スーパー8

  • 型式番号:S-008
  • アーム:シザーハンド
  • レッグ:テンタクル
  • ウェポン:レーザーキャノン
  • 頭頂高:11.2m
  • 総重量:41.6t
  • センサー有効半径:10250m
  • 所属:デスサタン王家

サイバーボッツ』に登場するVA(ヴァリアント・アーマー)。
CPU戦ではデビロット姫一味の専用機として中ボス扱いで登場する。
また、隠しコマンドでプレイヤーも使用可能。ただしAC版ではスーパー8のみでデビロット姫は選択出来ない。
家庭用移植版では隠しパイロットとして「デビロット一味」が追加されており、専用のストーリーもある。


 悪の天才科学者Dr.シュタイン作のオリジナルVA。
 形式番号はS-008。見た通りのタコ型だが、足は8本ではなく6本のみで本物より少ない
 その長い手足の攻撃は強烈で、先からビームも発射可能。非常に技の隙が無い。
 さらに鉄球・斧・強力磁石・パラボラビームといったアタッチメントを腕に装着する事も出来る。
 頭部からはミサイルを、腹部からは浮遊機雷と超大型ミサイルを発射するなど武装は非常に豊富。
 内部にはクーラーや風呂に自爆装置、脱出用の3人乗り自転車などの設備も完備している。

裏設定にスーパー8の前身のスーパー5と、ナイトモードが存在する。
スーパー5はオウムガイ風のデザインで、脚部分がブースターになっている。
ナイトモードは地獄大使の暗黒魔術により変形可能で、尊敬出来る相手にのみその姿を見せるという。
そのキック力は3000王スイングの威力を誇るらしい(1王スイング=王 貞治選手のホームラン1本分にあたる)。

初出は(時系列的には未来にあたる作品の)『パワードギア』のステージ2ボスだが、
当時の機体名は「アグミス」であり、『サイバーボッツ』出演に際し改名された。

+ パイロット 「デビロット一味」 について

「ホーッホッホッホッ!

 この世の正義は許さない!

 悪のプリンセス・デビロット参上!」

パイロットはプリンセス・デビロットことデビロット・ド・デスサタンIX世と、
彼女の爺やの地獄大師、スーパー8を作った無口な天才科学者Dr.シュタインの3人組。
家庭用における声優はデビロット姫が 小桜エツ子(現・小桜エツコ) 女史、地獄大師が 八奈見乗児 氏。
Dr.シュタイン?小声でしか喋ってないのに判別なんて出来るかっ!(銀河万丈氏担当説はある)
デビロット姫の正体は、地球連邦の認可を受けていない非合法コロニー「ヘルドラド」に君臨し、
全宇宙征服を目論む、暗黒大帝デスサタンの娘にして第一王位継承者である。
更にこう見えても身長158cmで88-52-89のナイスバディだったりする。捏造乙

デビロット姫は不遜で尊大なおかつ非常に我が儘な性格で、悪を助け正義を挫く、正に悪の鑑といっていい悪人。
彼女曰く幼稚園バスジャックダムに毒薬は悪事の基本だとか。
しかしどこか間の抜けた所があり、しょっちゅう失敗をしているためどこか憎めない。
同作のバオ&マオ兄妹と仲が悪く、彼らが主人公の場合2回戦う事になる。
EDでもマグマに落ちかねない状況下で喧嘩する有様であった。
+ 喧嘩のご様子

『サイバーボッツ』では、CPU戦の途中で登場する中ボスキャラとしてスーパー8に乗って登場。
シリアスなストーリーの中でもコメディリリーフとしてその役割を果たす。

「なぜじゃ!?200%アップとはドクター、そなたのいつわりか!?」
「間違いございません、姫! エンジン出力、ボディ重量ともに200%増になっておりまする!」
「それじゃ、意味なしじゃバカモノ!!」

重くなったなら機動力は変わらなくても攻撃力は上がりそうだが

家庭用のセガサターン版、プレイステーション版では隠しパイロットになっており、CPU戦では専用のストーリーが展開する
(なお、ステージ1・2ではデビロットがお供を連れず単体でパイロットとして登場している)。
他のパイロットがシリアス路線なのに対し、デビロット姫のストーリーは他のパイロットを巻き込んでの完全なギャグになっている。
ジンをバッタモン呼ばわりした挙げ句に悪堕ちさせたり、バオ&マオを合体獣、シェイドをタコ怪人にそれぞれ改造したり、
入浴シーンもあったり、叩きのめしたG.O.Dを前にガウェインとの妄想に耽ったり…。
時は宇宙、ところは未来。光すら凍りつく暗黒の宇宙に凶々しくそびえ立つ悪魔のコロニー「ヘルドラド」。
暗黒大帝の一人娘デビロットは、そのわがままな行動力で、魔の手を地球圏へと伸ばしつつあった……。
歴戦の老兵ガウェインに恋をしたデビロット姫は、制止する父・暗黒大帝デスサタンを倒し
お供の二人と共に、故国ヘルドラドを旅立つ。
せまる正義の手をかいくぐり、見事ガウェインのハートを射止めることはできるのだろうか……。

※他のキャラのストーリーはシリアスです
MARVEL VS. CAPCOM』ではスペシャルパートナーとして登場した。流石姫様!
使用キャラクターのいる位置に登場し、一定時間後に画像のように自爆して攻撃する。使用回数は5回。
ガード不能でヒット後に追撃可能。主に画面端に追い詰めたときに使用される。
特にストライダー飛竜のウロボロスとの連携が有効と言われる。

パズルゲーム『スーパーパズルファイターIIX』にも隠しキャラとして登場。こちらではおもちゃの義手で「ガウェインパンチ」を放つ。
CPU戦では条件を満たすと唐突に乱入キャラとして現れ、豪鬼並みの凶悪な攻撃パターンで攻めてくる。
本作は『ストリートファイターZERO』と『ヴァンパイアハンター』のコラボという名目だったため、
第三勢力である彼女の登場は当時予想外なものだった。
また、彼女のみ試合前に表示される攻撃パターンと実際のパターンが違うという意地悪な罠が仕掛けてある
(スタッフによればこれはミスではなく彼女のヒネた性格を表した意図的なトラップらしい)。
プレイヤーとしてデビロット姫を選ぶにはコマンドを入れ「残りタイムが10のときに」決定する必要があり、
タイミングを間違ってしまうとコマンドが同じのダンが選択されてしまうという罠がある。
また、プレイヤーが使った場合は豪鬼と同じく補正が掛かって攻撃力が下がるため、意外と弱い。
専用BGMは原作のスーパー8のテーマではなく、本作のデビロットのために新たに作られた新曲になっている。

+ 遂にあのトリオとの競演が!
『タツノコ VS. CAPCOM』のドロンジョEDに登場。ドロンジョ一味とデビロット一味の夢の競演が実現した。
地獄大師に到ってはボヤッキーに「あの人声までパックンチョしちゃってますよ?」と中の人が同じ事まで言及されている
(直後のアニメシーンにて、両者の台詞が連続しているにも拘らず上手く演じ分けられているあたり、八奈見氏の仕事ぶりが窺える)。
メタネタ満載、必見(13:10~)

+ だが実は…
当時のボッツファンブックのキヌ先生へのインタビューによると、
三人の元ネタはドラクエIV』のアリーナ一行(と『不思議の国のアリス』)だったという。
なるほど、よく見るとブライと地獄大師は似ているし(更に両方とも御目付け役。ちなみにCDシアターのブライの声も八奈見氏である)、
クリフトも効かない相手にザラキ連発するバカと思われがちだが実は神学校をトップで卒業したエリートという設定があり、
天才Dr.シュタインと共通点があると言える。
…そもそも力仕事担当のトンズラーに相当するキャラがいない(Drは大男だが頭脳労働担当である)ため三悪と一致しないのだが、
他のスタッフからは三悪としか見てもらえず切なくなったのだとか。

ちなみにキヌ先生、2009年にカプコンを退社しているのだが、公式でこんなネタをやってしまったスタッフに絶望した…のかどうかは定かではない。

そしてバンナム、カプコン、セガのクロスオーバーゲーム『プロジェクトクロスゾーン』でもデビロットが味方キャラとして参戦。声は家庭用同様小桜女史が担当。
メットールに襲われてる所をテイルズオブヴェスペリアのフレンに助けられるも相変わらずの態度でフレンを困らせ、
その後登場した自軍とそのまま合流する。
当のフレンに対して(姫様はジジイ趣味なので)40年経ったらいい男になりそう、と言っているがその頃には姫様も結構な年れ(ry
悪役の割には唯一の『サイバーボッツ』キャラのためか、T-elosやジュリなどと違い敵対する事なく加入するあたり律儀というか自由というか…。
下記の通りギャグキャラ枠っぽくも見えるが戦闘会話ではリュウケンを「褒美に合体獣にしてやる」といったり、
デミトリダンテを怪人に改造しようとしたり、「大神に強化改造を」などと原作のエグさは健在である。
……合体獣は対象者の名前か必殺技がごっちゃになるとかネタにされ、
大神の強化改造はさくらが率先して「まずは浮気とスケベが治るように脳改造を」と言い出し
怪人に改造しようとした際はデミトリを「ムキムキタマネギ」に改名(ダンテは「ゴージャスデビル」)しようとして、
デミトリから「小娘、もう一度言ってみろ」とマジギレされたり、完全にギャグ扱いだけどな!デミトリにキレられたデビロットのその後は不明

攻撃では様々なカプコンのロボットキャラを召喚し攻撃させトドメにブロディアのパンチで〆る「ブロディアパンチ」。
…なのだが、彼女とは違いデビロットもパンチで殴られそのまま画面から退場するギャグ演出付である。
実はその時のドットをよく見ると服が破けている。カットインで脱衣を強調する刑事(42歳、)とは違って慎ましい。
ちなみに〆のパンチの時に「デビロットインパクト」と叫ぶパターンもある。…まさかね。
その他にも想い人であるガウェイン(前述のジジイ)の名前を取ってガウェインパンチと叫ぶ時もある。
ガウェインの愛機は基本的にガルディン系統だが
(ただし機体とパイロットが縛られていないゲームなので、プレイヤー時ならブロディアに乗せる事も可能
 ストーリーはパイロット側で決まるので、言い換えれば一つでも得意機体があれば全キャラのEDを見れると言う事)。

スキルはおやつ・ドクロのボタン・デスサタン王家の威光の3つ。おやつはHP30%回復。ちなみに300円以内である。
ドクロのボタンは能力10%上昇・SPD(行動順に関わる能力)2倍・敵の超必ゲージ100回復の内一つからランダムで発動。
そして王家の威光はこちらのXP(本作での必殺技やスキル使用に使われるポイント)100%以上で全体の状態異常を自動回復するというもの。
XPを消費しないので複数かかった時に発動を狙いたい。

『PXZ2』には続投しなかったが、カプコンキャラを召喚して戦うという点はキャプテンコマンドーに引き継がれている。

「正々堂々と戦うほかないそち達と違って
 われら悪者はどんな卑怯な手段もやりたい放題!
 もとよりそち達に、勝てる道理などないわ!!」

+ 何ィ!しばし待てい!
忘れてはいけないのがスーパー8のテーマ曲。
実はこの曲には歌詞が付いていてタイトルは「イカスゼ!スーパー8!! ~渡り蛸伝説~」である。
タコなのにイカとはこれイカ
下記がその歌詞。
一番
宇宙で一番 ナイスなボディー
行くぞ我らの 鋼の巨体
せまる正義を ぶちのめし (ソレ!) 銀河を駆けろ
もう止められない ああ止まらない スーパーエイト

二番
この世で一番 美ぼうのレディー
ひかえよこの方 デビロット姫
地獄大師は空をゆけ (ソレ!) ドクターメカ直せ
もう行くしかない ああ玉砕だ スーパーエイト

(一応)三番
地獄の底から 迎えに来たのよ
この世の正義は 許さない
タコにゃ血もない涙もない おまけに骨までない
でもやられても めげないわ スーパーエイト
(ゲーメストムック設定資料集 マンガの歌詞。
 サントラが3ループなのでこれでフルコンプ!?)

皆で歌おう!


MUGENにおけるスーパー8(とデビロット一味)

機体のみならず、パイロットであるデビロット姫もMUGEN入りしている。

スーパー8

+ Kong氏製作 アレンジ仕様
  • Kong氏製作 アレンジ仕様
ボッツキャラやMVCキャラでお馴染みのKong氏のスーパー8。
氏のボッツキャラの例に漏れず火力が低下している上、勝利時でもやっぱり爆発する
どちらかと言うと、原作再現と言うよりKongアレンジと言うべきか。
氏にはお馴染みの強AIもあって、相手の攻撃をものともせずに怒涛のラッシュを仕掛けてくれる。
もちろん、HardAIで狂キャラになるのもお約束である。

+ kuron氏製作 原作再現仕様
  • kuron氏製作 原作再現仕様
現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。
チャージキャンセルなどの原作のシステムが搭載されているが、完全な原作再現ではないとの事。
それでもボッツ火力を取り戻した点は大きなメリットで、その上LIFE1100・DEF110と耐久力も高めに設定されている。
またファン待望(?)のデビロット姫のボイスが付いている。しかも正義の味方や悪役に対し特殊台詞も搭載。

AIは10段階に調整可能なものがデフォルトで搭載済み。
くねくね氏による改変パッチも存在し、導入するとデビロット姫のボイス増加に加え、原作には無かったカットインが追加される。
プレイヤー操作

+ みやび氏製作 アルティメット64
  • みやび氏製作 アルティメット64
kuron氏のスーパー8を狂キャラに改変したもので、特徴は何といっても従来の2倍大きくしたぐらいのデカさ。
ハイパーアーマーが備わっているだけでなく、kuron氏の強化カラーの内容を全カラーに適用している。
また、7Pからライフ管理も導入され、10P以降は便乗回復もする。
コンフィグでライフ回復、ゲージ増加量(もしくはゲジマユ)、特定の攻撃無効の有無なども設定可能。
参考動画
プレイヤー操作(5:33~)

この他にFUJY氏のスーパー8も存在していたが、現在は公開停止中。

デビロット姫

+ mazemerald氏 & AX氏製作
  • mazemerald氏 & AX氏製作
mazemerald氏とAX氏の合作による、デビロット姫単体のキャラ。
2013年8月18日より海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されていたが、現在はデータが削除されており入手不可。
『MVC1』にアシストキャラとして登場した時の絵をもとに描き足して作られており、主に飛び道具を放って戦う。
ボイスは『スーパーパズルファイターIIX』版のものを使用。AIもデフォルトで搭載されている。

+ Beximus氏 & Kenshiro99氏他製作
  • Beximus氏 & Kenshiro99氏他製作
MUGEN1.0以降専用。
Beximus氏、Kenshiro99氏、Gatorison氏、Gui Santos氏ら数名の製作者による合作。
こちらも素体となるのは『MVC1』の時の絵だが、大量のモーションを描き足されておりクオリティは非常に高い。
システムはマーヴル系の6ボタン仕様でスーパージャンプ、エリアルレイヴなども使用可能。
必殺技も豊富で、まるで本当にこんなキャラが存在していたかのよう。
小型のスーパー8に攻撃させたり、地獄大師やDr.シュタインに攻撃させる技が多いが、
一番痛そうなのは実物(巨大ロボ)のスーパー8の斧を叩き込む通常投げであろう。即死技と言うかフェイタリティだろこれ。
だが、ダメージは普通の通常投げくらいなのだった。

AIはデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIも公開されている。
恒例のコンボ立ち回り・反応・ガードレベルに加え、アドバンシングガードの頻度を設定可能。想定ランクは強との事。
旧バージョン
最新版紹介動画(DLリンク有り)

出場大会

+ 一覧
+ スーパー8
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ デビロット姫
【デビロット姫】
凍結

出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま39、kuron氏製)
R-9cで色々と戦う動画(part157、アルティメット64)


最終更新:2024年12月21日 23:21