イーノック

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#ref(inoch_000.jpg,,left,,height=470,,title=公式立ち絵。歪みないジーンズ姿だがゴリノックに近(ry)



&font(38,b,i,#daa520){大丈夫だ、&br()&br()&space(5)問題ない。}

#clear()
イグニッション・エンターテイメント・リミテッドにより2011年4月28日に発売されたアクションゲーム、
『El Shaddai - エルシャダイ -』の主人公。
タイトルは、ヘブライ語で「[[神>神(Bible Fight)]]」を著すエルと、「全能・満たすもの」を意味するとされるシャダイを組み合わせた、「全能の神」の意。
声は[[アサシン]]や[[ブレイズ・ヒートニックス]]、[[ZERO>ストリートファイターZERO]][[サガット]]と同じ三木眞一郎氏が担当。

#region(イーノックとは)
副題(=ASCENSION OF THE METATRON)が日本語訳すると『メタトロンの昇天』であったり、
72通りの名前をもつ設定、その中の「イーノック」という名から、ユダヤ教の聖典である旧約聖書の『創世記』や、
偽典でエチオピア正教の正典『エノク書』に登場する[[エノク>仮面ライダーファイズ]]のことであると思われる(エノク=Enochを英語読みするとイーノック)。

エノク書によれば、天使[[ミカエル]]がエノクの体に香油を塗り、
神がその肉体を「炎」に、臓物を「火」に、骨を「残り火」にして、人間エノクは天使メタトロンとなったという。
メタトロンは「天使の王」「小YHVH」「神の代理人」他72~76の異名を持つ強大な天使で、
ミカエルとガブリエルが敵わなかった魔術師をたった一人でいとも簡単に打ちのめした他、
モーセがエジプトを脱出する時に海を割り、炎でエジプト軍を足止めしたのもメタトロンであるとされる。
反面、極めて残虐かつ冷酷な側面をもっており、モーセにエジプト軍を皆殺しにしろと命じたり、
メタトロン自身が大勢の人間を串刺しにしたという話も残っている。

この辺のエピソードから天使の中でも特に冷酷な性格付け等がサブカルチャーでは主流だったりする。
『[[真・女神転生>人修羅]]』[[シリーズ>葛葉ライドウ]]でもよく「鋼の肌を持った最強クラスの天使」として登場している。
ちなみに弟の天使[[サンダルフォン>エヴァンゲリオン初号機]]がおり、エリヤという預言者から天使になったのだが、
別にエノクの頃から実の弟だった訳ではない。
というか、エリヤはエノクよりも新しい時代(紀元前9世紀)の人物なので、エノクが
実在していたとしても、人間だった頃はお互いに面識がないはずである。
#endregion

天界の書記官を務める人間。
未熟な存在である人間を監視するためのグリゴリ天使団が長く監視を続ける内に、
人間の持つ自由奔放さや生命力、感情に憧れて堕天使と化して人間と関わりを持ってしまったため、
進化の道を誤ったと見なされた人類と堕天使たちを一掃するために、神々は[[大洪水>ノア]]を引き起こそうとするが、
これに異を唱えたイーノックはその粛正を食い止める為グリゴリの天使を捕縛する旅に出る。

#region(設定の詳細)
雑誌『PASH! Deeep!!!』VOL.3に掲載された情報では身長180cm、体重75kg(設定資料集では85kg)、血液型A型とのこと。
髪の毛の色は蜂蜜色、瞳の色はターコイズブルー。
インタビューや設定資料集の小説・漫画作品では一人称は「私」、二人称は「あなた」を使っているようだ。
//漫画はGファンタジーで連載してるやつだと思うけど、小説ってどこで掲載されてるやつ?
//設定資料集の小説のこと。漫画版の原作

インタビューでは敬語を使って話すこともあるが、やはり口数は少ない。
神が「一番穢れ無き人間」と認めた者で、実直で真面目な性格。%%ルシフェルの話聞かないけど。%%
信仰心にも篤いのだが、度が過ぎて浮世離れしていたようで''地上ではあまりモテなかった''らしい。

服は天界で書記官として働いている時はミカエルからもらったローブで、神の文字を見通すための片眼鏡をかけている。
旅で着ているものは光が集まって形作る白い羽のような鎧と、ルシフェルからプレゼントされた&bold(){EDWINのジーンズ}&link_anchor(*1){*1}。
OPの通称「そんな装備」の鎧は地上に降りた後に自分で調達したものらしい。
また、ある条件を満たすと''上までデニムで戦える''(絶対に壊れないので無敵という何かおかしい理屈つき)。

ちなみにルシフェル曰く、彼が生きていた時代には下着というものがまだ無いらしいので、ルシフェル同様[[はいていない>タバサ]]。
OPの鎧の下には股間部分に布を巻いていたが、下はこれ一枚だけのようなので下着とはまた別物だろう。
はいているジーンズは34インチとその体格に合わせてかなり大きい。

書記官ながら意外と屈強でかなりの身体能力を持つが、これについては
地上にいた頃は農夫で誰よりも過酷な作業をしていた為に日常的に鍛えられていたことと、
その上にウリエルからさらなる力と知恵を授かった為らしい。
また『エルシャダイ』においては、作中で「[[地上に降りた彼の戦い方が>秦崇秀]][[[全ての格闘技の原型になった>秦崇雷]]」という設定もある。
あと、とあるステージでは事前に簡単な説明を聞かされただけで
''[[別ゲーだと言わざるを得ない程のバイク>お覇王]]の運転技術を見せている。''書記、官…?

書記官の活動は天界と人間を繋ぐ翻訳家のようなものらしく、前任の書記官も人間だった。
(天に呼ばれた人間は「シャダラー」と呼ばれ、イーノックで二人目)
非常に長い期間行っているようで、ゲーム冒頭では数百年に亘って書かれた天界の記録が山のように積まれている。
これら全てを''紙とペンだけ''で処理したのだから驚かざるを得ない。
ルシフェル曰く『パソコンでデータ管理する方が便利だし、''漫画みたいな形にするのも面白いし問題ない''』ようだが
イーノックに一番あった方式を選んだ結果、結局この形に落ち着いたようだ。

身体年齢は28歳だが、そもそも天界には地上と同じ時間の概念は存在せず、
地上でもルシフェルの力により不老となっているので実年齢は不明。
(実際、劇中では旅の始まりからタワーの発見まで''365年''もの歳月がかかっている)

上記のように彼の台詞として有名な「大丈夫だ、問題ない」はどうも口癖のようで、
敵に鎧を全て破壊され更に一撃食らった際の臨死状態からボタン連打で復帰する度に言うので、
プレイヤースキルによっては何度も聞くことになる。
%%流石に短時間で何度も臨死状態になるのは大丈夫では無いようだが。%%

好きな言葉は「すべては神の名の元に」で、[[趣味は夢を見ること>チップ・ザナフ]]。
因みに夢を見るというのは人のみの特権で、精神が肉体から離れる時でもあるため、天使との交流には結構重要なことでもある。
#endregion

素手の状態ではウリエルから教わった格闘技のような攻撃ができる。また標準で二段ジャンプが可能。
素手状態から堕天使を攻撃し、気絶させることで彼らが持ち出した武器を奪い、使用することが出来る。
武器を奪った場合、その武器に対応したアクションを繰り出すことができるようになる。
#region(エルシャダイにおける武器、「神の叡智」)
:アーチ|最初に遭遇する武器で、全てを切り裂く力を持つ。
名前のとおり、弓矢のようなアーチ状の形をした武器だが、矢を飛ばして使うのではなく、弧状に出現する刃を使って戦う。
バランスがよく使いやすい武器で、敵を空中に打ち上げての空中コンボ等が可能。
地上での攻撃範囲もそこそこ広いため、複数の敵を巻き込んで攻撃もできる。
またアーチを装備している間は前方にすばやく上昇しつつ移動する「エアリープ」、
空中でアーチにつかまって滑空し滞空時間を延ばす「アーチグライド」が可能。
PV公開当初から紹介されている武器で、本作を代表する武器と言える。
紹介動画のルシフェルの台詞「''神はこれをつまようじに使っていると噂を聞いたことがある''」と、
その後公開された動画のブーストスキルのカッコよさから「''スタイリッシュ爪楊枝''」と呼ばれている。

:ガーレ|ドーナツ状のコントローラーと、スレイブと呼ばれるビットのようなパーツがセットになった
遠距離攻撃が主軸となる武器。離れた所にいる相手を一方的に攻撃できるという利点がある。
ガード崩し攻撃を放つとスレイブが軌跡を描きながら飛んで行き、弾幕のような攻撃で敵を攻撃する。
一方で若干攻撃力が低めで、ガード性能も他の武器に劣る、ガード崩し攻撃などを連発すると
すぐに穢れが溜まってしまうなどの弱点もある。
装備中は攻撃判定をまとって前方に突進する「ゲイルタックル」が使用できる。
このゲイルタックル、空中でも使用できるため空中ダッシュとして高速移動に使うことも可能。
紹介動画でのルシフェルの「びゅーん」やファンネルのような形状がネタにされる。
防御形態の形状から「スタイリッシュ歯茎」と呼ばれたり。
神が武器以外にどう使っているのかは設定資料集でも「誰も知らない」となっているように、永遠の謎。

:ベイル|発売前の存在の判明は2番目だが、ゲーム中では最後に発見する武器。
普段は盾状だが、攻撃時はナックルのような形状に変化し、両腕に装備される。
機動力やリーチに劣るが、破壊力とガード性能では圧倒的な性能を持った武器。
またこのベイルでしか壊せない障害物も存在する。
「ヘビーブロウ」の後にボタンを連打することで左右の拳で連続して殴りつける「ラッシュブロウ」が繰り出せ、
相手を追い詰めて使えば一気に大ダメージを与えられる。
装備中にはガードしたまま移動する「プログレスフォート」が使用可能。
独特の変形をするがアーチの伸縮みたいに有機変形をしているのではなく、
ルシフェルの解説によれば「''折り紙のように畳んでいるだけ''」とのこと。
この点から「スタイリッシュ折り紙」とも呼ばれる。
また、設定資料集には「''神はデザートスプーンとして活用しているらしい''」という衝撃の事実が載せられた。

3種類の武器にはじゃんけんのような三すくみがあり、
アーチはベイルに(素早い近接攻撃)、ベイルはガーレに(プログレスフォート)、
ガーレはアーチに(遠距離攻撃)対して強いという特徴がある。
敵の種類や状態に合わせて持ち替えることで有利に戦うことができる。

また、全ての武器は[[使い続けると「穢れ」が溜まって黒ずんでいき>美樹さやか]]、
完全に穢れると攻撃エフェクトが敵のものと同様赤くなってその本来の力を発揮できなくなり、攻撃力等の性能が下がってしまう。
これを元に戻すには「浄化」アクションを行う必要があり、この「浄化」をどのタイミングで行うかが重要なポイントとなる。

相手が持っている武器を奪った場合、イーノックは武器を奪ってすぐに浄化してから装備する(この間は無敵状態になる)ので
次々と相手を気絶させて武装解除させ、武器を持ち変え続けるプレイも有効といえる。

神の叡智についてルシフェルが解説する公式PVがそれぞれの武器に存在。見れば神の叡智が人智では決して成し得ない物と理解できるであろう。
|&nicovideo(sm12277745){280,190}|&nicovideo(sm13552410){280,190}|
|&nicovideo(sm13829774){280,190}||
#endregion

戦闘を繰り返して闘気が高まることで炎のようなオーラが出現し、
このオーラを纏っている時にR1とL1を押すとオーバーブーストが発動。
壊された鎧が全快し、イーノックの背後にウリエルが一定時間出現。
イーノックが攻撃すると一緒に攻撃してくれるようになり、攻撃力がアップする。
またこの状態で再度R1とL1を押すと、[[武器ごとの強力な攻撃・ブーストスキル>超必殺技]]が発動してオーバーブーストは終了する。

|&nicovideo(sm11082106){280,190}|&nicovideo(sm11157453){280,190}|
|&nicovideo(sm14372765){280,190}|&nicovideo(sm12324534){280,190}|

#image(2010072223362879b.jpg,title=ドヤァ…) 
&font(18,b,i){ルシフェル「そんな装備で大丈夫か?」}
&font(18,b,i,#daa520){イーノック「大丈夫だ、問題ない」}

この他、トレーラーの[[ルシフェル>Lucifer]]の台詞によってある程度の情報が分かっている。
#region(その台詞)
>話をしよう
>あれは今から36万……いや、1万4千年前だったか
>まあいい、私にとってはつい昨日の出来事だが……君たちにとっては多分、明日の出来事だ
>彼には72通りの名前があるから、なんて呼べばいいのか……
>確か、最初に会ったときは……''イーノック''
>そう、あいつは最初から言うことを聞かなかった
>私の言うとおりにしていればな……
>まあ、いい奴だったよ
#endregion

#region(ルシフェル)
イーノックをサポートする、天界で一・二を争う大天使。
20代後半から30代前半程度の男性の姿で、立てた黒髪に黒い服と赤い目が特徴。
シャツのボタンを一部しか止めておらずややだらしない格好で、イーノックと同じくEDWINのジーンズをはいているが下着ははいてない。
天界ではあまりにも異質な姿のため、設定資料集の小説にてエゼキエルに呆れられている。
身長185cm、体重65kgだが、肉体を持ち合わせているわけではないので以上は仮の姿にすぎない。
時間を自由に行き来する能力を持ち、指を鳴らすだけで時間を自在に操作することができる。
ゲーム中もミスして落下するとこの能力で助けてくれたり、ポーズ操作で指を鳴らしたり、道中での解説をしたり。
ちなみに左利きだが、物を持つのは右手。常に左手で指を鳴らしている。

時間を自由に行き来する能力は上記以外の用途でも使っており、
イーノックとルシフェルが履いているEDWINのジーンズや、持っている携帯電話、ビニール傘など
様々なものを現代から旧約聖書の時代に持ち帰っている。
実体を持たないためイーノックら人間側から彼に干渉することはできないが、
ルシフェル自身からは意識すればこの世のものに触れることもできるらしく、
イーノックを担いだり、傘を持ったり、漫画雑誌を手にとったり、
&b(){会議中の部屋に入ってペットボトルを逆さま}にするいたずらをしたりしている。

個人的にイーノックの事を気に入っているため、彼には協力的で全面的にサポートをしてくれる。
また、ゲーム中にもルシフェルが出現し、その際は近くでセーブを行うことができるセーブポイント扱いとなっている。

発売日前に話題になったPVの内容の殆どは彼の喋りであり、下手すると主人公のイーノックよりも目立っている。
さらに公式ページのキャラクター紹介ページを開くと、記念日には特別なメッセージが流れるなどのお遊び要素が存在していた。
所謂[[メタ的な存在のキャラクター>デッドプール]]であり、ゲーム中にプレイヤーに対して語りかけてくることもある。
序盤の節目で&b(){「早ければ7時間ぐらいでクリアできるんじゃないかな」と露骨にプレイ時間の話をする}等、
色々とフリーダムである。
現実世界でのコラボは「彼自らが直接コラボする店に出向いて交渉を行っている」という設定。
ただし、姿が人間には見えないため実際にはコラボの内容を担当者の耳にささやいているようだ。

ちなみに、アークエンジェルのミカエルとは双子の兄弟。
ミカエルは彼のような姿を見せることはなく肖像画でも顔を見せていないが、設定資料の小説などでは瓜二つだと描かれている。
なお、PVなどで人気の「神は言っている。ここで死ぬ運命ではないと…」という声も、ミカエルのもの。
その後、なんと竹安氏の公式ページにて''ミカエルがブログを開設した。''金髪で金色の目だが確かにルシフェルと同じ顔をしている。
「地上界に全てを正しく伝えるために始めた」とのことで、''コンビニが大好きらしい。''兄弟そろってはっちゃけ過ぎである。

[[名前から考えて>Lucifer]]ルシフェルこそ真の黒幕なんじゃないか?とは発売前の視聴者間の噂。
#region(実際どうだったのかというと…(ネタバレ))
劇中では語られないが、設定資料集によるとグリゴリの天使たちの堕天は
''999995回行われているがその都度ルシフェルの手によって時間が巻き戻され失敗に終わっている。''
しかし、あるとき時を巻き戻すことに退屈を覚えた彼は神と相談して今回は少しだけ時を進めてみることを決定。
が、そこに今までになかったあるイレギュラー要素が介入したことが原因で7名の堕天を完全なものとしてしまう。
このイレギュラー要素が神の仕業だと思った彼は不機嫌になり時を戻そうとしなかった。
この点において''ある意味彼が黒幕的存在であるというのは間違ってはいない''。
&b(){また、初期設定では「ルシファー」という名前で敵に回る予定でもあったようだ。}

しかし実際のゲーム中では時々神から疑われていると思しき描写を見せつつも
結局最後までイーノックを裏切ることなく付き添った。
そしてイーノックがタワーの稼働を停止させたことで堕天使の力は地上から消滅。
地上の人類は強制されることのない進化の道を辿るようになり、堕天使全ての消失により
ネフィリム(堕天使と人間の間に生まれた子。洪水計画の原因の一つ)も消え去ったと考えられ、洪水計画は中止となった。

#region(余談、人間と堕天使に対する彼の考え)
人間の作りだしたもの、そしてイーノックはかなり気に入っているにも拘わらず、他の人間達は見下している。
本編中の描写ではナンナを小娘呼ばわりしたり、ある人物の死の直後神と電話で談笑するなど。
またイーノックについても、アートワークスのインタビューでは「どうしてこんなヤツを気にいっているのか神の考えは理解に苦しむ」
と口走って気まずい空気を作り出してしまったことも。

とはいえ堕天使に対しても「魂を永遠に牢獄につなぐ」「ここをあいつの死に場所にしてやれ」と平然と言ってのけるなど
結構容赦ない性格を持つ。
劇中でもイーノックを救うために、彼の旧友であった堕天使を利用して見殺しにしたことから「''鬼畜ルシフェル''」とか言われたり。
PVなどでは人間臭い描写を多く見せた彼だが、やはり(良くも悪くも)紛れもなく彼は[[人ならざる存在>キュゥべえ]]なのである。

また、「自らの進むべき道を自由に選択すること」を人の唯一絶対の力だと感じているようだが、
その一方で''この世界は全て神の掌の上で踊らされている状態であるということも理解している''。
%%無論多くのプレイヤーからこの設定は「何が自由選択だよ」と不評だったが、%%
竹安氏なりの「自由意志」の解釈は氏が原案を担当した小説『AMON(アモン)』や雑誌のインタビューにてある程度語られている。
#endregion
#region(『AMON』でのルシフェル)
竹安氏原案・大竹康師氏著の小説『AMON』では、''神との抗争に敗れ堕天し、悪魔「デビル」を名乗っている。''
当初、イグニッション公式は「竹安氏の小説作品はエルシャダイとは関連していない」と回答していたが、
ミカエルのブログによって公式に関連が発表され、''このデビルはエルシャダイのルシフェル本人であることが判明した。''
なお、彼が堕天した後は時間を行き来する役割は弟のミカエルに与えられ、作中でもミカエルが(名前と姿は表されていないが)時間を操る描写を見せている。

どうも以前から神と自分のあいだで意見の相違というか考え方の食い違いのような「溝」が存在し、そこからいずれ神と自分が対立するだろうという確信はあったようで
反逆の理由に関しても、神が自分を「神の右腕」という立場から解雇し別の天使を据えようとし、神と自分との関係を向こうから壊したからとしている。
そんな経緯からから堕天した後は非常に虚無的で自分に付き従った堕天使達に関しても全く興味関心を示さず無気力状態になっている。
アスタロートやベルゼブブという部下を得て神に再び立ち向かうための勢力を作るため強い力を持つ悪魔を集めようとしている一方、
デビル自身の関心はもっぱら神に引き裂かれた自分の分身であるオッドアイの女神・イゾメロンにのみ向いている。
どうやら太陽系内の別の星(火星?)を拠点としているようだ。

ちなみに携帯電話は現在も所持しているが、なんとこれで''ツイッターをやっている。''
しかもタイムラインに表示されるのは悪魔たちのつぶやき。内容も随分とフランクである。
このほか、PVでのアモンとの掛け合いがあまりにもシュールなため''冥界コント''呼ばわりされている。
&nicovideo(sm14750618)
#endregion
#endregion
彼の声は情報公開が遅かった為に色々物議を醸したが、[[竹内良太氏>>http://ja.wikipedia.org/wiki/竹内良太]]が演じている。
氏はどちらかというとナレーション等をメインの仕事としているのが、アニメ・ゲーム声優に詳しい人でもピンとこなかった原因である。
#endregion

ルシフェルの台詞の通り72通りの名前を持っているが、
これは地上に降りた後堕天使の追跡から身を隠しながらタワーを探すために名前を次々と変えていった結果。
冒頭では長い旅の中で人々やアークエンジェルから様々な名前で呼ばれる彼を見ることができる。

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**こんなネタ扱いで大丈夫か?
さて、上記のPVだが、
-時系列に20倍近い誤差があるなど、意味不明なまま進むルシフェルの語り
-''タイトル画面のコーラスが「トリビア」と聞こえる[[空耳]]''(その後コーラスがはっきりしたものに変わったがそれにも空耳が存在)
-前述のやりとりの直後に、%%古臭い%%鎧姿で堕天使信奉者(マーター)の群れに颯爽と飛び込んでいくも、速攻で鎧と剣を破壊されて''瞬殺''されるイーノック。
--彼が死ぬ直前に''ヤケにいい声''で響く「神は言っている。ここで死ぬ運命ではないと…」という声%%と左上に表示されるコンティニューメニュー%%。
-タイムリープで%%タイトル画面%%突喊直前まで[[時間が巻き戻り>吉良吉影]]、繰り返されるルシフェルの「そんな装備で大丈夫か?」との問いに「''一番いいのを頼む''」と返すイーノック。
--そして下半身は''EDWINのジーンズ''、上半身は''素肌に''&s(){トイレットペーパー}&bold(){軽鎧}という''ファッションセンス的な意味で難易度の高すぎる「一番イーノック」状態''に。
-露出度は高くなっている筈だが何故か防御力と機動力は上がっているらしく、先程フルボッコにされたマーター達を圧倒するイーノック。%%というか、どや顔で敵の攻撃を避けられるようになっただけ%%。ちなみに''剣は結局折れる''。
-再び響く「神は言っている。全てを救えと…」という声。ここでゲーム画面に移るのだが、''背景が暗いことや当時作りこみがまだ甘かったことのせいでチープに見える。しかもよく見ると右上にマウスカーソルがある。''
--ムービーだと綺麗でかっこいいアーチ浄化シーンだが''上記のとおりゲーム画面だとチープに見え、コメントで「理想」と「現実」という扱いを受けたり。''
-以上、''ここまでBGMが空耳の宝庫''。「焼き芋いらんか」「ブルーベリー」「買うのだ[[たい焼き>月宮あゆ]]」など。
-PVの終盤に出てくる堕天使の一人「エゼキエル」。家族愛に惹かれ堕天したなどのシリアスな設定があるのだが''セリフのイントネーションがおかしい''。「弟の仇を''トルノデス!''」
-結局PVの最後でゲームオーバーになったらしく、遠回しにプレイヤーに助けを求めるルシフェル。やっぱり話を聞かなかったのが敗因らしく、''完全に[[アホの子扱いされている>チルノ]]''。
といった展開から(ネタ的な意味で)各方面から俄に注目を集める。これがE3でPVが公開された2010年の6月頃。

そして2010年9月中旬の東京ゲームショウ2010出品によるフューチャー賞受賞もあって更なる注目を集め、
当時はニコニコ動画において関連動画がランキングを賑わせ、
イーノックやルシフェルの台詞を改変したコメントが各所の掲示板や無関係の動画でも大量に書き込まれていた。

2010年のネット流行語大賞には[[イカ娘]]の口調などと共に
「''そんな装備で大丈夫か?''」がノミネートされ、''見事一位に入賞してしまう始末''。
おまけにこのやりとりは公式で''狙ってやった''という主旨の発言があったりしてもう何が何やら…。
それと、エルシャダイのニコニコミュニティがそれこそ桁違いなレベルで拡大成長している。もうすぐ廃レベルだと…
そして発売直前から放送されているCMでも当然のごとくフィーチャーされるに至った。
それにしてもこの公式、ノリノリである。
&nicovideo(sm14221969)

制作が無名メーカーだが、&b(){『[[デビル・>ダンテ]][[メイ・>バージル]][[クライ>ネロ]]』や『[[大神>アマテラス]]』のスタッフが中心。}
恐らく[[インド>ダルシム]]資本として初のゲーム業界参入なので、
エルシャダイがイグニッション・エンターテイメント・リミテッドを代表するゲームとなる事を期待したい。

&font(18,b,i,blue){「テレビや映画の次は何か、を考えたんだが… これからはゲームだよ」}
&nicovideo(sm11612834)

発売前にもかかわらずオンリーイベントが開催されたり、同人ゲームが作られている。
11月3日に頒布された『エルシャダッシュ』は、東方やうみねこといった強敵とも張り合うぐらいの人気を誇った。

発売日の2011年4月28日にはJR秋葉原駅前で大々的な発売記念イベントを行っており、
「一番いい装備」のコンパニオンが特設ブースでエルシャダイの広告を配り、
エルシャダイモデルジーンズ、チャリティTシャツなどの再販売が行われた。
「&bold(){店頭で流すBGMをエルシャダイの音MAD作品にしていた店があった}」等の報告もあり、その異常な話題性の高さが伺える。

また、イーノックの顔が&b(){PV中のムービーとゲーム画面とで別人のごとく異なっている}のもしばしばネタにされる。
ムービーではページ中段の画像のように色白で唇がやや厚く濃い色で滑らかな顔立ち、
[[黒眉>ケン]]で濃い瞳の日本人的な顔&s(){で西村博之似}、
ゲーム中では冒頭画像のような色黒でややゴツゴツした顔立ち、唇の色は薄く眉毛も髪の毛と同じ金色で碧眼の洋風な顔になっている。
ファンからは前者は&b(){「ひろゆき」}、後者は&b(){「ゴリノック」}と呼ばれる。
PV中でのドヤ顔のイメージが強すぎるせいかイーノックといえば前者をイメージする人が多い(ネタでMUGEN入りしてるのも前者)が、
ページ冒頭のイラストを始め各種イラストではどちらかというと後者の顔の方が多い。
また、アートワークスにて竹安氏は「''ネット上でよく指摘されるが豊かな表情を作るためキャラの顔はあえて固定していない''」と発言している。
漫画版のCMや設定資料集のCMでは後者の見た目(というか「そんな装備」着用の実際のゲーム画面)で新録ボイスが使われたのだが、
この新録ボイスが見た目のイメージにあった''野性味あふれる野太い声''だったこともあり&b(){「誰ノック」}と呼ばれている。

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**いや、MUGEN入りは断れないよ。夫氏は絶対だからね。
''ネタに敏感な[[萃香の夫氏>神夫]]は早速このゲームに飛びついた。''
&nicovideo(sm12212450)

搭載されている技は以下の通り。
-頭を分離させて相手を上から押しつぶす『堕天使達の盗んでいった知恵のひとつ「[[ゲッター>ラクガキ]]」』
-ゆっくりの如く台詞を吹き出す『堕天使達の盗んでいった知恵のひとつ「[[ゆっくり>ゆっくりしていってね!!!]]の技ですよね?」』
-左右に分裂し、両側から相手を押しつぶす『堕天使達の盗んでいった知恵のひとつ「[[二拝二拍一拝>洩矢諏訪子]]」』
-自身の最下部を相手に向かって射出する『堕天使達の盗んでいった知恵のひとつ「[[ウィスピーウッズ]]も使ってたよね?」』
-相手を吸い込む投げ技『堕天使達の盗んでいった知恵のひとつ「アビスゲート」』
-アザゼルを召喚し、[[眼から光波を出して攻撃する>鈴仙・優曇華院・イナバ]]『グレゴリの統率者「アザゼル」』
やけに長いが『堕天使達の~』、『グレゴリの~』まで含めて正式名称である。
ちなみに『堕天使達の盗んでいった知恵のひとつ「ウィスピーウッズも使ってたよね?」』は
元ネタと異なり足元しか発射出来ない。
%%そもそもあの技を使っていたのはウィスピーウッズではなくツインウッz%%
また『グレゴリの統率者「アザゼル」』は元々設定的に敵なので味方や自分にも光波が当たる。
[[ハイパーアーマー]]があるので、''自分だけ''[[東方緋想天]]での台風時Hitのようにゴリゴリと削れる。
更に特殊システム『ルシフェルフェイス』を搭載しており、画面の左上(2P側なら右上)で
ルシフェルが''PVで披露した数々の台詞を喋ってくれる''。
&s(){口パクだが大丈夫か? 大丈夫だ、問題ない}
また、PVでの復活シーンの再現か[[リザレクション]]も搭載されている。
イーノックのHPが0になるとどこからともなく''ヤケにいい声''で「神は言っている。ここで死ぬ運命ではないと…」という
謎の声が響き、HPが完全回復。妨害などは不可能のようだが復活を繰り返すたびに復活率が減少するのでいつかは倒せる。
死ぬ際は演出時のボイスが「神は言っている。ここで死ぬ運命''と''…」になっている。やっぱり''ヤケにいい声''である。
HP720、防御力72(実質HPは''518''*n)とのことなので、復活されてもあまりきつくはないかもしれない。

&nicovideo(sm12514229)
その後の更新で、最大[[ゲージ]]数が72になり、1ゲージ技としてエゼキエルとアーチが追加。
エゼキエルは威力518でガード不能、ただし自分も喰らう。自分の実質HPが518なので喰らうと当然…。
アーチは画面上部に''1200F滞空し、1F1ダメージ与える''設置技。[[ちびキャラ]]でない限りろくに移動もできなくなる。
触れると一瞬で浄化…されないぞルシフェル。更に12Pカラーで一番いい装備になり、防御力が3倍になる。
現在は氏のHPで公開中。

今後の動画での活躍?そうだな、次はこの項目を見ている動画製作者にも付き合って貰うよ。

&font(18,b,i){ルシフェル「イーノック、そんな装備で大丈夫か?」}
&font(18,b,i,#daa520){イーノック「一番いいのを頼む」}

ちなみにルシフェルも影縫氏によって作られている。高カラーほど即死耐性が高くなり死ににくくなる。
だが、元が上記のイーノック改変なので姿は・・・お察しください。

他にもなぜか[[小悪魔]]のボイスパッチが存在する。

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***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[イーノック],sort=hiduke,100)
''おまけパートに登場''
-[[ウホッ☆投げキャラだらけの大運動会]](戦闘なし)
-[[人間界軍vs魔界軍 人間界争奪ランセレ勝ち抜き決戦]](戦闘あり)
-[[ストーリー動画まぜこぜタッグ杯]](特別編)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[イーノック],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[イーノック],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[特別課外活動部事件簿]]
[[aSaGi~魔王伝説~]]
[[DIOの喫茶店]]
[[炎邪じゃー!!]]

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
紀元前が舞台の筈なのに、何故ジーンズがあるのか?という疑問は誰もが感じると思うが、
これは、時間を操れるルシフェルが様々な時代を巡る中で2010年にも立ち寄り、
その時代にて購入したEDWINのジーンズを「スタイリッシュでありながらも丈夫で動きやすい優れた衣服」だと判断して
紀元前に持ち帰ってイーノックにプレゼントしたためであると解説されている。
なお、ルシフェルが履いている物もEDWINのジーンズ。

この二人のジーンズは2010年12月21日より本作とのコラボ企画として、
EDWINから「イーノックモデル」「ルシフェルモデル」の二種類が発売されていた。
発売前には&b(){[[「原宿店にルシフェルが来店した」という目撃情報がページに載せられた>>http://www.edwin.co.jp/newitem/elshaddai/lucifel/index.html]]り。}
両モデルとも発売後あっさり完売してしまい2011年4月22日に再版されたがそれもあっさり完売してしまうほどの人気であった。
なお、ゲーム中の最強装備であるデニムジャケットも2011年5月28日に発売した。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//主人公,ギャグ要員,時間能力者,ニコニコオールスター

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