&ref(gray.jpg,,width=230,title=嫉妬の炎がメラメラと・・・) アメリカの[[マーベルコミックス>アメコミ]]の人気シリーズ『X-MEN』の登場人物。 プロフェッサーXの最初の五人の生徒、いわゆるファーストファイブの一人である。 (ほか四名は[[サイクロップス]]、[[アイスマン]]、[[ビースト]]、エンジェル) アメコミでは珍しく、一部の時期を除いて[[本名で>ホワイトクイーン]][[ヒーロー活動を>ジュビリー]][[している>ザターナ]]。 初代メンバーだけあって彼女がらみの事情はかなり錯綜しており、説明が大変に難しい。 若い頃は「マーベルガール」のヒーローネームで活動していたが、ある時宇宙で事故を起こしてしまう。 半死半生になった彼女に接触したのが、エネルギー生命体の「フェニックスフォース」。 これによって彼女は助かり、救命ポッドで地上にどうにか帰り着くが、彼女がX-MENに復帰するのはかなり先になる。 一方のフェニックスフォースだが、接触によってジーンの姿を手に入れ、さらには&bold(){[[自分がジーン・グレイだと錯覚してしまう>エラディケイター]]}。 本物よりも先にX-MENに復帰してしまった彼女は、その圧倒的なエネルギーを使って「フェニックス」を名乗ってヒーロー活動を再開した。 (なお、身内には「フェニックスフォースに接触して新たな力を得た」と説明している。当然、本人もそう思っていた) だが、あまりにも強すぎる力は度々暴走し、宇宙規模で抹殺対象にされてしまう。 これによってX-MENとシャイア帝国の[[インペリアルガード>グラディエーター]]とで戦争が勃発するが、その中で彼女は完全に暴走。 「ダークフェニックス」と化し、X-MENとの戦いに入る(この時、暴走した彼女は''50億人''ほど殺っちゃっている)。 最終的には彼女の中の「ジーンとしての意識」が表に出て自決。どうにか事態は解決した。 (以上『ダークフェニックス・サーガ』、このエピソードで『X-MEN』は人気タイトルになったとも言われている) その後、本物のジーンも[[アベンジャーズ>キャプテンアメリカ]]に救助され、どうにか戻ってくるが、恋人の[[サイクロップス]]は自分そっくりのマデリーン・プライアーと結婚していた。 なお、マデリーンは後にヴィラン化したが、ジーンによって倒された。 (以上『インフェルノ事件』) #region(close,マデリーン・プライアーって誰?) #image(Goblin_Queen.jpg,,width=200,title=遺伝子的にはTOP画像の人と同一人物です) 上記の『ダークフェニックス・サーガ』にてジーンを失い、傷心の旅に出た[[サイクロップス]]が出会ったジーンと瓜二つの女性。 二人は恋に落ち結婚、息子である[[ネイサン>ケーブル]]も生まれ幸せな日々を送っていたが、死亡したジーンが アメコミのお約束に従い生き返ったあたりから、その運命に暗雲が立ち込める。 実は彼女の正体はMr.シニスターというヴィランが作ったジーンのクローンであり、 その目的は優秀な遺伝子を持つミュータント同士を掛け合わせ、[[最強のミュータント>ケーブル]]を生み出す事であった。 (シニスターによるとサイクとジーンの遺伝子の組み合わせが最も最適らしく、 [[別世界>アポカリプス]]でも同様の存在であるネイト・グレイ(X-MAN)を作っている) サイクロップスがX-MENとしての活動を再開するにあたり彼女も同行したのだが、様々な妨害により夫と引き離されてしまい、 徐々にその精神が蝕まれ、ついには悪魔と契約しヴィラン「ゴブリンクィーン」となってしまう。 (その過程で[[夫>サイクロップス]]の弟ハボックと浮気しちゃったりもしている) そして、マンハッタンが地獄と化すインフェルノ事件を引き起こすが、最終的にジーンに倒され、その精神はジーンと融合する事になった。 なお、現在は彼女も生き返ったと思ったら別人だったでござるやら、そうかと思ったらやっぱり生き返ったでござる等の アメコミの悪癖「&bold(){なかったことに}」の被害者の一人になっている。 #endregion なお、フェニックスフォースは後に帰還した本人にも宿り、フェニックスフォースを宿すミュータントとして様々な争いに巻き込まれることになる。 90年代には[[ジャガーノート]]とともに一大[[クロスオーバー]]企画『[[オンスロート]]』の口火を切ったりもした。 上記のような紆余曲折の末、サイクロップスとも結婚し、ようやく平穏が戻ったかと思いきや、 今度は元ヴィランの[[ホワイトクイーン]]がX-MENに加入し、サイクロップスに急接近する。 またしても胃を痛める彼女であったが、今度は彼女自身が[[マグニートー]]との戦いで戦死してしまった。 ……こんなカオスな状況になったのも、ひとえにアメコミの悪しき慣習「&bold(){なかったことに}」が連打されたためであろう。 #region(close,なかったことに) 簡単に言えば、設定リセットである。 これは死人が生き返ったり、死んだ奴が実はクローンだった事になるという大変&del(){節操のない}便利な代物である。 そもそもジーンを殺害し、死闘の末[[ウルヴァリン]]に倒された当のマグニートーからして偽者であり、 「私がそんなことをするわけがないだろう?」とか言いながらすぐ再登場している。 他にも、[[本当に死んだのに復活した人>サイロック]]やら、[[死んだ時と生き返った時にしか見せ場がないとまで言われる人>コロッサス]]など、この悪しき慣習の被害者は多い。 これに比べれば、「どうせ生き返るんだろ?」とファンに言われ続けながら、 かれこれ五年以上死んだままのジーンはまだ良心的なほうかもしれない…。 一応ジーンは死後ホワイトフェニックスという高位の存在になったためもう二度と生き返らないということになったそうだが。 まぁ、それでもネタに詰まったら生き返るであろう事は衆目の一致するところであるが。 実際作中でも死んでも生き返る能力者のことが話に出たときに、それはジーンのことじゃないか、みたいに言われることまであるし。 #region(close,と思ったら実は既に生き返っていたという) 死んだままかと思われていたが、それまでミュータント能力の不明だった&bold(){赤い髪の少女}が &bold(){テレパシーとテレキネシス能力に目覚め(ほかの能力も発揮したけど)、さらにはフェニックスフォースさえ宿す}ということが起きる。 赤毛でその能力・・・見た目からしてどう見てもジーンの生まれ変わりです。本当に(ry &s(){でも本当にそうなら&b(){ジーン本人}は帰ってこれないね。} #endregion #endregion 能力としては、非常に優秀なテレパシストである。 プロフェッサーXには一歩譲るが、テレパシーやサイコキネシスの性能は間違いなく一級品である。 能力は後方に向いているため、プロフェッサーXのアシスタントとして動くことも多い。 また、フェニックスだった時期にはエネルギーの投射能力も身につけていた。 #region(close,カプコンのVSマーヴルシリーズについて) 上記のとおり、ジーンはX-MENの最古参メンバーであると共にX-MENを代表する女性キャラであるはずなのだが、 &bold(){カプコン製作の格ゲーシリーズでプレイヤーキャラになったことは一度もない}。 [[ローグ]]や[[ストーム]]に[[サイロック]]などの中核メンバーはまだしも、ぶっちゃけ重要キャラじゃないはずの[[マロウ]]まで参戦してるのに、である。 同様にVSシリーズでハブられっぱなしの[[マイティ・ソー]]は一応MVCのスペシャルパートナーとしてゲスト参戦しているが、 彼女は本気で影も形も見当たらない。 それもそのはず。そもそも、カプコンは彼女をプレイヤーキャラにするつもりなど最初からなかったようである。 それどころか『[[Marvel Super Heroes VS Street Fighter>MARVEL VS. CAPCOM]]』の時なんて ''ジーンの名前は企画会議で一度も挙がらなかった''とかなんとか。 VSマーヴルシリーズのアドバイザー・秋友克也氏によると ''「テレパシーやテレキネシスじゃ、やる人が闘ってる気になれないでしょうからね(笑)」''とのこと。 まあ、格ゲーに出られないのは[[後方支援キャラだからしょうがない>○○だからしょうがない]]……のか? と思いきや、&b(){MVC3において参戦が確定した}。 ただし、参戦したのは別人格のフェニックスの方である為、厳密にはジーン本人の参戦ではないのだが。 ようやく念願がかなった瞬間といえるだろう。 性能としては飛び道具メインで、[[ゲージ満タンでKOされると復活し>リザレクション]]ダークフェニックス化してパワーアップする。 但し[[紙]]。すっごい紙。&bold(){1コンボで瀕死~死ぬ}。 一般的に火力の代わりに柔らかい事で有名な''[[豪鬼]]の半分ちょいしかない''と言えば、どれだけ紙か分かりやすいだろうか。 そのためゲージが溜まる前に死ぬ危険性が大きい。 アシストでの登場時(被ダメ2倍)に間違ってHC食らったりするとそれだけで簡単に溶けるので、扱い方には注意が必要である。 その代わりダークフェニックス化すれば三タテも普通に可能と、色々と極端なキャラクターになっている。 一方で夫のスコットは枠を逃してしまったようである… &s(){[[浮気相手>ホワイトクイーン]]とくっついた報いか…} #endregion #region(close,劇場版) #ref(x3.JPG) 劇場版ではファムケ・ヤンセンが演じ、三部作すべてに登場している。 『X-MEN2』のラストで他のメンバーを助けるためにダムの決壊(ちなみに壊したのは敵に操られてた[[こいつ>サイクロップス]]) による濁流を一人で受け止め行方不明になるが(この時湖にフェニックスのシルエットが浮かび上がる)、続く三作目で再登場。 彼女の存在がミュータント因子抑制薬「キュア」とともに物語の中心となる。 劇場版でのフェニックスの設定は「強すぎる能力が生み出したジーン・グレイの中の破壊衝動が人格となったもの」であり その危険性に気付いたプロフェッサーXによって封印されていたが、フェニックスが目覚めると辺り一面の全てを無差別に破壊して [[人間すら軽く塵に変えてしまう>サイロック]]ほどの驚異的なミュータント能力を見せ付ける。 フェニックスとなったジーンは破壊衝動の赴くままにサイクロップスを殺害し(別に実はジーンも嫌っていたからではなく、 サイクロップスに何が起きたのか聞かれた時はジーンは激しく動揺していた)、再びフェニックスを抑え込もうとしたプロフェッサーXをも殺害、 マグニートーのブラザーフッドと行動を共にした(マグニートーの理想に共感したわけではなく、「所詮プロフェッサーと同類」といったような台詞を言っている)。 アルカトラズ島の戦いでマグニートーが敗れ、軍の対ミュータント部隊に襲われると能力を暴走させて無差別な破壊を行い ブラザーフッドのミュータントも兵士も纏めて塵に変えてしまう。 もはやその能力は自身でも止められないレベルに達しており、最期はジーンの人格を取り戻すが、ウルヴァリンの手にかかることを望んで死亡した。 //補足説明頼む #endregion **MUGENでは 現在、2体のキャラクターが公開されている。 #image(phoenix.gif) 一体目は、Comedy HaHa氏とHsieh氏の「フェニックス」。 技はかなり充実しており、特に[[飛び道具]]が強力。 [[超必殺技]]は&bold(){[[全画面攻撃>全画面判定]]+体力回復}という鬼性能。 下記の大会では[[凶レベル>MUGENキャラクターのランク付け]]のメンバー相手に盛大に[[無双]]していた。 #image(darkphoenix.gif) 二体目は、Emanuele氏の「ダークフェニックス」。 [[必殺技]]は2種類しかないが、一応基本的な動作は出来ている。 ***出場大会 #list_by_tagsearch([大会],[ジーン・グレイ],sort=hiduke,100) //''削除済み'' //#list_by_tagsearch([削除済み大会],[ジーン・グレイ],sort=hiduke,100) //''更新停止中'' //#list_by_tagsearch([更新停止中大会],[ジーン・グレイ],sort=hiduke,100) //''凍結'' //#list_by_tagsearch([凍結大会],[ジーン・グレイ],sort=hiduke,100) //''非表示'' //#list_by_tagsearch([非表示大会],[ジーン・グレイ],sort=hiduke,100)