//並べ替えてみた #aa(){ _,---⌒`´⌒ヽ--、 ノ_ ノ ヽ、`> ∠ノノ / /( /\| \、 <( /∠|丿_,ヽ∨/, ,リ_ヽ、) ( | / /´___,,;;ヽ,`` /;;,,,___ヽ, ノミヽ . 丿ノ,ヽ| -=・=-./||ヽ-=・=-/ノ`´) ∠_|(`|  ̄/ |||| `\ ̄`|´)|フ ノヽ、| ミ´ ノ、,,ゞヽ |,ノヽ> ∨ 彡ヽ、 ._,==-, 彡 /|(` ̄´ 彡|丶 .二二´ /;|ヽ> | .\___/;;;;;| | ;;;;;;;;;;;;;/;;;;;| / ;;;;;;;/;;;;;;;ヽ} **&font(b,i,#000080){「しゃがみキック??? 見えるんです 見てから昇竜です」} **概要 かの有名な格闘ゲーマー・ウメハラが発したとされていた、&b(){『小足見てから[[昇竜>昇龍拳]]余裕でした』} という言葉から来ている。&link_anchor(*1){*1} ゲームにおいては小足のような素早い攻撃を見てから[[昇竜>昇龍拳]]で余裕で狩る、といったように [[超反応]]迎撃に対する賛辞として使われる言葉。&link_anchor(*2){*2} 状況に応じて様々な応用例がある。 [[ギース>ギース・ハワード]]「[[チンチーン>パワーチャージ]]見てから[[当身>当て身投げ]]余裕でした」 [[豪鬼]]「[[ベガ]]見てから[[禊]]余裕でした」 アバロンにお住まいのベアさん「流し切り見てからパリイ余裕でした」 [[シエル]]「見てからセブンス余裕でした」 [[萃香>伊吹萃香]]「台風見てから男投げ余裕でした」 ・・・などなど。格ゲー初級者なら「[[竜巻>竜巻旋風脚]]見てから[[昇竜>昇龍拳]]余裕でした」あたりから習得に挑戦してみよう。 ニコニコMUGEN大会動画では、[[AI]]ならではの超反応で様々な「余裕でした」を楽しむことが出来る。 ちなみに、発生が遅い技や暗転後に回避ができる[[超必殺技]]に対して「見てからガード(反撃)余裕でした」といった使い方がされることもままある([[暗転見てからジャンプ余裕でした>ハイパーボム]]など)。 ただし、あまりに超反応過ぎるAIはAI同士の戦闘でしか使えなくなりかねない(AI同士でも一方的な展開になりやすい)のでほどほどに。 また、逆にパターンに嵌りやすくなるため『超反応=強い』とは一概には言えなかったりする。 そういう意味では超反応AIは対人戦にも使える…って[[そういうゲームじゃねえからこれ!!]] だが、最近はパターンにならないように無敵技を精度良く振るうAIが多いので、実は言えるかも知れない。 [[ブロッキング]]の超反応だとパターンにはならず、ほとんどの場合『精度=強さ』になる。そのうえ細かい記述も必要ない。 ネットスラング的な用法では、例えば2ちゃんねる等のネット掲示板内なら「&b(){スレタイ見てクリック余裕でした}」、 ニコニコなどの動画サイト内なら&b(){「[[サムネでクリック余裕でした>サムネホイホイ]]」}といったような表現で、 スレッドの題名やサムネイル画像の良さを褒め称える地方もあったりなかったり。 ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 実は当時からウメハラが直接この言葉を言ったことは疑問視されており、 「しゃがみキック見えてるんじゃないですか?」との質問に「余裕です。余裕で昇竜ですね(笑)」とウメハラが返したとか、 この項の冒頭にある「しゃがみキック~」うんぬんの本人発言を周囲が伝言ゲーム気味に広めたからだとか、 試合後のウメハラにインタビューした者の「『小足見てから昇竜余裕でした』ってやつですね」の発言が由来だとか、 これはウメハラの対戦を見ていたギャラリーの歓声だ等々やたら諸説が有った。 しかし、最近になってファミ通でのウメハラ本人のインタビューにて、『小足見てから昇竜余裕なんですか?』 という質問に対して、 ''「見えません(笑)。それは友人が言った『小足出すと確実に昇龍で返されるから、見えているんじゃないのか?』'' ''というのが一人歩きして広まったんだと思います」'' という回答を述べている。 これによりこの話は人伝によって脚色され、広く伝わっていったという事が解ったのである。 //ファミ通の本人へのインタビューに対する回答があったのでそれに変更してみました。 //談話室でも一応、書き換えの旨を伝えています。 またニコニコの生実況でも、視聴者からの質問に&bold(){「無理に決まってるじゃん」}と答えている。 &nicovideo(sm10736768) こうして、ファン達によって本人不在の場所で&italic(){「伝説」}だけが独り歩きして行く様は、 まるで『カメレオン』等が有名な加瀬あつしの不良ギャグ漫画や、最近なら若杉公徳の 『[[デトロイト・メタル・シティ>ヴォルフガング・クラウザー]]』の世界のようで、実に若者向けマイナー文化らしい現象と言えよう。 それに当の本人が「見えない」と明言しても尚、ファンの中では「それでも本当は見えているんじゃないのか?」「(「おまえら」もしくは「俺以外」)無理に決まってるじゃん」というコメントが交わされるあたり、 ウメハラ氏のテクニックの凄さや、相手との駆け引きの上手さが、この噂話に強烈な信憑性を与えていたのだろう。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 現実的な話をすると、小足の発生は[[最速>マグニートー]]で1[[フレーム]]、早い方では3~4フレーム程で、常識的な範囲内では遅くとも7~8フレームくらいまでである。 人操作の場合は、昇龍拳は623+Pと3回入力が必須なので、最低3フレーム入力に時間が掛かる。 つまり3フレーム以下の小足に反応して昇龍を出すというのは、&b(){どうあがいても無理。} //人間の反射神経もっとよかった そして、人間の反射神経の限界が0.1秒(6F)、普通に鍛えられた人間でも10~12Fくらいが限界であり、最速でも合計で発生が9フレーム以下の技は人間が見てから反応することはできない。 現実で反応可能な小足は[[トキ]]くらいのものだろう(あくまで小足''だけ''に全神経を集中しているならの話だが、もっともラオウとハート様以外はトキ戦では下段ガード安定なのだが) 電子そのものが光速で移動して信号を伝える電子回路と違い、生物の神経はイオンが物理法則に従って拡散するなどして信号を伝えているため(光速に比べれば)どうしようもなく遅く、 反応して出すには[[人間をやめる>DIO]]どころか、生物の枠すらも越えないとムリである。