「ホーッホッホッホッ!
この世の正義は許さない!
悪のプリンセス・デビロット参上!」
パイロットはプリンセス・デビロットこと デビロット・ド・デスサタンIX世と、
彼女の爺やの 地獄大師、スーパー8を作った無口な天才科学者 Dr.シュタインの3人組。
家庭用における声優はデビロット姫が
小桜エツ子(現・小桜エツコ)
女史、地獄大師が
八奈見乗児
氏。
Dr.シュタイン?小声でしか喋ってないのに判別なんて出来るかっ!(銀河万丈氏担当説はある)
デビロット姫の正体は、地球連邦の認可を受けていない非合法コロニー「ヘルドラド」に君臨し、
全宇宙征服を目論む、暗黒大帝デスサタンの娘にして第一王位継承者である。
更にこう見えても 身長158cmで88-52-89のナイスバディだったりする。捏造乙
デビロット姫は不遜で尊大なおかつ非常に我が儘な性格で、悪を助け正義を挫く、正に悪の鑑といっていい悪人。
彼女曰く 「幼稚園バスジャックとダムに毒薬」は悪事の基本だとか。
しかしどこか間の抜けた所があり、しょっちゅう失敗をしているためどこか憎めない。
同作のバオ&マオ兄妹と仲が悪く、彼らが主人公の場合2回戦う事になる。
EDでもマグマに落ちかねない状況下で喧嘩する有様であった。
『サイバーボッツ』では、CPU戦の途中で登場する中ボスキャラとしてスーパー8に乗って登場。
シリアスなストーリーの中でもコメディリリーフとしてその役割を果たす。
「なぜじゃ!?200%アップとはドクター、そなたのいつわりか!?」 「間違いございません、姫! エンジン出力、ボディ重量ともに200%増になっておりまする!」 「それじゃ、意味なしじゃバカモノ!!」
重くなったなら機動力は変わらなくても攻撃力は上がりそうだが
家庭用のセガサターン版、プレイステーション版では隠しパイロットになっており、CPU戦では専用のストーリーが展開する
(なお、ステージ1・2ではデビロットがお供を連れず単体でパイロットとして登場している)。
他のパイロットがシリアス路線なのに対し、デビロット姫のストーリーは他のパイロットを巻き込んでの完全なギャグになっている。
ジンをバッタモン呼ばわりした挙げ句に悪堕ちさせたり、バオ&マオを合体獣、シェイドをタコ怪人にそれぞれ改造したり、
入浴シーンもあったり、叩きのめしたG.O.Dを前に ガウェインとの妄想に耽ったり…。
時は宇宙、ところは未来。光すら凍りつく暗黒の宇宙に凶々しくそびえ立つ悪魔のコロニー「ヘルドラド」。
暗黒大帝の一人娘デビロットは、そのわがままな行動力で、魔の手を地球圏へと伸ばしつつあった……。
歴戦の老兵ガウェインに恋をしたデビロット姫は、制止する父・暗黒大帝デスサタンを倒し
お供の二人と共に、故国ヘルドラドを旅立つ。
せまる正義の手をかいくぐり、見事ガウェインのハートを射止めることはできるのだろうか……。
『 MARVEL VS. CAPCOM』ではスペシャルパートナーとして登場した。流石姫様!
使用キャラクターのいる位置に登場し、一定時間後に画像のように自爆して攻撃する。使用回数は5回。
ガード不能でヒット後に追撃可能。主に画面端に追い詰めたときに使用される。
特に ストライダー飛竜のウロボロスとの連携が有効と言われる。
パズルゲーム『 スーパーパズルファイターIIX』にも 隠しキャラとして登場。こちらではおもちゃの義手で「ガウェインパンチ」を放つ。
CPU戦では条件を満たすと唐突に乱入キャラとして現れ、 豪鬼並みの凶悪な攻撃パターンで攻めてくる。
本作は『 ストリートファイターZERO』と『 ヴァンパイアハンター』のコラボという名目だったため、
第三勢力である彼女の登場は当時予想外なものだった。
また、彼女のみ 試合前に表示される攻撃パターンと実際のパターンが違うという意地悪な罠が仕掛けてある
(スタッフによればこれはミスではなく 彼女のヒネた性格を表した意図的なトラップらしい)。
プレイヤーとしてデビロット姫を選ぶにはコマンドを入れ「残りタイムが10のときに」決定する必要があり、
タイミングを間違ってしまうとコマンドが同じの ダンが選択されてしまうという罠がある。
また、プレイヤーが使った場合は豪鬼と同じく 補正が掛かって攻撃力が下がるため、意外と弱い。
専用 BGMは原作のスーパー8のテーマではなく、本作のデビロットのために新たに作られた新曲になっている。
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遂にあのトリオとの競演が! |
『タツノコ VS. CAPCOM』の ドロンジョEDに登場。ドロンジョ一味とデビロット一味の夢の競演が実現した。
地獄大師に到ってはボヤッキーに「あの人声までパックンチョしちゃってますよ?」と 中の人が同じ事まで言及されている
(直後のアニメシーンにて、 両者の台詞が連続しているにも拘らず上手く演じ分けられているあたり、八奈見氏の仕事ぶりが窺える)。
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だが実は… |
当時のボッツファンブックのキヌ先生へのインタビューによると、
三人の元ネタは 『ドラクエIV』のアリーナ一行(と『不思議の国の アリス』)だったという。
なるほど、よく見るとブライと地獄大師は似ているし(更に両方とも御目付け役。ちなみにCDシアターのブライの声も八奈見氏である)、
クリフトも 効かない相手にザラキ連発するバカと思われがちだが実は 神学校をトップで卒業したエリートという設定があり、
天才Dr.シュタインと共通点があると言える。
…そもそも力仕事担当のトンズラーに相当するキャラがいない(Drは大男だが頭脳労働担当である)ため三悪と一致しないのだが、
他のスタッフからは三悪としか見てもらえず切なくなったのだとか。
ちなみにキヌ先生、2009年にカプコンを退社しているのだが、公式でこんなネタをやってしまったスタッフに 絶望した…のかどうかは定かではない。
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そしてバンナム、カプコン、セガの クロスオーバーゲーム『プロジェクトクロスゾーン』でもデビロットが味方キャラとして参戦。声は家庭用同様小桜女史が担当。
メットールに襲われてる所をテイルズオブヴェスペリアのフレンに助けられるも相変わらずの態度でフレンを困らせ、
その後登場した自軍とそのまま合流する。
当のフレンに対して(姫様はジジイ趣味なので)40年経ったらいい男になりそう、と言っているがその頃には姫様も結構な年れ(ry
悪役の割には唯一の『サイバーボッツ』キャラのためか、T-elosや ジュリなどと違い敵対する事なく加入するあたり律儀というか自由というか…。
下記の通りギャグキャラ枠っぽくも見えるが戦闘会話では リュウと ケンを「褒美に合体獣にしてやる」といったり、
デミトリと ダンテを怪人に改造しようとしたり、「大神に強化改造を」などと原作のエグさは健在である。
……合体獣は対象者の名前か必殺技がごっちゃになるとかネタにされ、
大神の強化改造は さくらが率先して「まずは浮気とスケベが治るように脳改造を」と言い出し、
怪人に改造しようとした際はデミトリを 「ムキムキタマネギ」に改名(ダンテは「ゴージャスデビル」)しようとして、
デミトリから「小娘、もう一度言ってみろ」とマジギレされたり、完全にギャグ扱いだけどな! デミトリにキレられたデビロットのその後は不明
攻撃では様々なカプコンのロボットキャラを召喚し攻撃させトドメに ブロディアのパンチで〆る「ブロディアパンチ」。
…なのだが、 彼や 彼女とは違いデビロットもパンチで殴られそのまま画面から退場するギャグ演出付である。
実はその時の ドットをよく見ると服が破けている。 カットインで脱衣を強調する刑事(42歳、 男)とは違って慎ましい。
ちなみに〆のパンチの時に「デビロットインパクト」と叫ぶパターンもある。 …まさかね。
その他にも想い人であるガウェイン(前述のジジイ)の名前を取ってガウェインパンチと叫ぶ時もある。
ガウェインの愛機は基本的に ガルディン系統だが
(ただし機体とパイロットが縛られていないゲームなので、プレイヤー時ならブロディアに乗せる事も可能
ストーリーはパイロット側で決まるので、言い換えれば一つでも得意機体があれば全キャラのEDを見れると言う事)。
スキルはおやつ・ドクロのボタン・デスサタン王家の威光の3つ。おやつはHP30%回復。ちなみに300円以内である。
ドクロのボタンは能力10%上昇・SPD(行動順に関わる能力)2倍・敵の超必ゲージ100回復の内一つからランダムで発動。
そして王家の威光はこちらのXP(本作での必殺技やスキル使用に使われるポイント)100%以上で全体の状態異常を自動回復するというもの。
XPを消費しないので複数かかった時に発動を狙いたい。
『PXZ2』には続投しなかったが、カプコンキャラを召喚して戦うという点は キャプテンコマンドーに引き継がれている。
「正々堂々と戦うほかないそち達と違って
われら悪者はどんな卑怯な手段もやりたい放題!
もとよりそち達に、勝てる道理などないわ!!」
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