サラマンドラ

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サラマンドラ - (2011/04/26 (火) 20:43:31) の編集履歴(バックアップ)



1980年に放映されたウルトラシリーズ第8作『ウルトラマン80』に登場した怪獣。別名「再生怪獣」。
第13話「必殺!フォーメーション・ヤマト」に登場。身長60m、体重4万t。
NHKみんなのうたの、牙や炎を吐く事も無くなってしまった哀れな竜ではない。

地球侵略を狙うゴルゴン星人に操られている宇宙怪獣で、その二つ名の通り再生能力を持ち、
その細胞にはゴルゴン星人達が融合している。
UGMに撃破されても細胞一片から再生するほどの生命力を持つ。
武器は口からのロケット弾や、鼻から吹く摂氏1300度の火炎。
肉体は極めて強固であり、並みのウルトラマン80の必殺光線を耐える程であるが、
弱点は再生を司る細胞が存在する喉。そこを攻撃されると弱い。最後は80によりここから光線で跡形も無く焼き尽くされた。
尚、当時使用された着ぐるみは、後に第17話、18話の人間怪獣ラブラスに改造されて登場した。

マイナーな奴らが多い80怪獣の中では、『ウルトラマンメビウス』に再登場した影響でここ最近活躍が増えている。

+ 原作ネタバレ
突如現れた怪獣サラマンドラが街を荒らし回る。
出撃したUGMの火力は一切通じない。しかし、サラマンドラの内部を分析した結果、喉元が急所である事が発覚。
矢的はシルバーガルのβ号を独断で切り離し、囮となって目前で急上昇、それに釣られて上を向いた隙にα号が
喉を攻撃するという「フォーメーション・ヤマト」によってサラマンドラを攻撃、見事サラマンドラを仕留めた。
しかし周辺には爆散したサラマンドラの細胞が散乱し、そしてそれの一つを宇宙人・ゴルゴン星人が回収する。

後日、UGMのオオヤマキャップは自宅にて、UGM関係者に扮したゴルゴン星人から襲撃を受ける。
オオヤマキャップはそれを返り討ちにして仕留めるが、息絶えたゴルゴン星人は、人間の姿に変身していた。
解剖後も、人間であるという結果が出てしまったため、オオヤマは厳重な謹慎処分を受けてしまう。
その後UGMに対し、抗議に訪れた民衆に、ゴルゴン星人が混じっているのを見抜いた矢的は
ベータ線で狙撃する事によってその正体を暴く。
オオヤマキャップの疑いも晴れ、追い詰められたゴルゴン星人は、回収したサラマンドラの細胞一片から
サラマンドラを復元し更に自分達もサラマンドラと同化し、UGMと対峙する。
ウルトラマン80に変身した矢的はサラマンドラと交戦。
ほぼ互角の死闘を演じるも、サラマンドラのタフな体力の前に、徐々に押され始める…。
しかし最後は、渾身のウルトラアイスポットによって、喉からゴルゴン星人共々跡形も無く焼き尽くすのだった。*1


『ウルトラマンメビウス』では、ゴルゴン星人が予備として地球に隠していた個体が覚醒して行動を開始。
80と対戦した個体同様タフであり、メビウスのメビュームシュートも通じない。
一度はヒカリのナイトビームブレードで倒されるものの、GUYSの処理班がサラマンドラの破片を焼却している最中に
最後の細胞の一片から復活した。
その後リュウの「スペシウム弾頭弾を連発し細胞の一欠片まで焼き尽くす」という作戦でサラマンドラと対決するものの、
耐えられてしまい失敗。
しかしテッペイの分析で喉が弱点だと判明、更にコノミが弱点の喉を突く方法としてUGMが編み出した
「フォーメーション・ヤマト」を発見、見事にフォーメーション・ヤマトを成功させ再生能力を潰し、
最後はメビュームシュートとヒカリのナイトシュートにより倒された。
本作ではサラマンドラが倒された際、「バラバラになる瞬間に喉の再生器官から再生を促す酵素を分泌し再生する」
という再生のメカニズムが明らかにされている。

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』にも別個体が登場。恐らくブルトンによって呼び寄せられたと思われる。
当初は資源基地を縄張りとして占拠しており、そこへ補給物資を得る為に訪れたペンドラゴン?を、
その場に居合わせたノーバ、ルナチクスと共に襲うが、レイの放ったゴモラに制され、3体がかりでゴモラに襲い掛かる。
ノーバは速攻の超振動波によって早くも撃破されてしまうも、なおもルナチクスと共に、ゴモラ相手に善戦するが、
突如現れたキングジョーブラックによって狙撃され、ルナチクス共々倒された。
この時は跡形も無く粉砕されたのか、再生する事は無かった。

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にも登場し、ドラコ、ベムスターと共に
光の国でミライとレイを襲撃したが、モロボシ・ダン(ウルトラセブン)の呼び出したウィンダムに倒された。
この時も、ウィンダムはわざわざ喉を焼き尽くしてから止めを刺している。


MUGENにおけるサラマンドラ

zektard氏によるサラマンドラが手書きキャラとして公開されている。全身が緑色だが、外見はしっかり再現されている。
氏曰く、これはゴルゴン星人が初めに開発したプロトタイプの個体(それも♀)であるからとの事。
その為、背中には背びれが無い等の違いが見られる。断じて単に描き忘れたのではない

通常技として威力は一番低いが上段の広い範囲を攻撃できる頭突き、下段を攻撃できて威力もそれなりにある蹴り技などがある。
ドラコムルチと違って投げ技も搭載されており、近い範囲しか掴めないものの、通常技よりも高威力になっている。
鼻からの火炎放射で攻撃する技「ノーズプラズマ」は、高威力で攻撃範囲も広く、遠くの敵にも攻撃できるので強力。
積極的に使っていこう。

超必殺技において氏によるオリジナルキャラ、“改造サラマンドラ”に変身し、目からリング状の光線を3連続で発射する。
この技はリング状光線が進むと広がるので、遠くほど攻撃判定が広がるのが特徴で、ある程度距離の離れた相手に当たり易い。
ただ、広いステージの端までは届かないし、サラマンドラの後ろにいても回避できるので、相手との距離を見計らって使う必要がある。

AIは搭載されていないが、215にもなるdefenceのおかげでかなり耐久力があり、技の威力も強力と
各能力は高いので、人操作なら存分に実力を発揮できるだろう。
なお原作とは異なり、別に自然回復やリザレクションは搭載されておらず、弱点を攻撃しなくても普通に倒せるので安心して使える。
+ 大会ネタバレ注意、性能や技演出がよくわかる動画
第1試合。

ちなみに相手のドラコのdefenceは250、各技の威力の高さがよく分かるだろう。
超必殺技の演出もなかなか派手で見栄えがいいが、
他のzektard氏の怪獣に比べると、この動画のように超必殺技で攻撃できる範囲がだいぶ異なっている。

そしてギマイラ同様に、CNSファイルを少し書き変える事によって、もう一つの氏のオリジナルキャラによる
試合開始前イントロに変更できる。
+ ぎじんか☆
擬人化などのオリジナル設定については下の動画を参照

出場大会

出演ストーリー



*1
余談だが、この戦いで矢的は搭乗していたシルバーガルβ号が撃墜された瞬間に80に変身、
シルバーガルα号に乗っていたオオヤマキャップを救出して戦闘に赴いている。
オオヤマキャップは最終話で矢的=80という事実に気付いていた事が判明するが、
バレたのはこの時ではないかとも言われている…が、何分ファンの妄想の範疇を出ないので真偽は不明。