完全者

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完全者」を以下のとおり復元します。
#image(完全者.png,,left,float,,width=370,,title=ゲゼルシャフトの黒いまな板)




&font(22,b,i,#4b0082){「玉座フリズスキャールヴある限り、}

&font(22,b,i,#4b0082){ 我より逃れる術は無い」}

#image(完全者通常立ち.gif,title=銃剣に軍服に銀髪とか一部の人にはたまらん属性)
#clear

『[[アカツキ電光戦記]]Ausf.Achse』の登場キャラクター。
同人版にも登場はしていたのだが、当時はミュカレの色違いだったので、実質AC版の新キャラである。
キャッチコピーは&b(){「真理を知る者」}。
ゲーム中のコールやミュカレのボイス、及びラジオでは「かんぜんしゃ」と読んでいるが、
英字スペルは&b(){「Perfecti(ペルフェクティ)」}となっている。まあ「Kanzensha」と書かれても不自然だけど。
ファンからは&b(){「ペル子」}の愛称で呼ばれている。
この「Perfecti」は完全・完璧という意味のドイツ語で、英語の「Perfect」に相当する単語。

|同人版完全者の見られる貴重な動画(1:39~)&br()&nicovideo(sm12386120)|

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**設定
中世南フランスで一大勢力を築いた「ペルフェクティ教団」の教祖にして現ゲゼルシャフト元帥。
教団の尋常ならざる厳格な教義において真理を極めた者は「完全者」と呼ばれ、例え肉体を失っても別人の体を奪い甦るため、人々からは「魔女」と恐れられた。
プレイヤーキャラの1人[[ミュカレ]]の真の姿であり、転生の法で[[中世から生き続けており>高性能ばあちゃん]]、教団の悲願達成のために暗躍する。

#region(ペルフェクティ教団の元ネタについて)
モデルは恐らく、十世紀にフランスで栄えた異端カタリ派。
カタリ派の教義は[[グノーシス主義>デミウルゴス]]の[[影響を>エヴァンゲリオン初号機]][[受けて>仮面ライダーアギト]]おり、この不完全な世界を創造したのは[[神>神(Bible Fight)]]ではなく[[サタン]]であるとする。
それ故、ペルフェクティ(完全者、完徳者)と呼ばれるカタリ派の聖職者達は、世俗から離れた禁欲生活を送り、
その徳によって死後に天国へと向かおうとした。
天国に行けない者は、サタンが創造した地獄、つまりこの世界に再び生まれ落ちるのだ。
全体的には似ているが、完全者こそが転生を果たすペルフェクティ教団とはある意味では真逆である。
#endregion

持っているストックが杖のように異常に長い銃剣は「魔剣ダインスレイヴ」と言い、
[[北欧神話>ソー]]では鞘から抜いたら誰かを必ず傷付け、その傷は絶対に治らないというとんでもない代物。
『エヌアイン完全世界』では彼女の完全神殺の技名としても使われている。
[[どこからか>ジャギ]][[現れる>ロボカイ]][[椅子>長森瑞佳]]は本項冒頭で述べた「玉座フリズスキャールヴ」であり、ヴァルハラ宮殿でオーディンが座っていた椅子だという。

劇中の会話から[[ムラクモ]]らゲゼルシャフトとは互いに利用しあうだけの関係にすぎず、ムラクモに前の体が殺されたことによりこの姿で活動を始めたと思われる。
なおムラクモと違い[[クローン>トゥエルヴ]]ではなく他人の体を奪うのは、「[[クローン>エレクトロゾルダート]]は転生の器には惰弱すぎる」ためらしい。

&nicovideo(sm9092007)

また、[[アドラー]]達によって半世紀以上も前に発掘されるも、現代科学でやっと解明された電光機関の原理を、
彼女は最初から知っていたらしい。

#region(『アカツキ電光戦記』ED(ネタバレ注意))
その悲願とは人類の肉体的滅亡による霊的救済…つまり皆殺しであり、
エンディングでは「最終解決策」として多数の電光兵団を率いて人類に戦いを挑む。

#ref(PERFECTI_end2.jpg,,width=501,,title=ファンシーすぎて人気が無い)

&font(26,b,i,#4b0082){「プネウマ計画発動!電光兵団出撃せよ!」}

…本人は教団、ひいては人類のためにやってると考えられるが、どう見ても虐殺です。本当にありがとうございました。
#endregion

と、ここまではシリアスな黒幕ポジションのキャラなのだが、&b(){やはりと言うかなんと言うか彼女も『アカツキ』のキャラ。}
空耳で&font(b,#4b0082){「[[&color(indigo){ほよ!}>則巻アラレ]]」(護よ)「[[&color(indigo){にょっ!}>デ・ジ・キャラット]]」(やっ)、投げで「[[&color(indigo){うますぎるぅ~}>ソリッド・スネーク]]」}などの妙に耳に残る可愛いボイス、
[[しゃがみで何処からとも無く現れた椅子に座る>長森瑞佳]]、[[ダメージボイスで高笑いする>テスタメント]]、
果てにはストーリーにてアドラーに&b(){&color(purple){「何だこのガキ… ここは保育園じゃないぞ」}と園児扱いされる}
といった美味しいネタから、そうは扱われていない。
&s(){後述の性能と相まって、}&b(){アカツキでは唯一萌えられる女性キャラ(=比較的まともな女性キャラ)}と言われた。

#region(『エヌアイン完全世界』の完全者について)
#image(perfect.jpg,title=ベースに比べて一部サイズが大幅に落ちてる?こまけえことはいいんだよ!) 

&font(24,b,i,#778899){「新たなる器の完成をもって 人は次の階段を上るのだ」}

『エヌアイン完全世界』では[[一部>鼎二尉]][[キャラ>魏]]を除く全キャラのストーリーで中ボスとして登場する。
特に新主人公・エヌアインとはある因果関係にあったりする。
前作ラストで[[ある人物>アノニム]]に乗り移ったらしく、その影響かデフォカラーが変化している。&s(){でも体格は変わってない}
というか[[ゾルダート>エレクトロゾルダート]]と[[電光戦車]]も同様のカラーなので、完全教団のシンボルカラーなのかもしれない。

#region(『エヌアイン完全世界』ED(ネタバレ注意))
//かなりうろ覚えなので訂正できる人募集
あちこちへ遠征していたら南極点の施設をムラクモに占拠されていたり、
ヴァルキュリアに&b(){「裏切り?そんな概念知らん。ただ神の器を探すのみ(意訳)」}と言われて反逆されたりするが、それら全てを打ち破る。
そして完全者は計画の概要を遂に明らかにする。

&font(22,b,i,#778899){「これでプネウマ計画の第一段階、旧人類の処分は完了した}

&font(22,b,i,#778899){ 神の現実態(エヌアイン)を新たな器とし、人類は大いなる飛躍を遂げる}

&font(22,b,i,#778899){ そして時空を超越し、完全なる神々の世界へ向かうのだ」}

//だが、エヌアイン完全世界では「旧人類の抹殺はプネウマ計画の第一段階」という発言も見られる。
//新世界の神の器としてエヌアインを作り上げたり、「神」であるヴァルキュリアの存在など彼女の思惑は別の所にあるようだ。
プネウマ計画とは単なる皆殺しではなく、こういった思惑があってのことだったようだ。
&b(){でもやっぱり旧人類は一方的に虐殺されるので理不尽極まりないが。}
#endregion
#endregion

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**性能
前述のように同人版とアーケード版で大幅に外見・性能が異なるのだが、同人版は実質ミュカレなのでここではAC版について説明する。

-アカツキ電光戦記Ausf.Achse
槍状の銃剣「魔剣ダインスレイヴ」を武器に戦う、リーチの長い遠距離タイプ。
武器を使うだけあってリーチ・判定ともに優れるが、中段や下段が乏しく、崩しや固めは苦手。
豊富な飛び道具と相手を追尾する設置技を持ち、遠距離では他者を寄せ付けない。
ただし、遠距離型キャラの宿命か近寄られると弱く、装甲も[[紙]]で、しかも[[火力まで低い>安い]]。
で、一部では紙装甲から「ペラ子」と言われる有様。
具体的には[[アカツキ]]の神風を向こうが体力ドット・こっちは体力満タンの状態で喰らうと6割ぐらい吹っ飛んでいく。
安定した対空技が無いため、相手のジャンプを読んで前方から水平45度までをカバーできる飛び道具「[[ゲッター>ゲッター3]]カノーネ」と、
画面端まで届くビーム技「シュテルンブレッヒャー」で相手を飛ばせず封殺する立ち回りが重要なのだが、
いかんせん見てから攻性防禦を取れるような相手には通用せず、対空に使える技が立ちAくらいしか無いので、
相手の飛び込みを落とせないと一気に不利になってしまうことが多い。
一度追い詰められると厳しいため、相手を寄せ付けない立ち回りが常に求められるキャラとなっている。
しかし、立ち回りの要となる発生の早いビーム「シュテルンブレッヒャー」は、
ボタンを押しっぱなしで溜めることで威力を上げることができる、という性能なのだが、
このゲームにおいてボタンを一つ押しっぱなしということは、&b(){投げか攻性防禦を犠牲にする}ということで、
それが立ち回りや切り返しをさらに厳しくしてしまっている。
そのため、原作ダイヤは[[電光戦車]]に次いで下位とされ、「&b(){不}完全者」とネタにされることも。&s(){どこぞの[[完全兵>ジェネラル(カイザーナックル)]]が恨めしい…}

-エヌアイン完全世界
&s(){タイトルに「完全」の2文字が付いているためか、}&b(){大幅強化。}
具体的には、念願の無敵対空「フラクシュヴァート」を手に入れ(しかもヒット確認から3ゲージ技に繋げられる)、
さらにコンボ火力も底上げされ、完全神殺は射程無限で使いやすい、と至れり尽くせり。
システム面でも完全煉鎖の恩恵を受け、B・C・Cの基本コンボやA→B→CCの連携だけで相手と距離を取り、
防禦ゲージを削って仕切り直すことができるため、かなり安定して立ち回れるようになった。
さらに独立した攻性防禦ボタンが追加されたため、攻性防禦不可のリスクなしにシュテルンブレッヒャーを溜められるように。
これにより、前作のように[[砲台]]として立ち回るだけでなく、自発的に攻めに行って相手の防禦崩壊を狙うことも可能になった。
しかし、相変わらずの紙装甲なので、特攻ゲージによる攻撃力補正というシステムの追加もあって、
油断するとあっという間に体力を吹っ飛ばされるのは相変わらず。
当初は[[塞]]に次ぐ、あるいはそれと並ぶ最上位クラスのキャラとされていたが、現在は[[エヌアイン]]、[[隊長>アドラー]]、[[鼎>鼎二尉]]に抜かれている。
それでも上位~準最上位といった扱いで、強キャラの一角である。&s(){ぅゎょぅι゛ょっょぃ}
また、この強化でなぜか「完全すぎる!こんなの俺達のペル子じゃない!」と嘆くファンも多いとか。&b(){なにゆえ。}
遠距離砲台キャラという性質上、機動力の低い[[鼎>鼎二尉]]や[[大魏>魏]]、[[電光戦車]]に対して無法な強さを持つ。
とはいえ、寄られると一瞬で死ねるのでどのキャラ相手にも気は抜けない。
特に火力の高い相手や、ループ性の強い置き攻めを持つ相手だと&b(){飛び込みを通した瞬間に死亡フラグが立つ}ので、ダイヤ上の数値以上に精神を削る戦いになる。
そういう意味でもプレイヤーの負担は大きい。
また、異常な機動力で弾幕を避けながら近付いてくる[[ムラクモ]]に対しても苦しい戦いを強いられる。

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**MUGENにおける完全者
#region(ari氏製作 アレンジ仕様)
-ari氏製作 アレンジ仕様
『[[無限坂グーニーズ]]』の作者であるari氏が、続編『[[ペルフェクティと賢者の石]]』内で製作したもの。
現在はJ・J氏のサイトにて代理公開されており、最新バージョンは1.05版。
&nicovideo(sm15835624)

ドット絵は基盤持ちの友人からキャプチャさせてもらい、クリーンアップしているとのこと。
そのためモーションやエフェクトの一部は原作のものを使用できず、アレンジキャラということになっている。
そのため技の多くに『改』が付いている。
原作とは色々違うが、遠距離よりの性能なのは一緒。
キャラクターの仕様は『エヌアイン完全世界』に準拠したものとなっており、
ダッシュ攻撃からの壁張り付き・完全煉鎖・完全世界・完全神殺を完備。防禦崩壊や体力差補正も後の更新で追加された。
ブリスにも対応しているが、[[その姿は…。>ミュカレ]]
7P以降はEXカラーとして以下の強化点が追加されている。
-ほとんどの行動をステップでキャンセル可能
-『エヌアイン完全世界』のカティをストライカーとして召喚可能。&b(){そのドットどこから持ってきた。}

#region([[アカツキ]]とタッグを組み、両者生存した状態で勝利すると…?)
&image(勝利ポーズ.gif,title=デレた! ペル子がデレたぞ!)
#endregion

デフォルト[[AI]]は搭載されていないが、Silvan氏によるAIが製作されている。
&nicovideo(sm12418162)

#endregion
#region(AMASO氏製作 かんぜんしゃ)
-AMASO氏製作 かんぜんしゃ
#image(かんぜんしゃ.gif,title=前輪というより上半身か?)

&s(){セグウェイ}[[電光戦車]]の前輪に乗った[[のりもの]]。
ニコろだで公開されていが、現在は同所の閉鎖により入手不可。
バイトはアカツキのキャラ数名の他、カイザーナックルとアルカナハートのボスキャラ3名ずつ、そして[[ウゴカザル]]。
最終特別攻撃はギャラルホルンという名の[[白羅滅精>ゼロ]]。
[[ボイス]]は[[アッシュ・クリムゾン]]のものの模様。&b(){何故に。}

#endregion
#region(Emperor氏製作 Perfect_Perfecti)
-Emperor氏製作 Perfect_Perfecti
ari氏の完全者をアッパーアレンジしたキャラ。
[[3way]]で同時撃ちするゲッターカノーネ、時間差で拡散するラーンスネッツ、
拘束時間が異常に長いグレイプニル等、弾幕キャラとして磐石になり、案の定というか全画面攻撃も所持。
特有ゲージは超必殺技の使用で溜まり、最大まで溜まると一撃必殺技が使えるようになる他、少しだけ消費して[[喰らい抜け]]することも可能。
魔方陣を描いた後に巨大な翼を背にして大地を揺るがす超必殺技、椅子に座りながら天からの極太レーザーで消し飛ばす一撃必殺技など、凝った演出も見所。
なお、デフォルトAIの起動が遅いので、常時起動を推奨。
#endregion


#image(left,ペル子.gif,float,title=…オーディンって随分ちっちゃい椅子に座ってたんですね)
&br()&br()&br()&br()&br()&br()
&font(24,b,i,#4b0082){「この全能の玉座に座す限り、}

&font(24,b,i,#4b0082){ 我は滅びぬ!」}
#clear

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[完全者],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[完全者],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[完全者],sort=hiduke,100)
}
****【かんぜんしゃ】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[かんぜんしゃ],sort=hiduke,100)
***出演ストーリー
[[MUGEN街の夜雀亭]](名前はペルフェクティとして登場)
[[MUGEN街の夜雀亭 2nd]]
[[失楽園]]([[とある人物>ミュカレ]]の正体)
[[なこるる茶屋]](ただし、その体は[[アノニム]]の物)
[[ペルフェクティと賢者の石]]
[[宝石少女とツギハギのカミサマ]]
[[魔物使いと劇団と。]]
[[無限坂グーニーズ]]

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:内海慶子|,アカツキ電光戦記,銃剣使い,ラスボス

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