ゲイツ

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ゲイツ - (2010/03/31 (水) 22:03:13) の編集履歴(バックアップ)


サイバーボッツ」に登場するVA(ヴァリアント・アーマー)。形式番号はP-10033。
もちろんどこぞの社長や対サイキッカー用サイボーグやフルメタのイカレたモミアゲ野郎とは何の関係もない。
CPU戦(ストーリーモード)では中ボス扱いで神楽千代丸専用機体として登場する。
通常は使用できないCPU専用機だが、隠しコマンドで選択できるようになる。

 世にVAという名を定着させた、二足歩行型機動兵器のベストセラー。
 汎用性が高く、一昔前の機体(一時軍の主力でもあった)であるが、現在も多数量産され使用されている。
 レジスタンス軍はこの機体を独自に改良しており、その性能は現行機に引けを取らない。
 機動戦士ガンダムでいうところの、「ザク」的機体である。
 まぁSEEDにはゲイツという名の量産MSも出てるが、あちらはむしろゲルググ的存在。
 汎用機ということもあり、世界観を同じくするファイナルファイト型ベルトスクロールアクション『パワードギア』にも登場している。
 先に発売されたパワードギアではプレイヤー機と同様に多様な腕部及び火器を搭載可能だったが、
 サイバーボッツでは互換性についての言及は無く、プライマリーモデルのみの登場となっている。

 主なパイロットは、レジスタンスの若きリーダー神楽千代丸(右)と
 その片腕である軍師の鋼 鉄山(左)。
 そのほかジン・サオトメの父親ケン・サオトメも使用している。


技表的にはオーソドックスな格闘寄りで、シールドからのバーニア噴射を利用した昇龍拳タイプの必殺技「問答無用」と、
手から電磁弾を放出する波動拳タイプの技「一騎当千」を持つ。これは発生が遅く低弾速ながら微誘導し、地上で被弾した相手は長時間スタンする。
簡単なコマンドで発動可能な投げ技「一網打尽」、「一網打尽」以外の必殺技でキャンセル可能で空中でも使用可能なワープ技「諸行無常」といった特殊な技ももつ。
胸部にはミサイルランチャーを装備し、ウェポンボタンで発射する。
他のVAと比較して背が低いため、当たり判定が小さいという利点がある。
例えば、ヘリオンのサイバーEX(超必)「シュラハトフェルトクヴァール」はゲイツを飛び越えてしまうので2段目以降ヒットしない。

作中の性能としては、全般としてリーチが短く、決め手となる技が無く攻めも守りも得意でない為、奇襲や奇策といった類の戦法が必要な、ある意味かなりのテクニカル機体。
一言でぶっちゃければ劣悪な性能
基本コンビネーションのA1>A1>A2は2段目が遅すぎて連続ヒットせず、
最後のA2が小さな「問答無用」となっており2段目からは連続ヒット(コンボ表示もでる)するものの、そもそも導入が繋がらないので実用性は皆無。
空中A2とダッシュA2の足バーニアを使った技はどちらもそこそこ優秀で、特に空中A2は判定も強く反動で浮く為、追撃され難い特徴を持つ。

ワープ技の「諸行無常」はキャンセルできるとはいえ発生が遅くて潰され易く、比較的安全な空中から使用しても今度は相手と同Y軸に出現するようになる為、空中に逃げられるだけで「問答無用」すら出せずに撃墜されることもある。
また、キャンセルする場合でもめくりで出してしまうと敵の方に振り向かず、結局膨大な隙を晒すことにもなる。
昇龍技の「問答無用」は見た目もおおよそ昇龍拳で、発生が早く連続技や割り込みには向いているが、
無敵時間が無いに等しく、判定の強い技にあっさり潰されたりもする。
飛び道具である「一騎当千」は空中でも撃てるものの、このゲームの例に漏れずA1でも発生が遅く、特大球の出るA2は画面端まで届かない。
「一網打尽」は投げ間合いが特別広いわけでもなく威力も普通で、
コマンドの関係上接近から使い難く、他の機体のコマンド投げと比べて使い勝手が悪い。
ウェポンのミサイルは空中で撃てず、弾速と発生はそれなりに速いので対空牽制に使えるが、
弾道の関係で地上の相手には密着しないと当たらないし、当たっても下側のみである。
サイバーEX(超必)の「空前絶後」は「問答無用」を3回繰り返す昇龍裂破系の技で、
無敵時間が大して存在せず、当たり方によってヒット数が目減りしたりもするが、
空中の相手に対してもダメージソースとなり得るので、使い勝手はそこそこ。


総合的にイマイチな部分が目立つゲイツだが、神楽千代丸が駆るCPU版ゲイツについては事情が異なる。
稼動初期、多くのプレイヤーにとって彼のゲイツとデビロットのスーパー8が最初の壁となった。
基本的に待ち気味で反応が鋭く、優秀なジャンプA2の目押しで押し込み、超反応「問答無用」で迎撃するという、非常に攻め難い戦い方をとる。
「一騎当千」を盾にしてダッシュ攻撃を仕掛け、固まっていると「一網打尽」……と縦横に暴れるその姿は、
機体使用コマンドが明らかになるまでゲイツを「強いボス機体」として輝かせ続けた

MUGENではTEAM WEAPON-XやKong氏が製作。
TEAM WEAPON-X氏のものは原作の仕様に非常に近いが、攻撃力がかなり低めに設定されている。
Kong氏は他のサイバーボッツキャラ同様にかなりのアッパー調整がしてある。
なおMUGENでは背の低さから、他のVAに当たる上段攻撃が当たらない場合がある。

出場大会


出演ストーリー