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ジュビリー - (2009/06/29 (月) 23:34:52) の編集履歴(バックアップ)
アメリカの
マーベルコミックの人気シリーズ『X-MEN』に登場するヒーロー。
初出は1989年8月と、割と最近である。
シリーズに登場する多くのチームに所属し、1990年代のシリーズでは主人公格の一人であった。
まあ、
ウルヴァリンのサイドキック(相棒のこと)だったことも影響しているのであろうが。
本名はジュビレーション・リー。
ビバリーヒルズの裕福な中国系アメリカ人の家庭に生まれるが、暗殺者によって両親が殺されてしまう。
送られた孤児院を脱走した後、ハリウッドのショッピングモールに潜伏。アウトロー生活を始めた。
その過程でミュータント能力に目覚め、犯罪に使用したり見せ物にしたりとしていたところをミュータントハンターに捕まりそうになるが、通りかかったXーMENのメンバーによって助けられた。
その後彼らにこっそりついて行って基地に潜伏していたが、ピンチに陥っているウルヴァリンを助けたことで、X-MENに加入することとなった。
『Marvel vs DC』では、11人のメンバーにも選ばれ、ロビンと対戦した。
どっちも気が進まない勝負であったが、その過程でロマンスが生じたようである。(勝負自体はロビンが勝った)
最終的には世界の分断と共に離ればなれになったが、「互いのことを忘れない」と誓い合ったりするなど、確かに絆が存在していたと思われる。
ミュータントとしての能力は、小さな火の玉を作り出すもの。(彼女曰く、「
花火」)
スピード、機動、色、形状、全てが彼女が思ったとおりになり、爆発強度も調整可能。
目くらましのフラッシュ(そのため、能力発動の際はサングラスを着用している)から、物体を消滅させる大爆発まで様々な応用がきく。
彼女が在籍していたジェネレーションXの教官だったエマ・フロスト曰く、「素粒子レベルでの爆破も可能であり、
核融合に匹敵する。今まであった中で最もパワフルなミュータント」だそうである。
さらに、テレパシー能力に対して有る程度の耐性を持っている。
また、体操に関してオリンピッククラスの潜在能力を持っており、白兵戦もそれなりにこなせる。
なお、これらの能力に関しては、身体能力以外は現在では失われてしまっている。
他のメンバーとの関係では、やはりウルヴァリンとの関係が最も親密。
ヒーローとサイドキックと言うよりは、父親と娘のような関係である。
もっとも、ジュビリーは自分がウルヴァリンの保護者だと自称しているようだが。
ウルヴァリンの仕事には世界中どこでもついて行っているが、ジャンクフードと贅沢品が大好きな彼女にとってはサバイバルな生活はあまり好みではないらしい。
それでもついていくあたり、彼女の思い入れが伺える。
『MVC』にも出演しているが、ヘルパーとして登場して花火を撒くだけというぱっとしない役割であった。
あとは『XVS』のウルヴァリンのEDでのゲスト出演くらい。
MUGENでは
『MVC』のドットを元にしたものが2体存在している。
一体目は、Gou-San氏によるもの。
フォルダがアップローダーから削除されているためか、現在入手は不可能である。
二体目は、Intensity aka Kevin氏によるもの。
こちらはベータ版だが、サウンドエフェクトも既に搭載されている。
花火を放って攻撃するほか、
掴んでグローブごと爆発させたり爆発付きでアッパーカットしたりと近接戦闘もできるパワフルなキャラになっている。
出演ストーリー