安藤まほろ

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安藤まほろ - (2010/05/17 (月) 01:33:13) の編集履歴(バックアップ)



「えっちなのはいけないと思います!」

中山文十郎原作・ぢたま(某)作画の漫画『まほろまてぃっく』の登場人物。
また、DKソフトウェア開発室製作の同人格闘ゲーム『ばとるまてぃっく』にも出演している。
アニメ版のCVは「Fate/stay night』のセイバーなどもやっている川澄綾子。

正式名称は「V1046-R ヴェスパーハイパーソルジャーMAHORO」。
外宇宙から来訪した異星人と地球人との争いを止め、両者の架け橋となるための組織「ウェスパー」に所属する最強の戦闘用アンドロイドである。
だが、製造されてから9年ほど経過しており、すでに耐用限界を迎えつつあった。
そのため、戦闘任務を解かれ、主人公の美里優のメイドとして共同生活を始める。
……というのが、おおまかなストーリーである。
+ 更に詳しい事情(以下ネタバレ)
彼女がメイドになった真の動機は、かつての上司で優の父親である美里良を射殺した事と、優を孤児にしてしまった事への罪滅ぼしである。
やむを得ない状況であり、本人の命令だったとは言え、尊敬していた上司を自ら殺してしまった事実は彼女の心に深い傷を残し、
自分には優に愛される資格はないと思い悩むほどであった。

『完璧な心』を持つとされており、性格は明るく優しく真面目で正義感も強いが、
若干天然の傾向もある(現役時代からあまり変わっておらず、中には最強……?と言いたくなるエピソードも)。
当初は「まほろ」とだけ名乗っていたが、名字を尋ねられた際に「アンドロイドだから姓はありません」と答えてしまい、
とっさに優が「安藤さん」だと言ってごまかしたため、「安藤まほろ」になった。
この際、三人姉妹の長女と嘘の生い立ちを名乗ったが、後に二人の義理の妹を得ることになる。
たまに失敗もするが、戦闘、家事どちらも得意。ただし、変装は苦手。
スペックが高くて包容力も高いため、ファンからは「まほろさん」とさん付けで呼ばれている。
さんを付けろよデコ助野郎!!

えっちなものが嫌いであり、上記のセリフも優が持っている巨乳のエロ本を発見したときのセリフ。
オタクを完全否定するようなこのセリフは大ブームになり、他のキャラクターも使うようになった。
なお、彼女自身自分の胸にコンプレックスを持っているため、その分の怒りも含まれていると思われる。
その割に戦闘力はあるがな。マルチが泣くぞ。

因みに本人曰く、∀ガンダムよりも性能は上とのこと。
実際に優の家に来た時点では内蔵武装を解除されており、現役時代の十分の一の戦闘能力しか無かったにも関わらず、
巨大ロボットを破壊する程のキックを放ったり、各種武装を使いこなし、無敵とも言える戦闘能力を誇っていた。
+ 更に(以下ネタバレ)
彼女を最強のアンドロイドたらしめている要因として「輝ける闇」と呼ばれる兵器が挙げられる。
これは彼女の機能、動力源そのものと直結している為に解除できず、引退後も内蔵され続けていたが、エネルギーを大量に消費するうえ、
ヴェスパーの科学陣にすら彼女にエネルギーを供給する事は出来ない為、使用する度に寿命を削られていた。

詳細な原理は不明であるが、オーラ状の光を放ち、触れた対象を消滅させるものとして描写されている。
手刀に纏わせて破壊力を上げたり、全身から放出して、自分を串刺しにしているロボットだけを消滅させたり、
光線として発射するなどの柔軟な運用が可能で、破壊力も直径20㎞の岩塊を粉々に粉砕するというケタ外れの代物である。
(しかも、この時には彼女の寿命は尽きかけており、使用可能なエネルギーは僅かだったと思われる)

+ 最強のアンドロイドの正体(以下ネタバレ)
彼女の正体は異星人”セイント”の神とも言える惑星管理コンピューター『S01-R ARCADIA(通称:マシュー)』の分身である。
かつてマシューは、セイントに『完璧な心』を与え、貧困や戦争、公害を根絶する事に成功したが、彼らは完璧故に衰退、滅亡の危機に陥る。
マシューはセイントと交配可能な人類を探したが、ようやく見つけ出した地球人類は『管理者』という組織に率いられ、
問答無用で戦争を仕掛けてくるという、かつてのセイントよりも野蛮な種族だった。

早急に地球人と交配させねばセイントは滅亡する、しかし野蛮な地球人と交わればセイントは退化する。ジレンマに陥ったマシューは、
地球人の中でも良識的で、管理者に支配されていないヴェスパーに自らの分身を置き、彼らの戦いをモニターすることで地球人を試した。

自分の命を捨ててでも地球人を護ったまほろの決意に心を動かされたマシューは、地球人との共存が可能と確信。
それを実現に導いた後、『本来なら許されざる夢』を残して地球を去った。その夢とは……

+ アニメ版について
本作はGAINAXによってアニメ版が製作されている。
作画、演出ともに高いレベルで安定しており、本作の人気を高める一因となったのだが、第二期『もっと美しいもの』はファンからも黒歴史扱いされている。
その理由は最終話「ナジェーナ」のストーリーや演出が、それまでとは異質……というか意味不明だったからである。
放映当時、まだ原作漫画は連載中で、完結していなかったなどの仕方ない面はあったものの、
今まで張り巡らされてきた伏線や謎が放棄され、殆どの登場人物が登場しないという衝撃的な展開で、
作画担当のぢだま(某)は「コメントできない」と漏らし、出演声優全員が「あのラストは分からない」とコメントしている。

DKソフトウェア開発室制作の同人ゲーム『ばとるまてぃっく』では、メイド服を着た「安藤まほろ」と、
プラグスーツを着た「安藤まほろ(現役・戦闘用スタイル)」の二種類のまほろさんが登場している。

「私を動かすのは涙です……」



MUGENでは

同人ゲーム『ばとるまてぃっく』を元に死門氏が製作した戦闘用スタイル版が存在する。
ナイフや拳銃、狙撃銃などを駆使して戦うスタイルであり、的確な攻めを見せる。
また、 空中ダッシュを何回でも出来る 上に、ボタンを押している間ダッシュし続けるため、
容易に空爆状態を実現できてしまう。要注意。

MUGEN∞動画戯作トーナメント内でサクラカ氏作のAI安藤みなわとともに配布されている。
高い機動力を活かして縦横無尽に動き回り、どんな状況からでも得意とする中距離戦に持ち込むヒットアンドアウェイ型。
J.J.氏によるAIも製作されており、こちらは堅い守りと要所での反撃による堅実な戦いを見せてくれる。

一応、メイド服バージョンのまほろさんも国内で作られていたが、現在は入手不可能。(作者名不明)

出場大会


出演ストーリー

仮面ライダーMIOMEGA(しかし本当の姿は…)