フィリックス・ザ・キャット

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フィリックス・ザ・キャット」を以下のとおり復元します。
#image(3092894-6735042798-Knml3.png,width=400)

#region(日本語吹替声優)
:[[三井淳子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:三井淳子|]]|NHK版(初代)
:[[菅谷政子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:菅谷政子|]]|NHK版(二代目)
:[[日髙のり子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:日髙のり子|]]|VHS版、ダイハツ・ミラTVCM
:[[矢薙直樹>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:矢薙直樹|]]|DVD版
:[[堀絢子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:堀絢子|]]|劇場版
:[[中尾隆聖>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:中尾隆聖|]]|『フィリックス』
:[[冬馬由美>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:冬馬由美|]]|『ベイビーフィリックス』幼少期
:[[関俊彦>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:関俊彦|]]|『ベイビーフィリックス』成年期
:[[浅野まゆみ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:浅野まゆみ|]]|『フィリックスのクリスマスを救え!』
#endregion

フィリックス・ザ・キャットとは、黒猫をモチーフにしたアメリカのキャラクターである。
名前の由来はラテン語で「幸運」を意味する『フェリシアス』と「猫」を意味する『フェーリス』。
日本においては駄菓子フィリックスガムの包み紙に描かれているあの猫、と言えば思い出せる方も多いだろう。
基本的にどの作品も、フィリックスが命じれば何にでも変化する(それこそ戦車や飛行機にも)「X」の文字が模様のように散らばった魔法のカバン、
「トリック・バッグ」を抱えて各地を冒険したり、彼のカバンを欲しがる大博士やブルといった悪役相手に大立ち回りをするのが基本ストーリー。

漫画家でアニメーターでもあったオットー・メスマー氏がデザインし、
1919年に、映画プロデューサーのパット・サリバン氏によってサイレントのアニメ映画として公開されたのが初出であった。
アニメ史において最古参の一角であり、当時としては斬新な「絵が動く」映像描写からたちまち話題になり、
ニューヨーク・ヤンキースの公式キャラクターになるなど人気を博した。

|パブリックドメイン(※衝撃のラスト注意)&br()&nicovideo(sm1921494)|

しかし、サリバン氏が急死したことで、まだ著作権の法整備が不十分だった時代が災いし、
「プロデューサーがいなくなったのなら著作権は無効になったはずだ」と贋作アニメや無許可商品が粗製乱造され、
版権について大揉めすることになった。
さらにこの時期に[[しあわせウサギのオズワルド]]のライセンスを奪われたウォルト・ディズニーが、
再起のために[[ミッキーマウス]]を世に送り出したことも追い打ちとなった。
稀代の天才演出家であったウォルト・ディズニーがいち早くトーキーを採用したのに対し、
フィリックス作品はサイレントに固執したことも原因でオズワルド共々ミッキーにお株を奪われた形になり、人気は衰えていった
(フォローしておくとディズニーの初期の作品はフィリックスの影響を多分に受けている)。

しかし第二次世界大戦後、メスマーの助手を務めていたジョー・オリオロ氏がテコ入れを図り、
現在よく知られるほっそりした体型と2本の長い脚ですっくと立つデザインに変更された他、
脇役の追加、代名詞となる&del(){[[四次元ポケット>ドラえもん]]}トリック・バッグなどの要素を追加し、
現在まで人気を維持するキャラクターとなった。

長編アニメ映画になったりもしたが…。
&nicovideo(sm11255921)

フィリックスの存在は第2次世界大戦前後の日本のエンターテインメントにも少なからず影響を与えており、
日本の漫画萌芽期の傑作である田河水泡氏の『のらくろ』は、フィリックスをヒントに生み出されたと作者が明かしている他、
当時の国内のアニメーション作品でもフィリックス&del(){とその他いろいろ}の影響を受けたキャラクター造形が多分に確認されている&link_anchor(*1){*1}。
|パブリックドメイン(日本の作品です)&br()&nicovideo(sm2454958)|

また、2000年代前後には衛星アニメ劇場で作品が放送されていた他、
フィリックスの幼少期を描いたという設定の『ベイビーフィリックス』がNHK教育で放送されていた
(作中では成人したフィリックスが[[未来からやってきた>トランクス]]こともある)。

&nicovideo(sm20372108)

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**MUGENにおけるフィリックス・ザ・キャット
#image(Felix.gif)
Crow Sar氏の製作したキャラが公開中。
フィリックスの参戦によりアメリカアニメ史の三傑が全員MUGEN入りすることになった。
トリック・バックを武器や乗り物に変化させて戦うのが特徴。
コミカルな演出が目立つが、遠近共に攻撃が豊富な性能となっている他、
一時的に空中を浮遊できるなど、移動力も高めなオールラウンダーキャラとなっている。
[[超必殺技]]では巨大ロケットと化したトリック・バックに乗り込み、相手に突進する。
[[AI]]も搭載されている。
|旧バージョン&br()&youtube(https://youtu.be/Vi2K3chDi_A){320,240}|DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/y3015xDhOKs){320,240}|

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
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}
//***出演ストーリー

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
当時の日本では「アニメ=フィルムをコピーして配給するもの」という認識が過大解釈され、
フィルムは原典を複製するものだから、別の人が原典となる創作物を利用して二次的に創作を行うことも同じようなものとされ、
著作権という考えを持つこと自体が非常識という風潮だった。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:三井淳子|,|CV:菅谷政子|,|CV:日髙のり子|,|CV:矢薙直樹|,|CV:堀絢子|,|CV:中尾隆聖|,|CV:冬馬由美|,|CV:関俊彦|,|CV:浅野まゆみ|,動物,猫,マスコット,黒色,主人公,ケモノ,探偵,トレジャーハンター

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