憲磨呂

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憲磨呂」を以下のとおり復元します。
#image(left,mvs-norimaro.gif,float,title=ノリマロアターック!!)

&space(5)&ref(norimaro_anim.gif,,title=よぉ~~~し!)

&font(30,b,i,#a52a2a){「だから言っただろー!」}
#clear

日本テレビのバラエティ番組『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の企画から生まれたキャラクター。
名前の読みは&b(){「ノリマロ」}。[[よく漢字を間違われる>壬無月斬紅郎]]が、&b(){憲磨呂}である。憲''麻''呂でも憲''摩''呂でも、ましてや憲''麿''でもない。
『[[マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター>MARVEL VS. CAPCOM#MVS]]』に登場する。
『生ダラ』中にて『マヴスト』への登場が発表された時、開発スタッフ達すらその話を聞いておらず、寝耳に水であったという
(『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター・サウンドトラックCD ライナーノーツ』より)。

デザインと[[声>ボイス]]はとんねるずの木梨憲武氏(スタッフロールでの名前は番組内で演じていた&b(){木梨憲太郎}&link_anchor(*1){*1}名義)によるもの。
名前は番組内で行われた一般公募で選ばれ、当選者には本作品のゲーム基板とアーケード用の筐体、
さらに当時カプコンが発売していた全てのPS、SSソフトが贈られた。

#image(left,norimaro_newpower.gif,float,title=時代を先取るニューパワー)
 見た目は老け顔かつ小柄で貧相な学生。構えや攻撃もへっぴり腰で、
 バナナで足を滑らせたり超必殺技ではコスプレをしまくったりとネタ的要素が強い。
 『生ダラ』以外にも、『みなさんのおかげです(『した』の前番組)』など、
 当時のとんねるずのレギュラー番組で木梨氏が演じていたコントから動きを上手く取り入れ、
 独特のキャラクター像を構築している。この[[勝利ポーズ>勝ちポーズ]]にニヤリとしたとんねるずファンも多いだろう。
#clear

 ちなみに開発段階では、
-前向きで明るい性格
-高校二年生
-防御が基本姿勢
-運動神経が良く、跳躍力がある
-バランス感覚が良く、塀とか登るのが好き
-勝率は3割くらい
-戦いを好まず[[悪人が嫌い>キム・カッファン]](上記の「だから言っただろー!」もそれゆえの発言)
 等といった設定が木梨氏により作られている。

#region(実の所…)
木梨憲太郎氏のデザインとは、実はフォトショップで描かれた憲磨呂の原型と、
その場で憲太郎氏がやった思いつきモーションだけであった。&s(){[[ゴア>ハヤト]][[は犠牲になったのだ…。>うちはイタチ]]}
しかし、当時のグラフィック・チーフであったあきまん氏は、それだけの情報から憲磨呂のドットとモーションを完成させたのだという。
サウンドトラックCDでのライナーノーツであきまん氏は「大変だったけど楽しかった」と、当時の事を振り返っている。
&nicovideo(sm8616718)

上記の動画集でもフォトショで描いた憲磨呂を[[波平>磯野波平]]カットにして「お父さん」と言っているシーンが見られるが、
このお父さんも超必にしっかりと登場しているあたり、かなり手が込んでいる事が窺える。
#endregion
//「戦いを好まない」設定の記述を書いて見ましたがちょっと不安なので詳しく知っている人がいたら改稿お願いします。

しかし…

&font(20,b,i,#4169e1){「ノリマロよ、カン違いの大たわけよ}
&font(20,b,i,#4169e1){ おまえがここにいる事自体が間違いなのだ」}
([[アポカリプス]]・談)

そのあまりにも周りから浮いているキャラクター像から、マーヴル側より、
&b(){「ヒーローがこんなふざけた奴に負けるのは駄目だ」「最初の契約の時に居なかったキャラを出すのはどうなのか」}
等のクレームを受けてしまい、海外版では使えなくなっている(ただしデータ自体は封印されているだけで残っており、セリフなどは英訳済)。
まあ例えれば、日本の有名な人気作品をアメリカでゲームにしたら、作品とは全く無関係な謎のギャグキャラが搭載された、
と言うような物なので、マーヴル側の抗議もむべなるかなであろう。
&s(){[[ん、どこかでそんな話を聞いたような……?>キャプテン・サワダ]]}
当然、国内でもキャラ発表当時から正式稼働後に至るまで、その存在意義については絶えず論争の的となり、
結果、良くも悪くも &b(){「MSH VS. SF=憲磨呂ゲー」} という印象を広くもたらす事となってしまった。
ちなみに制作側の方も、岡本吉起氏(当時開発本部長)は大分否定的で、
あきまん氏(イラストレーター)も「デザインは嫌いじゃない」としつつ、「MARVEL側は完全に被害者」とも発言している。

また開発段階では、相手の背後に回り込み[[カンチョー]]をするという「おかんちょうサービス」という投げ技があった。
この技、番組内では、[[スパイダーマン]]にカンチョーをひたすら決め続ける映像が流れる中、即興で技名が決められ、
「おかんちょうサービスだ!」というボイスが収録されたり、
[[岩永哲哉>ケン]]氏や[[笹本優子>春日野さくら]]女史等声優陣のやられボイス収録まで放送されたのだが、
マーヴル側から断固として拒否され、結局は没となっている。
//そのため、業務用格ゲーでのカンチョー実装は[[この人>藤原ゆうき]]の登場(爪付きもありならば[[彼>チョイ・ボンゲ]]も含む)まで先送りとなった。
//バトルクロードは94年、チョイがカンチョー使うようになるのは96から、マブストは97年。
まぁたとえ実装されていたとしても、格ゲーでのカンチョー使用には[[先駆>藤原ゆうき]][[者>チョイ・ボンゲ]]がいるのでそれほどインパクトはなかったかもしれない。
MUGENでも[[カンチョー丸>覇王丸]]とか[[阿部さん>阿部高和]]とか全然[[自重しない>ファウスト]][[奴ら>カンフーマン改変キャラ]]がいるから目立てるかどうかは……。

『マヴスト』の開発は『[[ストIII>ストリートファイターIII]]』開発と時期的に被っており、
『生ダラ』の企画も当初は「[[ストリートファイター]]最新作のキャラクターをデザインしに行く」という告知内容だったという事もあって、
もしかすると『ストIII』にも出るのでは…などと予想されていた。
しかしこの「憲磨呂」、著作権がカプコン・日テレ・アライバル(とんねるずの所属事務所)の3社協同管理のため、
この内の1社でも同意が得られなければ使用出来ず、
また上記の通り世に出るまでの経緯に問題があり、海外ウケ自体もあまりよろしくなく世界展開を考えた場合にとても微妙、という事情もあり、
アクの強さで隠れた人気を誇るキャラクターでありながら、『マヴスト』以外での出番は無い。
&s(){[[木梨憲武氏繋がりで牢屋に閉じ込められていると言っても過言ではない>仮面ライダージオウ]]}

その日常の非戦闘員な動きで戦うというスタイルは、『UMVC3』では[[カプコンのサプライズ枠参戦キャラ>成歩堂龍一]]が後継者として再び日の目を見る事になった。
あちらは条件が揃うと大いに化ける強さだが。

なお、海外ではキャラ自体は消されているものの、ネットの力により彼の存在は「諸事情によりお蔵入りしたキャラ」として意外と知られており、
「[[春麗]]の大ファンで盗撮をしまくっているオタク」など独自の二次設定が付けられたりもしている。
また「ノリマロ登場!」という日本語を誤解したのか、フルネームが「Norimaro [[Toujou>仮面ライダータイガ]]」となっているサイトもいくつか存在する。
公式には彼のフルネームは不明である(一応デザイン元は木梨憲武氏ではあるが、憲磨呂の苗字が木梨かどうかも不明である)。

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**原作での性能
#image(norimaro-p.gif,title=弱すぎるぞォ!)
キャラ性能としては[[飛び道具]]、対空技、[[突進技>バーンナックル]]と[[一通りは揃ってはいる>波動昇龍]]ものの、どれも取り立てて使い勝手は良くなく、
かなりテクニカルなキャラクターとなっている。
ステータス的には、上記のように「一通り揃っている」という点と、
&b(){企画の関係上[[意図的に弱く>ダン]][[設定され>ショーン]][[ている>コブン]]わけではない}事から、どちらかと言うと[[さくら>春日野さくら]]に近い。
そのため、技の性能や使い所を把握しておけば、癖はあっても爆発力のある攻撃で相手を圧倒する事が可能な強さを持っている。
また隠し[[コマンド]]を入力する事により、通常の二段ジャンプをしのぐ四段ジャンプが可能となる。
さらに隠し要素として、対CPU[[ダン]]限定で相手をおだてて[[隙の大きい技>反確]]を出させるという変わった行動が出来る。
あとついでにどの技も[[無駄に名前が長い>カーマン・コール]]。
[[超必殺技]]3つに至っては、
-「ハイパーストロングミラクルトレジャー」
-「アルティメットグランドチャンピオンジャンプ」
-「ウルトラバラエティプライベートメモリーズ」
…な、長い……。
ちなみに上から、飛び道具、対空、突進[[乱舞>乱舞技]]だが、例に漏れず非常に癖が強い。
故に「ごっつもの投げ」(開発段階での名前)、「[[しょーりゅーけん>昇龍拳]]」(技時の台詞より)、
「ノリマロアタック」(左に同じ)とそれぞれ言われる事が多い。

|>|CENTER:NORIMAROモードプレイ動画|
|&nicovideo(sm21312962)|&nicovideo(sm21320030)|

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**MUGENにおける憲磨呂
国内外に数体存在している。

#region(サイキョ~流&Ayustat氏製作)
-サイキョ~流&Ayustat氏製作
地上戦を重点に置いた仕様、すなわちこれまでの対戦格闘ゲームの感覚に近く、
エリアルが無くなったがチェーンコンボや必殺技の精度が地上戦を想定した物になっており、
またかなり[[発生]]が早く連続技に組み込みやすい「ワンダフルウルトラ[[馬場>東洋の巨人]]キック」が追加され、
原作とはまた違った攻め方が楽しいキャラとなっている。
音声ファイルが軽量化のために低音質なのが難点。

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#region(DarkRiem氏製作 MVC仕様)
-DarkRiem氏製作 MVC仕様
Basara-kun氏のサイトにて代理公開されている憲麻呂。
本来参戦していない続編の『マヴカプ』アレンジとなっている為、割と原作に近い仕様となっている。
また昇龍拳が[[竜巻>竜巻旋風脚]]コマンドになっており重宝する技になっている。 
こちらも、『マヴスト』のOPで「だから言っただろー!」のポーズで周囲に大爆発を起こすアニメを流用したオリジナル技が追加されている。
[[AI]]が搭載されており、特筆するほど強くはないがアドバンシングガードを頻繁に使用して距離を取ってくる。

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#region(Jin Kazama氏製作)
-Jin Kazama氏製作
同じく地上戦を重点に置いた仕様。全体的に技の癖が小さくなっている。
「だから言っただろー!」や[[挑発]]が上記の英語版になっているのが特徴。
また[[ストライカー]]として[[ダン]]を呼び出す事が可能。

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#region(Wolvie氏製作)
-Wolvie氏製作
原作に近い仕様で、ジャンプ時に相手キャラにアイコンが表示されるのが特徴。

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#region(アフロン氏製作 MVC3仕様)
-アフロン氏製作 MVC3仕様
アフロン氏による『MVC3』仕様アレンジの憲磨呂。2011年6月4日に公開。
&b(){固有グラ持ちなのに『MVC2』でハブられた仲間}の[[メカ豪鬼]]&[[アニタ>ドノヴァン・バイン#anita]]とチームを組み、
ディレイドハイパーコンボやチームエリアルコンボなども使用可能。

AI未搭載だが、ですから―氏による外部AIが公開されている。
かつては有志によるAIパッチも存在し、無限ロダにて公開されていたが、同所の閉鎖により現在は入手不可。 
こちらは強攻撃とアドバンシングガードで突き放し、飛び道具と[[アシスト>ストライカー]]のメカ豪鬼で封殺するスタイルを取る。
ただし、アドオンによってはアシストで[[フライング]]をしてしまう恐れがあるので注意。

#endregion
#region(REDHOT氏製作)
-REDHOT氏製作
「Infinity Mugen Team」で公開されている。MUGEN 1.0対応だが、WinMUGENでも使用可能。
ライフバー上に「PRESS START BUTTON」と表示されるのが特徴。
対女性用の特殊イントロを搭載している(原作にも存在するものである)。
[[TAG TEAM MODE]]対応キャラであり、3P側もしくは4P側で選ぶと強制的に控えへ回る。
スーパージャンプすると位置を示すアイコンが出る。2段ジャンプは存在しない。
吹き飛ばされると固まって動かなくなる不具合がある(投げられたりすると復帰する)。
空中投げの際に一瞬画像が乱れる。
AI起動コマンドは記述されているが、AI自体は搭載されていない。
#endregion

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[憲磨呂],sort=hiduke,100)
-[[なんとなく組ませてタッグトーナメント>>https://www.nicovideo.jp/watch/sm2327131]]
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[憲磨呂],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[憲磨呂],sort=hiduke,100)
***出演ストーリー
[[DIOの喫茶店]]
[[Drえーりん診療所]]
[[MUGEN街の夜雀亭]]
[[MUGEN街の夜雀亭 2nd]]
[[MUGEN町 任侠伝]] 
[[無限坂グーニーズ]]
[[無限のウォルターク]](主人公)

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
その他木梨氏は競馬評論の際には「木梨ノリゾー」、演歌デビューの際には「憲三郎」等コントキャラクターも含め、多くの名義を使用している
(その背景には彼が自らのイメージを利用したり、勘だけで作り上げた「人間・木梨憲武」がフィードバックするようなキャラクターを、
 多数演じている事が挙げられる)。
また、この「木梨憲太郎」としての活動が、氏が芸術活動を始めるきっかけとなっている。
ちなみにとんねるずとDJ OZMAがプロデューサーを務めるユニット「矢島美容室」のメンバーである母親、
「マーガレット・カメリア・ヤジマ」が彼に[[酷似している>ライユー]]が、恐らく[[気のせい>矢吹真吾]]だろう。
矢島美容室はニコニコでも&s(){何故か}ブレイクし、デビュー曲「ニホンノミカタ~ネバダカラキマシタ~」は、
組曲「ニコニコ動画」等で知られるしも氏の楽曲「七色のニコニコ動画」のメドレーの一つにも選ばれている。
そして2010年4月には日本デビューまでの前日談を綴った映画まで公開された。
&s(){……今や正体隠す気ゼロですが!}

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:木梨憲武|,カプコン,ギャグ要員,色物,上級者向け,三種の神器,学生,眼鏡,学ラン,黒髪,紫色

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