ドオー

      
 分類:とげうおポケモン
 タイプ:どく・じめん
 高さ:1.8m
 重さ:223.0kg
 特性:どくのトゲ(自分に触った相手をどく状態にすることがある)
    ちょすい(みずタイプの技を受けるとダメージを受けずに回復する)
 隠れ特性:てんねん(相手の能力の変化を無視して攻撃が出来る)

敵に 襲われると 太い 棘を 胴体から 突き出して 反撃。
身を切る 覚悟の 危険な 技。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第9世代(『スカーレット・バイオレット』)。
「これが!これが!これが『ドオー』だッ!!」とか「D'oh!!」「Door!!」ではない
リージョン種であるパルデアウパーがパルデア地方の環境に適応した結果、
従来のウパーとは異なる進化を獲得するに至った、いわば「パルデアヌオー」。
パルデアウパーは大昔に縄張りを追われ、地上に適応するために毒の粘膜がより発達した一方で、
ドオーは進化前よりさらに強力になった毒の賜物で水底を生息地としているのだが、
平時の気性は大人しく時には背中にウパーを乗せて対岸まで運んであげる事もある。
一方で、敵に襲われると背中から太いトゲを出して身を切る覚悟で反撃するなど、ヌオーよりも攻撃的な側面も持つ
現実に存在するイベリアトゲイモリも同じ性質を持つが、これはパルデア地方の元ネタが同種の原産であるスペインである事から)。

ゲーム内では、四天王チリの切り札として登場する。
テラスタルする際の「ドオー!隆起せえ!」という台詞も相まってか、プレイヤー各位にも大きな印象を残している。


原作中の性能

HP:130
攻撃:75
防御:60
特攻:45
特防:100
素早さ:20

初代のニドキング、ニドクイン以来となるどく・じめんの複合タイプ。
原種ヌオーが比較的バランス型寄りの種族値だったのに対し、ドオーはHP、特防が大きく伸び耐久型となった。一方素早さは相変わらず低い。
攻撃種族値も原種から下がり75と高くはないが、覚える技に「じしん」「ダストシュート」など威力100以上のものがそこそこあるので、
特化すれば物理アタッカーもこなせなくはない。
また、防御も原種より低くなった一方で大幅に伸びたHPや、原種同様にタマゴ技で覚える「じこさいせい」や「たくわえる」でフォロー可能な為、
最終的な物理受け能力は原種とそう大きな差は無い。
特性は主に「ちょすい」と「てんねん」が採用される。
前者の「ちょすい」は半減以下が7つの優秀な耐性を実現可能で、弱点のこおり、じめん、エスパーの内、
じめん相手にはみず技、こおり相手にはいわ技で耐久を活かしつつ強気に戦える。
後者の「てんねん」は一般的な耐久型が苦手とする積みアタッカーの強みが通じず、
相手が「かたやぶり」持ちでない限り、ストッパーとして大いに貢献できる。
「どくのトゲ」は耐久が高いドオーとのシナジーは悪くはないが、非接触技をメインに使ってくる相手には無意味で、
さらに「あくび」と併用が難しいため、上記2つの特性の個体の方が汎用性は高くなる。

第9世代のテラレイドバトルでは「てんねん」により4回行動で高速で積んでくる相手の強化を無効化したり、
「のろい」「じこさいせい」を繰り返しつつ「じしん」「どくづき」で大打撃を与えるなど、
重量級相手のソロ攻略では重宝する。
「ちょすい」の個体も星7ゲッコウガなどみず技使いのソロ攻略において活躍した。


MUGENにおけるドオー

Tweenies_1998氏によるキャラが公開中。
のあしめ氏によるMUGEN1.0以降専用キャラを改変したもので、
改変元にあったリョナ要素が削除されている他、WinMUGENでも使用可能になっている。

操作方法は6ボタン方式。
確率でダメージと同時に毒状態にする「ポイズンテール」「どくバリ」や確定で毒状態にする「どくどく」など、
スリップダメージ技を駆使した持久戦が得意な性能になっている。
AI程度の強さのものがデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から(1つ目のURL)

出場大会

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最終更新:2025年03月25日 21:52