マグマード・ドラグーン

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マグマード・ドラグーン」を以下のとおり復元します。
&ref(magmadragoon.jpg,,width=250,title=「今日こそお前に勝つ!!」)

*&size(24){&italic(){&color(red){「力こそが全てだ!」}}}


『ロックマンX4』に登場する8ボスキャラクター。モチーフは[[東洋の龍>シェンロン]]。
[[疑似ファンネル>プロヴィデンスガンダム]]とは関係ない。
ちなみに同シリーズで初めて架空の生物をモチーフにしたボスであり、このことで一部のユーザから批判を浴びることがある。&link_anchor(*1){*1}

『ロックマンX5』ではデータのみが復元され、トレーニングモードの相手として登場する。ただし性能は抑え気味。

CVは[[長嶝>チャカ]][[高士>カーン]]氏。
同作品では[[スラッシュ・ビストレオ]]も演じている。


*原作でのマグマード・ドラグーン
イレギュラーハンター第14特殊部隊の元隊長。
素手による体術を極めた武道家であり、ハンターとしての実力も指折りで、上層部からの信頼は厚かった。
オープニングステージの巨大浮遊都市「スカイラグーン」にて暴動を起こしたイレギュラー部隊を鎮圧するため、
[[エックス]]と[[ゼロ>ゼロ(ロックマン)]]よりも一足先に現場に急行して応戦するものの、力及ばずスカイラグーンは墜落。
下の都市ごと巻き込んで壊滅的被害が発生してしまう。
イレギュラーはエックス及びゼロによって処分されるものの、後日レプリフォースの反乱が発生。
ドラグーンはその最中に突如ハンター本部を脱走し、レプリフォースの陸軍と共に火山地帯に潜伏する。

火山地帯最深部で対峙したエックスとゼロは「何故ハンター司令部を裏切った!?」と問い詰めるが、
ドラグーンは「答える必要はない」「知りたければ俺と戦え」と戦闘を要求。
それでも戦闘を拒むエックスに対しては「スカイラグーンを陥としたのは俺だ!」と宣言し、
更に「最高の気分だったぜ!!」と高笑いしてエックスの怒りを煽った。

しかし、エックスとゼロがドラグーンを倒すと真相を告白。
彼は常日頃から「(同じハンター組織の)エックスやゼロと本気で戦い、どうしても勝ちたい」と叶わぬ願いを抱いており、
そこに突け込んだ[[シグマ]]の「レプリフォース側につけ」という誘惑に負けてしまったことを語る。
(よく見ると彼のライフゲージ下のアイコンは「Σ」。彼を含む8ボスの何体かはレプリフォース所属ではないため)
その後エックスには「本気で戦えて嬉しかった」と、ゼロには「済まなかった」と述べ、絶命した。
なお、撃破後に会話イベントが用意されているのは歴代の全8ボス中でもドラグーンのみ。


戦闘では武道家という設定の通り、体術を中心に戦う。
主な使用技は[[急降下跳び蹴り>豪鬼]]や[[上下に撃ち分け可能な>サガット]][[波動拳]]、そして[[拳に炎を纏った>ケン]][[昇龍拳]]。
更には首にかけた数珠、背中には[[天の文字>瞬獄殺]]。
どう見てもモデルは[[滅殺おじさん>豪鬼]]です。本当にありがとうございました。
また、これ以外にもマグマに火炎弾を放って火柱を起こしたり、口から火炎を吐くといった攻撃を行う。
奥の手は画面全体に溶岩弾を降り注がせる技。
行動はある程度パターン化されているもののアルゴリズムは優秀で、初心者にとっては壁ボスになり得る。

しかし8ボス戦時に限り、なんと[[ライドアーマーに乗ったまま戦いを挑む>VAVA]]ことが出来てしまう。
ライドアーマー破壊前にドラグーンを倒すには少々慣れが要るものの、適当に戦うだけでもライフを半分は削れる。
楽に勝ちたいなら是非活用しよう。ハンター組織を裏切ってまで真剣勝負を望んだ彼にこの仕打ちはあまりにも酷だが…。
もっとも、ここまでやって負けたら次戦以降は普通にガチンコ勝負を強いられることになる。
こうなるとゲームオーバーは必至なので注意しよう。


*&size(24){&italic(){&color(red){「命懸けで戦ってこそ意味がある!」}}}


*漫画でのマグマード・ドラグーン

岩本佳浩氏が手がけたボンボン版では、ゲーム版と同様にエックスと本気で戦うためにハンター組織を裏切っており、
ウェブ・スパイダスを倒した後のエックスに対して遠目から殺気を放っていた。
この後原作同様に熱い戦いが繰り広げられる筈&bold(){が、2度目に姿を現した時には既に死んでいた}。
[[な…何を言ってるのかわからねーと思うが(ry>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]

実は連載当時、『コミックボンボン』誌内で大幅な路線変更が起こり、
岩本氏の『X4』は構想6割の時点で連載打ち切りの憂き目に遭ってしまったという経緯がある。
このためラスト2話の時点ではまだ8ボスが6体も残っていたが、1話でそのうち4体が瞬殺され(ドラグーンもこの1体)、
最終話で残り2体を倒しつつエックスとゼロのドラマを補完してシグマの元に向かうところでエンド、
という凄まじく駆け足かつ不完全な展開で終わらせざるを得なかったのだ。
岩本氏もこのことは「残念だ」と語っていたが、後にファンの声に後押しされて「復刊ドットコム」にて復刊が実現。
その際、[[カット>ワラキアの夜]]されたドラグーン戦や結末に至るエピソードなどが加筆された。

#region(追加エピソード(ネタバレ注意))

*&size(24){&italic(){&color(red){「我が拳己が欲のため……」}}}
*&size(24){&italic(){&color(red){「貴殿の心の臓を貫くためにあり!!」}}}

*&size(24){&italic(){&color(red){「いざ尋常に勝負!!」}}}
前述の通り、復刊版ではエックスとドラグーンの死闘が加筆されており、
ビストレオやフクロールなどのレプリフォース軍の幹部を瞬殺している暴走状態のエックスと互角に戦っているシーンが描かれている。
また、この時のエックスは[[繰り返される過ちや仲間を失っていくことの悲しみ>ケンシロウ]]のあまり、大戦を早期終結させるために絶大な力をもたらす故に「諸刃の剣」となる最凶のアーマー「アルティメットアーマー」をライト博士から譲り受けており、レプリフォースを全滅させるために&del(){ヤンデル}[[暴走]]状態だったが、ドラグーンはこのエックスの状態を見抜き、
*&size(24){&italic(){&color(red){「貴殿の力は脅えなり!!」}}}
*&size(24){&italic(){&color(red){「故に道もなし!!」}}}
と一喝して[[昇龍拳]]を叩き込んだ。
「天は伝説の強者を与えはせぬか…」とドラグーンが呟くと、攻撃で一瞬正気に戻ったエックスが立ち向かい、
それを喜んだドラグーンはその後エックスに一騎討ちを仕掛け、敗れる。
ドラグーンの亡骸を背に、エックスは抑えきれない涙を流しながら独り佇むのだった。
&nicovideo(sm4444412)
#endregion

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*MUGENでのマグマード・ドラグーン
gm氏がX4のドットを使ったキャラとして製作していたが、閉鎖のために現在は入手不可能。
原作の技は一通り搭載されており、それら全てがガード不能。
特に隕石を降らす技等は発動中無敵のため、人操作なら[[AI殺し]]し放題で勝っていけるがデフォルトの[[AI]]はないので一方的に隕石を食らい続ける心配はない。

柊・竹・梅氏のAIパッチが存在したが、こちらも公開停止。
このパッチを適用すると火炎放射、火柱、隕石の三つがゲージ使用技になるため、一方的にハメて勝つという事はない。
また、[[原作再現]]のためノーガード戦法、遠距離から波動拳を連射してゲージがあればファイヤーブレスも使う。
また、7~12Pカラーを選ぶとゲージが自動増加するようになる。


**出場大会
[[V.G.MUGEN タッグバトル]]([[part2で解説役として登場>ハウザー]])
[[松岡修造主催!熱くなれよおおお!!トーナメント!]](タッグ-[[ゴウカイザー]])

***出演ストーリー
[[I can`t back to the yesterday]]

&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
このドラグーン以降、架空の生物をモデルにしたボスが、必ず一体は登場するようになった。
X4 マグマード・ドラグーン(ドラゴン)
X5 スパイラル・ペガシオン([[ペガサス>仮面ライダークウガ]])
X6 ブレイズ・ヒートニクス([[不死鳥>ルアン]])
X7 ウィンド・カラスティング([[鴉天狗>射命丸文]])
X8 アイスノー・イエティンガー([[雪男>サスカッチ]])
コマンドミッション ナインテイルズ([[九尾狐>八雲藍]])

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