&image(Klinklang.png,title=はだしのゲンは関係ないよ) &color(white,black){ブラック} &color(white,black){あかい コアは エネルギータンクの やくわり。チャージした エネルギーを トゲから しゅういに うちだす。} &color(black,white){ホワイト} &color(black,white){あかい コアの ついた ギアを こうそくかいてんさせて エネルギーを きゅうそくチャージ するのだ。} #ref(evolve.gif,,right,title=ギアル→ギギアル→ギギギアル…手抜きじゃないやい!) 分類:はぐるまポケモン タイプ:はがね 高さ:0.6m 重さ:81.0kg 特性:プラス(「マイナス」がいると特攻が1.5倍になる) マイナス(「プラス」がいると特攻が1.5倍になる) クリアボディ(相手から能力を下げられない/ポケモンドリームワールド限定特性(未解禁)) 任天堂の育成RPG「ポケットモンスター」に登場するポケモン。初出は第5世代『ブラック・ホワイト』。 歯車の形をした「ギアル」が「ギギアル」を経て最終進化したポケモン。 ギアルは2つの小さな歯車(通称「ちびギア」)の姿をしているが、「ギギアル」で片方が大型の歯車に変化し、 このギギギアルで赤いエネルギーコアの付いたトゲ付きの歯車が加わる。このトゲからエネルギーを発射する構造。 アララギ博士曰く、ギアルは百年前には居なかったポケモンであるらしい。おそらくこいつもそうだろう。 それにしても進化するごとに「ギ」が一個ずつ増えるだけとは何と安直なネーミングだろう…。 名前のお陰で[[某漫画ネタ>>http://ja.wikipedia.org/wiki/はだしのゲン]]には事欠かない。そして歯車繋がりか[[某アニメの魔女>ワルプルギスの夜]]になぞらえられたりも。 ちなみに海外版の名称は「KLINK→KLANG→KLINKLANG」とこっちも安直である。 #clear **性能 *種族値 HP: 60 攻撃: 100 防御: 115 特攻: 70 特防: 85 素早: 90 [[ジバコイル]]同様防御が高く、HPは低いものの耐久性には優れる。 しかしあちらとは違い攻撃の面にやや優れた物理型で、見た目のわりに素早いので比較的先手も取り易い。 技の中では、この種族専用の「ギアチェンジ」と「ギアソーサー」が主力。 しかし、物理技のバリエーションがあまりにも貧相で、これ以外のサブウェポンに乏しいのが最大の欠点。 器用なのに素の能力値の低いクチートとは逆の意味で悩みを抱えているのである。 ちなみにエネルギーコア追加前のギギアルと追加後のギギギアルのとくこうは同じ数値、あくまでも充電用のパーツなのでまあ納得できない事は無い。 「ギアソーサー」はタイプ一致の2回攻撃で、威力はあまり高くなく命中率も低いが、それなりには役立ってくれる。 「ギアチェンジ」は攻撃力を1段階、素早さを2段階上げる高性能な積み技で一見役立ちそうだが、 残念な事にこれを活かせる技を「ギアソーサー」くらいしか持っていないので、せっかくの優秀な積み技なのに活躍の場は狭い。 鋼タイプの物理アタッカーとしてはメタグロスが立ちはだかるし、耐性重視なら[[ハッサム]]やナットレイ等のもっと優秀なポケモン達が立ちはだかる。 特性を生かした特殊型にしても、ジバコイルに完全に劣ってしまうのがオチという有様。 残りの技構成は電磁波、どくどく、ボルトチェンジなどの小技にしてお茶を濁すのが一般的な使い方になってしまう。 さしずめ、鋼タイプにおける[[唯一神>エンテイ]]。手足さえあればもう少し器用になっただろうに、くやしいのうくやし(ry 通常特性は「プラス」「マイナス」の2つだが第五世代からプラス同士マイナス同士でも効果を発揮するよう強化されたので実質的に特性は1つ。 自身のとくこうは低めなので生かす場合には自分ではなく味方の「プラス」「マイナス」起動用と割り切った方が良い。 現在手に入る「プラス」「マイナス」持ちはギギギアル以外に4種類存在、それらに進化前のギギアルも実戦投入すれば完全な特性統一パーティが組める。 ただしギギギアル以外の「プラス」「マイナス」持ちは全て電気タイプであり地面弱点統一とめざパ抜きでの攻撃範囲の狭さという欠点を抱える事になるので そこまで徹底してやるのは完全にロマンである。 ゲーム中では、電気石の洞穴かP2ラボで野生のギアルを捕獲した後、レベル38まで上げてギギアルにした後、レベル49まで上げる事でこれに進化する。 入手までは比較的長い道のりを辿る事になるので、クリア前の入手は困難であると考えた方がいいかも。 トレーナーでは、プラズマ団の「N」が使用してくる。 戦う度に手持ちをころころ変えるNのポケモンとしては珍しく、電気石の洞穴では進化前のギアルを、Nの城での最終戦でこいつを使用する。 数学フェチであるNにとってこの無機質な「トモダチ」は魅力に溢れているのだろうか。 ただし特性がギアルの時は「プラス」に対し、ギギギアルでは「マイナス」になっており、それぞれ別個体かと思われる。 「きんぞくおん」を使って特防を下げ、「10まんボルト」や「はかいこうせん」「ラスターカノン」の特殊技で攻めてくる。 だが、こいつの(厳密にはこいつではないが)恐るべき点はそれだけではない。 #region(ネタバレ注意) 実はこいつが6匹目に配置されている関係で、Nのパーティにいる5匹目のゾロアークが特性でこいつに化けて出てくるのだ。 こいつの姿を確認して、シャンデラで燃やしにかかろうものなら「つじぎり」で弱点を突かれ、 ジャローダで粘りにかかろうとすると「かえんほうしゃ」で消し炭と化してしまう。 格闘タイプをぶつけてすぐに倒した人にはあまり感じなかったかもしれないが、およそギギギアルらしからぬ攻撃に度肝を抜かれた人は多いだろう。 #endregion この他、サブウェイマスターのノボリやクダリもこいつを使う。 ノボリ版はギアチェンジからのギガインパクトが強力だが特殊技のボルトチェンジでいきなり交代することも。 クダリ版はどくどくとまもるの組み合わせがいやらしい。 ---- **MUGENにおけるギギギアル [[ブラッキー]]などを製作した松梅魂氏のものが登場。 第5世代ポケモンの参戦はこれで2体目となるが、1番乗りの[[こいつ>オタマロ]]がサンドバックなので まともに戦えるキャラという意味ではギギギアルが初めてになる。 『ゴリ押しだけは強いが、相性の悪い相手にはどうしようもない』という性能との事で、 もともとの技が少ない為か、色々な技が追加されている。 その種類は飛び道具であったり、切り返しに優秀な昇竜であったり、突進技であったりとかなり豊富。 技の中で最も特徴的なのが「ギアチェンジ」。 これを使用すると、ラウンド終了まで移動が相手をすり抜ける高速ダッシュに変化し、攻撃力が1.2倍に上昇するが、 相手の攻撃をガードできなくなり、体力も徐々に減少してしまうリスクも負う。