起き攻め時に繰り出す秘奥義もかなり優秀である。 なお、AI常時起動にすると、絶破滅焼撃発動時にキャラが[[分身]]してしまうバグがあるため、 AI常時起動は更新により削除されている。 #endregion #region(BIRD氏製作) -BIRD氏製作 『なりきりダンジョン3』の[[ドット>ドット絵]]を使用して製作されている。所謂[[ちびキャラ]]である。 isweb終了によるサイト削除後は、五右衛門氏によって代理公開されている。 エフェクトは『なりダン3』のものを使用しているので派手ではないが、原作を忠実に再現した完成度の高いキャラ。 原作の技や術を全て使用することができ、原作通りの楽しみが味わえる。 原作のように、通常攻撃→特技→追加特技→奥義→秘奥義としっかり連携することが出来る。 AIも優秀なものがデフォルトで搭載されており、中々の強さを誇る。 #endregion #region(大会ネタバレ) 「ゲージMAXおまけタッグトーナメント【おまゆ】」において、 よりによって初っ端から[[英雄>ランサー]]と激突。そしてやはり本物の英雄は[[格が違った>ブロントさん]]。 &nicovideo(sm6021939) &font(18,b,i,red){「俺は英雄にはなれないのか…!」} &font(18,b,i,#191970){「この程度でくたばれるんなら、俺は英雄になんぞなってねえ!」} #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) #co(){ ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) } ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[カイル・デュナミス],sort=hiduke,100) #endregion ***出演ストーリー [[Transfer Avengers]] [[にゃくぼん学園]](主人公) ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:福山潤|,テイルズ,主人公,剣士,剣使い,息子,兄,弟,ショタ,金髪

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