日本の『スーパー戦隊シリーズ』のリメイク作品であるアメリカの特撮番組『
パワーレンジャー 』シリーズの1つである、
『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』に登場するヒーロー。
変身者はジア・モランという少女。『
海賊戦隊ゴーカイジャー 』のゴーカイイエローを原典としている。
ちなみにパワレン関連の公式では『Super Megaforce Yellow Ranger』と呼称されているが、
日本で放送された字幕版では項目名の表記が使用されているため、本項目でもそれに従って記載する。
 
主な武器はスーパーメガセイバー(ゴーカイサーベル)とスーパーメガブラスター(ゴーカイガン)。
スーパーメガフォースの戦士の中ではかなり出番に恵まれており、
格ゲー『Power Rangers Battle for the Grid』においてプレイアブルとして登場したり、
アプリゲーム『パワーレンジャー: レガシーウォーズ』の『ストリートファイター』コラボイベントの広告用の短編で登場し、
グリーンレンジャー や
リュウ と共に
ベガ と戦ったりしている。
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        『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』について 
        
ディズニーからサバンに版権が戻った『サムライ』においてパワーレンジャーは2シーズン制に変化したが、
また、敵の設定もゴセイジャーの敵であるモンス・ドレイクに相当するマルコー率いる部隊が、
『ゴーカイジャー』の宇宙帝国ザンギャックに相当する「ウォースター帝国」の先遣隊に過ぎないとされるなど、
『ゴセイジャー』が原典の敵は本隊が到着するまでの尖兵として扱われている。
唯一ヴラック(ブレドラン)だけは第2シーズンまで生き残っており、
皇帝の実子で兄のヴェッカー(ワルズ・ギル)より優れた能力を持ちながら、
年功序列が強いせいで次席に甘んじているという設定にされた。
よくできた弟~!!! 
第2シーズンは『ゴーカイジャー』ベースのためレジェンド回もあり、目を見張る展開がある一方で、
ヴラックを第2シーズンまで生かしておきながらザンギャック組と接触もさせず、ドラマ性を掘り下げないで退場させるなど、
原作映像の流用前提が原因と思われる雑な展開も見られており、アメリカでの評価は賛否両論だったという。
その雑っぷりの分かりやすい例として、『メガフォース』ではブラックだったジェイクは『スーパーメガフォース』では一人だけグリーンに色が変わり、
当然本人もツッコんだのだが
「使えば分かる」 と一蹴されて終わったり、
『メガフォース』でブルーのノアが頭脳担当だった(これは『ゴセイジャー』も同様)のだが、
『ゴーカイジャー』の頭脳担当はグリーンであるハカセだったため、
原典ならハカセが新兵器を開発するエピソードを、グリーンとイエローの精神が入れ替えられる話と統合し、
ジェイクとノアの精神が入れ替えられ、グリーンの姿のノアが開発する 、というあまりにも力業の手段が取られている。
他にも『ゴセイジャー』の追加戦士であるゴセイナイト(ロボナイト)も生死不明で途中退場したのだが、
最終決戦にて、わざわざ新撮映像で説明も無く参戦しているという突っ込み所も。
ただ、
レジェンダリーモード(ゴーカイチェンジ) に関して言えば日本同様に非常に人気が高く、グッズも多数作られている。
なお、流用の都合でダイレンジャーをはじめとしたパワレン化されていない戦士も多数登場したが、
残念ながら日本において吹替はされていないが
もし実現したらジア・モランはM・A・O女史*1 になるとファンの間ではもっぱらの噂 、
字幕版がCSで放送された事がある。
   
MUGENにおけるイエロースーパーメガフォースレンジャー 
chuchoryu氏の製作したコンプゲー用のキャラが存在。
キャラ単体も某所で公開されている。
スーパーメガセイバーを振り回しながら攻撃するためリーチは長く、
特に回転しながら切り込む突進技が強力。
超必殺技 では連続ヒットする斬撃を放つ他、
メガゾードを呼び出し画面外からパンチさせる 。
AI もデフォルトで搭載されている。
出場大会 
*1 
原典『ゴーカイジャー』のゴーカイイエローことルカ・ミルフィ役の市道真央女史は同作でアフレコ経験を積んだ事で声優業に興味を持ち、
アニメ や
ゲーム 、
アテレコ 等声の出演においては「M・A・O」名義で活躍するようにもなり、
古巣たるニチアサにも『宇宙戦隊キュウレンジャー』や『
仮面ライダーゼロワン 』等で声優として出演している
(特に前者は
Vシネ作品 にてルカとラプター283(キュウレンジャー)が共演した結果、
 
一人で「ルカ・ミルフィ:市道真央」「ラプター283の声:M・A・O」と2つの名義がクレジットされる という異例の事態にもなっている
(一応『
救急戦隊ゴーゴーファイブ 』にて顔出し出演していた
宮村優子 女史が敵幹部の一人を声優としても担当した際、
 「
闇村悠之介 」の別名でクレジットされたという先例はある他、
 アニメでなら
平田広明氏他と粗忽屋 だとか、
小西克幸氏と神永レオ とかいった例はいくつかあるが。
 
え、『ガンダム00 』の「ナレーション:古谷徹 」と「リボンズ・アルマーク:蒼月昇」?何の事かな? )。
 
なお、戦隊メンバーがアフレコ経験を生かして声優業に進出するケースはさほど珍しいものでもなく、
『ゴーカイジャー』の追加戦士であるゴーカイシルバー/伊狩鎧役の池田純矢氏も
同様に声優業を行っていた 。
    
    
        
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        その他にも… 
        
他、当wikiに担当キャラがいる声優に限っても『電子戦隊デンジマン』のデンジグリーン/緑川達也役の
内田直哉 氏、
『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャブルー/サイゾウ役の
土田大 氏、
『
激走戦隊カーレンジャー 』のレッドレーサー/陣内恭介役の
岸祐二 氏、
『電磁戦隊メガレンジャー』のメガブルー/並樹瞬役の
松風雅也 氏、
『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエロー/礼紋茉莉花(ジャスミン)役の
木下あゆ美 女史、
ならびにデカピンク/胡堂小梅(ウメコ)役の
菊地美香 女史、
『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウブルー/有働ノブハル役の
金城大和 氏等が挙げられる。
気のせいか男性はやけにブルーが多い。まあ池田氏が出演した『マジェスティックプリンス』も主人公はシンケンブルーだし ちなみに『シンケンジャー』は他にもグリーンや
イエローも声の仕事をしてたりする し、
なんならレッドも今や引く手あまたの人気俳優になりつつも『
ドラクエ ヒーローズ』の主人公の声を務めてくれたり、
後年の特撮映画 でも声のみで出演されている。
あと金城氏のキャラに無言の腹パンをかましたのもゲキブルーである(その後残念ながら引退されてしまったが) 
それと女性はやけにイエローが多い気がする。まあ前述の『キュウレンジャー』も敵の女幹部の一人はイエローバスターだし 
これには作品の性質上、敵幹部や味方側の着ぐるみキャラを声優が演じる事でアフレコ現場等で交流が生まれやすい環境も理由として考えられ、
実際に土田大氏は追加戦士枠のニンジャマン役の
矢尾一樹 氏に誘われた事で声優業に転身している他、
菊地美香女史も番外戦士枠のデカマスター/ドギー・クルーガー役の
稲田徹 氏の紹介で声優業に進出している。
また、上記のM・A・O女史とイエローバスター役の小宮有紗女史はそれぞれ別々の
アイドル作品 に出演した事もあり、
小宮女史が出演した『ラブライブ!サンシャイン!!』のスピンオフ作品『幻日のヨハネ』にて共演した際はネットが賑わった。
なお、内田氏の場合は『デンジマン』の幹部悪役は全員顔出し俳優(一応
声優経験のある人 もいるが)な事もあって若干事情は異なり、
これ以前から
中尾隆聖 氏らと一緒に音楽活動をしていた事があった(この縁で中尾氏もゲストキャラとして顔出し出演している)。
この他、戦隊メンバー以外でも、
日髙のり子 女史が声優転向前のアイドル時代に『バトルフィーバーJ』にてサポートメンバー役で顔出し出演していた事があり、
同作で長期的にアフレコに慣れた(当時はTVドラマも音声は別撮りするのが当たり前だったので、変身しない役でも普通にアフレコした)事で、
後にアニメ声優に抜擢された際にも大いに役立ち、その後の声優業にも貢献したとも言えるが、これは結構特例かもしれない。
他にも『超新星フラッシュマン』及び『超獣戦隊ライブマン』に顔出し出演した
中田譲治 氏や、
『五星戦隊ダイレンジャー』に顔出し出演した
西凜太朗 氏のように、戦隊で俳優として悪役を演じた後に声優に転向した人物もいる。
とはいえ、『パワーレンジャー』シリーズでは基本原典での演者を吹替声優として呼ぶ事はほぼ無いのであるが、
ブラック の吹き替えを担当している。
おまけにデカグリーンの演者は次回作の『ミスティックフォース』(≒『マジレンジャー』)にも吹替声優として出演し、 
   
最終更新:2025年06月08日 01:37